季節も変わり、気温も以前よりすっかり下がった10月末。
わが鎮守府は年に一度のハロウィンパーティーの時期を迎えていた。
いつもは鉄と潮の香りで満ちた鎮守府内だが、こういった祭りの時期はとても活気づいて心地いい。
あちこちに色とりどりのハロウィン飾りが並び、仮装をした艦娘達が愉しそうに過ごしている。
「提督! トリックオアトリート!」
白いシーツを頭から被った暁が笑顔でそう言った。後ろには妹たちも同じ格好でいる。
「はいはい。お菓子な」
俺はそう言って懐から小袋に入ったお菓子を取り出して、暁達に与えた。
四人は綺麗に梱包されたお菓子を受け取ると、お礼を言ってから去って行く。
こんな感じでハロウィンの日は主に駆逐艦たちがお菓子を貰いに来る。
俺もそれに備えて懐にお菓子を忍ばせているのだ。
こういった手間や後片付けなどもあるが、何だかんだでこの騒がしい雰囲気は好きだった。
昼間はこのように各々が自由に過ごし、夜は中庭でハロウィンパーティーが行われる予定だ。
今日ばかりは仕事は全てお休みにして、緊急事態以外は演習も遠征もしないことになっている。日頃から戦いに明け暮れる艦娘たちも今日くらいは普段のことを忘れて楽しんで貰いたい。
「しかしお菓子くれないと悪戯しちゃうぞ・・・・・・って冷静に考えるとやばいな」
駆逐とか海防艦なら笑って済ませられるが、戦艦とか空母とか妖艶な大人の艦娘に言われたら正気を失ってしまいそうだ。
榛名とかに『悪戯・・・・・・します?』とか聞かれたら、そのままルパンダイブしてしまいそう。
まあ、そんな状況になること無いんだけどな!
「はあ・・・・・・欲求不満かな・・・・・・でも艦娘に悪戯されてえな・・・・・・」
誰もいない廊下で、俺は嘆息する。そしてそのまま残っている仕事を終わらせるべく、執務室に戻るのであった。
「・・・・・・今の聞いた?」
「提督さん、えっちっぽい?」
「だったらさぁ・・・・・・」
小さな影が二つ、動いた。
しかしこのとき、俺はそれに気づけなかった。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「ふう・・・・・・疲れた」
仕事を終わらせ、何とか参加できた夜のハロウィンパーティーだったが、思った以上に盛況で面を喰らった。
俺も初めは楽しんだが日頃の疲れかすぐにバテてしまし、途中席を外して一人で執務室に戻ってきたのである。そのままどっかりと椅子に腰を降ろす。少し酒を飲んだからか頭がぼうっとした。
しかし皆、元気だな。
普段は大人しい由良とか浜波とかも積極的に参加していた。
この鎮守府の艦娘が全部集まってるんじゃ無いかって感じだ。
歓声がここまで聞こえてくる。執務室は一人でゆったり出来るが、いつまでもここにいるわけにはいかないだろう。
少し休憩してから戻ろう。そう思った時、扉が開いて二つの影が入ってきた。
「提督さん! トリックオアトリート!」
「がるる~っぽい!」
リベッチオと夕立だった。
リベッチオのジャク・オー・ランタン、夕立は狼のコスプレをしている。
二人とも雰囲気によく合っていて、可愛らしい。
「どうした、二人とも。お祭りに混ざらなくていいのか?」
「そう思ったんだけど、提督さんがここに行くのが見えたから、ついてきたんだよ?」
「狼の鼻はよく効くっぽい」
くんくんと臭いを嗅ぐようなジェスチャーをする夕立だが、それは狼と言うより犬だと思う。
「リベのこれ、どーお? 似合ってるかな?」
そう言ってリベッチオは服の裾を持ってくるりと廻った。
「うん、可愛い。似合ってるぞ」
「そーお?やったー!うふふふっ♪」
「提督さん、夕立は? 夕立は似合ってるっぽい?」
「ああ、とても似合ってるぞ」
そう言って二人の頭を撫でると気持ちよさそうに目を細めた。
「えへへ~、ところで提督さん、おかしは?」
「あ、ああ、そうだな」
リベッチオに言われた俺は懐に手を入れた。
「あ、あれ?」
変だな。お菓子が無い。皆に配って無くなってしまったのだろうか。
「あれ? お菓子、無いっぽい?」
「あ、ああ。ごめん。今、台所から持ってくるから・・・・・・」
そう言って立ち上がろうした俺だったが、身体が動かない。
何故だ? と思って身体をよく見ると二人が俺の服を掴んでいた。
「すまん、離して貰えないか? お菓子を取りに行けないんだが・・・・・・」
そこまで言った時、俺は二人の表情を見て身体を強張らせた。
先程までの可愛らしい表情から一転し、まるで獲物を狙う肉食獣のような貌を浮かべている。
「ふーん。お菓子、ないんだぁ」
「あーあ、これは悪戯っぽい?」
目を細め、瞳を淫靡に輝かせながら二人は尋ねる。
少女とは思えない妖艶な表情で、そのまま俺の身体に覆い被さってきた。
「ま、まて、何をする気だ・・・・・・やめろ!」
「うふふ、悪戯しちゃうぞ~♪」
「がるるる~食べちゃうっぽい♪」
何とか抵抗するも艦娘二人と人間一人。俺が勝てる道理も無い。
俺はそのまま床に押し倒されてしまい、その上に二人が乗っかる形となった。
「さ、お服ぬぎぬぎ~♪」
そう言ってリベッチオは強引に服を脱がしにかかった。
上着を剥ぎ取られ、シャツも無理矢理捲られる。
「うふふ、素敵なパーティーしましょ?」
さらに夕立が一気にズボンをズリ下ろす。
下着ごと脱がされたため、そのまま下半身が丸出しになってしまい、冷たい外気が性器に触れた。
「はい、提督、ちゅっ♪」
叫ぼうとした口をリベが唇で塞いだ。
そのまま、ちゅうちゅうと唇をついばんでくる。
柔らかい感触と、甘い吐息が俺を段々と狂わせていく。
「じゃあ夕立は、こっちを食べちゃうっぽい!」
瞬間、性器を何か温かい物が包んだ。
「んちゅ・・・・・・提督さんガチガチ・・・・・・興奮してるっぽい?」
竿を愛撫しながら、夕立が言う。
そこで俺は初めて自分が勃起していることに気が付いた。
「無理矢理されてエッチな気分になっちゃったの? うふふ、おもしろーい!」
「お汁がいっぱい出てきた・・・・・・感じてるっぽい」
違うと否定したいがその言葉が出ないほど、俺は二人の責めに圧倒されていた。
リベのキスは所謂バードキスと言われるもので、軽く触れる口づけを何度も繰り返すというモノだ。
これが緩急を付けて行われるため毎回新鮮な刺激を与えられる。
夕立は亀頭を舌先で刺激しつつ、かと思えば口を離し唾液をそのまま肉棒に垂らすなどメリハリを付けた責めである。
意識が段々快楽で歪んでいく、そんな時だった。
「司令官! 随分と長いですが大丈夫です・・・・・・か?」
突然、扉が開き、魔女っ娘のコスプレをした朝潮が入ってきた。
冷や水をぶっかけられたように俺は意識を取り戻し、リベと夕立も動きを止めた。
朝潮は俺たちのあられも無い姿を確認したのか、一気に顔を紅潮させる。
「な、何をしているんですか!?」
「ん~何って、悪戯?」
「お菓子をくれない提督さんにお仕置きっぽい?」
平然とそう言う二人に、突然のことで何も言えない俺。
「や、やめてください! ふっ・・・・・・二人とも、なんて酷い事をしているのですか! これは司令官に対する反逆行為ですよ!」
「んん~そんなこと無いよ、提督はこうやって虐められるのが大好きなんだよ」
「そ、そんな訳っ・・・・・・」
「その証拠に、ほら、おちんちん見てよ、すっごく大きくなってるでしょ?」
朝潮の視線が俺の肉棒に向けられる。
夕立にしゃぶられたそれは大きく怒張し、物欲しげにピクピクと痙攣していた。
「夕立にペロペロされて、こんなになっちゃてるの。何よりの証拠っぽい?」
「朝潮も男の人がちんちんをこうするとき、どんな時かくらいは知っているでしょう?」
「う、嘘ですよね司令官・・・・・・きっと、無理矢理・・・・・・」
「じゃあ試すっぽい?」
そう言って夕立は口を肉棒から離すとリベッチオと目配せした。
二人はそのまま俺の両脇に移動し、足首を掴んで持ち上げる。
たちまち、俺はM字開脚のような格好にされてしまった。
「提督のちんちん、踏んでみるっぽい! きっと喜ぶと思う!」
「うんうん♪ 普通ならそれで萎えちゃうけど・・・・・・これで勃起したままなら変態確定だよ!」
「そ、そんな・・・・・・足で・・・・・・」
朝潮は顔を真っ赤にしながらも、黒いブーツを脱いでそのまま俺の股間に足を乗せた。
そしてそのままゆっくりと体重をかけていく。
黒とオレンジの縞々ニーソで包まれた朝潮の足は柔らかく、ちっちゃかった。
「司令官、朝潮、信じてますから・・・・・・」
そう言って徐々に体重がかけられる。
「あっ・・・・・・」
既に夕立のフェラによって硬くなっていた俺の性器は敏感であり、自然とそんな声が漏れた。
「そ、そんな・・・・・・本当に気持ちいいんですか?」
さらに重さが増していく。ぐりぐりと足も動き出した。
「どう? 提督さん。朝潮の足、気持ちいい?」
「気持ちいいでしょ、こんなにおっきしてるっぽいし」
反論することすら出来ない快楽。それは朝潮も感じていることなのか、彼女の息が徐々に上がっていき、口元にも笑みが浮かび始めた。
「ふふ・・・・・・あはは・・・・・・司令官、気持ちいいんですか?」
「ち、ちが・・・・・・あうん・・・・・・」
「こんな・・・・・・こんな事しているのに・・・・・・感じているなんて・・・・・・」
「いや・・・・・・ちがう・・・・・・ちがあああ・・・・・・」
「・・・・・・司令官・・・・・・変態さんだったんですね」
瞬間、朝潮は踵で竿の付け根を踏みつけると、そのままぐりぐりと体重をかけた。
「信じていたのに、見損ないました・・・・・・最低です・・・・・・」
そう言う朝潮の顔は加虐の歓びに満ちた笑みを浮かべていた。
先程から夕立とリベッチオが浮かべている表情と同じだった。
「うふふ、なんだかちょっと愉しくなってきました・・・・・・」
「でしょ! じゃあリベ達も~」
「悪戯再開っぽい~」
そう言うと今度は夕立が唇に、リベがむき出しになっていた俺の乳首に吸い付いた。
「んちゅ・・・・・・ちゅう~・・・・・・提督さん、美味しい・・・・・・」
先程のリベとは打って変わった濃厚なディープキス。
夕立の唾液が俺の口内で混ざり合い、蜜となって体内へ流れていく。
「コリコリだね~提督。あむっ」
リベは硬くなった乳首に舌を這わせ、かと思えば甘噛みで刺激を与えてくる。
「司令官、どんどんお汁が漏れてきますよ? もう射精しそうなんですか?」
愉しそうに朝潮は足のスピードを早める。
ニーソの生地にカウパーが混ざりあり、くちゅくちゅと卑猥な音を立てた。
三者三様の強烈な責め。
もはや俺にそれを耐えきれる体力も理性も残いなかった。
そして、ついに限界はやってきた。
「んんんんんんんんーーーーーーーーーっ!!」
頭が真っ白になる感覚と共に、堤防が一気に決壊し、凄まじい快楽と共に精液が噴水のように放出した。
「やったー! お漏らし成功~」
「うふふふ・・・・・・ちんちん、爆発っぽい!」
「わぁ・・・・・・男の人が射精するの初めて見ました・・・・・・」
三人に嘲笑されながら俺はゆっくりと絶頂を終えていった。
ふと、我に返ったとき。
そこには三人の冷たい微笑があった。
「最低だね、提督さん」
「う、うう・・・・・・」
「虐められてお漏らしなんて、恥ずかしいっぽい」
「そ、それは・・・・・・」
「とっても情けないです司令官・・・・・・」
朝潮の顔には今まであった生真面目な少女の表情は、もう欠片も残っていない。
あるのは男を嬲る快感に目覚めた、女の顔だった。
「お祭りもまだまだ続くみたいだし、このまま終わりまで提督で遊ぼっか」
「賛成ー! 提督さん、今夜はオールっぽい?」
「司令官、朝潮が沢山虐めて差し上げますね。うふふ・・・・・・」
三人の嘲笑に見下ろされながら、俺は逃れられぬ快感を予感し、身を震わせるのであった・・・・・・
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まずはいちゃラブから・・・・・・
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