授業を普通に受けていた時
ピンポンパンポーン
といきなり放送を知らせる音がしたかと思うと
"3C赤華雅!3C赤華雅!緊急事態だから至急保健室に来て!"
睡さんのかなり焦った声で放送がかかった
「えっ?!私?!」
「意外ありえないだろ!赤華!行ってこい!」
「はい!」
担当教員に言われるまま、全力で保健室に走っていった
「失礼します!赤華です!」
「きたね!早速だけど、今から私と一緒に病院行くよ!」
リカバリーガールが私にそう声をかける
「はい?!」
「もうすぐで救急車が来るから!」
「は、はい!」
聞きたいことは沢山あったが、取り敢えずものすごい緊急事態だと分かったので、返事をする
「で、誰が怪我したんですか?」
「イレイザーだよ、ほら」
そう促されるままキャスター付き簡易ベッドを見ると気を失って倒れてる消太さんは、肘が崩れていた
「っ?!」
「敵の個性らしい、救急車が来るまでも回復してやって」
「もちろんです」
返事とともに消太さんに近づき、左手を握って、体力を回復して、リカバリーガール程の力はないが、治癒力を高める
「私の個性はこんなに衰弱してたら使えないからね……」
歯がゆそうにそうリカバリーガールはそう漏らしていた
「リカバリーガール、致命傷だけ治しにかかろう!、私が全力で回復させるからあと、自然治癒力をちょっと操作する」
「そんなこと、大丈夫なのかい?」
「強制的に上がった治癒力の操作は試したことないけど、理論上はいける」
「そうかもしれないが………いや、こんなことを言ってても仕様がない…やるしかないのぉ」
「よし、そうと決まれば、先生の服脱がすね」
「?」
「素肌に出来るだけ触れてた方が色々影響させやすい」
「そうだったのぉ、じゃあ、脱がし終わったらやるぞい」
「はい!」
「そもそもも、致命傷はどこかわかるのかい?」
「脳の損傷」
「じゃあ、頭に…
そう言ったかと思うと、チューと激しくキスをした
その動きに合わせるように、軽傷や、自然治癒をしてはいけないところに治癒力が働かないように、上手いこと操作する
操作してるのは、正直言って、向かおうとしてる力を強制的に方向転換させてるような感じのため、ものすごく体力を使う
「いけるかのぉ!」
「いける!けど、多分もう一回は無理」
「もう一回できるとは思っとらんから、安心せい」
安心せいと言われるが、今、気を抜くと、どんなけ体力が削られるからわからない為、個性を使い続ける
そして、間もない内に、サイレンの音が聞こえた
「君!離れて!」
「ダメです!今離れたら個性が弱まって死に近くなる!」
「君治癒系?」
「はい!」
「じゃあ、患者と一緒に救急車乗って!」
「はい!」
救急車に乗ってる内に、自分の個性の概要を伝え、リカバリーガールの治癒力強化も終わり、もう一度体力の回復と血が抜けて下がった体温を上げて漸く、手を離した
「お疲れ様、君がいたから患者がより良い状態でいれた」
手術中も永遠に体力の回復をさせていて、漸く終わり、集中治療室から出てからすぐに、医者にそう言われる
「そんなことないですよ」
「そんな、謙遜して」
「本当に、私のできたことなんてほんの少しですよ」
本当に私は私ができたことなんてほんの少しだと思ってる
「雅、ありがとな」
消太さんの様子を見に行くと、ベッドの脇にいたひざしさんにそう言われる
「いえいえ、私ができたことなんてほんの少しですよ」
「いいや、雅がいてくれなかったら、結構危なかったらしいぞ」
「そうですか、取り敢えず、消太さんが無事で良かったです」
「そうだな、じゃあ、帰るぞ」
「へ?」
「俺が雅を家まで送るの」
「ありがとうございます」
「保護者には学校がちゃんと事情説明しといたし、荷物は天喰が持って帰ってたぞ」
「わかりました、ありがとうございます」
「じゃあ、行くぞ〜」
「はい」