※この作品はR-18です。

ガンダムX異伝―末期のヴァージンロード―   作:あれくん

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あたしは彼と添い遂げる

ジャミル(GXのコックピット内で)「ルチルは渡さん!」

 

ここは洋上の戦場。フリーデンはLシステムに

納められたルチルを救出すべく

オルクと連邦の連合軍相手に奮戦していた…。

 

 

 

ルチル(ティファ)「ジャミルは良い仲間を持ったわね」と、思わず呟いた。ブリッジのクルー達が驚いて振り向く。

 

「私なんかの為に、みんなこんなに必死になってくれてるなんて。私もそれに応えなきゃ」

 

サラ「でも、Lシステムはもう使えないんでしょう?」

 

ルチル「別の力を使います」

 

(言わないわ、その力の代償は私の本体(からだ)に残された最後の生命力(いのち)であることは…ああ、ジャミル…)

 

ジャミル「駄目だ、君とひとつになれない!」

ルチル(勇気を出して…私が力になるから。

あの頃のように…!)

 

 

そしてルチルはジャミルとシンクロし、

フラッシュシステムを起動させる。

カプセル内のルチル本体の眉間から眩く紅い光が

ほとばしった。その瞬間…!

 

ルチル本体(くぅっ、あぁっ…!!こ、これは…!)

 

彼女の体内をー眉間から脳と心臓を経て子宮までー

冷たく痺れるような快感が貫いた。それはルチル自身の

生命(いのち)そのものが吸い出されていく快楽に他ならなかった。

死を間近にしたルチルの脳が

多量のβーエンドルフィン(脳内麻薬)を分泌

しだしたのだ…!

もしもルチルが男だったら、射精に似た、

しかし途切れることなく続く快感と

捉えたことであろう。

ルチル本体(あ、あぁーっ…!こ、このままでは…これが死の快楽…)

このままでは死ぬ…生命のエネルギーを

放出し尽くして…運が良くてもこの戦いが終わり、

ジャミルとの再会中にルチルの肉体は

衰弱死するであろう。

ルチル(そんなのはイヤ。あたしは…生きる!生きて、一時だけでもジャミルと添い遂げるッ!!)

どっちみち死を免れないさだめだとしても、

少しでも長くこの体を持たせなくては。

ルチルはその肉体を蝕む冷たく強烈な

死の快楽と戦った。

(アァ…ううぅっ…絶対に、絶対にイクものか。最後にジャミルに抱かれるまではぁっ…!)

 

(早くけりをつけて、ジャミル。あたしの力が保つうちに…!)

 

しかし、ルチルの本体は白い光に目がくらみ、意識が薄れていく。抵抗していてもジリジリと高みへと押し上げられていく。アクメが迫って来る…それは死への絶頂であった。

ルチルの本体の意識が途切れようとした瞬間、急速に快感が薄れていった。

 

ジャミル「こんなものはもう要らないんだ!!」

彼のGXがビットモビルスーツを次々と破壊していく。

 

ルチルはカプセルの中で少しだけ安堵した。

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