---毛利蘭---
目の前に宗方君のお兄様がいる。私達が彼に与えたなにげ無い言葉…彼にとっては死の宣告だったのだろうか?
「勇気を振り絞っての告白だよ。それなのに、だこの誰だかわからないって、お前達…その仕打ちを許せる訳無いだろ?」
彼はテンパっていたんだろう。告白だもんな。それなのに、私は気にも止めずに、あの時聞き流してしまった。考える事をせずに…急いでいたから、また今度聞こうと思って…
「旦那がいるって、言ったそうじゃないか」
「えっ!言ってません…」
お兄様の手にボイスレコーダーが有り、あの時の会話が流された。園子が言っている。それに対して、私は反論も否定もしていない…
「愚かな弟にとっては、一世一代の行動だったんだと思う。記念に会話を残していたんだよ」
何も言い返せない。
「はぁ?あの程度で、自殺でもしたの?バカじゃないの?」
って、園子。ダメだよ、そんなこと言っちゃ…身体が勝手に動いている。
「そうだよ。弟はバカだよ。そんなことで自殺なんてね。だけど、この会話は酷すぎないか?クラスメイトに言われたんだぞ、分かっているのか?なぁ、クソ女共よ。これから、お前達の卑猥な姿を弟の遺骨に見せてやる」
目の前に祭壇が現れ、中央に骨ツボが置いてあった。
身体が勝手に動き、全裸になっている私達。自分の指が、股間に伸びていき、ゆっくりと愛撫を始めた。徐々に湿り気を帯びていく股間。もう片手には、いつの間にかバイブがある。自ら、バイブを挿入して、自ら数珠つながりのローターをアナルに入れていく。それらのスイッチを手渡された。もう、私達に逃げ場は無い。
うっ…ぉぉぉぉぉぉ~
声が出ない。声の代わりに息を大量に吐き出す。頭の中が真っ白になり、全身が壊れていくようだ。新一に見せられない姿になっているんだろうな。
---宗方一弥---
弟の遺骨の前で、メスとなった女達。弟の代わりに俺が恩恵を受けている。この蘭って子は気持ちがいいなぁ。真純は真純だしなぁ。友人枠においておきたい。この園子ってやつが、一番罪深いかな。
蘭と園子の首に細工をした。ナイトメアを組み込んだ、魔具『奴隷の首輪』を埋め込んであげた。呪いの類いでは無いので、解呪は出来無い。まぁ、一生物だよ。俺の性の奴隷になって貰うことにする。それも通常ではあり得ない方法でね。
「ほら、蘭。舌を使えよ」
舌を出し、一生懸命に舐める蘭。
「蘭、体内で遊んでくれ」
俺に抱きつき、俺の体内に取り込み、自ら腰を振る蘭。なかなか、良い感触である。
「お兄ちゃん、この後、どうするの?」
琴美に訊かれた。
「工藤新一ってヤツの家の住所を調べてくれ」
その男が、蘭の男のようなので、今日の処は、そこへ全品返品する。
「調べました」
五和の声。調べた住所を転移先として、魔方陣へ書き込み、メス3匹を返品した。
---世良真純---
どういう状況だ?思い出せない。一弥にあった気がするが、なんで、工藤君の家にいるんだ?それも全員全裸だよ。
「新一に変な薬でも飲まされたのかな?」
って、蘭ちゃん。それは無いと思う。
「あの探偵小僧にやられたのかな?」
股間を確認している園子嬢。う~ん、やられている気がする。誰が一体…
シャワーを浴びて、服を着て、家中を探すが、工藤君はいなかった。カギはすべて、内側から掛けられているし。これはどういうことだ?
「新一のヤツ…電話にでやしない」
わなわなと震えている蘭ちゃん。一弥を見つけ出して、理由を訊くか…
---宗方一弥---
月曜日の朝、いつものように朝食を作り、学校へと向かう。遠い…遠すぎる…どうにかならないか、この通学路は…学校には遅刻もせずに着けたようだ。教室に向かうか。
教室内は、殺伐としていた。俺に殺意を向ける者が多数。司波だけ、平静を保っているようだけど。
担任の先生が入って来て、俺を睨んでいる。
「宗方一弥!お前は除籍処分だ。クラスメイト達の会議で全会一致ででた結論で、学校側も認可した結論だ。この学校から出て行って貰う。お前は危険過ぎる」
一方的な裁定。
「わかった。出て行くよ」
みんなが一斉に立ち上がり、俺に武器を向けている。公開死刑か?まぁ、死刑は慣れているけどな。俺は、獲物を2匹連れて、転移した。獲物達の家にだ。
「なに…」
司波達也が呆然としている。司波深雪が全裸で立っていることにだろう。
「なぁ、君…俺に精神感応の術を使ったよな?」
深雪の耳元で尋問をする俺。悪役ぽいなぁ。いいかも。このシチュエーションで感じているのか、乳首が凜と立っている深雪。
「コキュートスって言う精神を凍らす魔法は、君が放ったんだよな?」
ビンゴなのか、身体が震えている深雪。そんな深雪の股間に指を這わす。這わしただけなのだが、ズブズブと割れ目に飲み込まれていく俺の指。達也は、壁に貼り付けてあるので、動けない。
「達也にそれを使うとどうなるかな?」
はっとした深雪。俺の指を使い、自らの身体を陵辱していく。
「お兄様には手を出さないでください。手を出すなら、私の身体だけにしてください」
「じゃ、口で…」
「はい…」
股間から俺の指を抜き去り、俺のアレを下の口で頬張り、俺の胸板で、彼女の乳房が蠢く。これはこれで気持ちが良いなぁ。今度蘭にして貰うかな。
「深雪!やめろ~!」
渾身の力で声を出す達也。俺は悪者だ。その程度では止めないよ。深雪の細い腕が俺の首元に巻き付き、俺の唇に自ら唇を重ねた。
『コキュートス』
至近距離から、撃ち込んで来たようだ。カミカゼアタックって、ヤツかな?だけど、俺には異能力の攻撃は一切効かない。『幻想殺し』の恩恵でねぇ。
「お兄様、コイツは私が仕留めます。だから…」
美しい兄妹愛かな?それなら、うちも負けていないけどな。
「なぁ、俺が一人でここにいると思うのか?」
はっとした深雪。遅い!その美しい兄妹愛って幻想をぶっ殺してやる。深雪の精神が凍り付いた。
「お兄ちゃん、この裸体、美しいねぇ」
琴美が深雪を鑑賞していた。
「あぁ、イリュージョンの際のアシスタントにしたいんだよ」
「なるほど…で、アッチの男は?」
「俺の貰った『コキュートス』を贈与したんだ。目覚めることは無いだろう」
たしか、深雪が解除しない限り、目覚めないはずだ。
「撤収するぞ!って、俺は学校どうするかな?」
除籍だものなぁ…
◇
インデックスにお願いして、深雪の記憶を書き換えた。さすが高位のシスターである。難なく、俺の設定通りに書き換えてくれた。
「仕事の後は、お腹ペコペコだよ~、一弥、メシぃぃぃぃぃ~!」
摂取した栄養は胸に行かずに、脳ミソに行くらしいと、真顔で五和が話していた。まんざらウソでは無いようだ。
「じゃ、俺の新しい妹の深雪も厨房担当にする」
「はい、お兄様」
笑顔で厨房へ向かう深雪。
「そうだ、一弥。ダンブルドアが、新しい学校の編入手続きをしたから、明日から通えって」
ってインデックス。この大食漢シスターは、ダンブルドア校長よりも高位の魔法使いらしい。なので、ダンブルドア校長は、コイツの前では小僧扱いされていた。
インデックスから渡された資料。それによると、新しい学校は、アールスハイド王国にあるアールスハイド魔法学院のようだ。
「たしか、アールスハイド王国って、ヨーロッパの小国だったよな?バイクで通えないぞ」
「あぁ、転移術で通っていいって」
それなら、通えるけど。
「時差はどうする?」
「時間転移術を教えてあげるよ。それを使って、夕食までには帰って来てね」
なるほど、時差分を調整しての転移術か。
◇
翌朝、朝食の支度を済ませ、アールスハイド王国へ転移した。中世ファンタジー様式の家々が立ち並んでいる。地図を頼りに待ち合わせ場所へと向かう。確か、ウォルフォードっていう屋敷に向かうはず。だけど、表札の文字がまるで読めない。どうしろと言うんだ?
「お前、怪しいやつだな。ちょっと来い!」
って、騎士達に憲兵所へと連れて行かれる。話し言葉は分かるのだが、文字が読めない。これは不便である。
「お前は何者だ?」
「アールスハイド魔法学院に転入することになった者です」
「はぁ?転入などあり得ない。お前、スパイだな!」
あぁ、なんか面倒なんだけど…剣先を俺に向ける剣士達。しょうが無いので、俺の待ち人であるマーリン・ウォルフォードを、この場に『強奪』した。どこかのじいさんが現れた。
「なんじゃ?おっ!お前が、宗方一弥か?」
「なぁ、いきなり練兵所に連れ込まれて、スパイだろうって。なぁ、帰っていいか?」
一応許可を貰わないと。
「賢者様のお知り合いですか?」
このじいさんは賢者なのか?そういえば、ダンブルドア校長も賢者だったような。
「あぁ、ワシの若い頃の兄弟弟子の教え子じゃ…」
って、マーリンじいさんに連れられて、学校へと向かった。学校で担任の先生に引き渡され、俺のクラスである教室へ連れて行かれた。なんか、少人数制なのか。10名くらいしか生徒がいない。
「転入生の宗方一弥君だ。文字が読めないので、対応をしてくれ」
文盲の為の授業は無いようだ。って、可愛い子が多いなぁ。連れ帰ると琴美に何を言われるかわからないので、運用は慎重にするか。
「俺は、アウグスト・フォン・アールスハイドだ。オーグと呼んでくれて構わないぞ」
コイツ、王子なのかな?
「まず、君の魔力障壁を見たい。出してくれ」
「魔力障壁って何だ?」
いきなり、わからない用語である。
「何?魔力障壁が出せないのか?」
みんなの顔が呆れているようだ。この国の魔法では基本なのだろうか?
「出せないというか、初めて聞いた言葉だし。それは、なんの効果があるんだ?」
「おい!クロード。出してやれ!」
「はい」
水色の髪の女子が、前方に魔力盾のような物を出した。こんなんで防げるのか?俺は手を伸ばし、その障壁をスルーして、クロードの胸を揉んでみた。うん?ノーブラなのか?いや、下着って文化が無いのか?
「えっ!いっ…やぁぁぁぁぁ~!」
叫び声を上げたクロード。手を引っ込め、何事も無かったように振る舞う。
「何…あの厚い障壁をすり抜けただと?」
胸を揉んだことよりも、障壁をスルーしたことがインパクトがあった模様である。だけど、1名、俺に殺意を抱く者がいた。彼氏か?俺に向かってくるエネルギー弾。敢えて避けないで受けて立つ。俺に触れた瞬間、エネルギー弾は魔力に戻されて、俺にドレインされた。
「なぁ、俺に魔法攻撃は無駄だよ」
先ほどよりも大きなエネルギー弾が飛んで来た。ムダなのに…あぁ、オトリの魔法弾なのか、剣を持って俺の背後に回り込んだ相手。ならば、意識を『強奪』して、失神状態にして、剣は危ないので、強制転移させて、壁に突き刺しておく。
「シン君、大丈夫ですか」
クロードが、シンという男子に縋り憑いた。
「ここでも公開リンチかよ。どうしてプライドだけ高い魔法使いは、こうも傲慢なんだ?」
「なんだと!」
王子がいきり立っている。ならば、力尽くで…
「ダメ!」
俺に抱きついて来た赤毛の女子。
「もう、十分でしょ?シン君を倒しただけで」
あのシンって言うのが、このクラスのボスなのか。
「ここも俺には向かないな」
俺は家に転移した。
◇
「お兄ちゃん、初日のお持ち帰りはめっ!ですよ」
しまった。抱きつかれたまま転移してしまった。赤毛の女の子付きで帰宅した俺。
「なんで、転入初日に、お持ち帰りするんですか?」
「不可抗力ってことで…」
凹む俺。
「お前、名前はなんだ?」
俺以外と話すと口調が変わる琴美。
「えっ!私は…マリア・フォン・メッシーナです。あなたは?」
「私はお兄ちゃんの妹の琴美よ!」
「返却してくるよ」
「ダメだよ。時間転移は1日1往復しか出来無いんだよ」
って、インデックス。そんな縛りがあるのか。
「マリア、明日の朝、送り届けるよ。それまで、ここでまったりしていろよ」
物珍しいのか周囲を見回しているマリア。生活の進化レベルが違うからなぁ。
---オーグ---
わが国で最強レベルの魔法使いであるシンが、転入生に負けた。
「マーリン殿、アイツは何者ですか?シンの魔法が一切効かなかったです」
シンの祖父にして、この国の勇者であるマーリン殿に効いた。
「お主らは、ホグワーツを知っているか?」
「魔法使いであれば、一度は通いたい学校ですよね?ただ、生徒はスカウト制でしたっけ?」
「そうじゃ。一弥は、そのホグワーツで、飛び級をしてな、今は博士号で学んでいたんじゃよ」
絶句する俺達。最高峰の魔法使いの学校で飛び級して、賢者クラスだって…
「一弥の論文は読んだことがあるが、無詠唱に関しての研究をしているのじゃよ」
無詠唱での魔法?我が国ではシン程度しか使えない高度なものだ。
「そんなヤツが、なんでうちのような学校へ?」
「アイツの師匠であるダンブルドアが心配しておるんじゃ。アイツには友達がおらんそうで、年齢相当の青春をさせたいって親心じゃよ。魔法に関しては、一弥に教えることが出来る者は一握りいるかどうかじゃ」
そんな理由で転入してきたのか。そういえば、アイツ、ここでも公開リンチとか言っていたな。行く先々で、一方的に攻撃を受けているのか。
「ダンブルドアって、ホグワーツの校長先生ですか?」
ユーリが質問をした。
「そうじゃよ。もうダンブルドアにも、教えることは無いそうじゃ」
賢者様達でも教えることが無いって、既に最高位にいるのか?
「じゃ、彼は最高位の魔法使いなんですか?」
「それは違う。最高位は十字教団のインデックスという魔女じゃよ。この世に存在した魔導書を総て暗記している魔女じゃ。二つ名は『魔導図書館』とか『禁書目録』とかじゃ。一方、一弥の二つ名は『幻想使い』じゃよ」
幻想使い?ウィザードで無くて、イリュージョニストってことか。
---江戸川コナン---
蘭の様子がおかしい。部屋にこもって、泣いているようだ。真実を見つけてしまったのか?
スマホが鳴動した。うん?誰だ?着信相手を見ると世良だった。このタイミングで…蘭絡みか?
「世良のお姉ちゃん、どうしたの?」
『君も気になるだろ?大好きでしょうが無い蘭姉ちゃんのことがさぁ~。ふふふ』
コイツ、何かを知ってやがるのか?
「何を知っているのかな?」
『それを確かめに行く。今、出られるか?』
確かめに?敵の本丸に乗り込む気か?
「分かったよ…」
◇
世良のバイクの後部シートに乗っている。江古田方向へ向かっているようだ。確か、宗方菊次郎の自宅がある方向だよな。
「あぁ、ここだよ」
『宗方』という表札を掲げた家に着いた。いよいよ、真相の扉を開く時間だな。
呼びリンを押し、家の中にすんなり入れた。なんでだ?無警戒すぎる。
「一弥、来ちゃったよ~」
笑顔の世良。コイツ、知り合いなのか?
「そのガキは、真純の子供か?へぇ~、旦那は誰だ?」
おい!世良の年齢で俺の歳のガキは生めねぇよ~。
「彼が、毛利蘭の彼氏だよ」
おいおい…何を言っているんだ?
「うん?なるほどね」
何が、なるほどなんだ?
「このガキのせいで、俺の弟は死んだのか」
弟が死んだ?コイツ、菊次郎の兄か?
「どうする?煮て食うかい?焼いて食うかい?」
「俺には男を食う趣味は無い」
くいっと世良の顎を持ち上げて、唇を重ねた。世良は抵抗をせずに、それを受け入れている。世良の上着を脱がせ、胸を愛おしそうになで回している。世良とはそういう関係なのか?
「動くと死ぬよ」
耳元で、そう囁かれた。この家にはまだ住民がいるのか。背中の後ろへ、腕を持って行かれ、手枷を嵌めたようだ。手錠だと外せる可能性が高いと知っているのだろう。
「で、何者なんだ?子供の器を持つ青年よ」
俺の姿を見ただけで、正体を割り出したのか?
「正体は読めたか?」
世良はどうした?床に倒れている全裸の世良。表情は恍惚である。もう行為をしたのか?
「細胞が縮んでいるようだ。人為的な、何かされているな」
何者なんだ、コイツらは?
「じゃ、真純と良い夢を見てくれ」
次の瞬間、俺は全裸の世良と共に、俺の家…工藤邸に転移した。
---毛利蘭---
自分の家の自室で寝たはず。だけど、彼のいる部屋にいた。
「逃がさないよ。君がどこへ逃げようと、睡眠したら、君をここへつれて来られるんだよ」
抵抗するが、身体が言う事を効かない。自らパジャマを脱ぎ捨て、自分で自分を慰めていく。
「これから毎日、毛利蘭の自慰を見て、準備の出来た毛利蘭を愉しむことになった」
そんな…いや…もう止めて!
「やめないよ。こんなにも柔らかいモモ。美味しそうだよね」
押し倒され、V字開脚させられ、股間と足の付け根の狭間を舐められている。彼の指は私の中に吸い込まれ、内部で後めいている。乳首の上には誰かの舌が現れて、舐められている。熱い…熱いよ~、身体の奥がとても熱い…
「俺に対して、献身的になるまで、調教は続けるからな」
彼の腕が股間に吸い込まれていた。あんなに太い腕が、入っているんだ。しばらくすると、彼の肘辺りまで入っていた。彼の指先が子宮口をこねているのが分かる。
「この世界では、準備の出来たお前は、ラブドール状態なんだよ。なぁ、快楽を受け入れ、愉しめ!」
新一…ごめん…もう逢えない…見せられない、こんな姿を…
◇
横になっている彼。そそり立つ肉棒を、自分で自分のお尻に突き立てていく。自分でワセリンを塗り込んだ。目の前の姿見に映る、私の淫らな姿。気持ちいいんだよ。だから、しょうが無いじゃない。脳裏に浮かぶのは彼の幻影だけ。新一の姿が思い出せない。
ご褒美で催淫剤を入れて貰った。もっと気持ちの良い刺激を自ら見つけていく。疲れて動けなくなると、深雪さんに責められていく。もう抜け出すことが出来無い淫乱な地獄…例え抜け出せても、淫乱な天国なんだろうか。
---マリア---
カルチャーギャップの連続であった。一弥の世界は、魔法が使えななくても、便利であった。一番ショックだったのは、温水洗浄便座である。シンくんの作ったヤツも快適であった。この家のはスゴイ、アダルトモードって言うのがあり、他人に見られたく無い行為でしか得られない刺激を受けられることである。
「コレを持って帰るのか。そうなると、太陽光発電システムと、蓄電池もいるなぁ」
一弥が手配してくれていた。私なんかの為にだ。
「なぁ、私を傍においてくれないか。貴族の娘で、家事は得意で無いけど…」
「マリアは学生なんだろ?まず、卒業してからだ」
それはそうだけど…一弥の家は美人が多すぎるんだもの。妹さんもかわいいし、メイドさんも…
「ねぇ、一弥には決まった人はいるの?」
「いないよ。友達が二人しかいないんだぞ。好きな異性をまず見つけるのが先だと思う」
いないようだ。卒業をして、速攻で告白だな。いや、待てよ…そうだ!
「一弥、お友達になってあげるよ」
「う~ん…どうするかな」
友達作りって、こんなに慎重な作業だっけ?あれ?
「お兄ちゃんの友達は基本セフレだからね」
って、妹さん。セフレってなんだ?
「ねぇ、セフレってなんだ?」
「シンに訊いてみな。あいつは詳しそうだ」
なるほど。高位の魔法関係なのか。
「じゃ、送るぞ」
へ?次の瞬間、寝ているシンの上に置かれた。どうして、ここなんだ?
「シンをゲットしろよ、マリア。お前の密かな想い人だろ?」
正解だけど、どうして。それを…笑顔で、消え去る一弥。
「ちょっと、待てよ~!」
えっ!、体勢を変えた為、何かが私の中に入った。ぎょって、表情のシン。何をしたんだ?はて?