---坂本一弥---
今日も戦場である厨房へ向かう。数馬達が帰宅するまでが、激戦である。ダメシスターとミサカと美琴、それに明日奈の栄養管理と、戦い方に戦略を日々考えている。だが、漸く援軍が補填された。厨房へ向かうとシルが笑顔で待っていたのだ。
「傷が癒えました。ありがとうございました。今日から、厨房担当を任されました」
「頼む。ダメシスターとミサカは、量が優先で、美琴はダイエットメニューで、明日奈は栄養、特に内臓機能アップ系で頼みたい」
少し困った顔になるシル。かわいい…
「一弥の好みって、そういう娘?」
ジト目のダメシスターが妙な事をいう。まるで、俺の思考回路を見て来たような事を言う。
「まぁ、寸胴ボディよりは好みかな?」
ダメシスターに向けて吐いた台詞なのだが、ダメシスター以外が、ボディチェックをしている。なんて、図太い神経だ!
「栄養までは知識が…」
シルは料理は出来るが、五和と違い、栄養士では無いようだ。
「わかった。美琴と明日奈は俺が料理をする」
「ショックって…ミサカはミサカは、一弥の料理が食べたいです。お姉ちゃんのを貰おうかな」
ミサカの笑顔も捨てきれない。
「じゃ、少しだけな」
ミサカの頭をなでてあげると、あの屈託の無い笑顔になっていく。
「ずるい…幼女特典かっ!」
と、美琴。あぁ、面倒くせぇ~。美琴がミサカに焼き餅かよ~!そんな俺とミサカシリーズとのヤリトリを、明日奈とシルが笑って見ているし。なんか、見世物になった気分である。
◇
飯食って、風呂入って、勉強せずに寝たのだが、気づくとなんか、いやな予感である。乱気流に揉まれているような…しかも、柔らかい肌が俺の身体に触れていた。誰だ?って、ここはどこだ?
瞼を開くと、全裸のリューとバイオレットがいた。
「ここはどこ?」
目の合ったリューに訊いた。
「大英帝国へ向かう飛行機の中です」
って…つちみかどぉぉぉぉぉ~!ベッドから降りて、アノ野郎に文句を言いに行きたいのが、妙にアレが気持ちが良い。バイオレットのお口での奉仕、こんなに気持ちが良いのか。リューの肌の感触も気持ちが良い、大きく過ぎない胸の触れ心地も良いし…悔しいが、今回は土御門の人選勝ちである。文句が言いに行けない。いや、行きたく無い…
◇
異国の地に降り立つと、またあの老女のいる宮殿へ連れて行かれた。用があるならば、呼び出さずに、俺の家に来いと言ってあるのに…宮殿に入ると大精霊チラエロメイド服を着た五和と、チラエロなチャイナドレスを着た火織が俺を出迎え。またしても怒れない俺。
「お元気でしたか?」
五和の笑顔。抱きつきたい。
「すまない。放置気味で…」
火織が俺を抱き締めて来た。ノーブラのようで、火織の胸の感触にメロメロである。土御門は俺の性癖を見抜いたのか…負けた気分が一杯である。
客間に連れ込まれた俺。五和と火織が一緒なので、おとなしくしている。
「でにゃ、一弥と王女との婚礼の儀をなぁ。執り行うんにゃ」
にゃ言葉の土御門。俺と王女の婚礼の儀?なんだ、それは?
「何?」
「う~ん、簡単に言えば、キャーリサ達と一弥の結婚式だにゃ」
「五和と火織もか?」
「その二人は、一弥のメイド扱いにゃ」
うん?じゃ、達って誰?
「まぁ、形式上の結婚式にゃ。女王がな、最後のワガママって言うんだよ」
「なぁ、俺はキャーリサと結婚するって言ったこと無いぞ」
そもそも試食すらしていない。
「だから、女王のワガママだって」
「まさか…その為に、俺から長期間の間、火織と五和を取り上げたのか?!」
怒りがこみ上げてきた。ミーちゃんが笑っている。なんでよ~!
「おぉ~、一弥のくせに正解だよ。メイドとしての役目を勉強させられていたんにゃ。ここ、バッキンガムでな」
ふざけるなんよ。そのせいで、俺は毎日厨房という戦場で戦っていたんだぞ!そこにいるダメシスターに何度、心を折られたことか…凹む俺。
「そんなに絶望するな。形式上とは言え、お前は大英帝国の次期王になるんにゃ」
「なりたかない。俺は、都会の片隅で、五和のヒモになりたいだけだ」
ダメシスターのジト目攻撃…そんな目で見るな!
「もう、後に戻れない。あのババァ、各国の首脳を招待しているんだよ」
ワガママ、ここに極めり状態かよ!
「って、表の話はこれくらいにして、本題はお前を次期国王にしたくない連中が、行動を起こすと思うんだ。ソイツらを叩く予定だ」
「俺はオトリか?」
「いいじゃねぇか、都会の片隅のヒモなんだろ?オトリくらいしろよ」
なんだ、その理由は…
「お前のガードは、メイドの五和と火織がする。残りの者達は。式典のガードだ。ワースト、リュー、バイオレットは暗殺者の掃除、打ち止めはシスターズを使って、敵拠点の殲滅だ」
土御門が指示を出していく。
「こいつは、何をするんだ?」
寸胴ボディのダメシスターを指差す俺。
「司祭サイドのガードだ。一応、教会の組織の一員だからにゃ」
こいつにガードが務まるのか?残飯整理専門で無いのか?
◇
そして式典。なんだ、この服装は…防具系を一切着込んでいないのに、重いんだけど…王様の服って重いのかな?
「生地に金糸で魔方陣が縫い込まれているのよ」
って、火織。服を火織と五和に着せて貰っている。俺がキレないように、エロチラドレスを纏っている二人。式典なので、メイド服はダメらしいのだ。
そして、式典会場へ…そこにはキャーリサの姉妹がキャーリサの両サイドに立っていた。三人ともウエディングドレスを身に纏っているんだけど…まさかなぁ…いや、あのババアなら、やりかねない。この俺よりも、更に斜め上に向かう思考を持っているし。
彼女達と向かい合う位置に立たされた俺。後方には五和と火織がいるのを、気配で確認した。
「これより、大英帝国王女リメエア、キャーリサ、ヴィリアンと、ニューオーダーキング坂本一弥の婚礼の儀を行う」
何故か司祭をダメシスターが行っている。って、予想が的中である。王女三名と婚礼だと?まるで俺がハーレムの王のようでは無いか。心外である。
婚礼の儀は、淡々と行われているようだ。新婦とのキスは代表してキャーリサとだけした。そして、無事に終了したようだ。部屋で休みたい。疲れたよ~。
◇
部屋のベッドで、五和と火織が全裸で添い寝をしてくれている。ソレを3人の王女が直立不動で眺めていた。
「で、お前の精子をもらい、娘達の卵子と受精させるんだよ」
あのババアが、計画を話している。この添い寝は、俺の精子を得る為の儀式のようだ。見られながらすると女性は興奮するようだが、俺は萎えているぞ。五和と火織の洞窟内には、俺の精子を捕獲して保存する装置が入っているそうだ。何してくれてんだ。俺の火織と五和に…
「娘達も、お前が旦那なら、問題が無いと言うし、お前はセフレが3名増えるのだ、良いことづくめだろ?」
この3名のうち、俺の好みはキャーリサだけなんだが…それは女王公認で、王女を陵辱して良いってことか?で、入れられた装置のせいなのか、今日の火織と五和は達しやすいようだ。虐めがいが無いんだけど…
この拷問のような公開添い寝は、俺の精子を必要分量採取できるまで、続けられた。
◇
目が覚めると飛行機の中だった。精子を採取出来、俺は用済みとなり、返品されたようだ。五和と火織が添い寝してくれているので、問題は少ないけど。
「で、なんで俺の精子なんだ?」
「女王が、一弥を気に入ったのよ」
火織が答えてくれた。ババアに気に入られてもな。
「国を譲るなら一弥しかいないって」
要らない。面倒だし。
「キャーリサを自由にしていいのか?」
一瞬、キャーリサの身体が震えた。
「いいと思いますよ。形式上、一弥の妻だしねぇ」
そうか。ならば…スーツ姿のキャーリサを別室に連れ込んだどんなプレイをするかな。いつに無く、キャーリサの瞳が、恐怖の色に染まっていた。全裸にして、四肢拘束の上、亀甲縛りして、床に平行にして吊してある。俺は何もせずに見ているだけだ。それだけで、キャーリサの身体に変化が現れていく。乳首が締まり立っていく。下腹部には湿り気を帯び、クリが剥けていく
。
「ねぇ、何かして…」
何もしなくても、楽しいのに、何かしろって言うキャーリサ。飛行機の中なので、ろうそくプレイは禁止らしい。高圧洗浄機も使用禁止だと言う。さてさて、どうするか。頭部を黒い袋に入れて、見えなくした。耳元でナイフを研ぐ音を流し、ステンレス製の定規を乳首に当てた。
「え…ちょっと待って!なんで、そんなことを…」
ナイフを当てられていると勘違いしているキャーリサ。では単なる金属製のパイプを股間の穴へ…
「止めて!撃たないで…なんでもするわ」
耳にだけ情報を与え、事実誤認を誘発させていく。洗脳の手順にあるらい。黒い袋から頭部を取り出し、拘束を解き、お口での奉仕活動をして貰う。準備が出来ると、ベッドに倒し、キャーリサの股間に、特殊バイブを挿入した。無数の小さなブラシリングの付いているヤツ。体内をくすぐるとどうなるかの実験である。
「体内のブラッシングをしてやる」
「いやぁぁぁぁぁ~!」
痛いように見えない。気持ち良いらしい。キャーリサで、バイブ系の玩具の評価実験をして遊ぶことにしたのだ。飛行機の中って、自由度が低すぎるな。
◇
なんか、久しぶりの学校である。時差ぼけが激しい。って、担任の先生が替わっていた。なんか怖そうな先生である。思いだした!コイツ、鬼の児嶋じゃないのか…児嶋加奈、自分の生徒に手を上げた他校の不良集団に対して、一人で全員を殲滅したという伝説の女教師ではないのか。
「おい!坂本!」
「はい…」
なんだ。この視線は…朝からブチ切れているようだ。
「夏休みでも無いのに、英国に旅行だと!」
ドン!
うっ!児嶋のワンパンにより、教卓が一瞬、宙に浮いた。すげぇぇぇぇ~!
「おい!坂本!学校を舐めるなよ!」
あぁ、先生を舐めたい。
「放課後、準備室に事情を話しに来い!」
そう言い残し、去って行った。その迫力に、蘭や真澄すら強ばっていた。なんだ、あのオーラは…
「なぁ、蘭。若狭先生は?」
「他の学校に引き抜かれたらしいの」
引き抜かれた?
「なんで、鬼の児嶋が?」
「若狭先生と交換トレードだって…」
なんだ、そのトレードは?何か裏があるのか?
◇
放課後、教務準備の為の鬼の部屋へと向かった。
「で、英国には観光か?土産は無いのか?」
土産?貢ぎ物か?
「無いです。仕事?いや、なんだろう、公務かな?」
あの状況は、どう説明すれば良いんだ?俺の都合ではなく、あのババアのワガママ都合だしなぁ。
「おい!高校生が公務だと?舐めてんのかぁぁぁぁ~!」
う~ん、基本かわいい系の先生なんだが、その心意気が漢である。苦手だな。身も心も漢であれば、ボコる対象であるが…舐めてみればいいのか?
瞬動術で先生に抱きつき、耳タブを舐めて見た。
「ふぇぇぇぇ~!」
こういう行為になれていないのか、妙な声をあげる鬼。つい、ブラのホックを外してしまった。あっ!スカートのホックも…鬼の白いパンティーが丸見え状態に、ブラウスには鬼のかわいい乳首がほっこりと見える。
「貴様…何をしてやがる!」
やらかしてしまった。う~ん、こういう場合は中途半端は危険である。最後までやるか。唇を重ね、舌をねじ込み、指先を鬼の股間にはわせていき、お尻をまさぐる。
「うっ、うぅぅぅ~」
そうだ!鬼の鼻をつまみ、息を思いっきり、吐き出してみた。しばらくすると、鬼が失禁をして意識が飛んだ。プチ窒息である。俺の吐き出した大量の二酸化炭素を吸い込んだ為の失神である。失神した鬼を全裸に剥ぎ、テーブルの上に置き、試食をしてみた。鬼のイメージとは違い、柔らかなで、癒やされる空間であった。ももの裏に腕を入れ、奥の方を突いてみた。きつめであるが、先端が癒やされるような刺激を受けている。マズイ…俺が逝きそうだ。ゆっくりを引き出していく。これ以上の刺激は危険である。全部を引き抜くと、その場で大噴火しているし。魔性のほら穴である。先生に白衣を着せて、部屋を後にした。
翌日から、鬼は何も言わずに、睨むだけになった。う~ん、こえぇ~。なんだ、あの目力は…
◇
週末、いよいよ、ポピパのライブの日を迎える。金曜の夜、数馬と共に、最終確認へ向かった。『坂本ニューシティー』という名称になったそうだ。この箱物が1つの街の様相であるらしい。ホテルと商業施設、劇場、ライブスタジオなどが1つの箱内でまかなえるそうだ。
「プレオープンしていたんですが、兄さんの担当エリアは大盛況ですよ」
って、数馬。俺の担当エリアってなんだ?数馬が地図を見せた。楽器屋、譜面屋、貸しスタジオ、ライブ設備、パン屋、喫茶店、軽食スペースが俺の担当エリアだと言う。
「兄さんのアイデアの賜り物ですからね」
嬉しそうな数馬。それは、数馬の責任が減り、俺の責任が増えたってことか?あれ?これは何だ?大英帝国の国旗のエリアがあるのだが。
「そこは大英帝国のアンテナショップというか、物産店です。だって、兄さん、次期国王でしょ?」
はぁ?何だそれは?あの王位継承話はジョークでなく、マジだったのか?あのババアぁぁぁぁ~!
店内を覗くと、スタッフが全員、俺に跪く。あの宮殿から選抜されたメンバーらしい。ブライダルフェア期間で、3王女関連のグッズが置かれているし。あの3名をアイドル化でもするつもりか?
視線をマップに戻すと、坂本不動産と坂本企画のエリアがあった。まぁ、不動産の方は予想通りの店である。近隣の不動産を扱うお店である。では、坂本企画はなんだ?そこへ覗きに行くと、麻衣とポピパ、そしてBプロ関連のグッズが置かれていた。アイドルショップって、ヤツのようだ。
「まだ、開業前ですが、鈴木美術館もB棟に建設中なんですよ」
って、数馬。鈴木財閥を顎で使っているようだ。こいつ、良い経営者になりそうだ。俺は後を継がないでも良いなぁ。その場合、大英帝国に拉致監禁される恐れがあるのか?う~ん、困ったなぁ。
「兄さん、安心して当主になってくださいね。僕とウザミンで兄さんを支えますから」
俺の心配を打破してくれた数馬。だけど、当主はやりたくないなぁ…