※この作品はR-18です。

最強花魁   作:赤いティントリップ (活動停止中)

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他作品読むのが楽しすぎて自分の作品描く時間がない……


・其の十六・夏合宿強化特訓

 

強化特訓・相澤視点

 

 

「はーい、怪我した人は私の元に来てねー、治すから、けど、リカバリーガールほどの治癒力は無いから大怪我などは治せないよ〜」

 

ヒーロースーツではなく、体操服を着ていると、今まで先生のように感じていた雅が一応生徒だという気がしてくる

 

「おい、雅、お前は緑谷、尾白、切島の格闘能力強化組に取り敢えず参加しとけ、後今回の合宿はお前の個性の限界を知るのもある、自分自身にも個性を積極的に使ってキャパオーバーさせろ」

「え、マジですか……」

 

準備運動を始めている雅に声をかける

 

「キャパオーバーしたことのないお前にはこの合宿はいい機会だ、プルスウルトラしないとな」

「私の個性、単純な癒し能力の時には何回かキャパオーバーしたことがあるんですよ」

「へえ、で、その時はどうなった?」

 

初耳だったので、気になり問いかける

 

「個性が暴走しました」

「癒しの個性だろ?どうやって暴走した?」

 

より具体的なことが知りたくて、聞いてみる

 

「私に近づいた人みんな快調、そして、みんな体調よすぎてテンションおかしくなるんですよ、イェーイって感じに」

 

両手振り上げて無駄に楽しそうなジェスチャーをしている

 

「それはなんというか、不思議なキャパオーバーな仕方だな」

「はい、でも、聞いてください、癒しの個性が暴発したらそうなるってことじゃないですか?今私催眠と催淫があるんですよ?どうなってしまうんでしょう」

「……なってみるまでわからんだろ」

「まあ、そうですよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

Boot Camp・雅視点

 

「ブートキャンプの始まりだー!」

「「「イェーイ!!」」」

「ほーら!まだまだいけるぞー!!」

「「「おー!!」」」

「もっと声出てるだろう!?」

「「「イエッサー!!」」」

 

グループ内で1人属種が違うトラを個性で詳しく見るすると、実は性別が仲間はずれでではなかった事に気付いたが、触れてはいけない事だったと思い、今知った事を心の奥底にしまっておく

 

その調子のまま、個性を無駄に使うため、既にいるA組の情報を読み取る

 

事務的な情報の取り込みをしているうちにも、トラが前でする動きについていく

 

「雅ー!ぼんやりしている場合じゃないぞー!」

「イエッサー!!」

「もっと声張り上げて!」

「イエッサー!!!」

「もっともっと!」

「イエッサー!!!!」

「出るじゃないか!」

「イエス!ボス!」

「みんなこの調子でいくぞ!!」

「「「イエッサー!!!!」」」

 

途中でB組の生徒が合流してきて、ようやく本格的な組手になる

 

 

 

 

 

 

組手・尾白視点

 

 

「動きが鈍い、私は大丈夫だから遠慮せずに攻撃して」

 

そう言われるまま、攻撃を繰り出すがどうしても相手が女性の先輩だと思うと、やりにくい

 

「はあ、ねぇ、さっきから猿夫くん私のこと舐めてるの?」

 

呆れたように雅先輩にそう言われる

 

「いや、舐めてるわけじゃ…」

 

つい口から言い訳が出てくる

 

「いいのよ別に、私の見た目が組手の相手としてやりにくいのは分かるから、けどこのままじゃ困るのよね」

「………すみません」

「だから、まず私は今避けるだけだったけど、今から攻撃するわね、本気でやらないと死ぬと思いなさいね?」

「えっ?……うーわっ!?」

 

疑問に思い首を傾げていると、唐突に顔面スレスレに拳が飛んでくる

 

「気を引き締めなさい」

 

その言葉とともに、突き出した拳をそのまま横薙ぎに振るわれるので急いでしゃがみ、避ける

 

「これくらいは避けれて当たり前よ、スピードアップするからね」

 

言いながらも休む間も無く手や足が出されるので、必死に避ける

 

かなりスレスレで危ないが、前何もない空間に繰り出していたパンチよりは遅いから一応手加減をしてくれていると思う

 

「避けてばかり?攻撃しなさいよ」

 

その言葉とともにきつく鳩尾に一発決められる

 

「ガハッ!」

 

耐えきれない嘔吐感が身体を襲い腹を抱えて朝食べたものをその場でぶちまける

 

「手加減して貰ってるからって、のんびりしないでくれる?そんな時間の余裕なんてみんなないのよ」

 

地面に膝と手をついた自分を冷たい目で見下ろしてくる雅先輩に対して、身体が竦む

 

「早く立ちなさい、時間は有限よ」

 

そう言いながら、顔に手を添えられたかと思うと、華の香りがしてきて、一気に気持ちの悪い嘔吐の感覚がなくなり、体調が良くなる

 

「さあ、これで立てるよね?早くしなさい」

「はい!」

 

無表情でその後も淡々と組手を続ける、そして気を少しでもぬくと、雅先輩にすぐにバレて、鳩尾に拳を叩き込まれるとか、重いフックの攻撃を頬に受けるなどの、重い攻撃をもろに叩き込まれる、そして、何より1番痛かったのは、胴に回し蹴りをくらい、2、3メートルぶっ飛ばされた事だ

 

膝から地面に落ちて、本当に、全身の骨が軋んだ、しかも

 

「あら、思ったより飛ばなかったわね」

 

その言葉付きだ

 

先輩、俺のこと殺す気ですか?

 

そう思ったのは始まってからそれほどたっていないのにで既に両手で足りなくなってる

 

そして、いつまでやり続けるんだろうと思った矢先、終わり宣言される

 

「猿夫くん、お疲れ様、次の組手は出久くんとやるから交代してきてね」

 

そう言いながら優しく抱き締められるとこの1時間で削られた体力が強制回復される、そして気持ちよすぎて、そのまま雅先輩に抱き締められたまま脱力してしまう

 

「おっと、かけすぎた、でも積極的に個性使わないとダメだし、仕様がないわよね、猿夫くん、しっかりして」

 

支えられたまま揺すられて、ようやく自分の足でしっかりと立つ

 

「じゃあ、行ってきて?」

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

組手・緑谷視点

 

「じゃあ、ちゃっちゃとやっちゃおうか、ついでに気を抜いたら、重い攻撃入れるからね」

 

尾白くんに交代だって言われて、行ってみると雅さんは木の上に腰掛けていて、僕の姿を見て飛び降りて、そう言った

 

「よ、よろしくお願いします!」

 

僕が見たことのある戦っている雅さんは主に催眠や催淫を使って倒してるイメージなので、身体能力が高いのは、木の上走行や何もない空間に繰り出した突き、そして、ボール投げで分かっているが、いまいち格闘技が強そうに思えない

 

「出久くん、君から行かないなら私から行くけど、いいかしら?」

「え、あ、はい!」

 

そう返事をした瞬間に眼前に雅さんの拳が映り、そして僕の顔にクリーンヒットした

 

「ガハッ」

 

そして、尻餅をついてしまう

 

「どいつもこいつも私のこと舐めすぎよ、君達敵に会った時、見た目が女だったら手加減すんの?そんなんだったら死ぬわよ?まあ、命が惜しくないならいいけど」

 

まだ立てていない僕を立った状態の雅さんが冷たい目で見下ろしながらそう言いすてた

 

「やる気があるなら早く立ちなさい、違うなら交代してきて」

「あ、あります!やる気あります!」

「なら早く立つ、時間が無いんだから」

「はい!」

 

立ち上がると、一瞬華の香りがブワリと香ってくると、顔の痛みが引く

 

「さあ、やるわよ」

 

雅さんが構えるのに合わせて構える

 

「よろしくお願いします!!」

 

そう宣言をしながらフルカウルをしてそして、言い終わると同時に殴り掛かる

 

が、簡単に避けられる

 

「パワーやスピードは十分なんだけど、技術がちゃっちいわね」

 

何回やっても、ひらりひらりとかわされる

 

空振りばかりなので、体力の消費が激しい

 

「ほら、今の大振り動きが雑だったよー!」

 

重い膝蹴りが鳩尾に入り、朝食を丸々吐き出した

 

「ガハッ、ゴホッゴホッ、ウエッ」

「全ての攻撃に神経を張り巡らしなさい、じゃないとまた痛い思いしなければならなくなるわよ」

「は、はい……」

「まあ、あなたが神経張り巡らしたところでなんだけどね、じゃあ、基本モーション教えるから、私の真似してね」

「はい!」

 

この後、後には全く響かない、すごい痛い打撃を何発も食らったが、得たものは大きかった

 

 




雅は自分が強いと言う自身があるからこそ、舐められることが嫌い
特に味方にそう見られてると、ダークサイドが出てくる感じ
後で自分で治せる範囲なら、味方を痛めつけることに微塵もためらいを感じない
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