修行はついに大詰め。
最終日となった修行期間。リアスから許可を得て一誠は
『Boost!!』
時間が経てば経つほどに持ち主の力は強くなる。
「これをどう躱す!」
火月が放ったのは雷光ではなく、雷の弾丸。それも十を超える数を一誠に向けて放つ。
「おっと!」
一誠はそれを躱し、時には木々を盾にして防いで力を溜める時間を稼ぐもそれを許すほど火月は甘くはない。
地面を蹴って一気に接近する。瞬く間に距離を詰められた一誠は笑った。
「今だ!」
『Explosion!!』
溜めておいた力を解き放ち、一誠は眼前に赤い魔力の塊を生み出す。
「!?」
それを見て火月は咄嗟に回避行動を取る。
「ドラゴンショット!!」
生み出した米粒程度の赤い魔力が巨大なものへと変貌して火月を通り過ぎて山を吹き飛ばした。
「あぶな………………………」
それを見て流石に冷汗を流した火月。流石にあれを直撃すればただではすまない。
『Reset』
増幅された力を失ってその場で腰を抜かしたように座り込む一誠に火月はただ驚く。
始めは素人同然だった。いや、魔力が乏しいことも含めれば素人以下だ。
火月は地面に座り込む一誠に手を差し伸ばす。
「強くなったな、一誠」
「ああ………………………」
差し伸ばした手を取って立ち上がる一誠に火月は最後に一言告げる。
「イッセー、忘れるな。俺達のなかに宿るのは力の象徴とされるドラゴンだ。ドラゴンの恐ろしさをライザーに教えてやれ」
「当り前だ! 絶対にあんな奴に部長は渡さねぇ!!」
「ああ」
即答する一誠は拳を火月に向ける。
「約束する。俺は拳が握れる限り最後まで戦う!」
「………………………それでこそ、ドラゴンを宿す者だ」
互いに拳をぶつけ合い、笑みを見せる二人は最後の修行を終えて別荘に帰還する。
グレモリー眷属の修行が終えてその結果を報告。後はゲームに向けて体調を整える。
その深夜、朱乃は火月の下へやってきた。
「火月………………………」
「姉さま………………………」
白装束姿で火月に身を寄せる朱乃は切ない声で懇願する。
「お願い、抱いて………………」
「うん」
それ以上の言葉は聞くまでもない。火月は朱乃と唇を重ねた。
「んっ……………」
朱乃は自分の『
だから、この不安を取り除いて欲しくて、勇気が欲しくて、朱乃は弟の元へやってきた。
白装束の中に手が入ってくる。
「んっ、ん………」
優しく撫でるように胸を触られて、揉まれる。
そこに嫌悪なんてない。むしろ、愛おしさすら感じる。
どんな時でも守ってくれる大好きな弟。
こんな自分を愛してくれる最愛の弟。
血を分けた大切な弟。
実の弟とこんなことをしてはいけないのはわかっている。だけど、不安で仕方がなかった。母を失い、寂しさのあまり弟を求めてしまった。
弟を身体を誘惑して肌を重ね合わせて処女を実の弟に捧げてしまったその日に朱乃は後悔した。姉弟として超えてはいけない一線を越えてしまったのだ。
だけど、火月は愛してくれた。
嫌悪することもなく、一人の姉として、家族として愛してくれる。
それが嬉しくてまた求めてしまった。
「姉さま…………」
それでも火月は自分を求めてくれる。
唇を重ね、肌を重ね、互いの温もりを共有する。
姫島朱乃は一人の女として実の弟を心から愛してしまった。
「ん………………ふっ、はぁ………………………」
男らしいゴツゴツとした手が朱乃の身体を触れる度に女としての悦びを感じてしまう。
自分を愛してくれる弟の手を朱乃は手に取って頬に当てる。
「ん………………」
また唇を重ねて朱乃は押し倒される。
「んっ、ンン………………ンっ、はぁ………………………」
唇を重ねながら火月は朱乃の大きな胸を揉みしだく。揉まれる度に朱乃は更に求めてしまう。
「火月、お願い………………………」
懇願する朱乃。
何をお願いしたのか、それを尋ねるまでもなかった。
火月はズボンを脱いで陰茎を取り出すと朱乃の両足を開いて秘部を外気に触れさせる。
そして陰茎を朱乃の膣内に挿入する。
「ふっ、ンン……………あっ、あ………………」
自分の膣内で愛しい弟の陰茎が何度も出し入れされて快感に震えて声を漏らす。
自分は淫らな女だ、と朱乃は思った。
実の弟に犯されることを望み、女としての悦びを心から感じている。これを淫らと呼ばずになんて呼べばいい。
「あっ………………んっ、ンっ、ンン!」
犯されながら唇を重ねて、口腔に舌を入れて絡ませ合う。
子宮の奥まで届く弟の陰茎に何度も身体に痙攣が迸る。
「はぁ…………はぁ………………姉さま………………………」
「あっ………………ああ、あ…………んっ、いいよ? 私、の身体あ、好きにして……………」
切なくも求める弟を許す朱乃に火月は上下に揺れる朱乃の豊満な胸に跳び込む。
乳房を揉みながら舌で乳首を舐めたり、吸ったりなど好き勝手に蹂躙される。
「ああっ! あ、あ、あ………………んっ、ンン、はぁ、あっ!」
愛しい弟に唇も、胸も、秘部も好き勝手に犯されるも、それが嬉しくて先ほどまであった不安が消えていき、弟の愛に満たされていく。
「姉さま…………も、もう!」
「んっ」
頷く朱乃。
火月は朱乃の膣内に精子を放出。自分の体内に弟の精液が流れ込んでくることを実感しながら自分も快感に震える。
「んっ、ん………………………」
まだ射精している弟を抱きしめ、また唇を重ねる。
「ありがとう………………………」
「うん……………」
自分達は間違っていることぐらいわかっている。
この愛も、情欲も正常ではない、歪んだもの。
これは血を分けた姉弟の歪んだ愛欲。