---江戸川コナン---
工藤新一名義のガラケに、知らない番号からの着信があった。変声機をセットして、出てみると、園子からだった。
「新一君…助けて…このままだと、おかしくなっちゃいそう…」
泣いているのか、園子の声は弱々しい。
「状況はどんな感じなんだ?」
どうせ、アイツが何かをやらかしているのだろう。
「蘭の怒りが収まらないの…」
えっ!やらかしているのは、蘭なのか。まさかなぁ…
「蘭に何をしたんだ?」
「え!それは…」
言い淀む園子。元凶は、園子のようだ。
「状況がわからないと、対処出来ないぞ」
「そうなんだけど…」
園子の話…蘭に自白剤を使って、一弥に何をされたかを、訊きだそうとしたようだ。園子の計画を利用した鈴木財閥相談役の手により…その結果、蘭は死線を彷徨い、一弥のコネで治療して、生還したのだと言う。
「それって、園子が悪いんだろ?」
「だって、アイツに…一弥に洗脳されたと想ったから…」
だからって、拉致、監禁して、治療はやりすぎだ。洗脳されているかのチェックも無しに、治療だと?!蘭やアイツじゃ無くても、園子に怒りを覚えてしまう。
「で、仕返しに何をされていんだ?」
「陵辱三昧な日々を送らされているの…一弥が最後までしてくれない。毎日、悶悶としたまま放置されているのよ。このままでは、おかしくなっちゃいそう…」
はぁ?一弥に最後までして欲しいって…コイツ、既に調教されたんじゃないか?
「最後までしないで、アイツはどうしているんだ?」
「蘭が最後まですることを許さないみたいで…二人で仲良く下校しているの…ねぇ、助けてよ~、新一君!」
これは厄介過ぎる案件だろうに…結果的ではあるが、親友に殺されかけた蘭の怒りは相当なんだろうな。
「わかった。蘭へ話を訊いてみるよ」
と、通話を切った。さて、どうするかな?工藤新一名義のガラケは、着信拒否されているし。ネット電話を使い、蘭へ連絡をしてみた。しかし、『現在、お客様のお掛けになった番号は、現在使われておりません』って…スマホを変えたのか…聞いていないぞ。
しょうがない。変声機を外し、蘭の部屋へ向かった。
◇
「どうしたの、コナン君?」
いつも通りの蘭が応対してくれている。
「新一兄ちゃんが蘭姉ちゃんに電話をしたら、現在使われていないってアナウンスがあったんだって。新しいのに変えたか、聞いて欲しいって、頼まれたんだ」
「あぁ、そういうこと。そうよ、新しいの変えたの。彼とお揃いのにね」
嬉しそうな蘭。そこに工藤新一への未練は、見えない。
「元カレからの連絡は一切拒否しますって、伝えてくれるかな?」
うっ!『元カレ』って言葉が、俺の心に突きささる。
「わかったよ。なんで、新一兄ちゃんはダメなの?」
「探偵は事件が起きないと行動しないでしょ?一弥は事件に対してリアルタイムで対応してくれたんだよ」
まぁ、探偵はそういう物だ。推理が仕事だからな。一方、バトルジャンキーのアイツは、リアルタイムでボコるのが趣味なんだろう。
「一弥がいなかったら、私は今、ここにいなかった。一弥がいなかったら、紅葉ちゃんも和葉ちゃんも、今も生きていないと思う。いつだって、一弥は問題を素早く解決してくれている。だけど、新一も服部君も、いい加減すぎるのよ」
服部はそうだな。だけど、俺だって、こんな姿でなければ…
「そういうことだから」
って、部屋の外に出された。何の解決も出来ない。蘭に心の揺れは無かった。どうするかな…
---鈴木園子---
もうダメかもしれない…自慰では満足出来ない…一弥のしたいようにして貰おう…ノーパンノーブラで制服を着て、通学をした。視線を集めているような感覚がある。それだけで、大変なことになっている。マズい…駅のトイレに駆け込む。どうしよう…蜜が湧き出るのを生理用品でガードすることにした。そして、学校へ向かう。
教室に一弥の姿は無い。
「あぁん…」
後から抱きつかれ、少し喘ぎ声が漏れた。
「ほぉ~、ついに園子がねぇ~」
一弥の声だ。お尻にの割れ目に一弥のモノが押し当てられている。入れて欲しい…この悶悶とする感覚を払拭して欲しい。一弥の手が胸に伸びて来た。乳首を虐めて欲しい。好きにして欲しいだから、助けてよ…
「蘭、どうする?」
「そうね。今日辺り、醜態を見せて貰おうかな」
蘭がいつもの笑顔で、そんな言葉を私に吐いた。醜態?これ以上の…何をさせるんだ?
◇
放課後…蘭と一弥の後を付いていく。どこへ連れて行かれるんだ?一弥の家の一弥の部屋に連れ込まれた。そこは、様々な拷問具が置かれていた。何、この部屋は…
「あれ?もうコーフンしているのか?園子は好き者なんだな」
って、蘭がビデオカメラを手にして、私を撮っている。記録に残すの?蘭の怒りの根深さは相当深いようだ。
「じゃ、蘭がされたように、薬漬けにしてやろうか」
死んじゃうって…一弥に背中から抱きつかれて、逃げる気力が萎えていく。この二人に殴られたら、死ぬ自信があるし。暴力的にならないように、逆らわないようにしよう。
耳に一弥の息が…それだけで、背筋がワサワサし、股間が大変なことに…制服を脱がされ、股間の生理用品を抜かれ…全裸で一弥に抱きつかれている。蘭の狩る様な視線が恐い…首筋に針の刺激を感じる。何をされたの?私から見えない角度に針が触れている。何を打ち込まれたの?ジワジワと太股が濡れていく。乳首が固く締まっていく。ソレ系の薬剤を打ち込まれたのか…長い時間、針が触れている。大量に注入されているのか…マズいって…針が首筋から去って行き、その痕を隠すように、首輪が嵌められた。
---坂本一弥---
園子に薬を注入したと思わせる為、園子のうなじ辺りに、凍らせ髪の毛の先端を当てた。思い込みってスゴい。髪の毛を触れさせているだけで、園子の身体に変化が現れていく。乳首はそそり立ち、クリは剥けて大きくなり、乳房には血管が浮き出ている。膣内の分泌液の量も増加しているようだし。
蘭はカメラを片手に持ち、好きな角度から撮影をしている。さてと、雰囲気を出す為に首輪を嵌めてあげるか。首輪を嵌められた園子の腰は微妙に前後に動いている。大量の媚薬を注入されたと思い込んでいるのかな?
この後は、どうするかな。
---鈴木園子---
欲しい…薬のせいか、無性に一弥が欲しくなっている。一弥の手が胸を蹂躙し始めた。それだけの刺激で、身も心も蕩けていく。そんな私を一弥がアイアンメイデンへ閉じ込めた。内部には釘は無く、無数のペニスが触手のように蠢いていた。全身を一弥のペニスが弄ぶ。乳首を押し込んだり、胸の谷間に数本が入り蠢いたり、おへその窪みを舐めるように張っていたり…そして、異常に固く太くて長いモノ3本が、私の体内に入ってきた。
口とお尻から入った3本は、お腹の中で踊っている。そして、股間に入ったモノは、卵巣を突いているようだ…
アイアンメイデン内は、一弥の精液で満たされていく。私は一弥の精液で溺死するのか…
---毛利蘭---
思い込みによる幻視でも見ているのだろうか?憎たらしい位に、幸せそうな顔の園子。
「蘭、これで終わりにする。いいな」
一弥の言葉に頷く。これ以上は、殺してしまいそうだから。
「コイツは、虐めも快楽と思える楽天家のようだ。これ以上の責めは無駄だ」
そうかもしれない。だから、反省の言葉も軽いのだろう。『ごめん』で済まない問題も有るんだけどね。
私は今後どうしてくれるのかを聞きたかった。なのに、園子は『ごめん』と言い、土下座だけしかしなかった。後は、良きに計らえってことのようだ。それが許せなかった。私達は死ぬかもしれない状態まで追い込まれたのに…
「蘭、言ったはずだ。心に鬼を住まわせるな」
「分かっている…だけど…」
「蘭、躾られたいのか?」
一弥の哀しそうな目…自ら着ている物を脱いで、自ら首に首輪を嵌めた。
「私を調教してください。怒りを忘れるように…」
首輪についているリードの先端を一弥に手渡した。そして、一弥の目の前に正座をした。服従し命令待ちの状態である。
「蘭…」
一弥は棚から、何かの箱を取り出した。調教道具だろうか…目を瞑り、これからされることを見ないようにした。リードから立ち上がれと命令がなされた。立ち上がる私。敏感な部位、感じ易い部位に、冷たい何かが取り付けられていく。体内にもだ。舌を引っ張り出され、先端にクリップ状の物を装着された。電気による拷問か…
うっげぇ…
全身に電子パルスが打ち込まれた。EMSかぁ…表層神経、深層神経が攻撃されている。体液が流れ出していく。気持ち良い…頭の中が真っ白になっていく。これで今夜は何も考えずに寝られる。気づいた時には翌朝だろう…
---坂本一弥---
蘭の醜態…見たく無い。タイマーを30分にして、プレイルームを後にして、リハビリへ向かう。
VR世界で右手のリハビリである。百代と軽く手合わせ。戦闘感覚を右手に覚え込ませていく。
「よぉ!一弥」
土御門がやって来た。
「何か、用か?」
「今週末、ちょっと出掛けないか。って、決定なんだが」
はぁい?
「どこへ?」
「インデックスと行く英国の旅に当選しました」
はぁい?
「そんなの応募していないぞ」
五和と行く婚前旅行の旅なら、考えても良いけど…
「あぁ、インデックスのご指名だよ。って言うか、招待相手のご指名なんだよ」
「行かないよ」
何故、喰う寝る喰う女と二人旅なんだ?
「ねーちんと五和は行くぞ」
何?火織と五和が行くのか…心が揺れる俺。旅先であんなこと、こんなことを…妄想してしまう。
「後は、ミサカシリーズと、俺とアクセラレーター、アーシアだ」
う~ん、それは…胡散臭いんだけど…
「自宅でのんびりはダメ?」
「ダメだ。拒否しまくっても、強制的につれて行くからな」
「イギリスに何をしに行くんだ?」
「ほぉ~、一弥にしては、良い質問だにゃ」
なら、答えろよ…
「俺達のボスが、一弥に会いたいそうだ」
コイツらのボス?考えられるのは女王陛下か?
「土御門はジェームス・主水か?」
「それを言うなら主水では無く、ボンドだろ?って、俺はNI6に属してはいないけど、英国の公務員扱いではある」
高校生なのに公務員なのか…学生で副業は、おいしいかもしれない。
「うん?まさか、インデックスも公務員なのか?」
「まぁ、待遇はそうだ」
喰う寝る喰うで公務員なのか…イギリスの公務員って、楽そうだ…
「おぉ、興味が移ったなぁ。じゃ、決定な」
「俺も公務員扱いか?」
「お前は、VIP扱いだよ」
「エレキバンか?」
「それは、ピップだ。お前は相変わらずバカだなぁ…」
バカだと?メイド萌えなスーパーシスコンの土御門と、喰う寝る喰うのインデックスには言われたく無い。三バカ仲間だと思っているし。
◇
金曜の夜、自分の部屋のベッドで寝ていたはずなのだが。目覚めると空の上だった。
「拉致、監禁か?」
「あぁ、起きたのか?」
って、土御門…インデックスとミサカが添い寝しているし。
「火織は?」
「ねーちんと五和は飯の用意をしている。だから、飯まで大人しくしていろ」
あれ?そういえば…
「俺、パスポート無いはずだけど…」
「国賓はパスポート無しで、入出国出来るだよ」
そうなのか…
「って、言うか。これ、民間機じゃ無いし」
「戦闘機か?」
「戦闘機にラウンジは無いぜ。これは英国所有の王族専用機だ」
なるほど…って、機内サービスを見て固まった俺。五和がエロ天使チラメイド服を着、火織がエロ堕天使モロ見えメイド服を着て、飯と共に俺の前に来た。
「なんだ、その恰好は…」
「私は普段着で良かったんだが、土御門が一弥が喜ぶって…」
真っ赤な顔の火織。
「かわいい…」
「そ、そ、そうなのか…着たかいがあったぞ」
いや、服装では無く、仕草なんだが、火織達の努力を無には出来ない。
「1つだけ言うけど、モロ見えより、チラ見えの方が好きかも」
「そうなのか…わかった。次回はチラメイド服にする」
火織の努力は嫌いでは無いが…メイド服って、土御門の趣味では無いのか?う~ん…
◇
そして、異国の地に着いた。タラップを降りると、赤い縦覧の道があり、リムジンに続いていた。空港内施設には寄らないのか?おみやげ買えるのかな?って、あぁ~!寝ている間に拉致されたってことは、財布が無い…土御門に借りるか、たかるか、脅し取るかだな。
ミサカと手を繋ぎ、ミーちゃんが腕を抱いている。インデックスが、エラそうに先頭を歩いているのが、気に喰わないけどなぁ。