夏休みを利用して冥界に帰還するリアス達。火月達もまたグレモリー領にあるグレモリー家の本邸にやってくる。
「はぁ、緊張するな………………………」
広く長い廊下を歩きながらそうぼやく火月に朱乃は微笑む。
「あらあら、婚約者さんは大変ですわね」
「姉さま、からかわないで……………」
姉弟でそんな会話をしている時、階段の方から声が聞こえた。
「あら、リアス。帰ってきたのね」
亜麻色の髪をした女性が階段から降りてリアス達に近づいてくると、リアスも微笑む。
「お母さま。ただいま帰りましたわ」
「お、お、お母さまぁぁぁぁあああああっ!? だって、どう見ても部長とあまり歳の変わらない女の子じゃないですか!」
母親だと聞いて一誠は仰天する。
悪魔は歳を経れば魔力で見た目を自由にできる。リアスの母親――ヴェネラナはいつもリアスと同じ年格好で過ごしているとリアスが一誠にそう説明する。
不意にヴェネラナの視線が火月に向けられる。
「朱乃それに火月も久しぶりね」
「ご無沙汰しております」
「お久しぶりです、奥様」
挨拶する姫島姉弟。火月は内心冷汗が止まらない。
「火月はこの前の娘のパーティには随分とやんちゃをしましたわね」
「………………………………その節は当主さまとサーゼクスさまに大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません」
「ふふ、そう畏まって謝らなくてもいいのよ? むしろ夫にはいい薬になったでしょう」
「そう言って頂けるだけで気が楽になります」
早速何か言われると覚悟していたが、この程度で済んだことに安堵する。
玄関ホールから数時間後、ダイニングルームでリアスとその眷属それから火月とその眷属と共に食事を取る。
グレモリー家当主であるジオティクスとその妻ヴェネラナ、サーゼクスの息子であるミリキャスと夕食を取っていると不意にジオティクスが火月に言う。
「火月くん。今日から私のことをお義父さんと呼んでくれたまえ」
「ハハ…………それは嬉しいことですけど、これまで当主さまとして接して参りましたので今はまだ当主さまと呼ばせてください」
「そうか…………残念だ」
「あなた、性急ですわ。まずは順序というものがあるでしょう?」
「しかし、彼と朱乃くんは幼少の頃から知っているのだぞ?」
「だからこそ、彼は”今はまだ”と告げたのです。火月が慣れるまでゆっくりと待ちましょう」
「そうだな。どうも私は急ぎすぎるきらいがあるようだ」
深く息を吐くジオティクスにリアスの顔は赤くなり、火月は安堵する。
「火月。食後に大事なお話がありますので部屋に来てくださいね?」
「………………………………はい」
やはり、逃れることは出来なかった。
食後に火月はヴェネラナと共にある一室に入る。ここはグレモリー家に数多くある部屋の中で大事な話をする為に行われる云わば会議室のようなところ。
魔術により完全防音され、盗聴の恐れもない完全密室と言ってもいい部屋に入るとヴェネラナは鍵をかけて、首輪を取り出す。
犬につける首輪を自らの首に嵌めるヴェネラナはその場で衣類を全て脱いでいく。
リアス負け劣らずの豊満な胸を揺らしながら下着さえも脱いでいくヴェネラナはその場で四つん這いとなって火月に歩み寄る。
「くぅ~~ん」
「はいはい、待てができていい子ですね~」
犬のような鳴き声を出すヴェネラナに膝を折って亜麻色の頭を撫でると嬉しそうに目を細める。火月は亜空間から犬リードと尻尾プラグを取り出して犬リードを首輪に繋げる。
「お尻をこちらに向けてください」
「はぁはぁ、わん………………………」
命令に従うヴェネラナは四つん這いのまま向きを変えて臀部を火月の方に向ける。
すると火月は既に洪水している秘部に触れて笑みを見せる。
「おや、なに勝手に発情しているのですか? 本当にはしたない雌犬ですね、奥様」
「……………ご、ごめんなさい。久しぶりで、我慢できなくて」
「あれ? 誰がヒトの言葉を言っていいと許可しました? これはお仕置きが必要ですね」
「ひう!」
部屋に乾いた音が響く。火月はお仕置きと称してヴェネラナの尻を叩いた。
「あっ! あっ! 許し……………ひぐ! あ、あぐっ!」
「おかしいですね。この部屋にはヒトは俺一人しかいない筈なのに」
「キャン! キャン!」
「そうそう、ちゃんと謝れば許してあげますからね。では、行きますよ~」
臀部を撫でながら許して尻尾プラグをヴェネラナのアナルに挿入していく。
「んっ、ン、ンン……………」
入ってくる尻尾プラグ。肛門を強引に広げながら奥へ奥へと向かう様に入ってくるヴェネラナはいったいいつからこんなことになったのか、を思い出していた。
それはある日の事だった。
夫であるジオティクスがグレモリー家の当主として日々激務をこなしている為に疲労が溜まって夜の営みの数も時間も減っていき、欲求不満が続く中でヴェネラナは火月に目を付けた。
グレイフィアが火月に性教育を施しているのは知っている。なら、少しそれを代わって貰ってこの不満を解消しようと考えた。
それが始まりだった。
ヴェネラナは火月の才能を甘く見ていた。
彼は女を快楽に溺れさせる天性の素質を秘めていて、それを開花させてしまった。
女性の性感覚を的確に見抜き、絶妙な力加減でMの性癖を高めさせて墜としていく。
ヴェネラナはその日より火月の調教を自ら受けるようになっていた。
その結果、今では立派な彼の雌犬と化している。
「『亜麻髪の
「キャン!」
犬リードを引っ張って会議室の奥まで散歩するように行くと火月はソファに腰を落ち着かせるとヴェネラナは恍惚に満ちた表情で火月の股間に近づいて行く。
「待て」
その言葉にピタリと動きを止める。
「よし」
動くことを許可されたヴェネラナは火月の股間に顔を埋めを頬ずりする。むくむくとズボン越しに大きくなっていく陰茎に興奮するように息を荒くするヴェネラナは顔を上げて火月を見る。
「手を使うことを許す」
許しを得て手を使ってズボンを脱がしていくヴェネラナは待っていたと言わんばかりに陰茎にしゃぶりつく。
「レロ、ジュル……………チュパ、ヂュル、ジュル、んっ………………」
犬のように陰茎を舐めるヴェネラナに火月は小さく息を吐く。
「当主さまもお可哀想に。自分の奥さんが男のチンポを夢中にしゃぶるただの卑しい雌犬だなんて。少しは我慢ができないのですかね~」
「キャウン!」
ぎゅっと乳首を抓るとヴェネラナは嬌声をあげた。
「まぁ、そんな雌犬でもリアス姫の御母上なのですから大切に調教してあげますけど。ああでも明日は明日ですることがあるから早めに済ませないと。止め」
火月の命令にしゃぶるのをやめて陰茎を口から離す。
「おねだり」
「クゥ~~~~ン、クゥ~~ン」
尻を向けて誘う様に左右に振るヴェネラナに火月は容赦なくヴェネラナの秘部に陰茎を貫かせる。
「キャイン! キャン! キャン!」
犬の真似声で喘ぎ声を出すヴェネラナの膣内は尻尾プラグをアナルに挿入しているせいか少しきつい。だけどそんなことお構いなしに腰を動かす。
「ほら、欲しくて欲しくて堪らなかったチンポの味はどうですか? これが欲しくて仕方がなかったのでしょう? ほらほら、ヒトに腰を動かさせる前にしっかりと腰を振って気持ち良くしなさい。こっちはいつでも抜いていいんですよ?」
腰を動かすのをやめて膣内から陰茎を抜こうとするも、その前にヴェネラナが離さない様に懸命に腰を振るう。
「あう! あ、ああ! イグっ! イぐ、アぐ、ああ………………ッ!」
「ええ、こっちも準備はいいですよ」
最後は自分も動きに合わせるように腰を振って絶頂を迎える。
「ああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!」
久しぶりの精子が膣内に侵入してくる。それを実感しながらも絶頂して思考が飛ぶヴェネラナは快感に全身を震わせるとき、火月はヴェネラナの秘部から陰茎を抜く。
「大事な部屋を汚してしまって。綺麗にしないといけませんよ?」
「はぁ、はぁ………………」
息を整えながら陰茎を舐めて綺麗にしようと舌を伸ばす。だが、火月はヴェネラナの頭に手を置いてそれを止めさせる。
「何をしているのですか? 綺麗にするのはそっちですよ?」
火月が指すのは床。そこには自分の愛液と精液で汚れていた。
「ちゃんと犬らしく綺麗にしてくださいね?」
その言葉にヴェネラナは床を舐めて舌で綺麗に舐め取っていく。
「そうそう、偉い偉い」
きちんと部屋を掃除する雌犬を褒める。