※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

13 / 87
尽きない興味*

 

---坂本一弥---

 

数馬に、アーシアの件を伝えておく。帰りに書類を持って来てくれるだろう。後は…そうだ、土御門だ。

 

『何、取り込む中なんだけどにゃ!』

 

バックで怒号が聞こえる。摘発中かな?

 

「なぁ、AVビデオ持っていないか?後、中学生の女の子の裸の写真とか」

 

『はぁ?!あるけど、やらん』

 

それは、あの妹が中学生ってことか?

 

「じゃ、ビデオだけでいいけど」

 

『まさか、お前…俺の妹の…写真を…』

 

「取り込み中にすまん」

 

長くなりそうだったので、通話を切った。後は…いや、燈台元暗しか?明日奈って…17歳であるが、2年間植物だったことを考えると、成長は遅いはずで…中学生の肉体に近いのか?問題はどうやって、見せてもらうかだな。

 

「なんか、悪そうな顔しているような」

 

インデックスが誰かに報告をしている。いや、元から悪人顔の俺が気にする訳が無い。

 

「本当ですね。なにやら、良く無いことを考えているようですね」

 

って、五和…

 

「何を考えているのですか?」

 

背中に五和の胸の感触が…

 

「いや、別に…」

 

「一弥様が、口ごもる時は、何か有る時ですよ」

 

五和は俺の事をよく観察しているようだ。だが、こればかりは言えない。一歩も間違え無くても犯罪行為のような…甘美な香がする行為である

 

「何かな何かな?」

 

頬を重ねて来た。あぁ、五和の香…嫌いでは無い。堕ちそうだ…

 

「ただいま」

 

俺の窮地を救うように数馬達が帰って来た。

 

「おかえりなさい」

 

五和が数馬達を迎え入れている。

 

「兄さん、書類をお持ちしました。問題はアーシアさんの戸籍ですが、火織さんに依頼しておきました。たぶん、留学生扱いで大丈夫だと思います」

 

「書類関係は、数馬とウザミンに丸投げだ。頼むわ」

 

「はい。お兄ちゃん!」

 

「あぁ、明日奈さんをお連れしました」

 

明日奈…そうだ、逢う約束をしたような。チャンスでも有り、ピンチでも有る気がする。

 

「じゃ、俺の部屋で話すか」

 

明日奈を俺の部屋に連れ込んだ。プレイルームには全裸の翼紗がいるし、連れ込めないのだった。

 

「で、何か用件でもあったのかな?」

 

明日奈に椅子を勧めた。椅子に座り、部屋を見回している明日奈。俺はベッドサイドに腰を下ろした。

 

「机とベッドだけなんですね」

 

娯楽関係はプレイルームに置いて有るのだが…

 

「まぁ、勉強して寝るだけだし」

 

と、この部屋の役割を説明した。

 

「私は、どうすれば良いですか?」

 

「どうって?」

 

全裸を見たいって、言いづらい雰囲気である。

 

「恩を先にたくさん頂きました。お礼を何かしたいのですが…」

 

全裸観賞以外のお礼は、要らないかも…

 

「特に要らないよ。明日奈が生きたいように生きれば良い。そもそも形式上のお見合いなんだから」

 

「そうですが…」

 

「そうだ。自宅からここまでの通学はキツいだろ?この家に住まないか?同学年のやつが多いし」

 

「ここって、どういう場所なんですか?」

 

「シェアハウスのような感じだよ。家主は数馬だ。あと、預かっている者もいるし、普段帰って来ない者も多いし、そんな感じだ」

 

犯罪組織のアジト臭がするのは、内緒にしておくか。警察関係者が二人住んでいるから、問題は少ないかな?

 

「住んでもいいのですか?それって、将来的に…」

 

「いや、明日奈を襲うとか、そういう目的では無く…」

 

「えっ…襲いたいんですか?」

 

あっ!しまった。コイツ、失恋のショック中だったっけ…俺の隣に腰を下ろした明日奈。

 

「襲ってみますか?」

 

ゴクッ!

 

生唾を飲み込む俺…かわいい…病室で見た時よりも…

 

「襲って下さい…私を賞味してから、将来を決めて下さい」

 

俺に抱きついて来た。あっ…ムクムクしていく…明日奈をベッドに押し倒し、唇を奪いながら、胸の感触と股間の感度を確かめる。

 

「うっ!うぅぅぅ…」

 

ガチガチに緊張している明日奈の身体。着ている物を1枚ずつ剥がし、俺も1枚ずつ脱いでいき、書籍で見た69の体位になった。アレが明日奈の口元におり、目の前には明日奈の秘部がある。秘部を観察する俺、俺のアレを観察しているような明日奈。息を吹き掛けるだけで、後方から明日奈の喘ぎ声が聞こえる。目の前からは明日奈の香が立ちこめている上、湿って来ている。う~ん、インデックスと似たような状況である。

 

観察を終え、体位を正常位にして、ゆっくりと明日奈と一体になっていった。

 

「ふぁ~、気持ちいいです。なんか、のぼせたような感じです」

 

顔も耳も茹だっている明日奈。

 

「あぅ…」

 

達したようだ。って、マズい…Gスポットに嵌まって、動けない俺のアレ。こんな入口で立ち往生とは…マズいって、ここって性感帯が集中している場所だったよな。って、参考資料はプレイルームだ…ここには無い。

 

「あっ…」

 

意識が戻ると直ぐに達していく明日奈。顔は恍惚になっていき、口元からはヨダレがダダ漏れ中のようだ。胸でも触って、萎えるのを待つか。うっ!マシュマロよりも弾力がない。マイクロビーズの枕のような柔らかさである。胸筋が衰えているのか。そう言えば、皮膚も乾燥気味だな。適度な運動とタンパク質やカルシウムを摂らせないとダメかな。

 

など、真面目なことを考えていると萎えてきた。では、今度こそ、真っ直ぐに挿入して…明日奈を無事開通させた。

 

◇

 

体力不足の為か、俺の部屋でスヤスヤと眠っている明日奈。料理担当の五和と数馬に、明日奈の食事と運動のメニューを考えて貰った。

 

「そうすると、明日奈さんだけは、別メニューがいいですね」

 

「まぁ、栄養価が高い食事でも良いヤツも同じでもいいけど…逆にダイエットメニューを希望する者っているのか?」

 

残ったら、インデックスが喰うだろうし。我が家では残飯は出ないと思う。

 

「あぁ、後、家の裏にあるマンションを購入しました」

 

想い出したように、数馬が報告をしてきた。裏にあるマンション?あぁ、建設が終わって居る5階建てのマンションか。

 

「人数が多くなってきたので、大人組はマンションに入居して貰います」

 

って数馬。不動産業を継ぐ為の実地訓練か?

 

「家賃はどうするんだ?」

 

「管理費程度で良いですよ。マンションの管理の体験を兼ねていますから。それに兄さんの関係者から、儲けようと思いませんし、兄さんのやりたいことを、サポートしたいですから」

 

俺のやりたいこと?

 

「行き当たりばったりだけど…」

 

「兄さんは気づいていないようですが、随分とお金では買えないコネを手に入れてますよ。五和さんとか火織さん、麻衣さん、美和子さん達です」

 

あぁ、教会関係者、暗部組織、警察、芸能人か…確かに、金では買えないコネかも知れないが。

 

「僕達の先祖もコネで、世界を股に掛けていたそうですし。僕はそんな兄さんのサポートがしたいんですよ」

 

「別に俺は五和のコネは利用したくだいぞ」

 

あの変態信者達は関わりたくない。

 

「もっと、利用してください。いえ、私を使ってください」

 

五和の笑顔にクラッとくる。

 

「あぁ…」

 

意外と、女性の笑顔に対する免疫が無いと思う俺。五和と明日奈の笑顔は要注意だな。後、火織の可愛い声は危険だ。

 

 

 

---結城明日奈---

 

うん?ここはどこだろう?机しか無い部屋。その部屋のベッドで一人で寝ていた私。何故か…全裸だし…あっ!シーツに出血の痕…それって…耳が熱くなっていく。何となく想い出す断片的な記憶の欠片。

 

一弥さんと寝たんだ。それも、私から挑発して…どうしよう…ここに彼がいないって…嫌われたのかな?違う女性の元へ行っちゃったのかな?

 

服を着ないと…机の上に、新品の下着と寝間着が置いてあった。嫌われてはいないようだ。寝間着を着込み、部屋の外に出ると、

 

「ねぇねぇ、お腹空いたよ~、一弥!」

 

「はぁ?お前食い過ぎだろ?今何時だと思っているんだ?3時だぞ!」

 

「だって、お腹空いたんだよ~。五和は寝ているし、一弥しか、起きてくれないでしょ?」

 

えっ…えぇ…っと…どういう状況だ?

 

「あっ、明日奈、おはよう。インデックス、お前が騒ぐから、明日奈が起きただろうがっ!」

 

「はぁ~?一弥が飯を早く作れば問題は無いって」

 

色々な料理をつくる一弥さん。それを待っているシスター…まさか、これがダメシスターの正体なのか?

 

「明日奈も喰うか?夕食を食べずに、寝ちゃっただろ?」

 

「そういえば、お腹空いたかも…」

 

シスターの目の前に座る私。

 

「インデックスには大盛のチキンライス、明日奈にはレバニラ炒めライスだ。スープは…もう少しかかるな」

 

目の前に一弥さんの手料理が置かれた。

 

「うん!おいしい~、一弥の料理、大好きだよ~」

 

「少しは働けよな、ダメシスター」

 

「私は、食べて寝るだけが、仕事なんだよ」

 

「納得出来ないが…まだ、喰うのか?」

 

「うん」

 

「はぁ?まだ喰うか、このブラックホール胃袋は…」

 

美味しい…このレバー…臭みが無いし、柔らかいし。

 

「おはようございます」

 

メイドさんが起きて来た。

 

「あぁ、五和…手伝ってくれ。そこのバカシスターが五月蠅いんだよ」

 

「えっ!一弥様、何時から料理しているんですか?」

 

「2時だよ…こいつには夜食を死ぬ程食わせてやれよ!」

 

「はい、今夜からそうします」

 

二人で料理を始めた。この家は何だろうか?

 

「明日奈、シジミの味噌汁だ。貝類は消化が悪いから、良く噛めよ」

 

「あっ、ありがとうございます」

 

レバーの次はシジミ…肝臓に良い食材だ。長い入院で弱っている臓器の為の料理なのかな…そう思った瞬間、身体が震え始めた。彼の、一弥さんの優しさを、身体が感じ取ったようだ。言葉にしない誠意…これが彼からの返答なのだろうか。末長く一緒に居るために、まず健康になれって、言われた気がしたのだ。

 

「五和、後、まかせていいか?」

 

「はい、いいですよ」

 

「4時かあ…後3時間は寝られるな。明日奈、食い終わったら、食休みを45分してから、寝ろよ。胃がまだ、本調子で無いだろうから」

 

「はい、わかりました」

 

命令口調だけど、優しさを感じる。彼の言葉の前では、好きとか愛しているって言葉が軽く感じてしまう、一弥さんの言葉…なんでだろう?

 

 

 

---坂本一弥---

 

朝、目覚めると、明日奈が添い寝をしていた。俺に抱きつくようにして、スヤスヤと寝ている。起こさない様に、明日奈から離れ、学校へ行く支度をして、食卓へ…厨房には数馬がいた。五和はダウンしたようだ。インデックスは幸せそうに寝ているし。

 

「五和は寝たのか?」

 

「僕と入れ替わりで寝ました。兄さん、昨夜は大変でしたね」

 

五和は数馬に報告をしてから、寝たようだ。

 

「あぁ、あのダメシスターは、何の役に立つんだ?癒やし系のペットなら良いんだが、喰う寝る喰うのペットとは…今度、火織に訊いておくよ」

 

俺の前に珈琲と卵サラダとカリカリベーコンが置かれた。俺の朝飯である。

 

「後、五和さんが、コレを兄さんにって」

 

あぁ、天草式の教皇代理の連絡先のようだ。何かあったら、使えってことか。スマホに登録しておく。

 

「美和子さん、由美さん、麻衣さんには、マンションへの転居を伝えてあります」

 

普段帰って来ない組は、マンションか。

 

「食事はここで一緒にするそうです」

 

契約系の雑務は数馬、ウザミンに任せておけば、問題無いようだ。意外な事に、ウザミンが、書類書きの才能を開花させつつあるそうだ。海運会社のトップともなると、輸出入などの関連書類が雑多な上に複雑らしいのだが、ウザミンの手に掛かると、短時間で仕上がるらしい。

 

それに対し、数馬は不動産会社のトップになる為、交渉術を学んでいるそうだ。それでも、土地取引などの書類書きも出来る為、普通の書類程度なら、短時間で仕上がるらしい。

 

俺にはそんな事務系の能力は無いしなぁ。俺の授かった能力は動体視力と、身体能力程度で、坂本家の仕事には、活かせない感じである。

 

「そろそろ、学校へ行く時間ですよ」

 

数馬の声に、通学組が反応した。

 

◇

 

そして、放課後…和葉と紅葉が、カルタ部に入部したそうだ。まぁ、適材適所ではあるなぁ。ケンカしなければ良いが…

 

さてと、散歩しながら、帰るかな。百代には、週末にクマ狩りに行くと伝えてあるので、今週の放課後に来襲することは無いようだ。俺と百代と五和、火織ならクマの2,3匹は倒せるかな。後、翼紗もいるしなぁ。

 

公園に差し掛かると、自販機に蹴りを入れている少女を見つけた。少女が蹴りを噛ますと、自販機からジュースが出て来た。

 

「よし、今日は私の勝ちだな」

 

無銭飲食系の非行かな。

 

「お前、金を入れたのか?」

 

「なんだ、お前は?」

 

茶髪でショートの女子。この制服は常盤台中学の制服か?おぉ~、中学生かぁ。

 

「通り縋りの高校生だよ」

 

「なんだ、ヤルのか?」

 

身構えた少女。ストリートファイトの開始かな?手首を掴み、卍固めで動きを封じた。

 

「何をしやがる!」

 

胸に手を…

 

「えっ!」

 

固まる少女。うん?中学生って、ちっぱいなのか?僅かに膨らむ乳房。いや、これはカップか?見えない箇所のサイズを補強しているようだ。

 

「お前、痴漢かぁ?!」

 

あれ?なんだろう。この膨らみは?摘まんでみた。

 

「おい!何を掴んでいるんだ…離せよ…」

 

それなり、固くなる膨らみ。乳首か?小さい。高校生寄りの中学生では無く、小学生寄りの中学生なのか?

 

「あっ!おまわりさぁ~ん!こいつ、痴漢ですよ~!」

 

って、巡回中の馴染みの警官に声を掛けた少女。

 

「一弥さん…痴漢したんですか?」

 

「お前には卍固めが痴漢に適した技だと見えるのか?コイツは窃盗の現行犯だ。自販機に蹴りを叩き込み、ジュースをタダで手にいれていた。これ、証拠品だ」

 

と、警官に少女とジュースを引き渡し、俺は自ら留置場へ向かった。留置場のエラい人が、俺を見て笑っている。

 

「躾が痴漢に思われたって?最近の中学生は、したたかだ。注意しろよ」

 

牢の扉を開け、俺が入ると、扉を閉めた。はぁ…久しぶりの留置場かぁ…クマ狩りキャンプまでに釈放されるかな?はぁ~

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。