憧が京太郎と結ばれてから半年が過ぎた。
これまで相手にした客の数は400人近くにも上る。ここから一部、学費や生活費に割り当てるが、もうすぐ借金を返済し切れる計算だ。
今では、憧は客から要求されればキスもするようになった。それで喜ぶ客が意外と多いことに憧は驚いていた。
それどころか、キスしただけで激しさが増す男性も少なくない。
この日、憧は島根の男性を相手にしていた。質屋の店主ではない。姪に迫られているほうのイケメンだ。
彼は、仕事が一段落してすぐ憧に連絡を入れた。
午後3時くらいには手が空いていたらしく、憧とは午後5時に駅前で待ち合わせた。月一回の都内出張の際に、毎晩憧を買ってくれる常連客だ。
憧も、この日は午後一の授業までで終わりだった。
そう言えば、京太郎は全然大学には来ていない。龍門渕財閥の力で授業に出ていなくても単位はもらえているみたいな話を和から聞いたが…、果たして、そんなことが可能なのだろうか?
少々疑問が残る。
一応、憧は避妊薬を使っている。和穏ペアから流してもらって…、いや、正しくは和穏ペアから買わされているのだが…。
なので、憧は島根の男性に中出しして構わないことを毎回言っている。
ところが、彼は、生挿入はするが、ギリギリのところで憧の中からイチモツを外して自分でシゴき、憧の腹の上に白濁液をかける。絶対に中出ししないのだ。
どうやら、自分の後の客がク〇ニリ〇グしたら、自分のザー〇ンを飲ませてしまうであろうことを気にしているらしい。
そんなことを考えずにバンバン中出しする客もいるのに…。
憧に電話した直後に、彼はレビトラを飲んだらしい。バイアグラの改良型だ。
落ち合うまでの二時間で、ドーピングの効力は強く現れていた。憧に会った時、既に股間には強制的に大量の血液が流れ込む状態になっていた。
まさに、はちきれんばかりだ。
ホテルに入ると、彼は憧と激しいキスを交わし、強く身体を求めてきた。そして、そのまま憧をベッドの上に押し倒す。
憧の股間を舐めながら、肥大化したイチモツを憧に握らせた。
強く脈打つのが分かる。
硬くて…熱い…。
自然と、憧の顔が彼のイチモツに近づいてゆく。そして、憧は、そのいきり勃った男性器を優しく口で包み込む。
「うっ!」
男性の口から声が漏れた。刺激に敏感になっている。
その声が聞こえたのと同時に、憧の口の中に変な味のするものが少し流れ込んできた。
我慢汁だ。
彼は、既に臨界点に達しつつある。
「そろそろイイかい?」
「うん…。」
優しい雰囲気とは裏腹に、彼は、いつもとは別人のように、勢い良く憧の中にナニを生挿入してきた。こんな激しい挿れ方をする彼は初めてだ。
「慕…。」
憧を強く抱きしめながら、彼は他の女性の名前を口にした。
いつも彼にアタックしてくる姪の名だ。
彼もまた、姪のことが好きなようだ。
しかし、禁断の道に入ってはならない。
それで憧を性欲の捌け口にしている。憧を抱きながら姪との交わりをイメージし、溢れんばかりの姪への禁断の愛を、ここで吐き出そうとしているのだ。
激しく彼は憧の股間を突き上げた。憧の中で、限界まで大きくなっているのが分かる。
そして、ギリギリいっぱいまで耐えたところで、彼は憧の中からナニを抜くと、いつものように憧の腹の上に白い液体をぶっかけた。
「ゴメン…。」
客に謝られるなんて珍しい。
彼は、早くイッたことではなく、憧以外の女性の名を口にしたのを気にしているようだ。
しかし、こんなことは他の客でもあることだ。
自分もそうだったし…。
憧は、
「気にしないでイイって。じゃあ、二回戦行こう!」
と明るく振舞い、彼の萎えかけた男性器を口に入れた。結構良い人っぽいし、別に憧は彼に抱かれることに嫌悪感はない。
彼のイチモツが復活してくると、今度は憧のほうから積極的に顔面騎乗し、彼のナニを掴んだ。
同じ頃、京太郎は長い黒髪の女性に買われていた。
彼女に拘束される時間は一時間。
その女性は、目が大きくて顔立ちは美しく、年齢は京太郎の十歳くらい年上だ。
京太郎の使い込まれたイチモツが、その女性の中で暴れまわっている。女性をイカせまくる京太郎のナニは、客仲間の間では、『暴れん棒将軍』と呼ばれている。中には『美味ちんぼ』と呼ぶ人もいるそうだが…。
彼女は、女性プロ雀士らしく、毎月一回は京太郎を買いに来る。そして、絶頂状態になると、京太郎のことを激しく抱きしめながら、
「耕介叔父さん…。」
と目の前にいる男性とは別の男性の名前を口にする。
いつものことだが…。
彼女には、意中の男性がいるのだが、相手は叔父。
ラッキースケベを狙って、二十年近くも毎日のようにアタックしているのだが、決して手を出してくれない。
それで、たまり溜まった性欲を、ここで吐き出していたのだ。
「うぅ…。届いている…。イイっ…!」
京太郎のナニが、その女性の子宮口を刺激した。
彼女も避妊薬を飲んでいるらしい。
そのまま、京太郎は、その女性の最深部に遺伝子をぶち撒いた。
二時間後、憧は島根の男性と一緒にホテルを出た。
「あれ? あの娘?」
その姿を、たまたま近くを通った国広一に見られた。憧のほうは気付いていない。
「結構、イケメンな客じゃない?」
二人の姿を一はスマホで写すと、その画像を咲に送った。そして、そのまま憧を尾行した。
憧は、その島根の男性…、耕介と別れた後、別の島根の男性に声をかけられた。質屋を営んでいる男性。彼もリピーターだ。観光と称して、毎月東京に来ては憧を買う。
彼は、耕介ほどイケメンではなかったが、この世界では希少種のフツメンだ。
この男性と憧がホテルに消えて行く瞬間も、一がスマホで捕らえていた。この画像も、一は咲に送信した。
「今日は10時には帰りたいから、あまり延長はできないからね。」
ホテルに入る前に、憧は、男性にそう言った。
この客は、大抵延長する。ホテルの延長料金も、憧への延長料金も払ってくれるので、金銭関係については客としては問題ないのだが…。
ただ、憧は、今日は11時に約束がある。それで少し余裕を持って10時にはここを離れたいと思っていた。それで、延長も延々できるわけでは無いと予め伝えておいたのだ。
男性は、部屋に入るとさっさと服を脱ぎ、憧の服を脱がして胸を少し触ると、すぐさま憧の股間を舐め始めた。早くヤリたくて仕方がない感じだ。
既に彼の股間はビンビンに反り勃っている。
まだ入室して十分もしないうちに、彼は憧の中に生挿入した。
挿れ方が乱暴だ。
そして、毎度の如く、
「ナナさん!」
他の女性に名前を口にする。しかも、今回はイクのが妙に早い。当然、中出し。
ナニを外した憧の性器から、白い液が垂れてきた。
彼は、その様子を見て喜びながら、憧に萎えかけたイチモツを銜えさせた。今日は、この男性に何回戦まで求められるのだろう?
この頃、咲は末原恭子に奉仕させながら、
「本当は、京ちゃんとヤリたいんだけど、今は客を相手にしているから、こっちの恭ちゃんで我慢してるんだからね!」
などと言っていた。
恭子は、この空間では服を着ることが許されない。全裸で、ひたすら咲の股間を美味しそうな表情で舐め回す。
その隣では、健夜が愛宕絹恵に同じことをさせていた。
「そのワガママボディ、気に入らないんだから…」
そう言いながら、健夜は絹恵の股間に特大ディルドーを挿入した。長さは二十五センチにも達する逸品だ。
もう、これで何回目だろう。
絹恵の性器は、この玩具で何度となく犯され、今ではスンナリと根元まで挿入できてしまう。
ここに、咲のスマホの着信音が鳴り響いた。
「せっかくイイところなのに、誰?」
咲は、メンドクサそうにスマホを手に取った。
メールの主は一だ。それも添付ファイル付きだ。
その添付ファイルを開くと、
「なにこれ?」
咲は驚きの声を上げた。
憧とイケメンのツーショット。
しかも、一のメール文からすると、このイケメンは客らしい。
この世界ではフツメンが希少種、イケメンは超希少種。
その超希少種が客として憧を欲しているなんて…。京太郎だけではなく、他のイケメンからも憧は需要があると言うのか?
しかも、イケメンが金を払ってまで…。
「どうかしたの?」
健夜が咲のスマホを覗き込んだ。
「これって…。マズイんじゃ…。」
急に健夜の表情が険しくなった。
「マズイって? 健夜さん、この男性のこと知ってるんですか?」
「うん…。」
「もしかして、健夜の好きな男性? だったら、この女、許せないよね。」
「そうじゃなくて…。この男性、慕ちゃんの叔父さんだよ。」
「えぇ? 慕さんって…。今日、京ちゃんを買った人ですよね。こんなイケメンにツテがあったんですか?」
「ツテって…叔父だよ?」
「叔父だろうとなんだろうと、イケメンはイケメンです!」
「でも、慕ちゃん…。昔から叔父さんのことが好きで、小学生の頃からアタックし続けてきたのに…。全然相手にしてもらえなくて…。」
「まあ、たしかに叔父と姪じゃマズイですから…。」
「これが慕ちゃんにバレたら大変かも…。」
この世界の麻雀トップ5のことを、巷では五大明王と呼んでいた。
順列は、健夜、咲、慕、照、光(旧:みなも)だ。
一人に目をつけられただけでも大変なのに…。
実際、京太郎が咲の目に止まったがゆえに、京太郎の想い人…憧は咲&和穏(ワシズ)ペアとの対局で借金を背負わされ、今ではマ〇〇売りの少女になってしまった。
そこにさらに、五大明王の一人が加わったら…。
憧の人生は大変なことになる。
「ねえ、健夜さん。これって、イイネタじゃないですか? 慕さんにバラしたら…。」
「いえ。今は慕さんには黙っておきましょう。彼女が怒り出したら私でも止めることができないから。」
「うーん。面白くなるかと思ったんだけど…。」
「それに、一歩間違えば慕さんが京太郎君を買っているのが耕介叔父さんにバレるでしょう? さすがにそれだけは、慕さんも避けたがるんじゃ…。」
「たしかにそうですね。でも、気に入らないから、和穏ペアを使って憧に少しお仕置きしておこうかな?」
「まあ、それくらいにしておいたほうが良いでしょうね。それに、もうすぐ借金返済になるのでは?」
「まあ…そうなんですけど…。」
「じゃあ、もうすぐ憧さんは耕介さんに買われることは無くなるでしょうし…。」
すると、ここに一からもう一通メールが届いた。これも添付ファイルが付いている。
ファイルを開くと、今度は島根の質屋の男性とホテルに入る憧の姿が映し出されていた。
「今度はフツメン…。フツメンだって希少種なのに…。京ちゃんに、慕さんの叔父さんに、この男に…、希少種ばかりあの女に寄ってイクのはムカつく!」
とは言え、もう一回憧を麻雀に誘ってさらなる借金を背負わせるのはムリだ。さすがに二度目は乗ってこないだろう。
一先ず、咲は健夜に宥められて静観することにした。ただ、その分、恭子には激しく奉仕することが求められたのは言うまでもない。
結局、憧は島根の男性に延長されて、約束の11時に現地……指定されたホテルに着くのはギリギリになった。
指定された部屋に入ると、そこには憧の初めてを捧げた男性がいた。今回も既に入浴を済ませ、浴衣を羽織って椅子に腰掛けていた。
「もうすぐ借金も返せて売りもしなくなるって聞いたんでね。その前に、もう一回ヤラせて欲しいって思ったんだよ。」
たしかにそうだけど、そんな情報、どこから?
どうせ、和穏ペア辺りから聞いたのだろう。
「君を買う代金の支払いは既に済ませてあるから。まあ、今夜はよろしく頼むよ。」
そう言うと、彼はパンツを脱いで、憧の前に聳え立つ性器を見せつけた。
今回もドーピングしているようだ。
「元気玉も用意してあるからね。」
要は、ローションのことだ。
前回同様、今回も憧を一晩貸し切りだ。オールナイトでヤリまくる……若い女体を堪能するつもりだろう。
憧は、
「その前に、私もシャワーを浴びてきてイイですか? ちょっと、走ってきて汗かいちゃってるし。」
と男性に言った。まあ、嫌とか言えない。
逸る気持ちを抑えて、彼は憧の申し出にOKした。
ただ、憧がシャワーを浴びたい理由は汗ではなかった。
前の客がタンマリ中出ししてくれたので、きちんと中を洗っておきたかったからだ。
浴室には、凹型の変な椅子……俗に言うスケベ椅子が置かれていた。憧は、その上に座ると、性器にシャワーをかけながら中に指を入れた。
さらに、携帯ビデで中を洗浄し、再びシャワーで洗い流す。
同じ島根の男性でも、一人目と二人目で随分違う。
「まだかい!」
男性の声が聞こえてきた。もう待ちきれないらしい。
「せっかちなんだから。もう少しで出るからちょっと待ってね。」
憧は、明るい声を作って、そう男性に言った。
「もう大丈夫でしょ。」
憧は、アソコの洗浄を終えると、浴室から出てタオルで身体を拭いた。そして、一応タオルを身体に巻いて男性の前に姿を現した。わざともったいぶっているのだ。
男性は、憧からタオルを剥ぎ取ると、憧をベッドの上に押し倒し、飢えた野獣が貪り喰らうかのように憧の胸を舐め始めた。そして、憧の股間に指を突っ込んだ。
「随分と使い込んでいるみたいだね。以前とは感じが違うよ。まあ、借金返済って聞いていたから仕方がないか…。」
そう言うと、男性は指でGスポットを刺激しながら憧の股間に顔を埋め、クリ〇リスを執拗に舐めた。ただ、前回抱かれた時とは違って、指での刺激が激しくなっている。
男性が、憧に性器を握らせた。そして、そのまま自分の性器に憧の顔を近づけた。69を要求している。
半年以上前、初めて銜えた性器だ。
憧は、男性器の先端を優しく口で包み込むと、激しく舌で舐め回した。
「以前よりも巧くなったな。じゃあ、今日は、もっと楽しませてもらうよ。」
男性は、しばらく69を楽しんだ後、正常位で憧の中に生挿入した。しかも、ナニが憧のGスポットに当たる角度で入れている。
さらに男性は、憧のクリ〇リスを指で優しく刺激しながらピストン運動を始めた。
クリ〇リスとGスポットの同時攻撃。
憧は、この激しい快感に頭の中が完全に壊れた感じがした。もう、馬鹿になっている。何もかも忘れてしまいそうだ。
「イク…!」
頭の中が真っ白になった。
男性は、同時攻撃を執拗に続けてくる。
イッた直後は、正直、クリ〇リスがくすぐったくて止めて欲しい。
しかし、少しすると、再びこれが快感に変わってきた。すると男性は、クリ〇リスへの刺激を強めた。当然、Gスポットのほうもナニで強く攻めてくる。
「また…イク…!」
憧は、これで何回もイカされた。
イッた回数が分からない。
そして、今度は、さらに両手で憧の両膝が憧の両胸にくっつくくらいに脚を曲げさせた。この体位は、前回と同じだ。
憧の腰が少し浮いた感じになった。
この状態で男性は、憧のクリ〇リスを指で刺激しながらピストン運動を始めた。
「アァ…。」
これはこれで気持ちがイイ。
しばらくすると、男性は指での刺激を止めて、憧の性器を押し上げるかのように男性が自分の股間を憧の股間にグイグイ押し付けてきた。
前回同様、男性のナニは、憧の最深部に届いている。
今回も憧は、奥のほうが開いていって、今の状態を身体が積極的に受け入れているような感じに変わっているのが分かる。
憧の頭の中を強烈な快楽が駆け巡り、脳内が完全にショートし、焼き切れたみたいだ。
よりいっそう男性の動きが激しくなった。ラストスパートだ。
男性のイチモツは、憧の中で、はちきれんばかりの……こっちも爆発寸前の状態になっている。
「うっ…。」
彼は、そのまま憧の性器の最も奥深くに白濁液を放出した。
憧は男性の腰に両脚を絡め、互いの身体を強く密着させた。中に出された液体が外に漏れないように、男性のナニでアソコに栓をしたままの状態にした。
そして、憧は男性の身体に腕を絡めた。
「今日は、キスしてもイイよ。」
「本当かい? じゃあ…。」
男性は、憧と激しく唇を重ねた。
イッた直後のナニは、半分萎えてきていたが、ドーピングしたこともあってか憧の中で次第に大きくなってきた。
二人は、そのまま二回戦に突入した。
今度も、さっきと同じ深い挿入感で交わる。
ナニが奥に当たる。子宮口を何度も刺激して、もう何も考えられない。性本能だけが憧の頭の中を完全に支配している。
再び男性がイッた。
男性の萎えたイチモツを、憧は積極的に口に銜え、それを優しく刺激した。そして、復活すれば生挿入し、当然のように中出しさせる。
何度も何度も……、憧は、ただひたすら彼を求め、男女の合体を繰り返し続けた。
今日の客は、三人とも凄く激しかった。彼らにも『暴れん棒将軍』の称号を与えたい。
ふと憧は、そんなことを思った。
サブタイトルは、『美味ちんぼ』にしようか迷いましたが、結局『暴れん棒将軍』にしました。