前世で助けた動物がめっちゃ懐いてくる件につきまして 作:ROKKY
初投稿ですがよろしくお願いしますm(*_ _)m
ここは阪神甲子園球場。そして今、俺の所属している関彩学園と清華高校が決勝戦を行っている。
場面は延長15回裏の二死満塁。1対0でこちらがリードしている。
そういえば俺の自己紹介が遅れていたな。俺の名は関宮陽太。今はセンターを守っている。そして、このチームのキャプテンをしている。
うちのチームのエース(最速158キロ出す)が大きく振りかぶり、その長身から弓のようにしならせた腕から球が放たれる。球は、空気を切り裂きキャッチャーの構えるミットに収まると思ったが、カキーン!という金属特有の音がなり、俺の方へとものすごい速さの打球が飛んでくる。
ただ、俺にはその打球やみんなの動きがスローモーションに見え、仲間たちや監督。スタンドのみんなからの
「やったれ!関宮ァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
という叫びが鮮明に聞こえる。その時、俺は「みんなの期待を裏切らない。裏切っては行けない。みんなで世界一になるんだ!その為なら、こんな腕や身体。どうなってもいい!俺らは勝つんだ!」
そういう想いを込め、転々と転がる打球を捕球し、持ち替え足を踏み込んだ瞬間、ビチビチビチと筋肉の裂ける音が聞こえ、 球を放した瞬間俺は地面へと激突した。
そんな想いを込めた俺の送球は、ギャギャギャギャギャと人間の投げた球ではないような音をスタンドやホームへと響かせ、
「ズバァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!」
とド派手な音を立て、キャッチャーミットへと刺さり、
審判の
「アウト!アウトぉー!!!!」
というコールと仲間達がマウンドへ駆け寄り、球場中がものすごい歓声に包まれたところで俺の意識は暗転した。
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「ふぁーあ。あれ?ここどこだ?」
俺が起きたのは、球場でも病院でもなく、ただ真っ白な部屋にちゃぶ台がポツーンって置いてある部屋だ。
そして何故かそこには神々しい服を着て、頭に天使の輪っかをつけた白ひげのおじいさんがお茶をふたつ持っていた
「おぉーやっと気付いたか陽太くんよ。」
「あ、はいこんにちは。え?自分の名前ご存知なんですか?」
「もちろん知ってるとも。君、天界では随分と名の知れた人間なんだよ?」
え、この人すげぇ俺の事知ってるしてかなんで俺みたいな一般人が天界で有名なんだ?俺なんか悪いことしたっけ?
「いやいや。陽太くんは何も悪いことなんぞしてないわぃ。それよりも善行のし過ぎでものすごい評判がいいんじゃよ」
いやいや俺の考え読んでるしなにこの神様流石やな
「そりゃあだって神だもんな!ドヤァ。まぁそんな話は置いといてだ、陽太くん。君は死んでしまった。」
「ですよね。やっぱりそうですよね」
そうだろうと粗方予想はしていた。だってあんなふうに叫んで球投げて筋肉の裂ける音聞こえて挙句の果てにはこんなめっちゃ神々しい部屋にいるんだもんな。そら気づくわ
「そしたらやっぱり消滅する感じですかね?」
「いや、消滅はせんよ?ただ、君が数え切れないほどの命を救ってくれたその恩返しの代わりにでも違う世界で生きてもらいたいと思ったからじゃよ」
あー。これがいわゆる俺らのクラスのオタク達が言ってた異世界転移ってやつか。聞いたことあるだけだからなんも知らんけど。てか俺そんな大袈裟なことしてないけどな。
「そしてだ。お主が助けた者達はそこの世界で暮らしているんだが……ちょいと人間達が厄介なことになってしまっての。色々と大変なんじゃ。そんな訳でだ、陽太くんには転移してもらって、その者達を助けてもらいたい。何、なんも持たせない状態で転移させても無駄死にさせるだけだしそんなことして殺したくもない。そんな訳でわしからのささやかなプレゼントじゃ。お主は数え切れないほどの善行を行ったから、沢山貰えるぞよ?」
あー。これが世の中で言うチートってやつか。何が貰えんだか楽しみだな。
「そんな訳でだ、その贈り物は転移してからのお楽しみじゃ。他に質問はあるかの?」
「あの、助けたらその時点で俺の役目は終わりで死ぬって結末はないですよね?」
「そんなものあるわけないじゃろなにいってんじゃ。というより死ぬなんてことは無さそうじゃな。陽太くんの場合は不老不死ってやつになるかもしれんからな。まぁ楽しみにしといておくれ」
おいちょと待て。この神様さりげなくめっちゃ爆弾発言したぞ?不老不死だと?……マジかよやるな
「そんな訳だが他に質問はないかの?」
「ないですね。まぁー。とりあえずほのぼの頑張りますよ」
「うむ。それがいい。なにか起こり次第こちらから通信できるようにしとくからな。宜しくたのむ」
「ありがとうございます!それでは!またどこかで会いましょう!」
「おう。またな。頑張っておくれ」
そして俺は異世界へと転移するのであった
小説ってムズいですね笑笑