もはやタイトルと前書きがおなじだよ。
タイトルなんて考えられないんだよ。
「ちっ」
振り向いた半身のままに前転して方向を変える。
かすめていった何かを気にするはずもなく、手元ではハンドルを引いて排莢。
あろうことか奇跡のような確率でこのタイミングで弾詰まりを引き当てやがった。
「小さいってのはこういう時不便だなぁ」
ああ。それには同意する。
リーチが違いすぎる。
歩幅もなにもかも違うこの小ささはメリットもあればデメリットもある。
逃げるのは悪手だと解っている。
殺ればいい。
残りの弾はあといくつだ。
▽
アップデート。
ろくにお知らせを読まなかった俺はログインして違和感に気がついた。
そもそもお知らせにも書いてなかったのかもしれない。
あちこちで散見するそれらはアップデートに因るものだと予想はついた。
殺し殺されるこの場において、生かさず殺さず捕まえて自由を奪い犯す犯される姿。
順応性高すぎだろう。
なんだってこう愉しそうにしてやがるんだ。
▽
距離を詰められている。
続いていた足音が途絶え、反射的に横に転がり反転。
小柄なからだの上を巨躯が通過し眼前に着地。
迷うことなく発砲。
拳が伸びてくるがまとめて潰してやる。
横から衝撃、蹴りだ。
詰まる息を無視し、吹っ飛ばされるままに飛ばされ転がる。
距離はとれた。
発砲。ダメージエフェクトが散る。
タフすぎんだろ。
急所を外れてるとはいえ何発撃ち込んだ。
「くたばれ、ロリコン」
「これからだろ」
真正面から突っ込んできやがった。
銃を捨てナイフを喚びだし、タックルしてきた野郎の首に突きたてる。
「ぐっ」
どっちの声なのかわからない。
頭から突っ込んできた野郎によって俺は腹に頭突きを受けそのままホールドされている。
野郎はホールドしたことによって露にした首にナイフを刺されてる。
「掴まえてやったぜ」
「死ねよ」
サイズからして拘束から逃れられるわけもなく、ナイフで抉ってやる。
ダメージが蓄積したのか急所にやっと達したのか、野郎のからだが霧散していく。
「くそが」
まだ残っている肉体を蹴飛ばして立ち上がる。
落とした銃を拾い弾を詰め、動作確認。発砲。
弾を回避して樹上から野郎が降りてくる。
「気がつかなきゃ見逃してやったってのに」
「ねぇな」
吐き捨ててやれば、笑い、前へと飛び込んでくる。
発砲。かまわず突っ込んでくる野郎に首を掴まれる。
発砲。息が吐けないのがなんだというんだ。
掴まえられているが絞め殺されるわけでも首を折られるわけでもなく、地面に圧しつけられるだけ。
にやにやと野郎はただ笑う。
違和感にかまっていられるほど余裕があるわけでもない。
覆い被さるように正面に居るのが悪い、残り弾を全部くれてやる。
鳩尾に重い衝撃。
意識が軽く飛んでたようで、気がつけば手を拘束されている。
口に猿轡を食まされ、近距離だというのに噛み付くことすらままならない。
野郎と目が合う。
「いいねぇ。屈服させたくなる目だ」
ぐに、と妙な感触を覚えたのは一瞬で、下腹部を貫かれる感覚と圧迫感。
息が詰まる。
「正直ダルマにしてもよかったんだがな、それじゃあ面白くないだろ」
てめぇが面白いかとかどうでもいいんだよ。
猿轡のせいでなにか言ってやることもできない。
かなり癪だが戦線離脱としての自害の手段も奪われている。
ぐにぐにと内壁を抉って擦れる不快感。
なにをやってるかなんて明白で、野郎は腰を押し付けては引いてを繰り返す。
なんでこんなに不要なところまで作りこんでるのか理解できないほどの生理的現象がこみ上げてくる。
そもそも性別判定なんぞ外見的特徴だけで充分だろう。
下半身にぶら下がってるあれや、生殖器、排泄の穴なんてどうでもよいだろうに、意味不明なほどの再現率で創られてるんだよ。
狭いところに野郎が無理やり突っ込んでるせいで内部が破損したのか血でぬめる。
ああ。そういえば、上に乗っかってる野郎の腹からもダメージエフェクトが垂れ流しにされてるな。
顔は覚えた。
プレイヤーネームも。
なにやら興奮している野郎だが出血多量判定がでたのかぐらりと傾いた。
掴まれていた足が開放される。
って、重。拘束されたままの手で押しのけ、足で蹴る。
四肢からじわりと霧散していく姿を見るでもなく息をつく。
殺されないならやりようはいくらでもある。
からだを起こして、現状を確認。
手が使えない。口も使えない。
間の悪いことに人の気配。
ログアウトできるエリアまで無事に帰れるのか、それともうまくキルされるか。
とりあえずロリコンは多いらしいということは理解した。
短いけど、これ以上は無理だったんだ(´・ω・`)
鯖癌書いてみたかったんだよ。
行動の自由を奪うなら手足もぐのがよいのだろうけど、きっと殺しちゃうよな。
殺りすぎると相手デスポーンだろうし、殺らなきゃ殺られるわけだし。
加減とかできるんだろうか、鯖癌の住人は。
とりあえず、痛みと快楽ですごいことなりそう。
そんなんでも堕ちるとか言われちゃうカッツォ君はやばいんじゃなかろうか。