※この作品はR-18です。

和・穏-Washizu-   作:おこそとのほもよろを

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大将戦:性器出す救性主伝説

「ツモ! 6300オール。今回も、貴女達二人のトビで終了ですね。」

 和と穏乃は、安福莉子と水村史織をまんまと徹マンに誘い込んだ。開始時刻は午後8時くらいから。もう午後11時を過ぎた。

 

 最初、レートは1000点100円だった。

 しかし、初戦、二回戦で和と穏乃はわざと負け、弱者を装った。そして、

「負け分を取り返さないと…。」

 と敗北街道まっしぐらの人間にありがちなことを言った。

 当然、莉子も史織も『ザコが賭け金を上げてくれてラッキー』と勘違いした。これが和と穏乃の策略とも知らず。

 こうやって、和と穏乃は巧みに賭け金を釣り上げた。

 

 二回戦は1000点500円、そして、三回戦は1000点1000円にまで一気にレートが跳ね上がっていた。

 和と穏乃は、三回戦で運良く勝てたような振りをして初戦、二回戦分の負けを取り戻すどころか、プラスに転じることに成功。

 今度は、莉子と史織に、

「負け分を取り返さなくてもよろしいのですか?」

 と聞いてレートを上げさせた。

 今、1000点3000円。

 10-20のウマとオカ、さらにトビ賞が付いて、実は、この半荘だけで莉子と史織の負け金は合計30万円を超す。

 しかし、ここで敢えて精算せずに点数表記だけにする。それで、いくら負けているのかを正確に悟られないようにしていた。

 熱くなった莉子と史織は、レートをさらに上げた。そして、夜が明けた頃には、二人合わせて1000万円以上の借金が出来上がっていた。

 

 顔面蒼白する莉子と史織。

「「こ…これって…。」」

 とんでもない罠にはまっていたことに、ようやく気が付いた。

 しかし、学生に1000万円も返済する力は普通ない。学生で起業し、高額な利益を出している者達は別だが…。

 親に借りるわけにも行かない。

 二人は、憧と同じように身体を売る道に誘導されていった。

 

 

 これと同じ頃、憧は最後の客を取っていた。

 今回の相手は三人同時で一泊。男性相手の4Pは初めてだが、これで提示された代金を無事もらえれば、和穏ペアに全額返済完了となるはずだ。

 男性は、三人ともゴツい体型をしていた。何やら、一子相伝の拳法を互いに競い合っていたらしい。

 一人目(R氏)は、自らのことを拳王と呼んでいた。彼が、もっとも巨大な身体をしていた。ナニも巨大で、以前、女性雀士Hさんに身体を売った時に挿入されたディルドーと同等のモノを備えていた。

 二人目(T氏)は長い白髪の男性で、ひげを生やしていた。ナニは一番長い。

 三人目(K氏)は胸に七つの傷を持っていた。一子相伝の拳法は、どうやら彼に伝承されることになったらしい。もっともカリ高。

 三者三様だ。

 今日は、伝承者決定のお祝いがあり、その後、街に繰り出した(『クリ出した』ではない)ところで憧と出会い、4Pオールナイトとなった。

 

 R氏が憧の身体を軽く持ち上げると逆さにし、憧のアソコを舐め始めた。

 宙ぶらりんになった憧の顔面に、R氏の巨大なナニが迫ってくる。憧は、大きく口を広げて、それを銜え込んだ。

 さらに憧は、このアクロバティックな状態にありながら、右手でT氏のナニを、左手でK氏のナニを掴んだ。

 こんなプレイは初めてだ。この体力オバケの連中が相手だからこそできる超難易度プレイと言えよう。

 

 R氏は、憧を床に降ろすとベッドの上に仰向けになった。そして、憧にバックで上に乗るように命じた。

 

 3 on 1の4Pではあるが、T氏の主張で後ろの穴に入れるのだけは避けられた。

 彼曰く、

「そこは出すところであって入れるところでは無い!」

 とのことだ。

 

 憧は、R氏に背を向けて、ゆっくりと彼の巨大なイチモツを挿入した。

 いきなり、ナニが最深部に届く。アソコから脳天に向けて、まるで電気が突き抜けたような強烈な快感が憧の身体を襲った。

 R氏は、この状態で憧の身体を下から何度も突き上げる。憧が動く必要はなさそうだ。

 するとT氏が憧の右に立ち、憧の顔にナニを近づけてきた。憧は、右手で彼のナニを握ると、それを口で銜えてバンギングした。

 さらにK氏が憧の左側に立った。そして、彼も憧の顔にナニを近づけてきた。憧は、左手で彼のナニを握った。

 T氏が、憧の頭を掴んで自分のナニを口から離させると、今度はK氏のナニを銜えさせた。憧は、今度はK氏のナニを銜えてバンギングした。

 十数回バンギングしたところで、K氏が憧の頭を掴んで自分のナニを口から離させ、再びT氏のナニを銜えさせた。

 このように、憧は、T氏とK氏のナニを交互に銜えてバンギングした。しかも、アソコはR氏の巨大なイチモツが奥深くまで挿入されて突き上げられている。

 右を見てもチ〇ポ、左を見てもチ〇ポ。

 しかも、体力旺盛な彼らは、なかなかイカない。

 ようやくR氏がイッた時には、憧は半分意識が遠のいていた。

 

 憧の中の最も奥深くにR氏の白濁液が大量に注ぎ込まれた。しかし、まだ一人が一回イッただけだ。

 続いてT氏がイチモツで憧の股間に栓をした。とても長い栓だ。そして、ナニを憧の身体の中に打ち込むように激しく前後に動いた。

 さらなる刺激が、憧の脳内を襲った。子宮口が激しく突かれる。

 口内にはK氏のカリ高なナニが押し込まれている。これを憧は舌で舐め回すが、下半身の刺激が強過ぎて舌を激しく動かせない。

 少しすると、R氏が戻ってきた。彼は、イッた後のナニを洗ってきたようだ。そして、憧の横に立つと、巨大なナニを憧の顔に近づけてきた。

 今度は、T氏のナニを下半身に納めながら、K氏とR氏のナニを交互に銜える。

 T氏の動きがさらに激しくなった。そして、

「うっ!」

 憧の体内にT氏の白濁液がぶち撒かれた。

 

 当然、次は、K氏が憧の股間にイチモツを挿入してきた。こんなカリ高を経験するのは憧も初めてだった。

 口にはR氏の巨大なナニが押し込められている。

 少ししてT氏が戻ってきた。彼も、白濁液まみれの股間を洗ってきたようだ。R氏もT氏も憧にザー〇ン付きのチ〇ポを銜えさせるのを避けているようだ。

 

 K氏の突きは、常人レベルを遥かに超えていた。猛烈な勢いで憧の蜜壷を突く。

「お前はもう、イッている。」

 そうK氏が言った直後だ。あまりの激しさに、憧は、

「プシャ──────。」

 とうとう潮を吹いた。なし汁ではない。

 彼の言う通り派手にイッた。

 これと同時に、

「タワバ。」

 意味不明の変な声が出た。

 他にも、全身の穴から色々な液体が飛び出してきそうだ。まるで、強烈な快楽によって身体が内側から破壊されるような感じだ。

「クッ……。」

 K氏も憧の中に出した。すると、再びR氏が憧の中にイチモツを挿入してきた。

 

 下半身に一本、口に二本交互の状態で4クール、4P状態が続いた。

 憧がアソコでイカせた回数は12回。

 さすがの憧もヘトヘトになった。しかし、体力オバケの三人の漢達は、まだ余裕がありそうだった。ドーピングはしていないそうだが…。

 

 

 一旦休憩。

 T氏が憧に、

「ヤッた男がこう言うのもなんだけど、君みたいな子が、どうして身体を売らなければならないのか、良かったら教えてくれないか?」

 と尋ねてきた。

 憧は、和穏ペア&咲に持ち掛けられた賭け麻雀で大敗し、巨額な借金を作らされたこと、大好きな男性も取り上げられ、しかもその男性も賭け麻雀で大敗して、今では彼も日々客を取らされていることを三人に告げた。

 すると、

「やつらの血は何色だ!」

 突然、K氏が怒り出した。しかし、すぐに優しい笑顔を取り戻し、

「俺たちを楽しませてくれた礼だ。君の未来を変える手伝いをしよう。」

 と言うと、憧のツボを押した。ちなみに今回は蜜壷ではない。

 彼らは、そのツボのことを秘孔と呼んでいた。

「これで、君の動体視力は格段に上がったはず。それと、我々三人で君のアソコから北斗のエネルギーを注入しよう。今度、チャンスがあったら、その者達と一度卓を囲むと良い。では…。」

 再び、憧は三人のイチモツで、これでもかとばかりに蜜壷を、

「アタタタタタタ…。」

 と激しく突かれ続けた。

 口にも常にイチモツが入っている。

 

 エネルギーを注入って…。

「(そんな言い訳して、ただヤリたいだけなんだろうが!)」

 と憧は心の中で叫んだ。

 しかし、これで最後の客になるはずの相手だ。もう、ヤリたいようにヤラせよう。

 

 夜が明けた頃には、憧は失神して完全に気を失っていた。最後の最後で、とんでもないパワー……もとい、エロを注入された気がした。

 

 

 翌日、憧は和に最後の支払いをした。

「これで、負け分は全額支払ったわよ。」

「たしかに、これで一千万円ですね。それで、リベンジ戦をやりませんか?」

「はぁ? 冗談!」

「でも、負けっぱなしで良いのですか? 相手は、私と穏乃、それから国広さんですけど…。ちなみに国広さんは、須賀さんから財布とかをスッた女性です。」

 これを聞いて、憧は一瞬にして頭に血が上った。

 もし、京太郎が全財産+サークル活動費をスられなければ、京太郎だけは無事でいられたかもしれない。地獄を見るのは自分だけで済んだかもしれない。

 もっとも、あの事件が無くても、京太郎を和穏(ワシズ)麻雀へと誘い込むために色々策を練ってきた可能性はあるが…。

 憧の心の中に、とてつもない憎悪の念が湧いてきた。その女性を麻雀で叩きのめしてやりたいと言う気持ちで心が支配された。

「じゃあ、明日。相手をしてやるわよ! でも、もし私が勝ったら、京太郎は返してもらうからね!」

「(ひっかかった!)いいでしょう。では、前回と同じ雀荘で。」

 和は、わざと一のことを口に出して憧から冷静さを奪い、麻雀を打つ気にさせた。憧は、まんまと和の作戦に引っかかった。

 

 憧は、少し時間が経って頭が冷えると、そのことに気がついた。

「あちゃー、やっちゃったー。でも…。」

 例の三人の漢達……その中のK氏に言われた言葉、

『今度、チャンスがあったら、その者達と一度卓を囲むと良い。』

 を思い出した。

 本当に何とかなるのだろうか?

 憧の頭の中で不安と意味不明の期待が交錯した。

 

 

 さらに翌日、憧は指定された雀荘に姿を現した。

 その場には、既に和、穏乃、一の姿があった。

 たしかに、あの布面積が極端に少ない服を着ている女性だ。

 憧は、頭に血が上りそうなのを抑えながら卓についた。今は、とにかく冷静になることだ。相手が一を面子に入れてきたのも、憧の冷静さを欠くことが目的なのだから。

 

 場決めがされた。

 憧は起家、和が南家、一が西家、穏乃が北家になった。

 突然、憧の頭の中に意味不明の言葉が湧き上がった。

 

「(北斗神拳奥義、水影心!)」

 

 憧は、

「(なにこれ?)」

 と思ったが………、三人が文字通り憧の体内にエネルギーを注入した理由はこれだったのだ。

 水影心は、一度戦った相手の拳を己の分身とできる奥義。

 憧の場合は拳ではなく麻雀だが…。

 

 半年以上前、憧は同年代最強の雀士と戦っている。その能力を、憧は自分の能力として使うことができるようになったのだ。

 しかも、一局限定とか言う縛りはない。

 

「ルールは前回と同じでイイですね?」

 と和が憧に聞いてきた。三人がかりなら絶対に勝てる自信があるようだ。

 憧は、

「上等!」

 と答えるとサイを回した。

 

 東一局、いきなり序盤で、

「カン!」

 憧は{西}を暗槓した。そして、

「ツモ。嶺上開花メンホンチャンタ一盃口。8000オール!」

 親倍を和了った。

 この時、和は、鳴き&デジタル主体の憧にしては珍しい打ち方をするくらいにしか思っていなかった。

 

 ところが、東一局一本場も、

「ポン!」

 和から{九}を鳴き、次巡、

「カン!」

 {九}を加槓し、さらに、

「もう一つ、カン!」

 {9}を暗槓した。続く嶺上牌を引くと、

「もう一つ、カン!」

 {⑨}を暗槓した。そして、その次の嶺上牌で、

「ツモ! 嶺上開花混老対々三暗刻三槓子三色同刻! 12100オール!」

 またもや嶺上開花を決めた。

 これは、もう憧の麻雀ではない。勿論、それが誰の麻雀であるかも、和達は嫌と言うほど知っている。

 憧が何故そんな打ち方をできるのかは分からないが…。和は、嫌な予感がしてきた。

 

 東一局二本場は、

「リーチ!」

 憧は自分のツキを確信した。配牌聴牌。ダブルリーチだ。そして、

「カン!」

 一発目のツモで暗槓し、

「ツモ! ダブリーツモ嶺上開花赤2の裏がアタマで乗って8200オール!」

 これで憧以外の三人は全員箱割れした。

 しかし、今回はトビ無しのルール。

 まだまだ憧の快進撃は続く。

 

 東一局三本場。ドラは{8}。

 下家の和のツモの動作が遅く見える。ツモ牌が少し斜めになって、一瞬だけそれが何なのか見えた。三枚切れの{①}だ。

 いつもなら見えないくらいのスピードなのに。

 たしかに動体視力が半端なく上がっている。あの漢の言ったとおりだ。

 ならば、和に{①}を振り込ませよう。

 憧は、

「カン!」

 {④}を暗槓した。新ドラは{④}。モロ乗りだ。そして、

「リーチ!」

 嶺上牌の{一}を取り込み、{四}切りでリーチをかけた。

 

 和は現物がなかった。

 そこで、{④}の筋の{①}を切った。3枚切れだし、もし{①④}待ちなら絶対にツモ和了りしているはずだ。

 それに、三枚切れなら単騎待ちもシャボ待ちも無い。完全な安牌。

 ところが、

「ロン! リーチ一発三色ドラ6の、裏とカン裏が合計三枚乗って48900!」

 まさかの憧への振込みだった。しかも数え役満。

 

 開かれた手牌は、

 {一二三②③12388}  暗槓{裏④④裏}  ロン{①}  ドラ{8}  槓ドラ{④}  裏ドラ{一}  槓裏{8}

 

 これは、和には腑に落ちない和了りだ。

「これって、カンしなくても和了ってたんじゃありませんか?」

「でも、それじゃツモドラ2だけじゃん。だから、カンしてリーチをかけたんだよ!」

 そう言うと、憧は靴下を脱いだ。良く分からないが、奥義水影心が発動し、無意識に身体が動いているらしい。

 

 東一局四本場。

 憧は驚くしかなかった。牌が全て透けて見える。

 靴下を脱いでスイッチが入った。

 これが宮永咲の真の力か…。

 憧は、半年前に打った麻雀が、絶対に勝てない勝負……最初から詰んでいたことを初めて知らされた。

 しかし、逆に今日は絶対に負けないだろう。

 それにもし、万が一、親が流れて先々穏乃の山支配が発動しても、憧も水影心で山支配を使うことができるはずだ。その上で咲の麻雀を展開できるはず!

…

…

…

 

 

 結局、憧の思った『万が一』は杞憂で終わった。

 このまま、彼女は怒涛の連荘を続けたのだ。半年前に咲がやったのと同じ、異例の東一局和了り止めを宣言するまで。

 

………

 

……

 

…

 

 

 翌週、憧は大学で講義を受けていた。

 もう夜の仕事はしていない。する必要が無くなったのだ。

 島根のイケメンからはメールが着たが…、まあ、仕事ではなく友達以上恋人未満で会う分には構わないか…。

 あと北斗のエネルギーを注入してくれた三人の漢達には、あの後、即効でお礼のメールを入れた。

 他にも数人、アドレス交換した客がいたが、それらは全て着信拒否にした。もう会う必要もない。

 

 

 先日の麻雀で勝って、京太郎を返してもらう約束はしていたが…、正直なところ余り期待はしていない。

 奴らが約束を守るとは思い難い。

 

 授業が終わり、憧は一人、教室を出た。

 食堂に向かう途中だった。

「憧!」

 背後から懐かしい声が聞こえた。男性の声だ。

 もう半年近く聞いていない。でも、忘れるはずがない。

 憧が後ろを振り返った。

「京太郎!」

「憧のお陰って聞いた。昨日、やっと開放されたんだ。」

「でも、また拉致されたりしない?」

「代わりの人を見つけたって言われた。元執事らしいけど。それに、そろそろ俺も半分飽きられてきていたみたいだし…。」

「そうなんだ。でも、まあ…、その執事の人には申し訳ないけど、京太郎が解放されて良かった。」

 ただ、その執事は人間ではなく人型のAI搭載性欲処理用ロボット男性ver.『ハギヨシ・マークII』であった。実在するイケメン執事の容姿をそのままコピーしている。これを龍門渕財閥では新商品として開発していたのだ。

 そして、京太郎の容姿をコピーした『京太郎GTX』も来週には完成する。これら二つのロボットは、今までの性欲処理ロボットよりも、ずっと魅力的であろう。

 京太郎の代わりに、これらのロボットを使って女性達の反応を見る。もし需要が高ければ、これらを今後量産できるようにして行くことになる。

 さすがに、京太郎は自分を模った性欲処理用ロボットが開発されているなんて知る由も無かったが…。

 

 そんなことよりも、京太郎には、もっと大事なことがある。

 今度こそ、憧と一緒に生きて行きたい。そのためには、自分の気持ちをもう一度キチンと伝えなければ…。

「それでさ、あの……俺達…、その…。お互い、こんな風になっちゃったけどさ…、付き合って…。」

「半年前の告白なら、ちゃんと生きてるけどさ、私なんかでイイの?」

 本当に、こんなに汚れた自分で良いのだろうか?

 憧は京太郎に悪い気がしてならない。

「俺は、憧がイイんだ。」

「私も京太郎さえよければOKなんだけどさ…。」

 でも、ちょっと迷う。

 自分の身体は、何百人ものザー〇ンを飲み込んでいる。こんな中古品じゃ、京太郎に申し訳ない。

 でも、京太郎がそう言ってくれる以上、少なくとも島根の男性の友達以上恋人未満の件は、前言撤回かな?

 もう全部着信拒否したほうが良いだろう。本当に京太郎と付き合って良いのかどうか分からないけど、自分の心は京太郎一筋にしたい。

 それに、もう嫌な過去は忘れたい。

 時間がかかるかもしれないけど…。二人が元の何もされていない状態に戻ることはできないけど…。

 憧がそう思った時だ。

 

「北斗神拳奥義 天破活殺!」

 

 どこからか気合いが入った声が聞こえてきた。

 その直後、憧と京太郎は、互いに身体を売っていた記憶が消えた。

 Hなことで覚えているのは、互いに愛し合ったあの瞬間だけ。相手が身体を売らされていた記憶も消し飛んだ。

 

 天破活殺の奥義は触れずして闘気をもって秘孔を突くことにある。二人は、誰かに気で秘孔を突かれ、都合の悪い記憶を消去されたのだった。

 もっとも、こんなことができる人間は限定されているが…。

 技のパワーが巧くセーブされていたのか、少なくとも殺されてはいない。ただ、ご都合主義で記憶が消えただけだった。

 

 

 その頃、和穏ペアは、新たなカモを探していた。

 和穏(ワシズ)麻雀の対戦相手を。そして、憧の代わり………大敗して、身体を売って二人に売り上げを渡してくれるであろう人材を…。




本作に最後までお付き合いいただき有難うございます。

憧が主役を奪ってイッた感じです。
どこが『和穏』だろう?
と自分でも思っております。
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