「ふぅ…………」
アザゼルからの基礎トレーニングも合わせて強くなっているか、その実感は正直薄い。だけど、堕天使の総督が無駄なことをさせるとも思えないし、最初に将来性を見据えたトレーニングだと言っていた。
ここはアザゼルを信じて努力するいかない。
コト、と火月のテーブルに紅茶が置かれる。顔を上げるとそこには銀髪のメイド、グレイフィアがいた。
「ありがとうございます、グレイフィアさん」
「いえ、仕事ですから」
冷淡の表情で淡々と告げるグレイフィアに手を伸ばして胸を揉む。
「んっ」
その冷淡な表情が一瞬崩れて口から甘い声が漏れる。
五指を動かして揉みしだく火月にグレイフィアはされるがままに揉まれる。
いつもながら命の危機的な意味でドキドキする。
グレイフィアはきちんと仕事は仕事。オフはオフで切り分けている。
仕事ならグレモリー家に仕えるメイド、オフはお義姉さま。万が一にオフでこんなことをしたら死を覚悟しなければならない。
修行の際も、嵐のような魔力弾や山を斬り裂く手刀を涙ながら躱すほど過酷、いや、そんな言葉が生ぬるいほどの修行を受けている。
しかし、メイド。主に性教育を受ける時はグレイフィアが自分の口から仕事、それに関わることを告げるか、火月と二人っきりの時のみ行われる。
現在この部屋にいるのは火月とグレイフィアだけ。そしてグレイフィアは自分の口から”仕事”と口にした。つまりそういうことだ。
「…………………ふっ、ん」
メイド服の上から揉まれる胸の先端が固くなっているのがわかる。間違いなく乳首が勃っている。というよりも………………………。
「ブラ、されていないんですね?」
「………………………………」
そう訊くも何も答えないグレイフィアに遠慮なく乳首を抓む。
「んっ! んっ、んん………………………」
コリコリと捏ねるように乳首を弄る。その都度、グレイフィアの冷淡な表情が少しずつ崩れていく。
軽く弄るのをやめて腰に手を回して引き寄せる。突然の事に態勢を崩したグレイフィアは火月にもたれ掛かる。
甘い匂いを鼻孔で堪能しつつ手を後ろに回して臀部を持ち上げてグレイフィアを自分の膝上に座らせる。眼前に広がるグレイフィアの豊満な乳房。それを顔いっぱいで堪能しつつ臀部を撫でる。
スカートの上から臀部を揉み撫でる。感触から下はきちんと下着を穿いているようだ。
徐々にスカートをたくし上げて内部に手を滑り込ませて下着の上から触る。
「くっ、ふっ……………」
耳元でグレイフィアの艶のある声が耳朶を震わせるたびに陰茎がズボン越しに大きくなり、速くグレイフィアの膣内に挿入させろ、と訴えている。
だが待て、お前の出番はまだ先だ。と自分の息子に鎮めさせつつ下着の中に手を入れる。
手触りだけでもわかる滑々な肌と張りのある臀部。何度見て触っても飽きることがないグレイフィアの身体。
ちなみに全裸にするのは禁止にされている。仕事としてやり遂げたいかららしい。
臀部を撫でながら火月はふと思いついた。
そして、実行。グレイフィアのアナルに指を挿入させる。
「――――っ」
いつもとは違う場所に指を挿入されてビクッ、と背筋を伸ばす。
「んぐ、うっ……………そ、そこ、は!?」
「そこは、なんですか?」
違うと言いたいグレイフィアだが、指先から軽く電気を流して直腸を直接刺激させて黙らせる。
「もしかして後ろは初めてなんですか?」
「……………………………………………」
質問には答えない。しかし、その恥辱に濡れた表情が答えを明確に表している。
「サーゼクスさまとはアナルセックスされなかったのですね。ふふ」
微笑む火月。
グレイフィアを抱きかかえてベッドの上まで運び、臀部を上に向けてスカートをたくし上げて下半身を丸見え状態にする。
本当に何度見ても子供を一人産んだとは思えないほど綺麗だ。
物欲しそうにヒクヒクと動いているアナルに再び指を入れるのはいい。だけど、それは以前にゼノヴィアとジャンヌにしたばかりの為、今後の性活の為に新たな性技を会得しておきたい。
じゃないと、今度掘られるのは自分の番だから。
「いや、それはそれでいいけど………………でもなぁ」
想像する。四つんばいにされて自分の尻の穴に女性陣の指が入ってくる感覚を。尻の穴に指が侵入して強引に奥へ奥へ腸内を広げながら入ってくる。不快感と快感を同時に感じながら尻の穴を開発されていく自分の姿を。姉である朱乃やエロ猫なら喜んでやりそうでドキドキ。
と、今はそれを考える時ではないと思考を切り換えてグレイフィアの臀部を撫でながらどうしようかと考えている時、視界にあるものが入った。
「………………………………そういえばまだ、だったな」
火月が手にしたそれは先日、セラフォルーから頂いたワイン。それを見たしまったグレイフィアは流石に目を見開いた。
「ま、待ってください、それはさすがに………………………」
「大丈夫ですよ、ちゃんと穴をほぐしてから飲ませてあげますから。まぁ、飲むのは上の口ではなく下の口ですけど」
微笑みながら告げる火月はちゃんと入るように指でアナルをほぐす。
これまでSMでまだ試していなかった浣腸プレイ。せっかくなのでグレイフィアで試すことにした。
「ふぐ、んっ、あぐ…………くぅ…………………」
「弄っているのはこちらなのに、愛液の量が凄いですね」
アナルを弄っているのに秘部から漏れ出る愛液がシーツを汚している。後で取り換えて貰わなければいけないほどに。
「とりあえず、これぐらいかな? グレイフィアさん。俺も浣腸プレイは初めてですので痛かったら言ってくださいね?」
「………………………………あっ、ま、まっ」
「では行きます」
瓶ごと挿入させてワインを腸から飲ませる。
「ンぐ!? つ、つめた……………い、のが、はいって………………………」
「へぇ、ちゃんとした道具がなくても随分とお飲みになるのですね? どうぞ、遠慮なくワインをお飲みください」
三分の二は残っていたワインもあっという間に三分の一まで減った。
どうやらグレイフィアは酒がお好きなようだ。
「と、まぁこれぐらいで………………………」
流石に初めてのプレイの為に加減が分からない以上は妥当だと思うところで妥協して瓶をグレイフィアのアナルから抜く。しかし、グレイフィアはアナルに力を入れて入り口を閉ざしている。
どうやら出さない様に耐えているようだ。排泄行為を間近で見られるのと同じだからそれが当たり前かもしれないが。
「あー、やっぱりお腹は膨れていますね」
腹部を撫でるも膨らんでいる。ワインがここに溜まっているのがわかる。
火月はグレイフィアの顔を持ち上げる。ワインを排泄しないように必死に耐えているその顔が堪らず興奮した火月は陰茎を取り出して強引にグレイフィアの口の中に挿入する。
「うぐ!? んんぐ! ンんっ!!」
「耐えている分、口の締まりもよくなると」
オナニー道具のように扱う。ただ、自分の昂った感情を発散させるためにグレイフィアの口腔を無造作に蹂躙する。
「いいですよ、いつもより気持ちいいです。俺も出しますからグレイフィアさんも我慢せずに出しちゃいましょう。我慢は体に毒ですよ♪」
「おぐ、んぐ! んんっ」
「ああ、出る」
「ンン~~~~~~~~~っっ!!」
射精と同時にグレイフィアの口腔は一気に精子に満たされて、グレイフィアも出さない様に耐えていたワインをアナルから放出して部屋を汚す。
ビチャビチャと水音をたてながら出てくるグレイフィアの腸内に溜まっていたワインは火月の想像を軽く超えるほどの大洪水だった。
「うぐ、んっ………………………」
半分意識を失いがながら精液を飲み込んでいくグレイフィアから冷淡な表情は消えて、アへ顔となっていた。
「………………………………これ、今度からは浴室でしよう」
まだグレイフィアの口から陰茎を抜かずに飲ませながら部屋から漂るワインと排泄物がまじり合った悪臭に顔をしかめる。
浣腸プレイ。その結果、部屋であるプレイではない。やるとしてもきちんと準備が必要とする。