※この作品はR-18です。

極道JKと一般JKの姫初め   作:八月朔日

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1 無理難題を押し付けられまして

「それじゃまあこの案件は3日後までに」

「かしこまりました」

「で、こっちは今日中。年始会合の日程は?」

「会合の日程は週末、午前10時からとなっております。傘下組長、若頭の2名ずつが参加予定となっております、桃花お嬢さま」

「了解、下がっていいわよ」

 

 ぽけーっと目の前で行われたやりとりを見ながら出されたお茶とお茶請けの羊羹を食べつつ、桃花の手元から拝借したいらない紙に絵を描いてる。2人とも私の事は空気的な扱いをしてるけどさ、私訪問してきたわけじゃなくて呼ばれてここにいるんだよね。

 ぽけーっとそんなことを思いながら薄ピンクに花柄がはいった着物を着て、黒スーツを着たいかつい人と話してるクラスメイトを見る。

 藤袴桃花(ふじばかまとうか)。真っ黒な艶髪はセミロングほどに伸ばされていて、色白。目は少し切れ長で凛々しい感じで綺麗系の子。でもたまにかっこいい。

そして藤袴組の組長の娘でなおかつで若頭候補のいわゆる極道の娘。そんな極道の娘の唯一の友達ともいえるのが私、三条結弦(さんじょうゆづる)。うん、

 唯一の友達というか、姉妹同然に育ってきてるから何とも言えないけどね。うちの親が経営するタトゥーショップ。藤袴組はうちのお得意様でもあって、組の人の彫り物は全部うちでやってたりする。かくいう私も下層構成員と指名で幹部とかならかなりの人数を彫ってる。ちなみにこの前幹部の人の背中に彫ったっけ。

 うん、極道とか彫り師と言ってるけど私らまだ高校生やってる。

 

「ねえ桃花、先週5人彫ったばっかりなんだけどまた誰か彫るの?」

 

 黒スーツの部下の人が書類を受け取って退室したのを見送ってから桃花に聞いてみる。桃花の家に呼ばれると時は大抵誰か彫るとき。今回も誰か彫るのかな?

 

「ええ、彫るわよ」

「誰? 幹部の人?」

「そうね、幹部よ、幹部。誰だと思う?」

 

 んー、桃花の側近の彩芽さん……は違うか。じゃあこの前昇進した海道さんかな?

 

「海道さん?」

「はずれ」

 

 桃花はそういうと意地悪そうに笑いながら私のそばまで寄ってきた。ニヤニヤと笑みを浮かべながらそばにやってきた桃花は私の手を取って自分の胸に当てながら、

 

「正解は私」

「へ?」

「なるべくシンプルなのがいいわね。花柄とかいいかも」

「桃花が彫るの?」

「さっきからそう言ってるじゃない。シンプルな花柄でお願いね、入れる場所は任せるわ」

「入れる場所も? まあ、桃花がいいならいいけど……」

「あ、でも気に入った図案上がってこなかったらお仕置きね」

「……え?」

「楽しみにしてるわ、結弦」

 

 え、待って。お仕置きとか嫌なんですけど。しかも桃花がやるとかものすごい嫌なんですけど。前に桃花が部下の人にやった罰則見たけどあんなの嫌なんですけど。

 

「期限は今日から3日ね、頑張って」

「ねえ期限短すぎない?」

「腕いいんだからそれくらいで文句いわないの。さ、時間もあることだしなにしましょうかね」

 

1日目

 

「んー」

「……」

 

 昨日の今日だけど桃花の部屋。シンプルで最低限の家具しか置いてない殺風景といえば殺風景な部屋。テレビ、鏡台、なんか豪華なテーブル、桐箪笥。広い部屋にあるのはこれだけ。押し入れもあるけど、そこには布団が入ってるだけ。

 うん、さりげなくある床の間に置かれてる長物は見えないことにしてる。

 まあそれはともかく、昨日は家に帰ってから何種類か図案を書き上げて今日持ってきた。

図案を見ているのは萌黄色の着物を着た桃花。桃花はどれにするか決める気配はなく、悩んでいるというかなんというか。

 これはあれじゃない? ダメな奴じゃない?

 

「再考で」

「だろうと思った。持ってきた奴、肩と腕、脚で描いてきたきたけど彫る場所も再考?」

「そこも含め、再考お願いね?」

「うへー」

 

 図案も部位も再考とはまた鬼畜な……。

 

「とりあえずお仕置きいっときますか」

「え?」

「別に3日後に間に合わなかったらやるなんて言ってないけど? 気に入った図案なかったらとは言ったけど」

「なにそれひどい」

「ひどいも何も聞き漏らした結弦が悪いんじゃない」

 

 見終わった図案の紙をまとめてテーブルの上に置くと、昨日みたいに私の隣にやってきた。何、いったいなにする気なの? ニヤニヤしながら詰めよってこないで欲しいんだけど。ねえ。

 

「な、なにする気?」

「何すると思う?」

「……部下にしてたみたいなやつ?」

「違うけど、して欲しいならしてあげましょうか?」

「しなくていい!」

「ん、素直でよろしい」

 

 桃花はそういいながら正面から抱き着いてきた。ん? じゃれついてくるだけ? これくらいなら普段からしてるから別にお仕置きでもなんでもないんだけど。

 抱き着いてきてる桃花からはいい匂いがする。使ってるシャンプーなのか、それとも香水でもつけているのか、甘い匂いがする。桃花に抱き着かれるたびに思うけど、いい匂い……。

 

「ねえ桃花、抱き着いてくるのがお仕置きなわけ?」

「ん? まだお仕置きしてないけど」

「え?」

「とりあえず貰うわ」

「もらう!?」

 

 貰うと言われて何をと聞きかけたら口をふさがれた。柔らかい、桃花の口によって。うん、桃花にキスされてる。

 しっとりとみずみずしい桃花の唇の感触の驚いてると、ヌルっと何かが口を割って入ってきた。

 

「んっ、んぅっ、んんッ」

 

 え、あ、これ舌? 待って、舌絡めてくるとかそんなの知らないから待って! ひゃ、ぁ、ぅぅ。

 

「ん……ごちそうさま。柔らかくて気持ちよかったわよ、結弦の唇」

「ぅぇ、あ、ぅぅ」

 

 私の口内を好き勝手にもてあそんだ桃花は体を離すと自分の唇に触れながらそんなこと言いだした。

 え、何? どういうこと? 

 

「今日のお仕置きはこれでおしまい。次も待ってるから」

 

 桃花はそれだけ言って却下した図案をまた見始めた。え、お仕置きってこれ? 却下されるたびにキスされるってこと?

 却下の段階でキスなら3日後のはいったい何されるわけ?

 

2日後

 

「結弦、こっち来て」

「……」

「もう、そんな警戒しなくていいじゃない」

「昨日の今日でそんなこと言われても無理」

「いいから、ほら」

 

 緋色の着物を着た桃花は昨日と同じような笑みを浮かべて私を呼んでる。テーブルをはさんで座ってる私と桃花。そしてテーブルに置かれた図案……うん、今日も却下。

 ニコニコと笑みを浮かべてぽんぽんと膝を叩いてる桃花。

 

「……」

「結弦?」

 

来ないならこっちからな雰囲気を出し始めたから警戒しつつ、近くに。

 

「さ、今日はどんなお仕置きにしようかしら」

「今日はって、キスする気じゃなかったの?」

「お仕置きがキスだなんて言った覚えはないけど、結弦はキスがいいの?」

「っ桃花!」

「あらら、可愛い。顔が真っ赤よ?」

「というか何でキスなわけ?」

「したくなったからしただけ。だって結弦の唇気持ちよさそうだったんだもの、舌の絡め方もたどたどしくて可愛かったわね」

「~~~~ッ」

「んー、今日もしようかしら」

 

 コロコロと表情を変えながらそんなことを言ってくる桃花。普段からの雰囲気もあるけど、色気とかそんなのがすごい……正面から見れない。

 ちくしょう、いい笑顔してくれちゃって……。

 

「そうね、とりあえずしてから考えましょうか」

「してからってどういうっ」

 

 桃花は流れるように抱き着いてくると、そのまま畳の上に私を押し倒してキスしてきた。マウントを取るように上に乗ってきた桃花は昨日みたいな優しいものじゃなくて激しい奴。

 唇は何度も角度を変えてくるし、舌の絡ませ具合もなんかすごい。なにこれ、頭がぼーっとしてきた……。しかも桃花からする甘い匂いで余計に頭がぼーっとしてきてる。

 

「ん、ふぁ……」

「ぅ、ぁ……」

 

 体が弛緩してくったりして抵抗もほとんどしなくなったころ、桃花が体を起こして舌なめずりをしながら私を見下ろしてる。

 キスされてる間、うまく呼吸できてなかったせいか荒い息使いで桃花を見上げてる……。

 

「ふふ、やっぱり結弦の唇は気持ちいいわね」

「と、桃花ってソッチの気でもあるの?」

「どうだと思う?」

「押し倒されてキスまでされてるからねー……」

「そうね、でもまだ終わりじゃないから」

「それどういうッ」

 

 桃花はまた体を密着させてきたかと思えば、首筋に顔をうずめて甘噛みしてきた。

 

「ひゃぅ、ぁ、それだめっ」

「やだ」

 

 桃花は服の裾に手を伸ばしてきたと思ったら、そのまま中に手を入れてきて素肌を撫でてきた。

 

「肌ざわりいいわね、すごいすべすべしてる。それに無駄な肉もついてない」

「ひ、ぁ、桃花に付き合わされてっあれこれ運動、させられてるからでしょ、ふ、んぅ」

「それは結弦の御両親からも頼まれてるからやってるだけ」

 

 合気道に空手に剣術、とりあえず詰められるものは詰めようって感じで昔から桃花とワンセットでこなしてきた。

 そのおかげというかなんというか、贅肉はついてないしクビレもあるからスタイルはいい感じになってる。

 まあ実際は私とセットにすると桃花のやる気が上がるからって理由でやらされてるんだけど、まああれこれ技術は身についたしいい事の方が多いから別にいいんだけど……今はそんなことよりも、

 

「と、とうか? もう、終わり……だよね?」

「ん? まだだけど。まだまだ前座だし、今日のお仕置きはまだこれからよ」

「え、前座ってどういうひゃぁッ」

 

 体を起こした桃花に抵抗しようとしたけど、その前に桃花に両手を押さえつけられ抵抗むなしく散る。

 桃花は服の裾をまくり上げるとお腹を一撫でして人の悪い笑みを浮かべながらその手を徐々に、徐々に上へと伸ばしてきた。

 服はブラの上までまくり上げられていて、桃花の手はそのあらわになってる私の胸に伸びてきてる。体をよじってどうにか桃花の下から抜け出そうとしても、体重をかけてきてるから抜けられない。桃花はニヤニヤと笑いながら私の胸に手を伸ばしてきて、手を引っ込めた。

 

「ぇ……?」

「ちゃんとはずさないとね」

「え、はずす……!?」

 

 運悪く、今日つけているブラはフロントホック。桃花は嬉々としてホックを外した。

 ホックを外すのと同時にブラで押さえてた胸がふるんと桃花の目前でさらされた。

 

「ッ~~~~!」

「ピンクで綺麗な色ね。それに柔らかいし手からあふれる感じもなおいいわ」

「ひゃ、ぁふ、ぁ……」

「いい揉み心地……」

 

 そのまま気づけば桃花は私の腕の拘束もやめてたし、両手でしっかりと私の胸を思う存分揉みしだいてた。

 桃花が揉むたびに手のひらで擦れる乳首のせいでなんか変な気分になるし、体がずっと火照っててもう訳が分かんなかった。その間、桃花はずっと微笑みながら私の胸を揉んできてるし……。

 お仕置き云々はともかく、桃花はいったい何がしたいんだろう?

 

3日目。

 

「……」

「……」

 

 そして、運命の3日目。これでだめだったらいろいろとやばい感じになる。今更だけど、そもそも桃花は合格を出す気がないんじゃないかとか思い出してるけど、ひとまずは合否判定を待つ。

 背中、脚、腕の3か所で考えてきた図案。桃花は今その図案を見てる、見てるけど流れ的には、

 

「残念」

「はあぁ……」

 

 ですよね。流れ的に却下の流れだったもんね。というかやっぱり意図的に却下してるよね、桃花。

 

「お仕置きなわけだけど、平気そうね」

「ねえ桃花。もしかしなくてもだけどさ、わざと却下してない?」

「……あら、ばれちゃった?」

「ばれちゃったって……、じゃあ今日までのお仕置きの意味って何?」

「知りたい?」

 

 図案を描いた紙をテーブルの隅によせた桃花は頬杖をつきながら私を見てる。いたずらがばれたような顔で私を。

 なんだろうか、私にばれることも全部想定済みですって感じがするんだけども。私にキスしたり、胸とか好き放題にしてきたり。いろいろとわからないことだらけ。

 

「端的に言えば結弦の事を愛してる」

「……んぅ?」

「ライクじゃなくてラブ、恋じゃなくて愛、そういえばわかりやすい?」

「え、ちょっと待って……桃花が? 私を?」

「ええ、物心ついたころから愛してるわ」

「か、家族として?」

「いいえ、1人の女として。じゃなきゃキスもしないし、体に触れたりなんてしないもの」

「私の事が好きだからキスしたり、胸を好き放題にしたの……?」

「そう言ってるじゃない」

 

 家族や姉妹としてじゃなくて私の事が好きで、キスとかエッチなことをしてきてた……ええええッ!?

 物心ついたころからって言ったらけど、16年間そんな素振り一切みせなかったし……スキンシップが多いなくらいにしか思ってなかったけど、それもそういうことだったの?

 今まで桃花が私にしてたスキンシップやあれこれを思い返してみれば、桃花が私を好きだっていう今につながるものがいっぱいあって……その……。

 

「それで、結弦は私の女になってくれるかしら?」

「……ならないって言ったら?」

 

 意趣返しで試しにそう返してみると、今までニコニコしていた桃花の表情が一気に消え失せた。桃花が仕事中、極道の娘として見せる冷たい顔。

 冷たい顔になった桃花は静かに立ち上がって私のところに来ると、昨日とは違う少し乱暴な感じで私を畳の上に押し倒した。

 

「桃花……? なんか怖いよ?」

「そうさせたのは結弦じゃないの。ずーっと結弦の事愛してるのに私のものにならないとかいうんだもの」

 

 覆いかぶさってきてる桃花の顔が間近まで迫ってる。仕事をする時の感情のこもってない冷たい目が私の目を射抜いてる。

 そ、そこまで私の事が好きなの? 

 

「私なしじゃ生きられない体にしたら考えかわるかしら」

「それは普通に怖いからやめて」

 

 仮にそれをやるとしたら私いったい何されるの? 言ってる内容的に行けばこのまま襲われる流れだよねこれ。

 桃花は私の頬を撫でつつ、私の目を見てる。まるで、何一つとして私の言動を見落とさないかのように。

 

「私たち女同士だよ?」

「だからなに? 私は結弦がいいのであって男女なんて関係ない」

「組長の娘なんだし、跡取りとか」

「二母性胚なんてものもあるしどうとでもなるわ」

「……」

「結弦は私の事嫌い?」

「嫌いじゃない」

「じゃあ好き?」

「うん」

「こういうことしても?」

「んむ、ふ、ぁ」

 

 冷たいけど、熱を持った目で見てくる桃花の目を見返していればまた唇に振ってきた柔らかい感触。

 柔らかい唇は桃花が角度を変えるたびに感触がかわるし、昨日と同じく舌を入れてきても違和感を感じない。なんでだろ、一昨日入れられたときは訳がわかんなくなってたけど今日はかんだか違う。

 桃花の舌が私の舌に絡んできたし、口内を好きに撫でまわしてきたけど体が火照ってもっと求めてしまいそうになってる。

 キスをやめて体を起こした桃花が私の服をまくり上げてブラを露出させると、フロントホックじゃなかったからなのかブラをぐっと上に押し上げて露出させると、昨日みたいに揉むのかなと思ってたら、

 

「ふぁっん、んっだ、めッ」

 

 桃花はその小さな口で胸に吸い付いてきた。口に含まれたのはピンクで綺麗と言われた乳首。軽く吸い付かれたかと思えば強めに吸われたり、舌先でくりくりと敏感になってる乳首をいじられたりしてる。

 

「んッ、ふ、あぁっとう、かぁっ」

「ん、んふ、んっ」

 

 桃花は私の体がビクビクと跳ねてるのなんてお構いなしに胸に吸い付いてきてる。何かとてもおいしいものに吸い付いてるかのように。

 かといって自由になってる手で桃花をどけるっていう考えまでにはいかない……なんだろ、桃花になれるならいいかなってなってきてる。

 そのままされるがままにされていると、ちゅぷっと音を立てながら口を離した桃花が体を離した。

 

「もう一度聞くけど、こういう関係になりたい私の事は好き?」

「ん、ふぁ、ぁ……」

 

 体の奥に残った疼きと熱量、硬くなって敏感になってる乳首やいろいろを含めてビクついて息も荒くなってるからすぐに返答できない。できてないけど、桃花と今みたいなことをする関係になる……別に、嫌じゃない。嫌じゃないと思えてる。

 私を見下ろしている桃花の目には冷ややかな物はなくなって、熱でとろけてる中に不安みたいなのが浮いてる感じがする。

 

「好き、だよ」

「これ以上先の事をシたいって言っても?」

 

 そう言いながら桃花の手が今まで触れてこなかった下腹部の方に伸びてきた。押し倒された時に乱れたスカートの裾から入ってきた手はショーツの上からソコを撫でてきた。

 

「ひゃ、ぁ」

「ここの指いれてぐちゃぐちゃにかきまわしてもいいの?」

 

 ゆっくりゆっくりとソコを撫でてくる桃花、ぁく、こんな気持ちいいものなの? ソコいじられるのって。

 1人でなんてシないから桃花にされること全部が新鮮……。

 

「ぅん、桃花にならいいよ?」

 

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