ゆゆゆ/とじみこ/まちカド/がっこうぐらしR-18まとめ 作:兼六園
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佐倉慈の場合
──大上 古木が慈の暗い表情に気付いたのは、職員室で重いため息をついているのを見たからである。死にながらにして動く屍──やつらとの戦いから暫くして、職員室の汚れとガラスの破片を片付けようとしてから数時間。
疲れたのだろうと思い声をかけると、慈は肩を跳ねさせてから古木を見た。
「疲れましたか」
「ああ、いえ、そういうわけでは……」
ちらちらと目線を左右させ、ふと古木を見上げる。その瞳にはどこか後ろめたい何かを隠しているような熱がこもっていた。
「改めて考えると、私はなにもしていないんだな……って」
「そうですかね」
「戦いも生活を整えるのも、皆が率先してやったことで……私がしたことなんて、精々、料理を作ったりしたことくらいですし」
「その『精々』に助けられているのは確かですよ。あまり卑屈にならなくても──」
稼業を再開しようと後ろを向いた古木の背中に、とん、と衝撃が走る。前に腕を回され、慈に抱き締められているのだと理解する。
わざとらしく慈の豊満なそれが押し当てられ、暫く処理を怠った愚息が不意に反応した。
「っ、慈さ──」
「抱いてください」
「……慈さん」
「不安なんです。疲れてしまったんです。私は弱いから、ズルいから……真摯に頼むと貴方が断れないのを知っているんです」
その声は震えていて、同時に、昂っているのだろう熱い吐息が背中に当たる。
古木が時折自身の性欲を処理するのは、自分以外が女の空間ではどうしてもそういった欲求が増してしまうからである。
そして慈を含めた女たちもまた、古木という強い『雄』を求めてしまう。
生物としての本能が昂った結果、慈は自分の不安を紛らせたいと思いながら、それでいて眼前の雄の子種を欲している。極限状態において、所詮、人間もまた動物でしかなかったのだ。
──観念したように、古木が振り返り自分から慈を抱き締め返しながら言う。
「ふぁっ」
「……分かりました。慈さん、夜に男子更衣室に来て下さい。そこで貴女を抱きます」
「っ──あっ……♡」
古木の腕が背中に回され、ぎゅう、と力強く抱擁される。いざこうして拘束されると、慈は古木から逃げられないのだと理解し、腹の奥深く──『雌』の部分がキュンキュンと疼く。
掃除をしていて、汗をかいていた古木のワイシャツにこもっていた汗臭さをすぅっ……と嗅ぎ──ぶるりと身震いさせる。
低俗な言い方をすれば、軽くイった。
期待からか心拍が早まり、ドクドクと心臓が高鳴る。慈は誰にも逢瀬を悟られないよう、必死に、夜になるまで表情を取り繕っていた。
──いざその時が来ると、慈の緊張は最高潮まで高まっていた。体が匂わないか何度も確認し、それとなくムダ毛も処理しておく。
更衣室のベンチに腰かける慈は、職員室側の扉が開かれる音を聞いて、視線を向ける。
その手に小さな箱を持つ古木が、後ろ手に更衣室の鍵を掛けていた。それから奥の扉もしっかり鍵を閉めて、ようやく慈の隣に座る。
「これで誰も入ってこれません」
「……そ、そうですね……」
「緊張してるんですか?」
「それは……はい」
「自分から誘っておいて」
かっ、と顔を赤くする慈だが、ふと古木の持つ箱を目にして声を上げた。
「古木くん、それは?」
「避妊具です」
「────あっ」
箱に書かれた0.01mmという文字を見て、赤くした顔を更に濃く染める。忘れていた、というよりは、そもそも選択肢に入っていなかったのだ。慈には、男性経験が一切無いのだから。
「……まさか付けずに行為に及ぶつもりだったんですか。妊娠しますよ」
「いえ、そのぉ……周期的に見て大丈夫だったので……あとは古木くんに、その……最後に外に出してもらえばいいかな~なんて」
指を合わせてもじもじと腰をくねらせる慈だが、さしもの古木でも呆れたように表情を変える。ずい、と顔を寄せて、慈の瞳を覗くように目線を合わせると、古木は淡々とした態度で言う。
「正直に言って、慈さんのような魅力的な女性と事に及んだとして──寸止めなんて出来るわけないでしょう。出す直前で外に抜くなんて器用な真似は、男には出来ないと思ってください」
「……はい」
「ともあれ……あまり時間も掛けられないので、始めましょう」
「は──っ、ぅ……!」
ベンチを跨ぐように縦に座り、古木はロングワンピースの中に両手を入れる。
腹、腰、脇腹を通って、ブラジャーに阻まれた胸を下から掬うように持ち上げた。
乳房の柔さに反した硬い素材のそれを外そうとして、ホックが前に付いているのに気付く。それをパチ、と外してワンピースの中で解放すると、胸の窮屈さが消えた慈は爆発するのではと言えるほどに顔が真っ赤に染まる。
「──んっ、ふぅ……♡」
ゴツゴツとした鍛えられた手が、鍛えようのない柔肌を掴む。
大きく膨らんでいる女性の象徴の先端にある肉粒を両手でつまみ、こりこりと刺激しながらワンピースから露出した首筋に唇を這わせる。
「んぁ、あっ、それ……だめっ」
痕が残るくらいに首筋を吸い、わざとらしくリップ音を出して慈の劣情を煽る。
段々と固くなる肉粒を指の腹でこりこりと弄ると、慈はもどかしそうに腰を揺らした。
首から口を離して胸を弄るのをやめた古木は、上目遣いで見上げる慈に伝える。
「汚れるので、脱いでください」
「……古木くんも、脱いでくれますか」
「いいですよ」
誘っておいて、そのくせ今回が初体験で、大人の体で誘惑しながら、子供のように純粋な女性。そんな風に思える慈をこれからぐちゃぐちゃに汚せるのだと考えれば、普段そんな邪な考えは持たない古木ですら生唾を飲むだろう。
濃い紫のロングワンピースを脱ぎ、その下に着ていた黒いブラジャーとショーツが露になる。ブラジャーはフロントホックが外され、ぷるんと柔い餅のような色白の膨らみが露出していた。
先端の桃色がツンと固く尖り、首筋には吸われて出来た赤い痕があった。
ワンピースを畳む慈は、ちらちらと服を脱いでいる古木を見る。
鍛えられ引き締まった体と、割れている腹筋。絵に描いたような武人を思わせる細かな生傷が、凄まじい努力を物語っていた。
「慈さん」
「──ひゃい」
「床とベンチの上、どっちでしますか。どちらにせよバスタオルを何枚か重ねますが」
「えっ、と……」
じゃあ、と続けて、床を指差す。ベンチの上で致すには、足場として心許なかったからだ。
てきぱきと寝転がっても痛くならないようにタオルを重ね、ブラジャーを脱いでショーツだけを身に付けた慈が、おずおずと上に座る。
髪を結ぶリボンをほどくと、腰まであるそれがばさりと広がった。向き合うように座る古木に肩を優しく押され、ころんと寝転がる。
下を脱がそうと手を掛けた古木は、ふとショーツが紐を結んで固定するタイプだと気付く。蝶々結びの紐をしゅるりと解いて、それから恥部を隠しているだけの布となったそれをめくる。
「いつもこれを穿いていたんですか」
「……ぅぅ……」
「生徒や俺の隣に居ながら、澄ました顔をして、こんなものを?」
とろりと、雄の象徴を受け入れる秘部から蜜が垂れた。静かな声色で滔々と事実を羅列され──慈は確かに感じている。
「淫乱だな」
「っ……!」
「これが欲しいんだろう」
「──ぁ」
全てを脱ぎ去り、隠す物が無くなり、慈の視界には、古木の下半身に屹立する怒張が収まっていた。パンパンに勃起したそれは、慈が想定していたよりも大きく、長い。
「おっきぃ……そんなの、入るわけ……」
「……そう言っている割には、準備も出来ているようですよ。慈さん?」
「──ぁんっ!」
くちゅ、と指で秘裂を押される。それだけで、背筋を快感が駆け抜ける。感度が良いのもあるが、
「……やっぱり、もう少しほぐしましょう。ちゃんと準備すれば、痛くなりません」
「っ、ま、待って……ほぐす、って」
「──声は抑えてください」
「ふるきく────っ!!」
不意打ちのように、にゅるんと2本の指が慈の膣に侵入した。
逸物と勘違いした体がきゅうきゅうと指を締め付け、慈は突然の快楽に背中を跳ねさせる。咄嗟に口を手で押さえられたのは、みっともない嬌声を聞かせまいとするプライドからか。
「づ、んんぅうっ! ぁうぅっ!?」
ぐちぐちぐちぐちと膣道をそれぞれが違う方向に曲がる指に蹂躙され、半ば無意識に両足をがに股に開き、ぷしゅっぷしゅっと潮を吹く。
自分で慰めるときはやや遠慮がちな動きで不完全燃焼に終わる事が多かった慈からすれば、古木の指の動きに、絶頂を引きずり出そうとしているような錯覚すら覚える。
「ぉお゛っ♡ あぁああっ♡」
喉からひり出すような嬌声のトーンが上がる。敷かれたバスタオルの股ぐらのに位置する部分だけがびちゃびちゃに濡れていた。
古木は片手で慈の膣に愛撫しながら、もう片方の手でぷっくりと充血した肉豆をつまんで適切な力加減で快楽だけを押し付ける。
「んぅううう♡♡ だめっ、だめ、だめっ……しょれ、らめ……!」
不意に膣を進む指先が、固いものを捉える。それは降りてきた子宮への入口だった。
ぐり、と押して、振動させるように揺する。いわゆるポルチオへの刺激は、慈にとって全くの未知で──むず痒さはやがて強烈な快感に変わり、同時に豆をこりこりと弄くられて、びくんと跳ねた直後に、一際派手に潮を吹いた。
「あぁああっ♡♡ ひぃ、お゛お゛っ♡ おっ……ほぉ、お゛♡♡」
まるで一段落ついたかのようにぐったりとする慈だが、そもそもこれは愛撫で、本番はこれからである。箱からゴムを取り出して愚息に被せると、古木は己の怒張を待ちわびる慈の秘裂に先端を押し当てて意識を向けさせる。
「は、ぁ──ぅ、え」
「慈さん、良いですね」
「──はい」
ゴムを蜜で濡らす慈の膣に、古木は怒張を埋めて行く。平均より大きなそれを、たっぷりとほぐされた慈の体が受け入れる。
腰を突き出し、ようやく根本まで入った辺りで、慈は腹の圧迫感に呼吸を整える。
古木もまた、うっかり入れてすぐ
避妊具越しとはいえ、慈の膣は古木の怒張から子種を搾り取ろうと蠕動している。
正常位で慈を見下ろす古木は、顔が合った際にこくりと頷かれる。動いていいと暗に伝えられ、ゆっくりと痛いほどに勃起した逸物を引き抜き、半ばまで抜いたら再度挿入する。
「んっ、ふ、ぅ……♡」
ゆっくりと繰り返される抽挿に、慈はピリピリと甘い快感から軽い絶頂に何度も至る。
それから徐々に早まる抽挿は、やがて肉同士がぶつかる音と慈の可愛らしくも艶やかな嬌声を更衣室にこだまさせる。
「あっ♡ んっ、ひゃっ♡ あんっ、んんっ♡ それっ♡ その角度で、ゴリゴリって♡」
くいっ、くいっと腰を上げ、古木の逸物に自分の膣道の最も敏感な部分をえぐらせる。足に力を入れ、がに股のまま腰を振る──娼婦にさせるような下品な動きをされて、『雄』が黙っているわけもなく──がし、と腰を掴まれた。
慈が良しとする角度で固定すると、古木は腰を引き、逸物を最奥まで押し込んだ。
慈の脳裏に星が散り、挿入されたまま吹いた潮が古木の股ぐらを濡らす。
「ぁ────♡♡♡」
がっつくように忙しなく、テンポ良く腰を前後させ、カリ首で膣壁をえぐりながら亀頭でポルチオを押す。暴力的な快楽はバチバチと脳裏の星を弾けさせ、最早悲鳴と言っても過言ではない嬌声を喉から絞り出させる。
流石に叫ばせるわけにもいかない古木は──腰を揺すりながら慈の口を自分の口で塞いだ。じゅるじゅると唾液を啜り、舌を絡め、今にもゴムを隔てた慈の膣に
「んっ♡ ふっ♡ んっん、んん、ふぁ♡♡」
快楽に次ぐ快楽を与えられ、とろんととろけたように目尻が緩む。
ゴム越しの子種を受け入れようとする本能が膣を狭め──そして、終に二人は絶頂した。
びゅるびゅるとゴムの先端に白濁を吐き出し、膣は更にきゅうきゅうと狭まる。
「……ちゅる、じゅっ、ちゅるる……ちゅう、ちゅっ……んんぅっ」
離れようとする古木の舌を追うように慈が顔を近づけ、鼻で必死に呼吸しながら深い口づけを続ける。やがて射精が止まり、逸物を逃がさないとばかりに狭いままの膣からなんとか抜く。
「……あんっ♡」
にゅぽっと引き抜かれた逸物に張り付いたゴムを外すと、中には水風船を作るようになみなみと白濁が注がれていた。
入口を縛り床に置く古木の逸物を見て、慈は指先をそっと這わせて言う。
「──まだ、出来るわね……♡」
妖艶に微笑む慈の期待に応えるように、逸物は固さを取り戻す。
2つ目のゴムを取り出す古木は、慈の頭に悪魔の角のような何かを幻視した気がした。
めぐねえは紐パンです。ソースは抱き枕