薄暗い寝室に一つ、影が浮かび上がった。
川内。
一糸纏わぬ川内の肢体だ。
処女雪のように白い肌は火照っているからか、少し朱色に染まっている。
小ぶりであるが張りのある双丘。健康的なくびれに小さなおへそ。うっすらと茂る陰毛とカモシカのような美脚。
いつもの夜戦夜戦と騒がしい彼女からは想像も出来ない程、淫靡な雰囲気を漂わせていた。
「さぁ、夜戦・・・・・・しよっか?」
目を細め、迫ってくる川内。
熱っぽい吐息が顔に触れた。
「ま、待て、川内! 落ち着け!」
なんとかそう言うも、視線は川内の体に釘付けになってしまっていた。
なんだかんだ言っても、川内は美少女なのだ。
その川内が全裸で目と鼻の先にいる。
正気を保てるわけ無かった。
「と、というかお前、し、下着はどうしたっ!?」
「えへへ、実は最初から付けて無かったんだよ? びっくりした?」
悪戯っぽく笑うと、川内はそのまま俺に覆い被さるような格好となった。
「第一、提督が悪いんだよ? 夜の部屋に女の子を呼んでおいてさぁ。手を出すどころか指一本触らないなんて、男としてどうなのかってさ」
「お、俺はお前の上官だぞ・・・・・・こんなこと、許されるわけ・・・・・・」
そこで俺の唇を柔らかいものが被った。
すぐ目の前に川内の顔がある。
あまりの衝撃に頭が真っ白になり、気が付いたときには川内の唇は俺の唇から離れていた。
「もしかして、初めて?」
俺を見下ろして、川内が言った。
何とか反論しようとしたが、実際に初めてのキスだったこと。
さらに全てを見透かすような川内の双眸と、キスの余韻から俺は何も言い返せずに、ただ黙って彼女の顔を見上げていた。
「そうなんだ♪ じゃあ、こんなことも初めてだね・・・・・・」
再び川内の唇が俺の唇に重ねられる。
柔らかい感触に一瞬で脳がとろけそうになる。が、直後に襲ってきた違和感に気を取り戻す。
唇をこじ開けて川内の舌が、俺の口内に侵入してきたのだ。
目がぐぐっと開くのを感じた。
軟体生物のように入ってきた川内の舌は、唾液を絡ませながら口内を蹂躙する。
舌先、歯茎、裏の裏まで舌がねっとりと這い回ってゆく。
川内の吐息が鼻先をくすぐり、体の内から犯されているような感覚が全身に染み渡っていくようだった。
「ふふっ・・・・・・次にこれはどうかな?」
そのまま、ちゅうちゅうと舌を吸われる。
完全に川内に弄ばれているという事実、だがそれすらも甘美な快楽へと昇華していくようだった。
「提督の初めて。全部とっちゃうからね・・・・・・夜戦で負けるわけにはいけないからね・・・・・・」
舌を離すと川内は胡乱な瞳で、そう言った。
そしてそのまま俺のズボンに手を伸ばしていく。
「さっき射精したから、気持ち悪いよね? 脱がしたげる」
あっという間にズボンを脱がされ、精液まみれの下半身が露わになる。
しかし先ほど射精したばかりとは思えないほど、俺の息子は再び怒張していた。
それに気が付いた川内は、口角の端を吊り上げた。
「なーんだ。提督も準備万端じゃん」
にやにや笑いながら川内は自身の性器を俺の肉棒の先端を擦り付け始めた
彼女の性器も既に愛液が漏れ出しており、擦れるたびに卑猥な水音がクチュクチュと鳴る。
「お、お前、まさか・・・・・・」
「そ、これから提督は私に犯されちゃうんだよ♪ ほら・・・・・・今、私と提督の大事なところがキスしてるんだよ」
「ま、待て! 駄目だ! お前は俺の部下で、俺は提督で、お前は国を背負って戦う艦娘で・・・・・・」
「さあ、挿入ちゃうよ? よーい・・・・」
俺の必死の弁明を無視し、川内は亀頭を自身の女性器にあてがうと、
「ていっ♪」
そのまま一気に腰を降ろした。
瞬間、何かが破れるような感触と共に、暖かい柔肉が肉棒を包んだ。
「あっ・・・・・・ふふふ、挿入っちゃった」
頬を紅く染めながら、川内は深い吐息を漏らす。
その鼓動がこちらにも伝わってくるようだった。
そんな時、結合部分を流れる赤いものに気が付いた。
「お、お前、それ・・・・・・血・・・・・・」
「うん? そりゃそうだよ。初めてなんだから」
「い、痛くないのか?」
「んー、凄く濡れてたからかな。平気平気」
そう言って笑うと、そのまま川内はゆっくりと腰を動かし始めた。
たちまち、肉壁がきゅうきゅうと俺の肉棒を締め付け、未知の快楽が押し寄せる。
「それより、どう? 提督。童貞喪失した感想は?」
「なっ・・・・・・」
「ふふふ、キスも初めてだったんだから、夜戦も始めてでしょ? 初めてを奪われちゃった気分はどう?」
「お、お前だって処女じゃないか!」
「うん、そーだよ。初めては提督って決めてたからね」
嬉しそうに川内はそう言って、ゆっくりと腰を動かし始めた。
初めてだからつたない動きであるが、それでも俺にとってはとんでもない快感だった。
「あはっ、中できゅうきゅう鳴いてる・・・・・・提督も興奮してるんだね♪」
――きゅうううっ!
「あああああっ!」
突然一気に締め付けられる。
そうかと思えば、上下・左右に腰が揺れ、その度に柔らかい膣が肉棒を圧迫した。
「段々、コツが分かってきたかな・・・・・・ほーら、ぐーりぐりっ」
ズドンと腰を深く降ろして、そのままぐりぐりと尻を動かす。
まるで万力のようにペニスが蜜壺に締め上げられ、根元から持って行かれるような感覚に陥る。
「あっ・・・・・・ちんちん、膨らんできた・・・・・・気持ちいいんだね、提督」
「ま、待ってくれ! これ以上はもう・・・・・・」
「射精ちゃいそう? いいよ・・・・・・好きなだけ、射精して」
――ぎゅううううっ!
一気に肉棒が圧迫される。
熱い肉壁が包み込むように肉棒を締め上げ、ついに限界を迎えた。
「あ、あああああああっ!」
凄まじい快楽と共に溜まっていた精液が爆発していく。
どくんどくんと脈打ちながら精が、川内の体内に解き放たれていった。
「んん……いっぱいでたね……」
熱っぽく体を震えさせながら、川内は満足げに息を吐く。
「ねえ、提督・・・・・・この夜戦ならさ・・・・・・誰にも迷惑かからないよね?」
耳元で川内がそう言った。
「これなら、毎日してもいいよね……てーいとくっ♪」
悪戯っぽく、しかし妖艶に川内は囁く。
さらにそのまま彼女は、再び腰を動かし始めた。
「ぬあっ……川内、お前……」
「ふふふ、まさか一回で終わると思った? ざーんねん♪ 夜はまだまだ長いからねー」
楽しそうに体を上下させる川内。その瞳には男を責める歓びに満ちあふれていた。
「一晩中、しようね。夜戦。空になるまで絞りとってあげる」
それは少女だった彼女が女へと変貌した証であった。
…
……
…………
「提督、最近川内さん、静かですね」
ある日、大淀が何気なく言った。
以前と比べて血色が良くなっており、心なしか体調も良さそうだ。
「そ、そうか?」
「ええ。他の軽巡の子達も言っていますよ。静かな夜が帰ってきたって」
確かに川内は最近、夜戦夜戦と騒がなくなった。
いつも彼女の騒音に悩んでいた軽巡の艦娘たちにとっては、やっと訪れた平穏だろう。
俺の当初の目的は達成されたわけだ。
「やっせーん!」
「うおっ!」
突然、川内が頭上から現れた。
相変わらず忍者のようで、心臓に悪い。
「提督、今日の任務全部終わったよ! 夜戦しよ!」
子供のような笑顔で無邪気に腕を絡めて来る川内。
その様子に大淀は微笑ましいものを見るように見つめ、俺は腕に当たる柔らかい感触に意識が集中してしまう。
「お、大淀……まだ、任務が……」
「提督。今は落ち着いているので大丈夫ですよ。川内さんに付き合って上げてください」
俺たちの本当の関係を知らない大淀は、善意でそう言ってくる。
「そうそう♪ 大淀さんもああ言ってるんだし、いこいこ!」
ずるずると川内に引きずられ、執務室を後にする。
そんな川内の目の奥に淫猥な光が宿っているのを、俺は見逃さなかった。
そして夜……
「今日もカッチカチだねぇ~提督♪ 昨日、あーんなに射精したのに元気だね!」
硬くなった俺のペニスに舌を這わせながら、川内は笑った。
先ほどまでの純粋そうな表情は消え失せ、熱っぽい視線で俺を見つめている。
あの夜以来、川内は毎晩俺の部屋を訪れ、そして肌を重ねてきた。
俺は何度もこの爛れた関係を終わらせようとした。
だが、その度に川内に押し切られ、搾り取られてきた。
そして今夜も……
「さ、今日も夜戦開始だよ。たっぷり虐めてあげるね、提督っ♪」
彼女の火照った肌がゆっくりと迫る。
俺は拒もうと理性が訴えてくるものの、それを遙かに上回る快楽に。彼女の魅力に上書きされていく。
「さ、まずはお口で射精しよっか……」
温かい物が股間を包んだ。
ほんの少し残っていた理性も全て洗い流される。
夜はまだ、始まったばかりだった。
今回はかなり甘めだったので、多分次回はハードです