※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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捜査協力 Part2

---江戸川コナン---

 

平日だけでなく、週末も帰りが遅くなった蘭。空手部の練習の後、アイツの家に寄っているようだ。俺とどこがどう違うんだ?

 

「蘭姉ちゃん、一弥さんって人のどこがいいの?」

 

コナン姿である俺は、直球の質問を投げてみた。

 

「どこがかぁ…う~ん、難しい質問ねぇ」

 

あれ?即答出来ないんじゃん。俺の目もあるのか?

 

「新一兄ちゃんと比べて、どうなの?」

 

「工藤君は論外ね」

 

おぃおぃ…即答で論外って、なんだよ~。

 

「一弥は優しいところに惹かれたかな。工藤君のような口だけの誠意で無く、言葉無き誠意って感じなのよ。お子ちゃまのコナン君には難しいかな」

 

お子ちゃまで無くても難しいだろ。言葉無き誠意ってなんだ?

 

「好きだとか、愛しているとか、一生傍にいてやるって、言うだけなら簡単よね。一弥の場合、そういう言葉は口に出さないのよ」

 

えっ?!アイツ、告白していないのか?まさか、蘭の片思いか?

 

「一弥は行動で示してくれるのよ」

 

顔と耳が真っ赤に染まっていく蘭。それは、アイツとそういう関係なのか?

 

「一弥さんと口付けってしているの?」

 

「勿論」

 

うっ!即答だと…どこまで関係が進んでいるんだ?

 

「コナン君は新一のようにならないようにね。あっ!行かないと。いってきまぁ~す!」

 

空手部の練習に出ていった蘭。蘭の中では工藤新一株が暴落中のようだ。マズい…どうするかな?

 

 

 

---坂本一弥---

 

大体の探し人の特徴を訊いて、捜索を兼ねたランニングに出た。しばらく走ると、五和が胡散臭い連中に囲まれ、頭を下げていた。絡まれているのか?助けるか。

 

瞬動術で、五和の目の前にいた長身の男に、ローリングソバットを叩き込み、五和の手を引き逃げた。

 

「大丈夫か、五和」

 

「へっ!えぇ、大丈夫ですよ」

 

「何、絡まれていたんだ?」

 

「いえ…」

 

目が泳ぎ始める五和。

 

「困っていることがあるなら、俺に話せ」

 

五和を抱き締め、頬を重ねた。

 

「えぇぇっと…一弥さんがのした男性は、教皇代理なんです…」

 

教皇代理?あぁ、火織の代理ってことか?

 

「で、ですね。一弥さんの前では…」

 

視界に入っている五和の耳タブは真っ赤である。なんか妄想したのかな?

 

「君、結構やるのよな」

 

その教皇代理他、信者一行様に囲まれた。コイツらもクセ者系か。

 

「五和を虐めたら、許さないからな!」

 

「虐めていた訳では無く、状況を訊いていたのよな」

 

口調がおかしいデカ男。

 

「お前、死にたいか?」

 

「一人で戦う気ならば、勝ち目は無いのよな」

 

天空からデカ男に向けて、ビームが放たれて来た。目の前に出来るクレーター。

 

「ふ~ん、アレを避けれるんだ」

 

こいつら、一般人では無いようだ。人工衛星からの狙撃を避けるって、手練れすぎるだろう。

 

「そこまでの権力を持つとは、侮っていたのかもな。あぁ、君と戦う意志は無い。プリエステスの彼氏である君に手を出す必要性は無いのだよな」

 

火織の彼氏って認識なのか?

 

「そこで、五和に秘密兵器をプレゼントしようとしたんだが、固辞をしていてな」

 

男の手にはエロ精霊チラメイド服があった。

 

「プリエステスが堕天使エロメイド服で勝負を賭けたようだからなのよ」

 

コイツらの宗教感ってなんだ?

 

「ですから、そういう物は着ません。一弥様は、私の普段着良いって…」

 

で、頭を下げていたのか。

 

「なぁ、訊いて良いか?天草式十字教の神って、なんだ?」

 

「それは勿論、プリエステスなのよな」

 

あぁ、こいつらは萌え教なのか?きっと、長い年月で、祈りを捧げる神が変異してのだろう。五和達から離れ、俺は、ランニングの続きを再会した。

 

うん?河原に高価そうな布地が落ちている。反物かな?近づいて確認をすると、無駄に高価な生地を使ったシスター服を着た少女が倒れていた。

 

見なかったことにするかな?

 

「ねぇ、待って…お腹空いたんだよ~」

 

きっと、火織の探しているシスターはこいつだ。俺の本能はコイツに関わるなと言っている。

 

「お腹空いたんだよ~」

 

さっきまで、死体のような気配を纏っていたシスターが、元気よく俺の背中に貼り付いた。あれ?けっこう胸があるようだ。着やせするシスター服なのか?

 

火織に連絡をしておく。しばらくすると火織が合流してくれた。

 

「インデックス…探していたんだぞ」

 

インデックス?変な名前だな。目録ってことか?何の?

 

「ねぇ、お腹空いたよ~」

 

火織を無視して俺に甘えるシスター。五和にも連絡をしておく。そして、家に帰った。

 

◇

 

エロ精霊チラメイド服を来た五和が、次から次へと料理を作り、それらをインデックスってシスターが平らげていく。コイツ、シスターで無くてフードファイターで無いのか?

 

「ありがとうございます。後、この子を、この家に住まわせて貰えないでしょうか?」

 

火織に頼まれたので、「わかった」と了承した。フードファイターの身体に興味を抱いてしまったのだ。小さな身体のどこに、あれだけ大量の食い物が入るのだろうかって…見た目、小学生くらいの背丈、体重であったのだ。

 

「この子、誰の子?」

 

蘭がクラブ活動を終えて帰ってきた。

 

「一応、シスターだそうだ。当分、うちで飼育、じゃなくて保護することになったんだ」

 

ウザミンと仲良くなりそうな予感のするシスター、インデックス。

 

「そうだ。子供と言えば、来週、キャンプに行きませんか?」

 

って、蘭。知り合いの子供の付き添いで、キャンプに行くらしい。

 

「キャンプと言えば、山かぁ。クマと対決も有りかな?」

 

脳裏にはウィリー・ウィリアムが浮かんだ。熊殺しと呼ばれた空手家である。

 

「クマを狩るんですか?」

 

「世良と五和を巻き込めば、勝てそうだ」

 

「まさか、世良ちゃんを囮にして?」

 

「なんで、わかるんだ?」

 

心が読まれているのかな?

 

「いや、何となく…」

 

 

 

---結城明日奈---

 

キリト君はまだ目覚めてはいなかった。キリト君の妹さんが、キリト君の世話をしていた。

 

「ゲーム内でお兄ちゃんと付き合っていた?だから、なんですか?私の大切なお兄ちゃんなんですよ」

 

彼女のキリト君への接し方は、兄へ対する物では無く…兄妹で、そういう関係だったのか…キリト君を忘れないと…私はお見合い相手を頼ることにした。彼ならば、キリト君を助けてくれるはずだ。

 

聞いていた住所を頼りに家を探す。ここかな?「坂本」って表札が出ている。インターフォンのボタンを押すと、メイドさんらしき人が応対してくれ、家の中に入れてくれ、応接間に通された。

 

「一弥、お腹減ったよ~」

 

「五和、この居候のダメシスターに飯を頼む!」

 

「わかりました」

 

なんて、話し声が聞こえる。ダメシスター?ダメダメな妹さんがいるのか?

 

「悪い、待たせてしまって」

 

私と歳が同じ位の男性が入って来た。

 

「まだ高校生で名刺は無いが、坂本一弥だ」

 

お見合い相手…高校生だったのか…

 

「無礼かもしれませんが、私と同じ様に、植物状態の友達を助けてもらえませんか?」

 

彼に頭を下げた。

 

「明日奈さんの彼氏かな?」

 

「えっ!えぇ、まぁ…」

 

ゲーム内では結婚までしたキリト君。

 

「彼氏の名前は?」

 

「桐ヶ谷和人くんです」

 

「ちょっと待っていて」

 

彼はどこかへ連絡をして、

 

「優先的に目覚めさせるように指示は出した。今夜中には目が醒めるだろう。玄関まで送ろう」

 

「えっ!お礼はどうしたら良いですか?」

 

お礼にデートでもと思ったのだけど…

 

「君が君らしく生きてくれれば良い」

 

私が私らしく生きることがお礼?

 

「どういうことですか?」

 

「気に入った女性には、幸せになって欲しい。それだけだ」

 

気に入ってくれたのに…幸せは自分で探せってことなのか?傍にいるとダメってことかな?

 

「傍にいて良いですか?彼には現実世界に彼女がいたようです。ですから、私の身体をお礼に受け取ってください」

 

「いいのか?」

 

狼狽える私。なんてことを言ってしまったんだ。でも、今は壊して欲しい気持ちで一杯であるのも事実だ。

 

「…」

 

でも、即答出来なかった。

 

「今日は帰った方がいい。一晩考えて、冷静に考えてみな」

 

それはそうだけど…

 

 

 

---坂本一弥---

 

明日奈を帰した。失恋の痛手を紛らわす相手って、立ち位置が気に入らなかった。

 

「やせ我慢?」

 

和葉に訊かれた。

 

「そうやな。そうかもしれん」

 

しかし、アイツ、よく喰うなぁ。インデックスというシスター。胃袋がブラックホールだったりして…

 

「彼女もタイプなん?」

 

「いや。あのチンコイ身体のどこに喰った物が入るのか、不思議で…アンだけ喰って、太らないようだし」

 

「ええなぁ、喰うても太らん子は…」

 

いや、問題はそこではない。アイツが一人いるだけで、エンゲル係数が引き上がっている気がするんだけど…

 

「おっ!一弥、いたいた」

 

って、久しぶりに美和子を見た。刑事って大変だ。泊まり込みが多いらしい。そう言えば、麻衣は撮影から帰って来ないな。現地で男でも見つけたのか?

 

「なあ、捜査協力の依頼なんだけど」

 

おぉぉぉぉ~!警察の傘の下で、戦えるんですね。

 

「今回は何?」

 

捜査内容を美和子から訊いた。今回は、奴隷市場の摘発及び壊滅だと言う。こんな平和な国に、そんな物があるとは…

 

「一弥は一般客として、体験して来て欲しいのよ。身元は確かで、警察に何度も掴まっているし」

 

笑顔の美和子。確かに、俺の定宿は留置場であるが…裏の組織と繋がりがある訳では無い。いや、土御門なら。あの妹フェチなら、何か知っていそうだな。

 

◇

 

「はぁ?奴隷市場に行きたいだと?ねーちんの熱いサービスで満足出来ないのか?」

 

「いや、興味本位だよ。学生寮の管理組織に、この前の写真を…」

 

「待て!わかった。教えるから、慌てるにゃ」

 

場所と割り符とコインを土御門から受け取った。割り符?

 

「お前、通っているのか?」

 

「目の保養だよ。健全なメイド萌えの青年なんだからにゃ」

 

それはメイド向きの奴隷も売られているってことか?早速、行ってみるか。来週はクマと戦う予定だし。

 

地図を頼りに、奴隷市場に行ってみた。そこは、米花街の中心にある高層ビジネスビルの地下にあった。こんな場所で堂々と営業か?入口で割り符を見せて入店した。オリなどに商品は入っておらず、接客をしているようだ。そう言えば、表の看板には『会員制キャバクラ』と書いてあったような。

 

「あの坂本一弥様ですか?」

 

店長らしき紳士が近づいて来た。

 

「そうだけど」

 

名乗っていないのに、個人情報が筒抜けなのか。指紋スキャン装置でもあったのかな?相手の知らない間に、指紋をスキャンして、個人情報を指紋データバンクから取り出すシステムかな。警察も導入すればいいのだが、残念なことに、個人情報なんとか法が壁になり、導入出来ないと美和子が愚痴って居たような。

 

「土御門様の割り符で入店されたようですが」

 

そこまで、バレているのか。

 

「ダチの土御門が、ここで目の保養が出来るって、割り符を貸してくれたんだよ」

 

「あぁ、なるほど。では、こちらへ」

 

ノンアルコールスペースがあるそうだ。

 

「どう言った娘がご希望ですか?」

 

「希望すると買い取り?」

 

「目の保養だけでも良いのですよ」

 

「そうだね。清純そうな子か、調教が愉しめそうな強そうな子かな」

 

「それは両極端な希望ですな。ふふふ、お待ちください」

 

ボックス席に座ると、メニュー表があった。ノンアルコール1杯1000円…高いのかな?コーラを注文し、テーブルの上に代金分のコインを置いた。基本、コインでのヤリトリらしい。なので、10000円分のコインを土御門から貰って来た。

 

「この二人でいかがですか?」

 

店長らしき者が、二人の女子を連れて戻って来た。一人は金髪のシスター服で、もう一人は緑髪で高校の制服みたいだ。

 

「どこまでテイストしていいんだ?」

 

「インサートは無しでお願いします」

 

スキンシップは有りかな?個室に案内されて、三人で個室に入った。監視カメラがある。たぶん、音声を拾えるヤツだろう。

 

「で、名前?」

 

「アーシア…アルジェントです」

 

涙目のシスター。かわいい。あの居候シスターよりかわいい。

 

「そっちは?」

 

名乗らない緑髪の女子。

 

「ナナシか。まぁいいや。買えば、お前をひぃひぃ言わせられるしな」

 

緑髪の女の視線がキツくなっていく。虐めがいが有りそうだ。胸は世良並かな。アーシアの方は五和並か?脱がさないと、正確な値はわからないけど。

 

「脱がしてもいいのか?」

 

監視カメラに向かって、訊いてみた。

 

「勿論です。見ないとわかりませんよね。あぁ、そっちの緑髪は、多少手荒なマネでも良いですよ」

 

なるほど…敵対組織のモグラかな。

 

「じゃ、脱いで!」

 

二人共固まって、脱ぐ気配は無い。まずは、緑髪の方だな。服を脱がせようとすると抵抗してきた。なので、腕を取り、関節を極めておいて、脱がしていく。う~ん、世良並で正解だ。半分脱がして、放置しておく。

 

「貴様!」

 

反抗的な目付き。いいなぁ。ブラに手を入れて、乳首を調教してやる。

 

「えっ!止めろ…やめてくれ…」

 

脳筋系かな。こういう刺激に弱いのは…

 

「この程度で濡れたのか?そこでマスでもかいていろ」

 

では、アーシアの方へ。絶望的な目をしている。観念をしているようだ。

 

「なぁ、このシスターはいくらだ?」

 

「お目が高いですね。1000と言いたいところですが、今後のことも有りますので、500でどうですか?」

 

「わかった。持ち帰る」

 

小切手帳を出し、金額を入れて、部屋に入って来たボーイに小切手を渡した。シスターはボーイに連れ出された。

 

「この女はオマケで貰えるのか?」

 

「400でどうでしょうか?」

 

「高いなぁ」

 

「いくらなら良いですかな?」

 

タダは無いようだ。

 

「100でどうだ?」

 

「わかりました。今回はサービスにします。二人共、後で家の方へ配送いたします」

 

こうして、取引を終えた。

 

 

 

 

 

 

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