「冗談じゃないわ」
紅髪の女性リアスは怒りを露にしていた。その理由は堕天使の総督であるアザゼルがリアスの縄張りに侵入し、営業妨害をしていただけでなく眷属である一誠に手を出そうとしていた。
先の事件で悪魔、天使、堕天使の三すくみのトップ会談がこの町で執り行われるとはいえ、会談前にアザゼルが一誠に接触していたとは驚いた。
「やっぱ、ブーステッド・ギアか?」
「その可能性は高いわね。アザゼルは
「なら近い内に俺や祐斗にも接触してくる可能性は高いな」
「そうだね。火月くんも僕も
祐斗は先の事件で
これも神が不在だからできたイレギュラーな
これからの事に警戒を強めてどう行動を取るか思案していると―――
「アザゼルは昔から、ああいう男だよ、リアス」
突然、この場の誰でもない第三者の声。全員は声がした方を見るとそこには紅髪の男性と銀髪のメイド。
魔王サーゼクス・ルシファーとそのメイドであるグレイフィアの登場にリアス達はその場で跪く。
「くつろいでくれたまえ。今日はプライベートで来ている」
手をあげて、かしこまらなくていいと促す。全員はそれに従って立ち上がる。
そしてサーゼクスがここに来た理由は授業参観に参加するとのこと。しかし今回はそれだけが理由ではなく、三すくみの会談をこの学園で執り行うための下見でもあった。
それに全員が驚愕する。
まさか自分達の学園で三すくみのトップが集まる会談をするとは夢にも思わなかった。
そして火月の新しい眷属である
「さて、これ以上難しい話はここでしても仕方がない。うーむ、しかし、人間界に来たとはいえ、夜中だ。こんな時間に宿泊施設は空いているだろうか?」
「それでしたら魔王様。一つご提案が――――」
火月は自分たちが住んでいる家に魔王様を招待した。
リアスは「ダメ! ダメよ!」と可愛らしく抵抗するも、火月は「流石に魔王様を野宿させるわけにはいきません」とはっきりと言った。
現在姫島姉弟が住んでいる家には火月と朱乃。それから黒歌、ジャンヌ、リリティファ、それからリアスだ。ゼノヴィアは悪魔の息がかかったマンションで生活している。
流石の黒歌たちも突然の魔王の登場に驚いていた。
それから就寝時間。
「そ、そんな……………火月と寝てはダメなの?」
火月の部屋の前で悲しそうな顔を浮かべるリアスがグレイフィアに詰め寄っている。
「はい。火月さまにはこなさなければならない課題がございます。教育係としてその課題を放置するわけには参りません」
リアスは毎夜のように火月と一緒に寝ている。
普通に寝る時もあればフェラやパイズリといった本番抜きでのセックスを行う日もある。
一線を越えないラインぎりぎりまで行うリアスは前戯でも火月を満足させられるように日々、火月本人で練習している。
「それなら私も手伝うわ!」
「なりません。火月さまの立場もお考え下さい、お嬢様」
「うぅ………………………」
そう言われると強く出れないリアスは哀しそうに呻く。
「まぁリアス。今日はグレイフィアに彼を貸してあげて欲しい。彼は実力は十分だが何分悪魔社会ではそれだけでは足りない。これは彼とリアス、君自身の為でもある」
「………………………はい、お兄さま」
渋々と言った感じで納得するリアスは火月に抱き着く。
「一人で眠れる? 私が隣にいなくても平気?」
「いや、子供じゃないんですから落ち着いてくださいよ、リアス姫」
まるで子を心配する母親のような口調に苦笑しながらそう返すも。
「でも、やっぱり悪魔社会に詳しい誰かを眷属に迎え入れた方がいいか………………………」
それなりに知識は持っているも、貴族などに比べるとどうしても足りない部分が出てくる。それを補う為にも悪魔社会に詳しい誰かが眷属になった方が火月も助かる。
まぁそれは後ほどとして部屋の前でリアスと別れた火月はグレイフィアと共に部屋の中に入る。
部屋に入って扉を閉めると、火月はグレイフィアの背後から両胸を鷲掴みにする。
「ん…………」
後ろから胸を揉まれるグレイフィアは抵抗することなくただそれを許す。
教育は教育でも性教育。以前に受けた再教育を忘れていないかをチェックするのもグレモリー家に仕えるメイドとしてのグレイフィアの役目だ。
「はぁ……………グレイフィアさん………………………」
「んっ………………」
胸を揉まれながら耳を舐められてゾクゾクとした感覚がグレイフィアを襲う。ピチャクチャと音を立てながら生暖かい感触と熱い吐息が至近距離で味わう。
耳を舐められ、甘噛みされて、火月の舌はそのまま首筋をツーと舐める。
しかしそれだけではなく、臀部から伝わってくる固い感触、火月の大きくなった陰茎が自分に擦りつけられているのがわかる。
発情期の動物のように腰を動かす火月にグレイフィアの鼓動が早まる。
そしてトン、と背中を押されてベッドの上に倒される。
うつ伏せ状態にされるグレイフィアに火月はスカートをたくし上げて下着を露にさせると、そこには本当に子供を産んだとは思えないほど綺麗な尻がある。
しかしながらそこには男心を刺激するエロスが存在している。形、肌触り、色、匂い、どれも素晴らしいの一言に尽きる。
その臀部を包む下着を取り払って秘部も尻の穴も丸見えにさせる。
すると―――
「ふぅ、はぁ………………んん…………」
臀部を撫でるだけでグレイフィアの口から喘ぎ声が漏れる。
反応するグレイフィアに火月は笑む。
「どうですか? うちのエロ猫が得意とする仙術は。習い始めてようやく感じがつかめてきたんですよ。ですから日頃から激務であるグレイフィアの疲れを取ると同時に気持ちよくなってもらおうと思いまして」
火月は黒歌から仙術を習っていた。それ以外にも苛烈な修行を超えて闘気をも使えるようになっている。
今回はその仙術を使ってグレイフィアを気持ちよくさせようと試みた。
「わ、私のことに気を遣うことはありません………………異性をどうすれば手玉を取れるかだけを考えなさい」
「ではそのように」
「はぁ! あっ、んっ、ンン、あ!」
秘部を指で弄る火月にグレイフィアは嬌声を上げる。
仙術によってあげられた性感覚。そのせいもあって以前よりも感じてしまう。
そのせいもあってグレイフィアの秘部から愛液が流れて火月の指まで濡らしてしまう。
「そんなに指が気持ちいいのですか?」
「ふぅ、ンッ…………せ、仙術のせい、です………………………」
自分がこんなにも感じているのは仙術によるものと告げるグレイフィアに火月は指で弄るのをやめてズボンを脱いで陰茎を取り出し、秘部に当てる。
「~~~~~~~~~~~~~~~っっ」
そして奥まで一気に挿入する。
仙術の効果も相まってグレイフィアは声にならない嬌声を上げる。
数回分の絶頂を一度に起きたような感覚に襲われるグレイフィアの秘部から大量の愛液が放出させて一気に太ももと布団を汚す。
だが、それでも関係ないかのように火月は腰を動かす。
パンパンと音を鳴らしながら腰をぶつけ合わせる火月にグレイフィアは布団に顔を押し付けてなんとか声を出さない様に耐えようとする。
卑しい音だけが耳に届く。
これで後は火月本人が満足したら終わる。そう考えている。
すると。
「ひぐ!」
パン! と乾いた音が部屋に響く。
「本当にいいお尻ですね。こんなにも艶も張りもあるからいい音が出ますよ♪」
火月が挿入したままグレイフィアの臀部を叩いた。
パン、パンとリズムよくグレイフィアの臀部を叩く火月の加減が絶妙だった。
SとM。二つの素質を併せ持つ火月は朱乃同様に両親の才能をきちんと継いでいた。
痛くもあり、的確に相手の性感ポイントを見定めて痛いけど気持ちいい平手にグレイフィアは余計に感じてしまう。
「おや? どうなされました? グレイフィアさん。先程から締め付けが良くなっているようですけど、もしかして叩かれて感じているのですか?」
「あっ、ち、ちがい………………んんっ!」
「とてもそのようには見えませんが? 今のグレイフィアさんは例えるなら情欲に身を委ねる雌の顔です。まったく、とんだ性教育ですね。これではどちらが教育しているのやら。この淫乱メイド!」
「~~~~~~~~~!!」
呆れるように話すと強めに叩く火月にグレイフィアは絶頂を迎えた。
全身を身震いさせながら秘部から愛液が噴出する。
「ほら認めましょう。本当の貴女はただ犯されることに悦びを感じる淫乱メイドだと。大丈夫、グレイフィアさんがどれだけ淫乱でも嫌ったりなどしません。だから曝け出してください。己の本性を」
「んっ…………ンン、ンあ、ああ、は、はい……………わたし、はあっ、犯されることに、よろこびを、感じる…淫乱メイド、です…………ですから、もっと、犯してください………………………」
「よく言えました。ではお望み通り」
「ああっ! あ、あ、ああ、ア、ンンっ! ああ!」
乱暴に子宮内を広げるかのような勢いで激しく突かれるグレイフィアは嬌声を上げながらただ犯されることに悦ぶ。
快感に頭が白く染まり、口から涎が出ている事にも気付かずただ後ろから犯されることだけに意識する。
そして――――
火月はグレイフィアの膣内に射精する。
「~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
何度目かの絶頂を迎えるグレイフィアはビクビクと痙攣するように身を震わせる。
「あ、あ…………」
そして少しずつ気持ちが収まり始める。思考も元に戻り始めて自分らしさを取り戻し始めようとするが。
「!」
まだ膣内にある火月の陰茎が大きくなったことに気づいた。
「今日は朝までお付き合いくださいね、教育係さん」
「あ…………」
すぐに行われる二回戦。教育は朝日が差し込むまで続いた。