※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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ばんどり*

---坂本一弥---

 

麻衣が復学した。次の仕事まで、1ヶ月ほど通学が出来るそうだ。

 

「次も映画なのよ。本読みとかもしないとダメだし…でも、一弥の傍に居られるから、がんばれそうだよ」

 

俺の腕に抱きついて居る麻衣。羨ましそうにみている蘭。通学時において、蘭の理性は、そこまでの行為を許さないようだった。まぁ、オン、オフがきっちり分けている蘭は、素晴らしい学生かもしれない。蘭の臍のゴマを煎じて、あのダメシスターに呑ませたいものだ。

 

「まぁ、帰りに別荘へ行くことは、無くなりそうね」

 

って、蘭。別荘とは留置場のことらしい。

 

「帰りは麻衣さんと帰りなさいね」

 

命令口調の蘭。空手部の部活は毎日あるらしい。和葉と紅葉もカルタ部の部活だしなぁ。数馬とウザミンは生徒会かぁ。アーシアはどうするのかな?来週から転入が出来るらしい。翼紗は、元いた勢力との話し合い中だと言う。足抜け出来れば、通学したいそうだ、

 

「そうだ、一弥。今日、スポンサーするバンドのリーダー格に、会いに行きましょう」

 

「いいけど…」

 

ヘビメタ娘かな?火織を脳裏に浮かべる俺。

 

◇

 

そして、放課後…麻衣と共に、やまぶきベーカリーの前にいる。おいしそうなパンの香りがする。思わず、バタピー入りのコッペパンを2本買い、店の前で麻衣と食する。

 

「うまい…」

 

「でしょ?紹介したいのは、この店の長女なの。彼女、差し入れでパンをよく持って来てくれたのよ」

 

いいなぁ。毎日、このパンかぁ…

 

「麻衣さん、どうしたんですか?」

 

おいしいパンの香りが染みついた少女が来た。

 

「さーや、彼がスポンサーの坂本一弥、私の彼氏よ」

 

イメージがまるで違った。ヘビメタ系では無いのか。俺の知るロックバンドにいなそうな少女だった。

 

「あっ、初めまして…山吹沙綾です」

 

「麻衣の彼氏の坂本一弥です、よろしく」

 

麻衣の彼氏を名乗っていいのか?人気若手女優では無いのか?

 

「あの…麻衣さん…差し出す件なんですが…」

 

「あぁ、アレね。パンでいいみたいよ。やまぶきベーカリーのパンが気に入ったみたいだし」

 

2本目のコッペパンを買って食べていた俺。

 

「そうですか」

 

なんか安心したような素振りのさーや。麻衣は何を条件で持ちだしたんだ?

 

「どこかで、話しをしましょう。ねぇ、一弥、どこか無い?」

 

「あぁ、手に入れたライブハウスに行くか。工事中だけど、カフェスペースは使えるはずだ」

 

3人でSPACEへ向かった。

 

◇

 

「えっ…さーや、どうして…」

 

「えっ…」

 

たえと、さーやは知り合いのようだ。

 

「なるほど、一弥は縁を紡ぐ達人ねぇ」

 

麻衣が俺に抱きついて居る。

 

「これは…」

 

「どういうこと?」

 

「一弥は、坂本不動産の関係者で、このライブスタジオを任され、尚且つ、ポピパのスポンサーなのよ」

 

自慢げに話す麻衣。まさか、たえもそのバンドのメンバーなのか?

 

「そうか、一弥はおたえと知り合いだったのかぁ」

 

たえは、おたえって呼ばれているのか。

 

「それなら話しが早いわね。ここでライブをするとしたら、どの位の料金?」

 

「麻衣の頼みじゃ、貰えない。まぁ、テスト運用だから、テスト要員価格で無料でいいかな」

 

「だって、さーや」

 

「無料…SPACEでライブが出来るんですか…」

 

「たえ、他の従業員の目処は立ちそうか?」

 

「えぇ、すぐには無理ですけど」

 

「たえが出るなら、たえ以外の従業員が必要だよ」

 

「はい、がんばります」

 

 

 

---山吹紗綾---

 

いきなりのどんでん返しであった。まさか、たえの彼氏って、麻衣さんの…身体を許したって、差し出したのか…結果的のようだけど。

 

「坂本不動産の関係者って、どういう意味ですか?」

 

彼の身元を確定させておこう。

 

「一弥は否定しているけど、坂本グループの次期当主なのよ」

 

えっ!全身に鳥肌が立つほどの衝撃…坂本グループの次期トップって…坂本家の長男ってこと??

 

「麻衣、俺は断固固辞するから、そういう紹介はやめてくれよ」

 

「はいはい」

 

麻衣さんの手の平で転がされている彼。たえの彼を見つめる視線は熱いし。どうなるんだ、この人達は…

 

「そうそう、居抜きで手に入れたんだけど、レンタルスタジオで、不足している物はあるかな?」

 

私とおたえに訊いて来た彼。青年実業家ってところか?

 

「アンプとかメンテした方が良いかも」

 

彼はおたえの意見をメモに書いていく。

 

「じゃ、それは、2階が完成したら、真っ先にして貰おうか」

 

2階に楽器屋を置くそうだ。それは便利かもしれない。弦が切れたり、スティックが折れたり、たまにアクシデントがあるけど、傍に楽器屋があれば、練習中に補充が出来るし。

 

「正式な場所に移転したら、やまぶきベーカリーのパンを仕入れたいが、可能かな?」

 

「あっ、可能ですが…数にもよるかな」

 

「もっと広いお店に移る?」

 

はい?どういうことだ?

 

「あの店を買い取る。代金代わりにお店と住居を渡す。管理費は毎月発生するけど、どうかな?」

 

彼は遣り手の実業家か?

 

「私の一存では決められません」

 

「そうか…」

 

どこかへ連絡をしている彼。

 

「坂本不動産の次期トップは、彼の弟なのよ。彼らの行動は早いし、抜け目は少ないのよ」

 

えぇっと…私を差し出さないとダメな気がしてきた。手狭なお店と住居部分。広い場所に格安で移れるのであれば…そんなうまい話は無いと思うが…麻衣さんの彼を見ている目は、信用に値しそうである。現に、ここ、SPACEの再生に乗り出しているし。

 

「彼…優しいよ」

 

って、おたえが耳元で囁いた。耳が熱くなっていく。おたえと彼の絡み合う姿が、脳裏に浮かんでしまった。なんてことを想像しているんだ、私は。

 

 

 

---坂本一弥---

 

家に帰り、エサの支度を始める。

 

「一弥、今夜は何かな?」

 

ダメシスターが俺に纏わり付いてきた。あぁ、コイツ、何の役に立つんだ?

 

「インデックスの女体盛りとか…」

 

「何度でも言うけど、目の保養はアーシアの方が良いと思うよ」

 

そんな気もするが…

 

「チャーハンでいいか?」

 

「うん。一弥の料理はサイコーだよ」

 

男の手料理である。たぶん、量がサイコーなんだろう。

 

「私もチャーハンね」

 

って、麻衣。いつから、俺の家の食卓はオーダー制になったんだ?あぁ、明日奈のレバニラ炒め定食を作らないとなぁ。

 

そう言えば、数馬の帰りが遅い。俺が頼みごとをした為である。こうして、五和と二人で厨房にいると、五和と二人で食い物屋をするのも有りかと思えてしまう。

 

「一弥!ねぇ、おかずは?」

 

インデックスの声で現実に引き戻された。

 

「チャーハンがおかずだ」

 

インデックスの目の前に、丼飯を置いた。

 

「うっ!米地獄か?」

 

「いやなら喰わないでもいいぞ」

 

「食べるもん。一弥の料理は残さないよ」

 

しょうがないので明日奈に作った分の余りを、インデックスの前に置いた。

 

◇

 

飯喰って、風呂入って…蘭の部屋へ…

 

「あら、珍しい。麻衣さんはいいの?」

 

「あぁ、本読みをしている」

 

蘭に抱き付き、蘭の香りを愉しむ。

 

「バンドをプロデュースするの?」

 

「いや、スポンサーだよ」

 

蘭の頬が俺の頬に触れて重なり合う。

 

「こうしていると落ち着くの」

 

俺は蘭の香りを嗅ぎながら、お尻を弄っていく。

 

「そこはダメよっ!あっ!ダメ…おかしくなりそう…」

 

蘭を産まれたままの姿にして、スキンシップをしていく。

 

「突いて…」

 

快楽の沼にはまった蘭。俺を求め始めていた。5ラウンドして3回中出し…一旦萎えると、復活するのが遅いのかな?俺の上で四つん這いになって、アレを舐めている蘭。蘭の体内からは俺の体液が垂れてきた。

 

 

 

---山吹紗綾---

 

昨晩は家に帰ってから、家族会議だった。彼の動きは早かった。私が帰宅するまでに、坂本不動産が訪れ、条件を提示して、帰ったそうだった。条件は、坂本不動産の新築マンションの1階部分でやまぶきベーカリーを営業すること。営業している間は、5階にある3LDKの部屋と店舗部分を管理費込みで月6万円で賃貸してくれるそうだ。

 

「格安すぎる条件だ。沙綾はどう思う?」

 

「ここはどうなるの?」

 

「ここは坂本不動産に貸すことになる。ここの賃料で家賃を相殺して、月6万ってことらしい」

 

坂本不動産の食品部門が、やまぶきベーカリーの支店をここで営業するそうだ。本当にうちのパンの味を気に入ったらしい。次期当主の気に入ったパンなら、売れると思っているそうだ。やまぶきベーカリーの技術を習う費用も相殺分に入っているらしい。

 

「米花街に建設中の複合施設にも、やまぶきベーカリーを置きたいらしのだよ」

 

あぁ、パンを注文する数に難色を示したからかな?

 

「父さんと母さんが良いと思うなら、私は賛成だよ」

 

「じゃ、話しを進めておくよ」

 

えっ!既に、そう決めていたのか…

 

◇

 

翌日の昼休み…

 

「どうだった?」

 

かすみに訊かれた。

 

「SPACEでライブ出来るよ」

 

喜ぶかすみ。

 

「予算はどの位かかったの?」

 

アリサに訊かれた。

 

「無料でいいって…」

 

「ライブが無料で出来るの?!」

 

「うん」

 

「どういうカラクリ?」

 

カラクリなぁ…

 

「麻衣さんの彼氏が総て請け負ってくれたのよ」

 

「太っ腹だな、その彼氏は…」

 

「彼はデブで無いよ」

 

って、おたえ。あぁ、そうだった。おたえの彼氏でもあるんだった。

 

「まさか、おたえさんの彼氏って、麻衣さんの…」

 

りみりんが気づいた。いや、アリサもだろう。頭が痛い。

 

「私は愛人でもいいんだよ」

 

って、おたえ。惚れすぎだよ。相手は二股男だぞ。

 

◇

 

放課後、おたえはバイト、私達は、かすみの一声でSPACEに向かっている。そこには、おたえがいるんだが…

 

「まだ、営業していませんが…」

 

おたえがかすみの相手をしている。2階部分を工事している。楽器屋があそこに出来るのか。

 

「今日は何パンの香りかな?」

 

えっ!頬に誰かの頬が…胴に巻き付く彼の腕…

 

「麻衣さん!」

 

かすみが麻衣さんに抱きついて居る。

 

「よぉ!どんな感じだ?」

 

彼はおたえに声を掛けている。うぅぅ…

 

「あぁ、はい。徐々に戻って来てくれています」

 

おたえと彼が店内に入っていった。

 

「これからは、同じマンションの住民ね」

 

って、麻衣さん。はぁ?

 

「引っ越しを今日しているそうよ」

 

えっ!昨日の今日で?

 

「坂本グループの次期当主が望んだこと…皆、素早くフォローしているのよ」

 

彼って、そんな力を持っているのかぁ…

 

「でも、彼は固辞しているって…」

 

「彼以外のみんなは賛成だって」

 

「彼は麻衣さんの彼氏ですよね?」

 

「私はそう思っている。でも彼から見たらどうかな。滅多に傍にいないからね」

 

そうか、撮影とかでいない日が多いのか。じゃ、おたえがその隙間に…

 

「彼は来る者を拒まないわよ。良くも悪くもね。たまにしょうもない女に引っ掛かっているけど」

 

まさか、ナンパ師?いや、来る者を拒まないって…

 

◇

 

彼と麻衣さんと共にマンションへ向かうと、5階に越していた。1階ではお父さんと、お母さんがお店の準備をしていた。

 

「どうしたの?」

 

「今日、定休日だろ?だから、今日、引っ越しをしませんかって言われてね。明日は、あちらで営業をする。ここはまだ機材が届かないそうだよ」

 

前より広い店内。作業場は倍以上の広さがあるし。

 

「さーやのおかげで、こんな良い物件に来られたよ。ありがとうな」

 

って、私のお陰?なんで…振り返ると、麻衣さんも彼もいなかった。麻衣さんの部屋へ向かう。

 

「いらっしゃい」

 

中に通された。

 

「まだ、引っ越しの荷物が積んであるのよ」

 

撮影中に引っ越ししたらしい。

 

「彼はどんな人なんですか?」

 

「興味を持ったかな?」

 

「いえ、そういう意味では無く…」

 

「どういう意味かな?」

 

小悪魔のような笑顔の麻衣さん。えっ…麻衣さんの手で、着ている物が脱がされていく。なのに、抵抗出来ない。何かを身体が期待をしているようだ。何を?

 

「彼に可愛がってもらいなさい。もっと、楽に生きた方がいいわよ」

 

頭に何かを被せられ、全裸にされていく。手を背中の後で縛られ…それだけで悶悶としていく。

 

「小猫ちゃん…今、ケダモノを呼んだからね。大人しくしていてね」

 

何かに閉じ込められた。何に?暫くすると、麻衣さんの喘ぎ声が聞こえ始め、肉の叩き合う音が聞こえ始めた。私が差し出されるのか?おたえで無く…

 

そして、引き摺り出された。

 

「どう?」

 

「初物だね。誰?」

 

「後のお楽しみよ」

 

私と知らずに、私を食べるのか…麻衣さんの悪意なのか?なんで、私に?

 

脚を広げられて、固定された。誰かの鼻息を感じ、喘ぎ声を上げる私。

 

「これだけで、震えるのか。感じ易いのかな?」

 

「あっ!」

 

股間に舐められた感触が走った。それだけで、頭の中は悶悶さで埋め尽くされていく。

 

「スゴい…」

 

麻衣さんの声…何がスゴいんだろうか?見ているだけなのか?

 

「うっ!」

 

乳首を甘噛みされたようだ。天で舞うような感覚…もっと欲しい…

 

「えっ!」

 

何かが入って来た。それはダメ…頭の中が真っ白になり、背負っていた物が落ちていくようだ。

 

◇

 

ここはどこだ…背中に誰かが載っている。後から体内に何かが入り込み、腰を後から掴まれている。

 

「うぅぅ~ん」

 

麻衣さんの声。背中の方から聞こえる。私の背中に載り、彼と何かをしているようだ。

 

「麻衣、そろそろ時間だよ。この子を帰らせないで良いのか?」

 

「夕食の支度?後で、食べに行くね」

 

「あぁ、後でなぁ」

 

彼は出て言ったのに、身体には何かがまだ刺さっている。これは何?頭に被されていた物が脱がされていく。

 

「さーや、ありがとう。勉強になったわ」

 

って、麻衣さん。勉強に?何かが体内から抜けた。振り返ると、股間に天狗のお面を着けている麻衣さん…まさか、天狗の鼻にやられたのか…

 

「あぁ、開通はしていないわ。私の留守中、一弥を頼むね」

 

って…はぁ?開通していない?あれこれ、されていましたよね!!

 

「おたえだと、危なっかしいからねぇ」

 

おたえとの関係に気づいていないようだ。

 

「あの…私の好みは、度外視ですか?!」

 

「あれ?一弥に興味が無いの?」

 

怯む私。

 

「それは…」

 

彼の手で開通して欲しかった…そんなことは言えないけど。

 

「財力、カリスマは申し分無いし、何よりも、一弥はやまぶきベーカリーのパンが大好きよ」

 

私はパン?確かに、パンの香りが染みついているか…

 

「もし、嫌いなら、毛利蘭って子を頼りなさい。彼女が第1夫人候補だから」

 

それって、麻衣さんって、彼の愛人なのか…えぇぇぇ~!

 

「一弥がいてくれるだけで、私はがんばれる。さぁ、お風呂に二人で入って、食事に行こう」

 

もしかして、麻衣さんの好みなのか…私は…

 

◇

 

食堂と言う名の彼の家…これは…シスター服の女子が2名、厨房では彼を含めて、4人が調理している。

 

「あの中性的な男子が、彼の弟の数馬君。で、背の高い女子が、毛利蘭ちゃん、背の低い女子が彼専用メイドの五和さんよ」

 

って、なんか、スゴい状況である。

 

「一弥!まだぁ~!」

 

シスター服の子が、彼にせっついている。

 

「今日はチキンライスに白米だ!」

 

「また、ご飯責めなの~!たまにはパスタがいいよ~」

 

「あ?要らないなら、喰わないでいいぞ」

 

「喰わないなんて、言っていないよ~!食べるに決まっているでしょ!」

 

なんだ?あのシスターは…

 

「あぁ、あのシスターには関わらない方がいいらしいわよ。あぁ見えて、シスターでも上位のシスターらしいから」

 

なんで、シスターがいるんだ?この家には…

 

「あっちでビールをあおっているのは、刑事の美和子さんと由美さん。困ったら相談するといいわ」

 

刑事も住んでいるの??ここは何の集会場なんだ?麻衣さんは、この雰囲気を楽しんでいるようだけど…

 

 

 

 

 

 

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