久しぶりに夢を見た。
それはまだ幼い頃の夢。姉である朱乃と一緒に眠っていた頃、夜中にトイレに行きたくなって起きた時に両親である朱璃とバラキエルの部屋から声が聞こえた。
普通の会話なら火月もまた素通りしていた。だけど、聞こえてきたのは悲鳴に近い呻き声に気になってそっと両親の寝室を覗くとそこには――――
「あらあら、この程度で根を上げるなんて衰えたのではありませんか? あなた」
「ああっ! いい! もっと、もっと私をしごいてくれ!!」
全裸で逆M字開脚で縛られて悦んでいる父親とその上から股間に蝋燭の蝋を垂らす満面な笑みの母親の姿が。
「………………………………………………………」
火月はそっと扉を閉めてトイレに向かった。
両親のSMプレイを目撃したことは夢だと思って忘れよう。
しかし、その日を境に夜中は扉が少しだけ空いていた。
「………………………………変な夢を見た」
目を覚ますと見慣れた天井を見ながらぼやく。
どうして今更あんな夢を? と思っていると視界に紅色が映る。
「どうしたの?」
紅髪の女性リアスは顔を覗き込むように尋ねてくる。
当然のように全裸で。
ついでも言えば火月は全裸ではない。浴衣を着ている。
「いえ、ちょっと変な夢を見まして……………リアス姫が気にかけることはありませんよ」
心配させまいとそう告げる火月にリアスは不服そうに頬を膨らませる。
「ねぇ、そのリアス”姫”って呼び方いい加減にやめてちょうだい。私達婚約しているのだから」
それに
「もうすぐ冥界に帰るのだから。お父様とお母様にもきちんと話さないといけないのよ?」
「あー、そういえばそうでした………………………」
夏休みを利用して眷属と共に冥界に帰る。それは毎年の事なのだけど今回は違う。
これまではどちらかというとリアスの従者に近かった立場が今年はリアスの婚約者としてリアスのご両親に会わなければならない。
「当主様と奥様にどんな顔をして会えば………………………」
「いつも通りでいいわよ? 貴方は冥界でも屈指の実力者だということは誰もが認めていること。グレモリー家に婿入りしてもおかしなことは何もないわ」
火月はこれまで実績を積み重ねてここ最近ではライザーとの一騎打ちに完勝し、先の事件では旧魔王のカテレアにも勝利した。
そんな実力者を無下にする悪魔はそうはいない。
「それでも気が重い………………」
それが本音だ。
そんな火月にリアスは嘆息する。
「とにかくお父様とお母様には私の婚約者としてしっかりと挨拶すること。いいわね?」
「心得ました」
ともかく腹をくくるしかない。
「さて、話もこの辺にして………………………」
リアスは話を終わらせて朝の処理を行う為に火月に寄り添ってその大きな胸を火月の身体に当てる。
「今日はどこでして欲しいかしら? 手? 口? それとも胸かしら?」
リアスは毎朝、火月の性処理を行っている。
本番行為以外で行われる性処理で火月は毎朝、手、口、胸のどこかで射精している。
「では、胸で」
「ええ」
胸を選択した火月。リアスは火月の下半身に移動して腰を持ち上げて陰茎を胸で挟めるようにすると、舌を出して涎を陰茎に垂らして滑りをよくしてから胸の間に挟む。
「ふふ、もう私の胸は貴方専用の性処理おっぱいね」
胸に挟まれた陰茎はすっかりリアスの胸の中に隠れてリアスは微笑みながら乳房を動かす。リアスの胸の中は暖かくて柔らかくて気持ちがいい。
そのあまりの気持ちよさのせいで顔に出てしまう。
「貴方が感じている時の顔、私は好きよ? 可愛くてもっとしてあげたくなるもの」
そう言って胸の谷間に涎を垂らして滑りをよくする。
滑りが良くなったことで余計に快感が増す火月の陰茎の先端から我慢汁が出てくる。
日に日にどんどん上手くなっているリアスの前戯。
「我慢しないで好きなだけ出していいのよ? いつものように貴方の精液を私にぶちまけて貴方だけの女に染めてちょうだい」
「ぁ……………そ、そろそろ、やば……………………」
リアスのパイズリの気持ちよさに火月は我慢の限界を迎えて陰茎の先端から白い粘液を放出させ、リアスの顔と胸を汚していく。
「んっ……………いっぱい出したわね」
まだ胸の中で震えている陰茎を挟んだままリアスは口元に垂れてきた精子を舐め取る。
胸から陰茎を解放してリアスはティッシュで精子をふき取って部屋を出ていく。
「それじゃ火月。着替えてくるわね」
「………………………………はい」
自室に戻るリアスを見送って火月もまた起きる。