---坂本一弥---
ちっぱい娘が尾行をしているようだ。麻衣の家を突き止める気かな?罠でも仕掛けるか?などと考えていると、マンションに着いた。麻衣の部屋の鍵を麻衣に渡し、解錠方法を教えた。1階は店舗で、2階、3階が関係者用の部屋、4階、5階が一般向け賃貸になるそうだ。関係者用と一般向け用ではエレベーターが違う。関係者用フロアから、俺達の家へ繋がっている為、関係者以外の立ち入りを制限しているそうだ。
麻衣の部屋は3階、部屋に着くと、麻衣は、部屋の中をチェックしていく。
「シャワールームが広めね。トイレが別なのは良いなぁ」
単身用ではあるが、2DKくらいある。
「ウォークインクロゼットもあるのねぇ」
「大きな靴棚もあるよ。女優仕様って感じらしいんだ」
麻衣の為に、数馬が内装設計に口をはさんだようだ。
「ありがとう…一弥…お仕事、がんばるね」
って、えっ!ベッドルームに連れ込まれて行く…連れ込むのは問題は無いが、連れ込まれるのは苦手である。
---御坂美琴---
5階建ての新築マンションに入って行った。ここが住処なのか…二人がエントランスを通り抜け、エレベーターホールに消えたのを確認して、後を付けていく。まず、郵便ポストを確認して、入口のチェック装置は、突破した。入居前の部屋であれば、デフォルトの番号に設定されていることが多いから…
エレベーターに乗り込み、3の数字を押した。ポストを確認して、部屋番号は分かっているし。しかし、乗り込んだエレベーターは3階には止まらず、5階まで連れて行かれた。壊れているのか?
「あら、自販機荒らしじゃない」
この前、検証と称して胸を揉んだ女刑事がいた。
「今日は、ストーカー行為に、不法侵入?」
見てきたようなことを言う。
「そんなことはしていません!」
断固拒否である。
「逮捕、送検がいいのか?」
「何の権限がるのよ!」
首元に衝撃が走り、目の前が真っ暗になっていく。
◇
意識が覚醒していく。ここはどこだ?何かが叩き合う音…音源を見ると、アイツと母が…えっ!
大人の行為…
そう言えば、私って…何故か、全裸であった。順番待ちなのか?いやいや、何で全裸でここにいるんだ?
ドサッ!
母が床に崩れ落ちている。アイツが、私に近寄って来た。逃げ無きゃ…
◇
「どういうことですか?家裁で寝るとは良い度胸ですね」
えっ!ここは…全裸では無い。隣に母、目の前には知らない人だ。
「申し訳ありません。美琴、反省していないの?」
反省?何の?
「反省無しのようですが…塀の向こうに入りますか?」
えぇ~っと…どういう意味かな?
「反省も誠意の欠片も無いようですね」
「あの…私が誠意を見せます」
母が妙なことを言う。
「意味を分かって言っているんですか?」
「えぇ…ですから、娘には無茶をしないでください」
母が、知らない人に頭を下げ、両腕を掴まれて、立ち上がり、どこかへ連れ出されていった。
---坂本一弥---
麻衣と愛の語らいを終え、プレイルームへ向かうと、知らない全裸の女性が目隠しで、首輪を嵌めて、拘束されていた。どこか、雰囲気がちっぱい娘に似ているんだけど…
「娘の悪事を見逃してもらう代わりに、身体を捧げるってさぁ」
この部屋の留守番役の翼紗が説明していくれた。それは、今日のストーカー行為と、不法侵入の件か?
観察すると、未使用では無い。あぁ、出産をしているってことは、未使用は有り得ないか。
「うっ…いい…」
指を這わせただけで、なんとも言えない声を発する女性。大人だから、無茶しても大丈夫かな?彼女をタイヤに固定した。身体が弓なりに反っている。股間が上を向くように回転させて、粉薬を投入した。彼女の体内からシュワシュワと音がしている。そんな俺の行動を、翼紗は興味深そうに見つめている。
「なぁ、口で何かしてよ」
俺の言葉で、舌で裏筋を舐めて、ある程度元気にしてから、口に含んだ。錠剤を1錠、投入した。小刻みに腰を振る女性。特に何もしていないのに、アレが剥けて大きくなっていく。
「こう成っているのか…」
翼紗が呟いた。自分のすら見た事無いのだろうな。口からとりだし、女性のアソコに、入れて、タイヤを小刻みに前進、後退させてみる。俺考案のタイヤの回転を利用したピストン運動補助マシンだ。腰の疲労感が和らぐのだ。
「あぁぁあああぁぁぁ~!」
身を捩り、胸を突き出す女性。あのちっぱいは、ここまで成長するのだろうか?割と大きめな乳房、形は悪くない。谷間に顔を埋め、谷底を舐める。
「いい…もっと…」
顔が恍惚な表情で落ち着いたようだ。どこか視点の逢わない視線。タイヤから解放すると、俺に縋り付き、自ら体内に差し込み、快楽を求め始めた。彼女と抱き合い、唇を重ね合わせ…
---御坂美琴---
意識が覚醒していく。ここはどこだ?何かが叩き合う音…音源を見ると、アイツと母が…えっ!
大人の行為…
そう言えば、私って…何故か、全裸であった。順番待ちなのか?いやいや、何で全裸でここにいるんだ?
ドサッ!
母が床に崩れ落ちている。そんな母に目をくれず、アイツが、私に近寄って来た。
「反省したか?」
「反省?何のだよ!」
アイツは母の元へ行き、顔を引き寄せた。
「反省していないようだけど」
「私の身体に罰をください」
母が、アイツに罰を求めている。そんな…どうして…母が自らアイツと交わり、胸をアイツに押し当て、腕でアイツを抱き、腰を動かしている。
「あぁぁぁぁ~…もっと、ください…」
母がアイツに求める。これが私に対する罰なのか…
「もう、やめてぇぇぇぇ~!」
だけど、母は止めない。罰というより、快楽を求めているようだ。こんな母は見たく無い。
「お願いだから、もう止めてよ~!」
ドサッ!
体力の果てた母が床に崩れ落ちた。その表情は幸せそうである。
「もうやめて…」
これ以上、母のメスの行為は見たく無い。
「なら、誠意を示せ」
誠意?私の身体目当てなのか?
「私の身体を好きにすれば」
「後、3年は飼育が必要かな?あのマンションに、住め。女を磨けよ」
そう言い残すと、アイツは部屋から出て行った。
---坂本一弥---
大人の女性はタフである。何度も自ら交わってくるし…
「ねぇ、一弥。お願いがあるんだけど…」
普段着に着替えた麻衣が、近づいて来た。
「何かな?」
「スポンサーになって欲しいんだけど…」
スポンサー?
「麻衣の?」
「違うわよ。一弥は私の彼氏でしょ?」
あぁ、そうだっけ?久しぶりに逢えて、実感が少ないんだけど…
「じゃ、誰の?」
「撮影で知り合ったガールズバンドなんだけど、資金難みたいなの」
「どの位の資金が必要なんだ?俺、現金はあまりないぞ」
祖父からブラックカードは貰ったが、現金化には向いていない。
「現金だったら、俺より、数馬とかウザミンの方があるぞ」
あいつらは、学生をしながら副業をしているし。
「100万くらい、どうにか、ならない?」
「それくらいなら、大丈夫ですよ。この前の報奨金がありますから」
って、五和が割り込んで来た。ああ、アーシアを見つけた報奨金かぁ。
「じゃ、決まりねぇ。これで彼女達は、ライブが開けそうだわ」
ライブかぁ…
「数馬!坂本不動産って、ライブ会場を持っていなかったっけ?」
「持っています。では、使っていない日であれば、格安でお貸ししますよ」
「そうなの?数馬君、ありがとう」
「いえ、兄さんの彼女の頼みなら、叶えて上げたいです」
って、俺の彼女って、何人いるんだ?
「さすがは、お兄ちゃんです。難しい顔で、難しい事を考えているなんて」
いや、彼女が誰かを思い出していただけだ。蘭と麻衣と美和子と火織?五和も捨てがたいが、明日奈もいるしなぁ…
---山吹 沙綾---
知り合いになった麻衣さんから、朗報が届いた。スポンサーが見付かり、ライブが出来るよって。ライブ会場も格安で借りられるそうだ。
「スポンサーって、どんな人なんですか?」
「私の彼氏よ。だから、安心して。まぁ、おたえ辺りを差し出せば、喜ぶかもしれないけど」
って、笑顔で、シャレにならないことを言っている。差し出す?それは…
「お仕事は、何をされているんですか?」
「さーや達と同じ、高校2年生だよ」
えっ?高校生でスポンサーになってくれるの?
「取り敢えず、100万は確保したから。オーバーする分も、たぶん大丈夫だから」
おたえを差し出せばかな…
「大丈夫な人なんですよね?」
「私の彼氏だよ。無茶はしないから、大丈夫だよ。私の芸能活動再開を後押してくれて、その機会まで作ってくれた恩人だから。そうそう、あのCMは、彼が作ってくれたんだ」
嬉しそうに話す麻衣さん。麻衣さんは信用出来るけど…どうなんだろうか?
---坂本一弥---
バンドかぁ…楽器屋と練習スタジオがあるライブ会場とか有ると便利かな?俺は使わないけど…父親に打診してみた。麻衣のやりたいことを後押しして上げたいから。
『なるほど…それは有ると便利な施設だな。今建設中の箱物に組み入れてみるか』
って、俺のアイデアは採用されたようだ。
『そうだ。SPACEって言うライブハウスの建物を購入したから、そこに楽器店を入れて、改良点を探るのも手だな』
父親に坂本グループ傘下の楽器店を紹介された。俺が交渉するのか?数馬の方が良く無いか?取り敢えず、その店に向かった。
店に行くと、黒髪ロングな少女がギターを弾きながら店番をしていた。店員って、ミュージシャンがデフォなのか。
「何か、お探しですか?」
「店長さんはいるかな?」
「おりますが…あなたは?」
「坂本一弥って言えば分かるはずだ」
「少々、お待ちください」
少女が奥に入ると直ぐに、店長が飛び出して来た。
「若…お久しぶりです」
「あぁ」
って、全然覚えていない。誰だっけ、この人は…
「社長からお話を伺いました。支店をSPACEの跡地に置けば良いのですね」
「出来れば、貸しスタジオとライブハウスの機能も、生かして欲しいんだ。どうかな?」
「彼女はSPACEでバイト経験があるんです。彼女に暫定的に初期スタッフをしてもらいます。お~い、花園君」
「はい…」
先程の少女が近づいて来た。
「この方は、坂本グループの次期総帥になられる一弥さんだ。当面、若のサポートをして欲しい」
次期総帥?固辞しているんだが…何故、皆は確定しているように言うんだ?
「はい…あのぅ…SPACEは復活するんですか?」
「元従業員を知っていたら、声を掛けてくれるかな?坂本不動産で、当面はバイトとして雇用したい。将来的には、今作っている箱物で、更に大規模な店を作る計画があるので、完成したら正規雇用をするようにする。どうかな?」
「わかりました。声を掛けてみます」
「これから、SPACEに案内して貰えるかな?」
「はい、喜んで」
◇
二人で、SPACEに向かっている。彼女、花園たえは、俺達と同じ高校2年生だと言う。学校は花咲川女子学園高校だそうだ。女子校かぁ…興味はあるな。共学校と何が違うんだろうか。
「ここです」
数馬から預かった鍵で、ドアを開け、中に入った。入って直ぐにフロントがあり、ジュースサーバーがある。1階エントランス部分はカフェスペースのようだ。奥にはレンタルスタジオ兼控え室が有り、地下にはライブスペースがあった。この建物を生かすには、店舗部分は2階に設置がいいのだろうな。土台を組んで、プレハブ調も有りかな?数馬にメモを送信した。俺よりもプロにまかせた方が確実で安全だから。
「ライブスペースを見たい」
「はい、こちらです」
電灯のスイッチを入れて、地下へ降りていくと、厚めのドアがあり、開くと座席とステージがあった。PA室も照明室もあるなぁ。消防法に合うかのチェックもいるか。数馬とウザミンにメールを打っておく。
「あっ」
振り返ったら、たえと唇が…咄嗟に、たえを抱き寄せた俺。たえも俺を抱き締めている。唇同士が重なり合い、少し位置がずれると、互いの舌が、互いの口の中に入り…薄暗い室内、雰囲気に呑まれたたえは、少し大胆になっていく。腰を俺の股間に押し当てて来た。彼女のスカートを下ろし、指先を這わせていく。
「あぁぁぁぁあぁ~」
身を悶えさせているたえは、Tシャツを脱ぎ、下着を外していく。
◇
薄暗がりの中…肉の叩き合う音がライブスペースに反響していく。
「あぁぁぁぁあ…」
たえの後から責め、二人でたえの胸を遊ぶ。
「もっと…欲しい…」
立位正常位で交わり、互いの部位同士を触れ合わせる。
「もっと、ください」
薄暗がりで、たえの表情はよく見えない。だけど、彼女の声は満足そうであり、甘えているようでもあった。
◇
用が終わり、服装を整え、二人で地上へと戻った。もう、夕方である。
「また、逢えますか?」
「もちろん」
「また、してくれますか?」
「ここでは無理かな。テスト営業をするからな」
「どこでもいいですから…」
「わかった。家まで送るよ」
「ありがとうございます」
たえを家まで送った。
---山吹 沙綾--
翌日の昼休み、いつものメンバーでお弁当タイムである。麻衣さんからの申し出を伝えないとなぁ。いつもの場所に行くと、いつもと雰囲気の違うおたえがいた。
「どうしたの?」
「彼氏が出来たの」
「「えぇぇ~!」」
私を含めたメンバー一同が驚きの声を上げた。昨日まで、そんな素振りを見せていなかったし。
「彼氏って…ボーイフレンドですか?」
りみりんが訊いた。
「うん、そうだよ。男性で、身体を許せる人だよ」
身体を許せる?えぇぇぇ~!
「身体を許したの?」
かすみが訊いた。
「気持ち良かった。天を舞うような感じだよ。また、して貰うんだ」
嬉しそうに話すおたえ。不純異性行為?
「どこで、知り合ったの?」
かすみが突っ込んで訊く。
「あぁ、それよりも、SPACEが復活するんだよ」
おたえは話題を切り替えた。
「えっ!SPACEが?!」
りみりんが聞き返した。
「暫定的だって言うことだけど…新しい箱物が出来るまでの間だって」
新しい箱物…それは新しいライブハウスが出来るってこと?!
「当面、新生SPACEでバイトする」
「それはSPACEでライブ出来るってことだね」
喜ぶかすみ。おたえの彼氏問題は、どこへ行ったのやら…私の興味はそっちである。あぁ、そうだ。伝えないと。
「後ね、麻衣さんがスポンサーを見つけてくれたの」
「えっ!麻衣さんが?仕事が早いなぁ」
アリサが驚いている。一昨日、話して、昨日には見つけてくれた。
「で、ライブ会場を割安で借りられるようにしてくれたって」
「うっ!そうなると、SPACEで出来ないのか…」
「予算次第かな」
って、彼氏の出来たおたえを、差し出せないよな。私を差し出すか??