「よっしゃー!勝ったー!」
「クソが!もう一回だ!もう一回!」
「もうやるわけないでしょ、もう晩御飯よ、それ言い続けて何回め?」
何度も何度も再挑戦してきたのを相手し続けて、もう、晩御飯の時間だ
「いいからやるぞ!」
「いい加減にしなさい!あと敬語!」
「だあー!うっさいな!」
「お前の方がうるさい!」
「あ"あ"っ!?」
「いいから黙れ!」
凄みながら腕を振りかぶってきたので、その手を掴み相手の力を利用して吹っ飛ばした
勝己くんはもちろん気絶だ
「よし、焦凍くんと勝己くん2人共運ぼ…」
どっちもダウンさせてしまったので、両肩にそれぞれ担ぎ上げた
「あー、流石に私の肩幅では流石に無理かー」
上手いこと両肩に1人づつなので、いい感じにバランスが取れるかと思ったが、そもそも体格上そもそも肩に乗せられない
「腕延ばしたらいけるかな」
肩から大幅にはみ出た体を無理矢理持ち上げると、安定など皆無だが、一応持ち上がった
てか、男子2人こう持ち上げられる私の筋力ってやっぱ凄いなぁ
そんな呑気なことを考えながら集合場所に向かった
「雅センパーイ」
集合場所に近づくと、電気くんにそう呼び止められた
「ん?どうしたの?」
「2人も男持ってて大変でしょうから、俺1人運びますよ!」
電気くんの後からこっちにきた範太くんと鋭次郎くんが電気くんに対してギョッとしたような顔をしつつ
「「俺も1人持ちます!」」
そう宣言してくれる
「三人ともありがとう、でも、2人とも起こそうと思ったら瞬時に起こせるし持ってもらわなくても大丈夫だよ」
「じゃあどうして起こさずに運んでいるんですか?」
「あー、それもそうなんだけど、個性がもうちょいでキャパ超えそうなんだよねー」
「おお〜、やっとキャパ超えそうなんですね!」
消太さんから、私の個性をなるべく使わらせるように言われていた皆は漸くかと喜んでいる
「でも、まあ、焦凍くん起こすくらいならいけるかな…」
そう言いながら焦凍くんをゆっくりと電気くんと鋭次郎くんに渡して少し個性をかけると直ぐに目を覚ました
「よし…目覚めたわね…」
そう確認するが、ジワジワと個性の暴走が始まりかけているのが分かる
「ねえ…みんな…私キャパオーバーだからっ…このまま勝己くんと教員用寝室に行くって伝えてくれない?」
そう聞くと今起きたばかりの焦凍くん含め4人が頷いてくれる
「雅さん辛そうですけど、大丈夫ですか?」
じんわりと汗が滲み、少しづつ息が上がってきているのでそう聞かれる
「大丈夫だけど、長くは持たないかな…だからもういくね」
体にかなりの量の熱がこもってくる
なんとか勝己くんを回復させたいが、こんな状態ではできるかわからない
なるべく悪化する前に足を早めた
運ぶ人数が1人だけになったので、おんぶに切り替え、早歩きし
施設に着くと、自分の靴をさっと脱いで、背負ってる奴の靴もきちんと脱がせる
そしてそのまま、和室になってる自分の自室になんとか転がり込む
「勝己くん」
自分が下になって畳に突っ伏したので、上に乗って寝ているのに声をかけ、少し揺らす
「……まぁ、吹っ飛ばされたのに少し揺らして声かけるくらいじゃ起きないよね…」
そう独りごちて勝己くんの身体を自分の横に少しずらし、自分自身も少し身体を回転させ正面から抱きしめる
「んっ…やばい……」
個性をほんの少し使い始めただけでも、自分の身体が個性によって侵食されていってるのが分かる
ジクジクと感じたことがないほどの熱がじんわりと体内に回り始める
すでに自分でも分かるほど個性の花の匂いが部屋に充満している
「はあっ…あっ…んんっ」
熱に耐えるようにぎゅっと勝己くんを抱きしめる
抱きしめられている彼は、未だに目を覚まさないが、身体の傷が薄くなってきているのでもう直ぐ目が醒めるだろう
いつもなら強く個性をかけるところだが、不安定すぎてなかなか治りきらない
それどころか身体を蝕む熱がただただ強くなってくる
「…っ!………はぁっ、あっ」
今まで人には散々与えてきただろう自分は感じたことがない快感が身体を襲いどうにかなってしまいそうだった
「…あっ……もぅ…………んんっ…………」
「ん?」
限界だと感じたその時、漸く腕の中の勝己くんが目を覚ました
「……は?テメェ何してんだ、痴女か」
自分のことを抱きしめながら喘いでる女がいたらまあ、誰でもそう思うよね、うん、仕方がない
「ごめっ……個性のっんっ…キャパオーバーの…せいでっ!あっうっ」
荒い息の中でそう言い終わるなり、ついに激しい熱にやられ、身体の中を快感が暴れまわる
そのせいでさらに強い力でギュッと勝己くんを抱き締めてしまうが、彼に気を使う余裕など今はない
快感の波が終わった後、漸く力を緩める
「勝己くん、ごめん」
腕の中の彼にそう謝るが返事がない
その代わりに、紅潮した顔、その上涙目でキッと睨まれる
「おい、テメェはキャパ超えたら、どうなるんだ?」
物凄く怒ってるが、涙目のせいでイマイチ迫力に欠ける顔でそう聞かれる
「個性の暴発」
「だからかっ、テメェがギュウギュウ抱き締めるせいでイっちまったじゃねーかよ!」
「えっ、ごめん」
「しかもまだ、んっ、個性…暴発、したまんまだ…」
そう言いながらモジモジし始めたかと思うと、歯を食いしばりながらも、熱い息を途切れ途切れに漏らし、身体を硬くしている
そして、私の個性の暴発が止まっていないのか、急速にまた熱が身体にこもってきた
私の目の前で快感に必死に抗ってる姿を見ているとなんだか可愛く見えてきて、スルリと頬に手を伸ばし、こちらを向かせ無理矢理口を塞いだ
「はあっ……ふあっ……んっ」
ピチャピチャと舌をねじいれ、吸うようにして口内を蹂躙する
頭の片隅でそんなことしたらダメだと言ってる私がいるが、私は熱に浮かされたまま、激しく舌を絡め、相手の服を脱がせ始めた
「勝己くん…んっ、気持ちいい?」
口を離し、そう聞く
「やめっろ!……退けや…っ!…」
「そんなこと言っちゃって、本当は気持ちいいんでしょ?〕
彼を下にし、その上に乗りながら聞く
それと同時に自分の体の主導権が自分以外の何かに奪われていく
「気持ちっあっ、よかねぇよっ……んっ」
反抗的な口を聞いてくるが、顔が紅潮しているため、気持ちいいのは確定している
涙が溢れてきている目尻を舐め、しょっぱい液を拭う
「んあっ…うっ…」
舐めたのに合わせて、一際大きく体を震わせたかと思うと、眉間にしわを寄せて苦しそうにしてまたイっている
「はぁ、はぁ、いい加減にしろや、痴女」
〔そんな目で睨んでも興奮するだけよ〕
自分の体が自分の体じゃないような気がする
今の言葉だって言いたかった言葉じゃない
個性の催淫や催眠が自分にかかってしまってることによって体が言うこと聞かない
それどころか、私が私がわたじゃなくなってくる
完全に元の私から体の主導権を取られ、意識も薄れてきた
あぁ……も…う…………駄目だ………
言うことの聞かない体が勝己くんの服を脱がせ、首筋を軽く噛んだところで私の意識は途絶えた
勝己視点
痴女に組み敷かれ、ひたすら愛撫をされ続けている
そんなことされて嫌なはずなのに不思議と嫌だと言う気持ちが薄れ、もっとして欲しい
そんな気持ちになってくる
部屋の中には何とも言えない甘い花の香りが漂っていて、クラクラしてくる
初めは抵抗していたが、体に力が入らない上に、個性だって使えない
そんなチートじみた痴女の個性が充満したこの部屋でされるがままになる
が、途中で違和感に気づいた
痴女の目が紅くぼんやりと光り、髪もうっすらと赤みを帯びてきている
今までそんなことになってるのは見たことないので、不思議に思うが、そんな冷静に考えられるのは、ほんの頭の片隅で、大半は快感を求め痴女に手を伸ばしている
部屋に厭らしい水音が響き、じわじわと服を脱がされていってる
ゆっくりと焦らすようにされて、個性で一気に快感にもってかれるより、腰にくるものがある
腹や腰、胸などをゆっくりと丁寧に撫でられ、絶えても声が溢れてしまう
されてるだけでは癪なので、やり返そうとするがやはりどうしても体に力が入らない
たが、焦らされ続けてるのにも限界があり、つい自分で体を頑張って動かし下を触ってしまう
〔ふふっ、絶えられなかったでありんすか、そんな自分で触らんくてもわっちがやるでありんすよ〕
俺の上に乗り、うっとりと目を細めながらスルリと下のものを奪い取り、ゆっくりと刺激される
が、やはりゆっくりで刺激が少し足りない
自ら腰を動かし痴女の手を上から握りに擦り付けるようにして激しくイく
〔…………〕
そんな様子の俺を見てる痴女は何だかつまんなそうだ
〔もう三回もイってしまうなんて、早漏れなんでありんすか?〕
白濁液を手で弄びながらそう聞いてくる
「誰が早漏れだ!んなわけねぇだろ!」
〔早漏れに決まってるでありんすよ〕
そう言いながら、するっと人差し指で首筋から顎までなぞられ、族に言われる顎クイのようなことをされ、またねっとりと舌を絡められる
これいつになったら終わんだよ!
気持ちいいという感情に思考の大半を奪われながらどうやってやめさせようか考えているが、どう頑張っても止めるのはもちろん、逃げることすら無理だという結果に行き着く
そして、何回かまたイカされた後、ついに体力の限界がきたのか意識が途絶えた
少しの間だけアンケート取っていた分の話
また、アンケート取るかもです
後、ツイッターやってるので、そこで小説の紹介とかししたら誰か見てくれますかね…