※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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蜥蜴の尻尾切り*

 

---ジョディ・スターリング---

 

知らない男達に拉致された。ここはどこだ?全裸にされ、薬漬けにされていく。

 

「お前は知り過ぎた。だが、FBIの捜査官を消すのは、契約違反になるので、表の世界からは消えてもらうぞ」

 

雇い主の意向か…頭が朦朧としてきた。首輪を嵌められて、身体を洗浄され、股間には大量の媚薬…奴隷市場で売られるのか…私が私って思い出せないようにして…

 

クリスとサブリナは逃げられたかな。シュウ…会いたい…意識が闇に浸食されていく。

 

 

 

---坂本一弥---

 

新しい担任…コイツ、クセ者である。片目は義眼のようだし。視野角の狭さを補う為に、おっちょこちょいを演じている。

 

「坂本君、そんなにみとれないくれるかな?」

 

「え?いや、剥いたら、どうなるかを妄想中です」

 

「一弥、ダメだよ。先生をオカズにしたら」

 

すかさず、蘭のつっこみが入った。試しに真空刃を放ってみた。本能で避けた先生。俺を睨んでいる。

 

「ねぇ、一弥…なんか、したんか?」

 

和葉が先生の変化に気づいた。

 

「何もせぇへん。って、和葉、標準語は?」

 

「ちゃんと話せるよ。えぇやん、一弥の前だけは」

 

まぁ、いいけど…先生の警戒は直ぐに解けた。和葉に気づかれた為だ。たぶん、工藤新一も世良も気づいたはずだ。

 

◇

 

放課後、俺の後を尾行している世良。どうされたいんだ?角を曲がった処で待ち伏せするかな?ダッシュして角を曲がった俺。振り返ると世良がいて、唇同士が…思わず、抱き締めて、お尻を撫で回す自然体の俺。

 

「うっ!何をするんだよ!」

 

俺から離れた世良。

 

「お前が尾行なんかするからだ」

 

「抱きついて直ぐに、お尻の割れ目に指を入れるなんて、思わないだろ、普通は…」

 

普通ってなんだ?

 

「で、何の用だ?俺、今日は待ち人がいるんだが…」

 

「どこの女だ?蘭ちゃんに報告する為に、付いていくぞ」

 

付いてくるのか?う~ん、まぁ、いいか。コイツの関係者だし。待ち人の待っている大通りに出た。俺を確認したのか、クラクションで俺を呼ぶ待ち人。ドアを開けて、世良を投げ込み、俺も乗った。

 

「うん?予定外の人物付きかい?」

 

「あぁ、俺の逢い引き相手が気になるそうだよ」

 

待ち人の顔を見て固まる世良。

 

「で、調べは付いたか?」

 

「FBIにも、CAIにも、公安にも該当者はいない。だが、あの組織にはいる。ラムだよ。アイツが片目が義眼らしい」

 

赤井さんが調べくれたことを、報告してくれた。

 

「秀一兄さん?」

 

世良の絞り出す声…

 

「大きくなったなぁ、真純…」

 

兄妹の感動的なシーンに割り込んでやる。

 

「ラム以外にはいないの?」

 

「17年前の時に、ボディガードだった浅香って女性が、消息不明になっている」

 

17年前か…随分と昔だな。

 

「それって、羽田浩司殺人事件かな?」

 

世良が訊いた。世良って、何歳だ?

 

「なぁ、世良。お前、何歳だ?」

 

「うっ!私は飲んでいないよ~。実際に17歳だよ!」

 

飲んでいないのか。

 

「後、もう1つの方は調べてくれた?」

 

赤井さんに訊いた。

 

「調べるまでも無い。俺は彼女の姉を殺したようなものだ」

 

「えっ!秀一兄さん…殺したって、誰を?!」

 

世良がショックで固まっている。

 

「じゃ、そういう線でいいってことね?」

 

「あぁ、まかせる。彼女を頼む。俺も、気を配るから」

 

ラムの正体は分からないのか。どうするかな?

 

「なぁ、俺から依頼していいか?」

 

「俺で出来ることなら、いいけど…」

 

「人探しだ。コイツを探してくれ。名前はジョディ・スターリング。俺の同僚だ。2,3日前から行方知れずになっているんだ」

 

女性かぁ~。そうなると、土御門に訊くか、丸投げだな。

 

「探してみるよ」

 

「すまない。俺は表立って動けないから」

 

ラムが消えていない限り、モグラだった者達は表立って動けない。妙な動きは周囲を巻き込む惨事になりかねないから。

 

「持ちつ持たれつだよ。世良の住んでいるホテル前で降ろして」

 

「わかった。真純、俺に用がある時は、一弥に伝えてくれ」

 

俺と世良が車を降りると、赤井さんの車は走り去って行った。

 

◇

 

翌日…学校を休んで、土御門とお買い物…

 

「こんな処にあるのか?」

 

「まぁ、なぁ」

 

裏の世界のことは、コイツは詳しい。裏路地に入り、何の変哲もない玩具屋さんに入った。おぉぉぉぉ~!パラダイス…色々な玩具が並んでいる。

 

「まずは、玩具を買うんだ、一弥」

 

「カードで使える?」

 

「もちろんだ。あぁ、不正利用はしないから、安心して使えよ」

 

なるほど。薬系の棚を見て回る。何々…1滴で借りて来た猫になるって…これを買おう。あと、小道具を数点チョイスして、レジへ。

 

「あぁ、元春じゃないか」

 

土御門は常連か?自分の妹に使っているのか…ド変態め!

 

「俺よりも財布の紐の緩いヤツを連れ込んだぜ」

 

って、俺のことか?

 

「元春の知り合いか?少し勉強してやる」

 

ブラックカードを出した俺。

 

「何?ブラックカードだと…そうか、お前が…なぁ、ペットを買わないか?」

 

ペット?あぁ、これを買いに来たんだ。

 

「どんなのが有ります?」

 

「和物、洋物、若いのから熟成したヤツまで、取りそろえている。これ、会員証だ。場所は元春に訊いてくれ」

 

中身が分からないように梱包してくれた。これを持って、ペット屋さんかぁ~。

 

◇

 

ペット屋さんも以外な場所にあった。これは盲点だな。レジで会員証を見せると、レジ裏にある階段から地下へと降りた。

 

「首輪に貼られている番号を、店員に言うんだぞ」

 

そういうシステムか。店内では見るだけで、気になるペットは、店員さんと共に、別室で少し試せるそうだ。

 

戦争孤児から捕虜、拉致して来たと思われる女性達が、並んでいる。食費などの維持費が大変そうだな。

 

いた。こいつか?目の焦点は合っていない。薬漬け確定品だ。オーダー表に番号を書き込んだ。コイツだけだと疑われるので、この系統を見ていく。う~ん、スタイルは好みであるが、両腕が無い金髪の女性。酷いなぁ…その隣には、同じく金髪で目が死んでいる少女…二人の番号も記載して、店員に渡した。

 

そして、別室に行くと、先程の女性達が、連れられて来られた。

 

「由来とか訊けるの?」

 

「えぇ、わかる範囲なら」

 

紳士的そうな店員。

 

「最初の女性は、この中で一番歳上です。元捜査官でしたが、ミスをして処分されたようです。次の女性は戦争の捕虜で、回された挙げ句に、拷問を受けて、両腕をロストしたそうです。最後の女性は、10代後半で、同じく戦争の捕虜で、回されて、精神が壊れたようです」

 

捕虜って、ルールがあるはずだが…理不尽な表の世界…3名の女体を見ていく。全員、下腹部は使い物にならない。酷すぎる…

 

「見た目は気に入ったけど…これは…」

 

下腹部を指差し、指摘した。

 

「猛勉強します。どうですか?」

 

総額を見せて来た。土御門の反応を見る。

 

「これって、輸送費込みか?」

 

「えぇ、この状態では、連れ歩けないですから」

 

「サービス付きで頼む」

 

「ありがとうございます」

 

3名で160万って、安いのか?

 

「普通全うな身体であれば、500スタートのオークションへ回される」

 

って、土御門。なら、安いんだね。配達場所は、変態信者がいる五和の所属する教会にした。あんな酷い状態の女体は、家に持ち込めない。

 

◇

 

翌日、赤井さんに目的の人物を引き渡し、俺は残りの2名をガン見している。どうするよ、これ…

 

「一弥、この腕の無いやつには、機械仕掛けの義手を付けよう」

 

って、インデックス。

 

「う~ん、取り敢えず、頼む。酷すぎて、何も浮かばない」

 

金髪の少女は、下腹部をアーシアが治癒修繕してくれている。

 

「神経は問題なさそうですので、使えるようになると思います」

 

って…その前に壊れた精神をどうするかだな。

 

「両腕を切り落とした勢力がわかった。しっかりとお灸を据えてきたぞ」

 

って、ヴァーリ。これ幸いと暴れてきたようだ。

 

「飛び地であるが、ルシファードの領地にしたから、今後、戦争は起きないと思う」

 

暴れたんですね。いいなぁ~。

 

「問題はこの子ねぇ。どの国の子かしら?見た目は北欧系かな」

 

って、キャーリサ。肌は白いし、ヴァルキリーかな。

 

「北欧で戦争って聞かないなぁ」

 

火織は情報を集めてくれている。どこで戦争があったんだ?こんな若い戦士を捕虜にして…透き通るようは白い肌には、鞭の後が幾筋も刻まれている。アーシアで治せるかな?

 

「傭兵かもなぁ」

 

ぽつりと土御門が呟いた。傭兵か。そうなると、どこかに戦士の育成所があって、そこから送り込まれたのか?

 

「ヴァーリ、戦士の育成所を調べてくれ」

 

「わかった」

 

「火織は貧困家庭が戦士養成所に子供を売っていないか、調べてくれるか?」

 

「わかりました」

 

こういう女性達を無くしたい…

 

 

 

---毛利蘭---

 

一弥が連日欠席である。また、別荘にいるのか?今度は、何をやらかしたんだ?何も知らされていない。私も、紅葉ちゃんも、和葉ちゃんも…ミサカさんは知っているみたいだけど、教えてはくれない。ただ、

 

「あなた達を巻き込みたく無いんです。一弥の意志を尊重してください」

 

って…巻き込みたく無いことをしているようだ。それでは、少し前までの新一と同じでは…でも、毎日メールをくれる一弥。この辺りが一弥らしく、一弥に怒りをぶつけられない要因ではある。

 

『彼女達の方針が決まったら、学校へ行く』

 

って、メールが入った。戦争の被害に遭った少女達の為に、尽力しているようだ。

 

翌日、一弥が登校してきた。

 

「蘭、おひさ…」

 

ヘロヘロになっている一弥。無い頭で知恵熱を出しながら、考えたらしい。背中から抱き付き、労ってあげる。学校ではここまでだよ。

 

「蘭の胸…気持ちいい…」

 

私を満喫してくれている一弥。許してあげるか。って、怒っていない。怒っていないはずだよ。

 

「で、どうなったん?」

 

一弥は、私だけでなく、紅葉ちゃん、和葉ちゃんにもメールを出していた。心配だけは掛けたく無いって、私だけには言ってくれたようだ。

 

「両腕の無い少女は両腕に義手を付けるとして、もう一人が問題だよな。精神が壊れているんだよ。腕の無い少女も壊れているけど、腕の無いショックかもしれないから。徐々に心を癒やすしか無いみたいだ」

 

悔しそうな一弥。自分で陵辱するのは好きであるが、他人がするのは許せないようだ。まぁ、一弥の場合は、相手に確認しているから、問題は少ないけど。

 

「俺も片腕を大怪我したからなぁ。他人事じゃない気がするんだよ」

 

私達のことが気になるのか、新一と世良ちゃんが聞き耳を立てているようだ。園子は、出資者って扱いらしい。義手の代金を鈴木財閥に出して貰うらしい。

 

「はぁ~、なぁ、園子。暇か?」

 

一弥の言葉で、ビクっとした園子。出来ない女性二人の面倒を見ている一弥。それは、溜まっているってことだ。

 

「ら、ら、蘭さんはどうですか?」

 

園子の声は完全に裏返っている。

 

「蘭相手で無茶は出来ないだろ?」

 

それは園子相手なら無茶が出来るってことだ。何をするんだ?興味があるなぁ。

 

「えぇぇ~!」

 

「放課後、一緒に帰ろうぜよ」

 

園子の顎を撫でている一弥。放課後かぁ…部活である。う~ん…

 

 

 

---鈴木園子---

 

このド変態男…どこで、何をするんだ?恐い…だけど、欲しい…矛盾する欲望。いつもと違うルートを歩いている。どこへ連れ込むんだ?

 

呑み屋街に突入。まさか、補導されるってオチか?狭い間口の階段を降りていく。照明は薄暗い。雰囲気だけで、ぞぉ~っとしてくる。

 

何かの廃墟のようだ。奥へと連れ込まれる。だけど、一弥が何かに反応して、私を置き去りにして、後方へダッシュしていき、誰かと戦い始めた。えっ?尾行されていたのか?

 

 

 

---若狭留美---

 

坂本一弥と鈴木園子を尾行していく。淫行するんだろう?女の敵だし、黒の組織をつり上げる囮にしてやる。胡散臭い地下へと降りていく二人。後を付けて、用心しながら降りていく。ここは、廃墟のようだ。自ら狩場に迷い込んだのか、坂本一弥よ!

 

えっ!腹部に激痛が走った。壁に背中から叩きつけられた。何度も、腹部に激痛が走っている。まさか、罠かっ!狩られるのは私なのか?

 

首根っこを絞められた瞬間、床に背中から叩き付けられた。

 

「うっ!」

 

何かの衝撃が全身に走り、意識が飛んでいく。

 

◇

 

「うぅぅぅ~」

 

誰かの呻き声…鈴木園子が、坂本一弥に喰われていた。コイツ!

 

「うっ!」

 

背中の後で腕と手首を拘束されていた。首に鎖が巻かれ、鎖の両端は、どこかに固定されているようだ。

 

「あぁ、お目覚めですか、先生」

 

「鈴木さんに何をしているの?」

 

「男女の行為ですけど…」

 

「不純性行為でしょ?!」

 

「純粋な性行為ですよ。先生は不純な行為しか、しないんですか?」

 

何かを一滴、股間の中に垂らされた。ズン!とした衝撃が身体の芯に走る。これって、なんだ?

 

「助けに来た正義のヒロインを倒す。遣りたかったんですよ」

 

腕が動かない。首の位置的に蹴りが出せない。あぁぁぁ~、悶悶さが湧き上がる性欲。媚薬かぁ~!

 

「どうしました?片目だけ涙が一杯ですよ」

 

義眼かどうか、確かめたのか。罠に嵌めたつもりが、嵌められたようだ。くそっ!

 

「もうすぐ、組織の者が、あなたを引き取りに来ます。それまで楽しませてくださいよ」

 

「あぁぁぁあぁ~」

 

羽箒で脇腹を…身悶えるほどに背筋がモゾモゾしていく。股間から蜜が溢れているのが分かる。口元からヨダレが垂れ始めた。マズい、媚薬に飲まれそうだ。

 

「お替わりですか?」

 

もう一滴を股間に垂らされた。

 

「うっ…やめろぉぉぉぉぉ~」

 

腰が動く。呼吸が荒くなっていく。乳首が立ち、乳房に血管が浮き上がる。身体が媚薬に飲み込まれたようだ。精神だけは持って行かれないようにしないと…

 

お尻が撫で回され、左右に広げられ、お尻の穴に、何かを塗り込まれた。ダメかもしれない刺激が股間に襲い掛かった。蜜が大量に湧き上がっている。私の姿を見て鈴木園子が固まっている。

 

「殺すなら、ひと思いに殺せ!」

 

「殺さないですよ。大事な証人ですからね。浅香さん、17年前の目撃者でしょ?」

 

コイツ…組織のハンターなのか…坂本一弥が鈴木園子の意識を狩った。いよいよ、本性をさらけ出すのか。

 

「一弥、何を使ったんだ?」

 

何っ!赤井秀一…どうして…

 

「裏の玩具屋さんで購入した、一滴で獰猛な雌犬が、借りて来た猫になる媚薬」

 

「そんなのがあるのか?で、どこの組織に渡すんだ?」

 

「FBIでいいよ。あぁ、大切そうに将棋の駒を持っていたよ。羽田さんの遺品じゃ無いのかな?」

 

それは、返して…お願い…口から言葉が出ない。

 

「そうなのか。秀吉に鑑定してもらうか」

 

羽田秀吉を知っているのか…なんで…そこで意識が途絶えた。

 

 

 

---坂本一弥---

 

若狭先生の意識を狩り取り、キャリーバックに詰めて、赤井さんに将棋の駒と共に手渡した。さてと、園子に制服を着せて…あっ!下着を着け忘れた。下着は、園子のカバンに入れて、園子と共に鈴木家へお届けして、家に久しぶりに帰還した。

 

 

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