※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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お見合い*

 

---坂本一弥---

 

ライブは無事に終わった。ライブ会場は超満員であり、映画館や劇場のスクリーンにライブ映像を流して、入りきれなかったお客さんへ提供をした。これも良かったようだ。喫茶『キャッツアイ』の店内のモニターでも映像や音を流してみたりもした。

 

「ライブは儲からないって言うけど、自前の箱、自前のスタッフだったから、黒字ですよ」

 

って、数馬が喜んでいる。俺にはピンと来ないけど。まぁ、さーや、おたえが喜んでいるし、どかちゃんも嬉しそうだし、良しとした。

 

そして、学校…鬼の児嶋に呼び出された。先週のことについてのようだ。恐る恐る、放課後に、先生の部屋へと向かった。

 

「坂本!貴様…教師になんてことをしたんだ?」

 

激怒している鬼。やらかしたことを反省はしていない。むしろ、やらかして良かったと思っている。あんな気分に浸れるとは…現在の俺にとっての一番の名器は鬼の児嶋である。

 

「再現しますか?」

 

瞬動術で抱きつき、頸動脈と指で…一瞬で意識を刈り取った。さて、今日はどうしようかな?いや、入れて居るだけでもヤバいかもしれない。試しに、全裸にして、入れるだけにしてみた。う~ん、予想通り、危険なレベルである。既に逝きそうな俺。入れているだけなのだが…この胸も心が洗われるレベルの気持ちよさだ。どうしよう。中に出すのはまずいよな。ゆっくりと撤退をして、鬼の外で処理をした。爆弾処理のような手際が必要な作業だと思う。

 

そして、今日も、鬼に白衣を着せて、部屋を後にした。

 

 

 

--工藤新一---

 

あるレポートを見て、飲んでいたコーラを吹き出してしまった。はぁ?アイツ、大英帝国で王女と婚礼しただと。アイツは、本当に何者なんだ?十字教の次期教皇候補で、大英帝国の次期帝王って。権力の集中がハンパ無い気がするのだが。

 

「父さん、坂本一弥って、何者なんだ?」

 

「坂本家の次期当主だよ。前にも言っただろ?」

 

父さんに、手に入れたレポートを手渡した。

 

「CIAの内部資料か。あぁ、これか」

 

父さんも知っていたようだ。

 

「そうか、新一はここまで知ったのか」

 

父さんは、どこまで知っているんだ?

 

「新一は、ニューオーダーって知っているか?」

 

ニューオーダー?新しい注文?違うな。新しい順位か?

 

「知らない」

 

「新しい秩序を護る組織の上層部のことだ」

 

新しい秩序?

 

「難しいか。平たく言えば、世界政府の執行部と言えば良いかな?」

 

世界政府…

 

「国単位では解決出来無い問題が多々あるだろ?それを解決する為の組織だよ。一弥君は、その組織のトップに選ばれたんだよ」

 

おい…世界政府のトップだと…

 

「昔から構想自体はあったんだが、人選が難航していてね。そこで、恨みっこ無しであるルールを作ったんだよ。ジョーカーと呼ばれる人物達が主と認めた人物にしようとね」

 

ジョーカー…

 

「ジョーカーは全部で3枚。1枚は世界の知識を統べている魔女、1枚は世界の情報を統べている幼女、1枚は世界の悪意を一心に集めている悪女だ。そのジョーカー達が主と認めた者達の中から選ぶことにしたんだよ」

 

クセがある人物達だな。魔女と幼女と悪女かぁ~。

 

「アイツは何枚集めたんだ?」

 

「そこが違うんだ。彼女達は、集めようと必死になった者達を主として認めることはしなかったんだよ。なのに、3枚とも、一弥君の元に集まったそうだ。世界の命運を握る3名が全員、一弥君を主として認めたそうだ」

 

なんて、ラッキーなヤツなんだ?

 

「彼の人徳のなせる業だと思う」

 

父さんはアイツの実力だと思っているようだ。

 

「新一、一弥君を敵にするなよ。お前の勝てる相手では無いからな」

 

俺のライバルは、トンでもないヤツのようだ。

 

 

 

---坂本一弥---

 

う~ん。坂本造船でとんでも無い物を作っていた。これ、いいのか?

 

「問題無いにゃ。この国が持つには問題だけど、お前が持つなら問題は無いと思うにゃ」

 

って、土御門。これって、三種の神器並の船じゃないのか?原子力潜水艦、光子力空母(潜水艦ドック付き)、波動エンジンの戦艦2隻って、どこぞのアニメだけの物だと思っていたのだが、実在するのか…言葉を失う俺。

 

「戦争回避する為の抑止力だよ。防御の保険で、これくらい無いと、危険だからにゃ」

 

大英帝国とルシファード帝国に、坂本造船の工場があったのにも驚いた。いつ創業したんだ?海はウザミンの担当だが、ウザミンのオツムでは浮かばない構想である。土御門とヴァーリが動いたのか。いや、あのババアも1枚噛んでいるだろうな。

 

「ロシアとバチカンも認めているから、大丈夫だよ。あくまで、世界の警察を自負する国に対する抑止力だからな」

 

チーム名が海援隊って…ご先祖様が笑いそうである。

 

「あくまで援助目的だ。先制攻撃はしない」

 

なら、いいのか?本当に…なんか、俺の知らないうちに、俺はとんでも無い男になっていく気がするのだが。都会の片隅で五和のヒモ…ささやかな夢が遠のいて行く。

 

◇

 

そして、また、お見合い話が舞い込んできた。今度は、どんな家系なんだ?って、俺、婚礼の儀をした身分なんだが、結婚詐欺でお縄になるのでは?

 

「あれは、大英帝国内でのみ、有効って事にしてある。まぁ、公式な海外の行事でも一部適用されるけどにゃ」

 

って、土御門。マジで?多重結婚では、ハーレムの王様へ一直線ではないのか?

 

お見合いの場所はホテルの部屋である。それもスィートだよ。既成事実を作れって言っているような気がする。う~ん…拒否は出来無いのか?

 

「拒否だと?笑わせるな!できぬ相談だな」

 

って、祖父。凹む俺。指定された部屋へ向かうと、なんでそこに先生が…

 

「えっ!坂本…どうして、ここに…」

 

鬼の児嶋がスーツ姿で、お淑やかそうに椅子に座っていた。だけど、顔だけは鬼の児嶋であった。

 

「まさか…お見合いの相手って…先生?」

 

「あり得ない…生徒とお見合いって…しかも、坂本が相手だと…」

 

険しい顔になって俺を睨む先生。

 

「加奈、そんな怖い顔はめっ!ですよ。笑いなさいね」

 

連れの女性に頬をつねられている鬼。

 

「じゃ、私はこれで。加奈、いいわね。わかっているよね」

 

って、鬼の連れは部屋を出て行った。部屋に二人きりになる俺と鬼。無言の時間が流れ始めた。ここで、学校のようなマネをすれば、きっとお見合いは成功してしまうだろう。マズイ…

 

「坂本…」

 

先生が無言に耐えきれないようだ。

 

「お前…何者だ!」

 

「お前の教え子だろう?」

 

先生が生徒相手に何を訊いているんだ?

 

「うっ…」

 

言葉に詰まった鬼は、目の間に置いてあるジュースを一気飲みした。だけど、その直後、様子が一変していく。

 

「はれ~?うぅぅぅ~、はかられたなぁ~。アルコール入りだし~」

 

見るからにヨッパである。コイツ、アルコールに弱いのか?鬼の飲んだジュースを舐めて見るが、アルコールは薄めである。これで、酔うとは安上がりな女体である。

 

「しゃかもと、お前は、にょたいにきょ~みないんかな?」

 

呂律と思考が崩壊している児嶋。そこには鬼はいない。無防備な女体がいるだけだが…コイツの身体は危険である。

 

「興味はありますが…」

 

「しょうか!」

 

着ている物を脱いでいく児嶋。コイツ、酔うと淫乱になるのか?俺のアレは、ビンビンである。呂律の回らない児嶋が可愛く見えるし、俺のアレは、体内の気持ち良さがフィードバックしているようだ。俺の身体は、児嶋を食えと言っているが、俺の理性と思考はレッドシグナルを示している。

 

児嶋が近づいて来て、俺の衣服を脱がしていく。俺は金縛り状態で、避けることが出来ずにいる。

 

「しゅご~い、こんなに太くて固いのね~」

 

俺のアレに頬ずりをしている児嶋。それだけの刺激で、更に凶暴になっていく俺のアレ…

 

「おいで~」

 

ベッドに誘導され、そして…児嶋と…吸い込まれて行く。見た目入らないような大きさなのだが、根元までぱっくりとくわえ込まれている。

 

「お前は、ラッキーだよ。私のふぁ~すとキスをあげる」

 

俺の唇を奪う児嶋。既にキスは何度もしているのだが…児嶋の舌が俺の口の中に…気持ち良すぎる。なんだ、コイツの身体は…危険である。

 

◇

 

意識のない児嶋を責めている。既に数え切れない程、中で出しているし。やみつき状態である。なんだ、コイツの身体は…放出しても、触れれば復活する俺のアレ。コイツ、俺にとっての魔性の女では無いのか?

 

「えっ!何しているの?!」

 

児嶋の様子が真面になってきた。アルコールが抜けたようだ。だけど、俺の進撃はとどまるところを知らない。正気になり、俺を拒否する児嶋を強引に…今更、逃げるのは、許せないぞ。俺の理性を崩壊させておいて…

 

「ダメだって…教師と生徒だよ」

 

「だから?」

 

あっ!また出てしまった。だけど、放置しているだけで、直ぐに復活するアレ。

 

「もう中で出さないで…お願い…」

 

お願いされても無理である。それだけ、気持ちが良い場所である。そして、普段の児嶋であれば、俺はボコられていたかもしれないが、既に数え切れない程プレイしている為、児嶋の腰は抜けていたのだった。足腰に力の入らない児嶋は、恐れるに足り無い。俺の進撃は続く。

 

「なんで、こんなことに…」

 

うっ!また出てしまった。粉が出るまで止まらないかもしれない。児嶋の谷間も気持ち通い。顔を埋めるだけで、アレに興奮がフィードバックしていく。

 

「責任とってね…もう、他の人のお嫁になれないよ~」

 

責任?一生飼いたい女体である。

 

いつの間にか、疲れて、寝てしまった俺。児嶋が騎乗位で愉しんでいた。足腰が使えないのに、腕の力だけで騎乗位をしている。なんて、女体だ。我が家で一番タフなミーちゃんでも、そんなことしないのに。

 

◇

 

週明け…児嶋が俺にメンチを切っている。こえぇぇ~。

 

「おい!坂本、放課後に来いや!」

 

今日も朝からキレている鬼。殺されるのか、俺は。まぁ、殺されてもしかたの無い行為を散々したからなぁ。

 

「一弥、何をやらかしたの?」

 

心配そうに蘭に訊かれた。

 

「蘭に言え無いこと…」

 

「それは…教師にしちゃダメだよ」

 

「だって、お見合いの相手が児嶋だったんだよ~」

 

蘭に泣きつく俺。

 

「えっ!児嶋先生とお見合い?」

 

声が震えている園子。

 

「マジ?」

 

蘭に訊かれた。

 

「マジ…」

 

蘭が優しく抱きしめてくれた。少し、落ち着く俺。そして、一人で先生の元へ…

 

部屋に二人きり。先生は営業アングリーな顔。あの無邪気な淫乱な顔からは、想像も出来ないくらい怖い。

 

「坂本!見合いのことは忘れろ!」

 

「忘れます」

 

先生の纏うオーラに恐怖を抱く俺は、逆らわない方向へすすむ。

 

「恋愛結婚ってことにしてくれ」

 

耳を疑うような言葉…れんあいけっこん?はて?

 

「意味が分かりませんけど」

 

「あんだとぉぉぉぉぉ~!」

 

こえぇぇ~。

 

「結婚する意味がわかりません」

 

「お前!あんなことを散々して、責任を取らないつもりかぁぁぁぁ~!」

 

責任?う~ん…でも、

 

「先生がヨッパになって、淫乱になって、俺を押し倒したでしょ?」

 

真実80%位のことを言っておく。

 

「何?何の話だ?」

 

般若のような顔で、俺を睨む鬼。記憶に無いのか…

 

「恋愛はいいけど、結婚はまだ早いし。俺、まだ高校生ですよ」

 

「う~、なら、なんで、あんな事をしたんだぁぁぁぁl~!」

 

「どんなマネですか?」

 

ここは一つ、開き直ってみた。

 

「どんなマネだと?」

 

鬼の形相が、妙にかわいい顔付きになっていく。頬に赤みを帯び、涙目である。あぁ、押し倒したい。そんな欲望がわき上がる表情になっていくし。この隙に逃げるか。ドアにダッシュするが、俺の背中にビーズクッションが2つ押しつけられた。

 

「バカ者…逃げるってどういうことだ」

 

児嶋が背中越しに抱きついて来た。

 

「責任は取って貰う。勿論、卒業したらだ。だから、学校以外では名前で呼んで…一弥」

 

耳元で甘いささやき…卑怯だ。そんなかわいい声で…

 

「校門の前に待っていろ。一緒に帰るからな」

 

頷く俺。身体が、児嶋の身体を欲している。俺の理性は性欲に支配されていく。それは、児嶋に完敗ってことである。

 

◇

 

家に帰ると、みんなが俺に視線を浴びせていた。俺の腕に抱きつき、俺の背中に隠れるようにしている女性に、奇異な視線を浴びせていた。

 

「ねぇ、そのかわいい女性は誰?」

 

蘭が訊いて来た。蘭が見ても、あの鬼とは気づかない。おどおどした小動物と化した児嶋加奈。

 

「蘭、見てわからないのか?」

 

「えぇぇぇぇ~、私の知り合い?」

 

「和葉は?」

 

「アタシの知り合いには、おらんよ。こんなかわいい子…」

 

「紅葉は?」

 

「え?そうやな、服装だけ見れば、児嶋先生やけど…」

 

俺の背中超しにビクっとした加奈の震えを感じた。

 

「紅葉、正解だ」

 

「「うそっ!」」

 

「マジかぁ?」

 

驚く教え子3名。

 

「うぅぅっ」

 

俺の背中に顔を埋める加奈。

 

「しばらく、俺の部屋で飼う、いや同居するから…見合い相手としての責任を果たせって…無理難題をなぁ言うんや」

 

きっと俺の顔が強ばっているだろう。表情筋が引きつっている気がするし。

 

「脅されたの?って、児嶋先生って、こんなにかわいいの?」

 

蘭が失礼なことを言っている。明日のホームルームで地獄を見そうだぞ。

 

◇

 

翌朝…ホームルームの時間…

 

「おい!毛利…貴様、昨日失礼な事を言ったなぁ」

 

今日も今朝からキレている鬼。

 

「えっ!」

 

視線が泳ぐ蘭。それだけ、学校内での児嶋は恐怖のオーラを放出しているのだ。

 

「おい!毛利…私がかわいいと問題でもあるんか!」

 

「一弥…先生って、2重人格?」

 

小声で訊いて来た蘭。頷く俺。鬼モードの時は関わり択無い。

 

「ほぉ~、一弥。まさか、裏でお前が糸を引いていたのかぁぁぁ~!おんどりゃ~!!放課後、部屋に来い!」

 

漸く、教室から退散してくれた鬼。今日はどんな難癖を言うのだ?

 

「蘭、和葉に言うておく、小動物モードの児嶋に、失礼なことを言うな。鬼モードの時は折檻されるからな」

 

「そうだね。睨まれて、涙が出てきたもの」

 

「そうやね。あれは怖い」

 

小動物モードの時の加奈は、名器であるのは内緒であるが…教師との関係は蘭達には言え無い気がした。

 

 

 

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