「吹雪っ!」
俺がそう叫ぶと、前を歩いていた吹雪が振り返った。
あの屈辱の一夜から明けた早朝の、駆逐寮。朝日が漏れる廊下で、俺は吹雪を何とか見つけ出した。
「あ、司令官、おはようございます!」
何事もなかったように笑顔で敬礼する吹雪に、俺の怒りは爆発寸前になる。
「どうしました司令官? すごい剣幕ですよ」
「どうしたって、お前、昨日・・・・・・!」
俺がそこまで言った時、吹雪は笑顔でスマートフォンを取り出し、画面をこちらに向けてきた。
その画面には昨日の、俺の痴態がバッチリと写っている。
「昨日、司令官が私達の足で虐められて、お漏らししちゃった事の話ですか?」
「お、お前、その写真・・・・・・」
「ちなみに睦月ちゃんと夕立ちゃんも同じ写真を持ってるので、私のだけ取り上げても、無意味ですよ?」
「ぐ・・・・・・」
悪魔のように笑う吹雪。
そもそも人間である俺と駆逐艦とはいえ艦娘の吹雪だ。力で押し切ることすら不可能。
しかも弱みまで握られている。
既に俺の人生は詰んでしまっているのではないか・・・・・・
「ぽーいっ」
「うわっ!? ゆ、夕立!?」
突然、夕立が後ろから飛びついてきた。
「てーとくさん、おはよー! 昨日はお楽しみっぽい?」
瞬間、昨日の情事が脳裏を過ぎり、体が一気に熱くなる。
「おはようございます、提督! 縛ってた縄はどうしたんですか?」
いつの間にか睦月もいた。
「頑張ってもがいたら、何か外れたよ・・・・・・」
意外に緩く縛ってあって、本当によかった。
あのまま放置されていたら、今日の秘書官に発見されていただろう。
想像するだけで背筋が凍る。
「残念だな~。今から睦月型の皆で見に行こうと思ってたのに~」
さらっと恐ろしいことを言う睦月。
だが本気でやりそうな雰囲気でもある。
それだけ無邪気で酷薄な笑みだった。
「朝の朝礼まで、まだ時間がありますね」
今、ふと気づいた。そんな風に、吹雪は時計を見て言った。
確かに毎朝の朝礼までは、まだ時間がある。
「ちょっと付き合って貰えます、司令官? まあ、拒否権は無いんですけど」
「な・・・・・・」
「変態提督は、睦月たちが曳航しちゃうぞ~」
「ほら、さっさと歩くっぽい」
三人に周りを囲まれ、俺は逃げ場を完全に塞がれる。
そのまま睦月と夕立に手を引かれ、俺は連行されていくのだった。
しばらく歩いて連れてこられた先は、執務室だった。
昨日、三人に散々嬲られた場所だ。
「さ、司令官。いきなりで悪いですが、脱いでください」
ドアを閉めると吹雪は完全に本性を現わした。
「な、なあ・・・・・・」
「勿論、下着も全部ですよ。生まれたままの姿になってください」
「だ、だが・・・・・・」
「司令官」
俺の言葉を遮ると、吹雪はニヤリと笑った。
「命令」
「・・・・・・・・・・・・」
有無を言わせぬ一言。
すがるように残りの二人を見るも、吹雪と同じ目でニヤニヤしながら俺を見ているだけだった。
ここに、味方はいない。
さらに逆らっても勝ち目は無い。
ならば今は素直に従って、何とか逆転のチャンスを待つか、被害を最小限に収めるしか無いだろう。
自分で自分にそう言い聞かせた俺は、歯を食いしばりながら衣服に手をかけていった。
軍服を脱いで、シャツも捨てる。流石に下着を脱ぐときは躊躇ったが、夕立に剥ぎ取られてしまった。
「・・・・・・ふふふ」
「ぷっ・・・・・・」
「くすくす・・・・・・」
服を着た三人の少女に囲まれた、全裸の俺。
彼女たちは俺の全身を値踏みするような目で見渡すと、露骨な忍び笑いを漏らした。
「な、なあもういいだろう・・・・・・」
「何を言っているんですか、これからが本番ですよ」
そう言うと吹雪は懐から縄を取り出した。
昨日のことが脳裏を過ぎった瞬間、睦月と夕立が俺の両手を掴んで後ろに回す。
そのままあっという間に両手首を縛られ、直後に床に転がされてしまう。
「司令官、貴方の立場がどんなものなのか、教えてあげますね」
そう言って吹雪は俺の足を掴むと、そのまま引っ張り上げた。
「はい、ちんぐり返しの完成です」
開脚した状態で頭を下にし、体を持ち上げられる。
ひっくり返ったような体勢で、そのまま局部が上に晒し上げられた。
まるで逆立ちしているようだ。
しかもペニスはおろか、肛門まで丸見えという屈辱的な格好であった。
「ふふふ、司令官大事なところが丸見えですよ」
股間、さらに肛門に吹雪の視線が突き刺さる。
「情けないっぽい」
さらに夕立が嘲笑し、恥ずかしさに体中が熱を帯び、同時に肉棒にも熱が籠もり始めた。
「およよ? 何だかおちんちんが大っきくなってきましたぞ?」
勃起したペニスを睦月に指摘され、ますます恥ずかしくなってくる。
「こんな姿にされて興奮して勃起するなんて、本当に司令官は変態ですね」
「てーとくさん、最低」
「指揮官失格ですな」
「う、うう・・・・・・」
男として最も見られたくない恥部を、年下の少女たちに晒され、嘲笑される。
そんな屈辱的な状況にも関わらず、俺の肉棒は益々硬さを増し、ビクビクと痙攣していた。
「じゃあ、そーんなてーとくさんのチンチンは、夕立がお仕置きしてあげる!」
「がぁっ!」
笑いながら夕立は乱暴に俺の肉棒を扱く。手加減など一切無い、痛みと快楽の交わった手コキだった。
「では、私はこちらを弄りますね、司令官」
――ずぷっ!
「ひっ!」
躊躇無く吹雪の指先が、俺の肛門に突き刺さった。
突然、異物が体内に侵入するおぞましい感覚に、全身が凍り付くように硬直する。
「わわっ! 吹雪ちゃん、汚いよ!」
さすがに驚いたのか睦月がそう言うも、吹雪は涼しい顔で肛門を指でこねくり回していく。
「大丈夫だよ。汚れちゃったら司令官に舐めさせればいいし。それに・・・・・・ほら」
「あっ・・・・・・ネバネバが出てきたっぽい」
手コキを続けていた夕立が嬌声を上げた。
「ね。司令官はこんな風にされるのが、気持ちいいんだよ。そうですよね、司令官?」
明らかに見下した態度で吹雪はそう尋ねてきた。
「ち、ちが・・・・・・」
「違う?」
ずぷっ! と奥まで指が沈んでいく。
直腸を直に弄られる違和感で、体中に鳥肌がたつ。
「こんなことされて未だに勃起している癖に、何を言っているんです?」
「ち、違・・・・・・」
「うるさいっ!」
反論しようとする俺の口に、睦月のつま先がねじ込まれる。
「変態提督は、睦月の足でも舐めるがよいぞ~」
タイツに包まれた小さな足が、ぐりぐりと口内を蹂躙する。
汗の香りとしょっぱい味が口の中で広がっていき、酸素が少なくなったのか、頭がぼうっとしてきた。
「睦月ちゃんの足舐めてたら、また大きくなったっぽい?」
「うわー。さすがに睦月も引いちゃいます。そんな変態ちんちんは、お仕置きだぞ~」
手コキにさらに睦月が加わる。
乱暴な夕立とは対照的な、快楽を与えるためのねっとりとした手先だった。
「ふふふ、きゅうきゅう肛門が締まってきます。これはそろそろかな?」
「金玉も膨らんできましたぞ♪」
「じゃあ、もうトドメっぽい?」
三人の指の動きが速くなり、俺の意識が段々と朦朧としていき、そして――
「あーーーーーーっ! 射精したーっ!」
「うふふふ、またてーとくさんの負けーっ!」
「情けないマゾ射精、お疲れ様です、司令官♪」
俺はついに絶頂を迎えた。
体が快楽で弓のようにしなると同時に、三人は嘲りの言葉を放ちながら俺から一斉に離れた。
支える者のいなくなった俺の体はそのまま、床に倒れ、無様に精液をまき散らしながら転がされる。
もはや逆らう力など残っているはずもなく、俺はただ床の上で絶頂の余韻に浸っていた。
「これで、自分の立場。分かりましたか?」
吹雪が俺を見下ろしながら尋ねた。
その瞳には格下に対する冷たい色が滲んでいる。
「自分が私達の奴隷って事、分かりましたか?」
「あ、ああ・・・・・・」
「次、逆らったら、もっと酷いお仕置きですからね♪」
「てーとくさん、返事は?」
「わ、わかったよ・・・・・・」
「違うでしょう? 司令官。『わかりました』、でしょう?」
「・・・・・・わ、わかりました」
部下である駆逐艦に敬語を強要される屈辱。
しかし、一度口にしてしまえば、まるで本当に彼女たちの奴隷になったような感覚に陥った。
これが言葉の力だというのか。
「よろしい。では私達はこれで」
「またっぽい~」
「また、後でね。提督♪」
出て行く三人を見送りながら、俺はもう二度と昔の関係に戻れない事を悟ったのであった。
次の完全に未定ですが、別の艦娘になるかもしれません。
話も続きでは無いかもしれません。