---工藤新一---
安室さんに連れられて、飛行機の機内に押し込まれた。米国へ帰れってことのようだ。一弥は一体何者で、どんな国益が有るというのだ?う~ん…
米国の自宅に戻り、ネット検索をしていく。出てこない…一弥としての名は知られていないようだ。別名があるのだろうな。あれこれ調べる内に、霧間 凪という「正義の味方」を自負する女性と知り合いになった。
『そいつは、なんらかの組織の者なんだな?』
メッセージアプリで、彼女と一弥について話している。
『俺を国外退去させた権力を持っているんだ』
『高校生探偵として有名な工藤新一君を、国外退去か…それはスゴイ権力だな』
『その上、ルパン一家と襲撃したのに大敗だったよ』
『ルパン一家だって…そうなると武力も持っているのか』
実際問題、ルパンが無力化されたのには、驚いた。ナニをしたんだ?一弥たちは…
『わかった。君は安楽椅子探偵をしていてくれ。オレが探って見るから』
凪が実行部隊として動いてくれるようだ。
---霧間凪---
中学生の頃、難病で苦しんでいた。そんなオレを救ってくれたのは、探偵さんだった。どこからか、手に入れてくれた薬により、オレの病状は回復していったのだ。そして、退院…いつしか、オレは正義の味方を目指すようになっていた。独学ではあるが、武術や武器の使用などに加え、ハッキング、薬品調合、武器解体など、違法とも思える技術すら鍛錬していった。
そんなオレに、高校生探偵として名高い、正義の味方である工藤新一が助けを求めて来た。得体の知れない高校生、坂本一弥の属する組織の解明である。聞いたこと無い名前である。坂本一弥?何者だ?ネット検索を駆使して、様々な組織のサーバーを見つけては、ハッキングして情報を仕入れていく。
捜査開始して3日目、PCをネットにつないだ瞬間、爆発した。咄嗟によけたつもりであったが、爆発に巻き込まれ、壁に叩き着けられて、意識が消えていった。
◇
意識がぼんやりと覚醒していく。状況を確認していく。身体に痛みは無い。うっすらと見える視界。ゆっくりと周囲を見回す。窓の無い部屋。ドアが1つだけある。捕まったのか…誰に?
「うんにゃ?目覚めたのか、霧間凪よ」
サングラスをした男性。学ランを着ている。高校生か?こいつが坂本一弥か?
「ここはどこだ?」
「はぁ?知る必要は無いだろ?お前を外に出す気は無いし」
陵辱してから殺す気か?
「お前の身の振り方一つで、待遇を変えてやる」
身の振り方…奴隷になれってことか?生き恥をさらすなら、死を選びたい。
「まぁ、少し考える時間をやる」
男は部屋から出て行った。
---坂本一弥---
美味しそうなパンの香りにつつまれて、心身ともに癒されている。ここは、ラブホである。上にはさーやが載っている。
「一弥…ありがとう…あんなお店を作ってくれて」
山吹ベーカリーの新店の内覧会の途中で、さーやと2人でとんずらしてきた。さーやの両親と、箱物の責任者が話し合えばよいだけだし。俺もさーやも蚊帳の外の話であったから。
「併設される喫茶スペースは、瞳姉妹が切り盛りしてくれるそうだよ」
店名は「喫茶キャッツアイ」だそうで、山吹ベーカリーのパンを提供しながら、パンに合う飲み物やサイドメニューを売りにするらしい。
「後、お母さんの病気も…ありがとうね」
なんか、病気だったらしいのだが、アーシアとリヴェリアが回復、治癒魔法で治したそうだ。
「私でよければ、いつでもいいよ」
肉厚のさーや、メリハリのあるおたえ、人それぞれに個性があり、同じ女体は2つと無い。女体の神秘やな。
「で、オープン記念コンサートは、ポピパだけでするの?」
デビュー前のローカルバンドでは、荷が重いらしい。
「麻衣の妹が所属しているスイートバレット、蘭の父親の知り合いである沖野ヨーコと交渉しているよ」
コネを生かして、出演交渉をしている最中である。本人たちのオーケーはとれているので、所属事務所と交渉中というか。
「沖野ヨーコさんが出るんだ…すごい」
「後、売り込みがあって…俺はよく知らないんだが、Bプロっていうアイドルグループと交渉中だよ」
「Bプロも出るのか…スゴイなぁ」
さーやの顔がうれしそうだ。人選的には問題はなさそうだな。
2時間コースを終え、さーやとラブホを出た。
「じゃ、私はかすみ達に知らせるね」
さーやがアリサの家に向かって歩いて行く。俺は、どうするかな。スマホの電源を入れると、メールがたくさん届いていた。どれが優先度が高いんだろうか?
困った時は数馬頼りだな。数馬にどうすればよいか、指示を仰いだ。
「あぁ、クリスさんと連絡をとってください。BプロのA&Rの方と話し合いをしてください。兄さんは、坂本企画の責任者なんですからね」
坂本企画は麻衣を再デビューさせる為に作ったプロダクションのはずなのだが、知らない間に、色々な仕事をする会社になっていた。あの箱物の運営、貸しスタジオ、楽器店の経営などである。で、クリスは俺の秘書兼経理担当として、坂本企画に入社したそうだ。
クリスを呼び出して、BプロのA&Rに会いに行くことにした。A&Rとは、アーティストの発掘から企画の制作までを一手に任されているスタッフのことらしい。俺には無理な仕事だな。
◇
ガンダーラミュージックっていう会社の会議室で、澄空つばさっていう女性と会っている。契約書は数馬に丸投げしているし、最後の詰めの部分の話し合いらしい。つばさって女性は、気の強そうな、いじめたくなる女体である。が、仕事相手には、やらかしたらまずいよなぁ。
「今後なんですが、スポンサーになっていただけますか?」
スポンサー探しをしているそうだ。
「俺は貧乏だよ。所属タレントは麻衣だけだし」
あぁ、鈴木財閥に丸投げでもいいのかな…
「坂本グループではダメですか?」
「どうなんだろう…まぁ、条件にもよるけど…」
って、ポピパのスポンサーにはなっているけど、プロだと額の桁が違うよな。
「1億じゃ足り無いんだろ?」
「いえ、それだけあれば…あと、CMとか、麻衣さんと映画とかドラマでの共演とか…」
やり手のようだな。額では無く、内容重視のスポンサードか…
「努力程度でいいかな?坂本企画なんか、ここよりも小さい事務所だし」
「えぇ、かまいません」
あれかな?明日奈との見合いを思い出す。結果が大事ではなく、坂本家と見合いをしたってことが重要だって、言っていたし。これで、当日は4組出演決定だな。
◇
家に帰えると、ダメシスター、ミサカ、ミーちゃん、美琴による腹減ったコールの大合唱であった。あれ?五和は?
「五和はどうしたんだ?」
「ねーちんとキャーリサと共に大英帝国に向かったよ」
って、土御門。そうなると、現状は俺一人か。厨房で、鍋と格闘だな。
「今日、山吹ベーカリーが休みなんだよ」
って、美琴。あぁ、内覧会だものな。買い食いできる店が無かったのか。瞳達も内覧会だし。数馬達が帰宅するまで、孤軍奮闘決定のようだ。
「そうそう、一弥好みのネズミを捕獲してきたぞ」
って、土御門。
「好きにしていいのか?」
「もちろんだ。下着に首輪姿で、地下室に入れて有る」
「何をやらかしたんだ?」
「この家のサーバーに侵入をしようとしてな。アジトを破壊して、捕獲してきた。で、背後には工藤新一がいた」
アイツ、懲りないのか。
「警告を込めて、工藤優作名義の口座のいくつかを貰っておいたよ」
それは警告では無く、乗っ取りでは無いのか?
◇
夕食後、土御門と共に地下室に向かうと、俺たちを睨む女性が一人いた。
「名前は霧間凪だ。高校2年生とある」
「同学年か」
首輪を徐々に上昇させていき、凪がつま先立ちできる高さにまで上げた。
「どうするつもりだ?」
強気な口調。これは楽しめそうだな。ブラの隙間から手を入れて、乳首をチェックした。
「やめろ!ケダモノめ!」
口では抵抗しているが、つま先立ちであるので、力が入らないのか、身体で抵抗はしてこない。
「未使用かな?」
耳元で囁く様に訊いてみた。
「バージン好きなのか?このド変態クソ野郎がっ!」
部屋の隅ある高圧洗浄機を手にし、媚薬のカートリッジを取り付けて、凪の股間に放水を始めた。
「えっ!」
すぐに効果が出たようだ。身を捩り、何かに抵抗し始めた凪。
「なぁ、もっとして欲しければ、ブラを自ら脱げ」
さてと、心の葛藤を愉しむかな。
---霧間凪---
こいつ…根っからのサディストか…辱める為でなく、苦しむ姿を愉しみたいようだ。身体の芯が熱い上、股間がムズムズする。これが媚薬の効果なのか。高圧洗浄機で媚薬を打ち込むって、まともで無いだろう、コイツは。
目の前で、薬液を交換しているアイツ。もっと強力な媚薬にするのか。
「あぁ、お前の家は、もう無い。一緒にいた弟は病院のICUにいる」
サングラスの男に言われた。まさか、義弟の正樹が瀕死の重体なのか…
「お前達は何者なんだ?!」
「なんだよ、あの探偵小僧に訊いていないで、ケンかを売ったのか?」
工藤新一は既に、コイツらの正体に気づいていたのか?
「俺は有名人で無いからなぁ」
ど変態がつぶやいた。コイツが、坂本一弥か?サングラスの男は軍師ってことか。
「さてと、最終兵器登場だ」
パンティを脱がされて、洗浄機の先端が私の股間の前に置かれた。心の準備をすることなく、勢いよく放水されていく。身体の奥の方まで勢いの良い水流が叩き着けられていく。思考したくても出来無い。目の前が真っ白になっていく。身体が粉々になっていく感じである。
◇
意識が覚醒していくのだが、オレはド変態の肉棒を舐めて居た。ブラは無い。身体の動きに合わせて、乳房が揺れている。準備が出来ると、彼に秘部をさらけ出して、ご褒美を待っているオレ。調教されているようだ。あれから、何日経ったんだ?
心地よい刺激が全身を貫いていく。ソレと共に動きに合わせて、乳房が揺れていく。乳首は硬く締まり立っているのがわかる。単なるメスになってしまったようだ。オレの身体は…
「締まりがいいなぁ。で、どうする?今後は」
今後…オレの返答次第で、待遇が変わるんだろうな。
「殺すのか?」
「殺さないよ。こんなに気持ちが良いし、飼うだけだな」
飼う?オレを飼うのか?ペットとして…この日差しが差し込まぬ部屋で…
「なぁ、紙木城 直子って子…興味が有るんだけど…」
ド変態は直子を狙っているようだ。彼女はオレの数少ない親友の一人である。
「直子には手を出さないで…」
「じゃ、もっと愉しませてくれよ」
愉しませる?どうやって…腰を激しく振る。前後左右に…これでどう?
---坂本一弥---
凪の怪我をアーシアが治癒させている。知識無く、闇雲に動いたため、自ら怪我をしたようだ。あぁ、いう行為って学校では教えてくれないものなぁ。
「凪をどうするんだ?」
土御門に訊かれた。
「バトル相手にするかな。コイツでは気持ちよくなれないし」
「そうか。で、反撃はどうする?」
「しない。被害って被害は無いんだろ?今は、箱物のオープンで忙しいんだよ。蘭と美和子には心配をかけさせちゃったし、新しい相手は特にいらない」
「わかった。今後は、消す方向にする」
「物にもよるだろ?土御門、臨機応変で頼む」
「わかったにゃ。お前の好みは、分かって来たし」
「それよりも、五和の代わりが欲しい。俺の現在の強敵は、ダメシスターと育ち盛りの巨大胃袋なんだからさぁ」
「う~ん、難しいなぁ。そっちの補填は…五和クラスの逸材は、そうそういない。ヴァイオレットに頼め」
まだ義手がぎこちないんだよな。鍋を振るのには、適していないようだ。
「あぁ、百代に料理を仕込むかな。ミーちゃんは味覚に障害があるのか、塩加減が危険だし」
数馬達が帰宅するまでの時間帯の援軍をどうにかしないと…