※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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探偵VS賢者の弟子*

---江戸川コナン---

 

今夜も全裸の蘭が俺に夜這いを仕掛けて来た。

 

「コナン君、来ちゃった~」

 

笑顔の蘭は、小さな俺のアレを口にしゃぶっている。徐々に大きくなるアレ…

 

「ふ~ん、小学生だと、こんなもんなんだ」

 

裏筋に蘭の指が這っている。ダメだって、出ちゃうよ~!あっ!

 

「あれ?コナン君って、早漏なの?」

 

そう言いながら、またしゃぶり始めた。今夜も寝られないかもしれない。

 

朝、目覚めると、蘭の姿は無かった。全裸で床の上に放置されている俺…だるい。あぁ、目の下にはクマがあるよ。今日は学校を休むか…はぁ~変声機で蘭の声にして、学校へ休むことを伝えた。そして、阿笠博士の家に向かった。

 

◇

 

博士に、蘭の状況を話し、どうにかならないかを相談した。

 

「蘭君の顔は生き生きしているんじゃな?」

 

「あぁ、その通りだよ」

 

毎日が楽しそうである。

 

「そうなると呪い系では無いな。勿論、薬でも無い。後、考えられるのは…う~ん…」

 

博士にとっても難問なのか?

 

「たぶん…言いにくいんじゃが…」

 

「なんだよ、博士。もったいぶらないでいいよ」

 

早く訊きたい俺。

 

「魔法具の可能性がある」

 

魔法具?マジックアイテムの類いか?

 

「哀君が言っておった精神感応術の可能性は低いようじゃ。調べて見たら、術者によるリアルタイムでの対応のようじゃから」

 

術者が傍にいないとダメってことか?

 

「で、魔法具って、なんだ?」

 

「アイテムに魔法を付与した物と、魔法で作り上げた物があるそうじゃが、今回のは後者のようじゃ」

 

一弥だな。アイツが作り上げた物か…

 

「どうすれば外せるんだ?」

 

「嵌めた者が外すか、封印無効の能力者が外すことが出来るようじゃが、後者の場合、トラップ入りだと失敗もあり得るそうじゃよ」

 

一弥に外させるしか無いのか。って言うか。どこからの情報だ?科学者である博士の知識には無いデータだと思うんだけど。

 

「なぁ、それは誰の情報だ?」

 

「現代の賢者であるアルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドアから聞いた情報じゃよ」

 

賢者?ゲームの世界の人物か?

 

「賢者って、何者なんだ?」

 

「魔法使いのトップクラスの者に与えられる称号じゃよ。女性だと魔女になるらしいぞ」

 

「なぁ、基本的なことだけど、魔法使いって実在するのか?」

 

「そうじゃよ。まぁ基本的に、一般人のいるエリアにはいないがな」

 

実在するのか…おいおい…ゲームやファンタジー小説の世界などの空想物では無いってことか?そうなると、アイツはマジに魔法使いなのか?

 

「いいか、新一。この世界には、知って良いことと、踏み込んではいけない世界があるんじゃよ」

 

博士によれば、発明した手品グッズを巡り、賢者に魔法使いと誤解されて、知り合いになったらしい。

 

「彼によると、特に害は無いようじゃよ。エロスに目覚めるようじゃが…」

 

それが問題なんだが…

 

「この国に、外せるヤツっていないのか?」

 

「おるようじゃが、たぶん、施したのも彼では無いかと、アルバスが言うんじゃよ」

 

「宗方一弥か?」

 

「そうじゃ。アルバスの一番弟子にして、賢者にまで上り詰めた男じゃそうじゃ」

 

それって、最悪じゃねぇか。なんか詰んだ感を感じる気がする。

 

「彼は悪人では無いが、女体好きなのが難点だそうじゃよ」

 

いや、十分に悪党である。アイツは、女の敵ではないのか?

 

「失礼なヤツだな、君は。俺は単なるド変態なだけだ」

 

何の前触れも無く、博士の隣に現れた一弥。自らド変態って認めるとは…呆れて何も言えない。

 

「阿笠博士ですね。師匠がお世話になっております。イリュージョニストの宗方一弥です」

 

「おぉ、君がそうなのか」

 

って、博士の心を既に鷲掴みしているようだ。

 

「俺は女性の敵ではないよ。むしろ、女性に悦びを与えているにすぎない。君にも、君の深層心理に埋まっている願望を叶えてあげただけだよ」

 

「あんな蘭は見たく無い」

 

「そうか。じゃ、今後、君とは無交渉の関係にしてあげるよ」

 

パチン!

 

指を弾いた一弥。まさか、たったそれだけで、術の内容が変わるのか?

 

「後、して欲しいことはあるか?」

 

「蘭を元に戻してくれ」

 

「それは出来無い。今、解き放つと、死ぬぞ」

 

何?!

 

「毎日、悦びを与えているんだよ。それが途絶えると、有るのは不毛な毎日だけだ。彼氏は連絡をしても梨の礫、会いにも来ない。彼女は寂しさに耐え、愛情に飢え、深層心理では…これは言うのを止めておく。それこそ、君のイメージを壊し兼ねないからな」

 

蘭…すまない…コイツ、まさか、蘭の為に…いや、感化されてはいけないなぁ。

 

「それよりも、お前の目的は何だ?」

 

「俺の目的か?う~ん、そうだな。毎日平和に過ごせればいいって感じかな。勿論、女性とのムフフな行為はお楽しみであるけどね」

 

「本当にそれだけか?」

 

「目的はねぇ。だけど、現実的に、平和に過ごすって、難しいんだよ。敵はウヨウヨいるし、退治しないとダメなヤツラもいるし。まぁ、毎日が臨戦状態って言うのが、現実的かな」

 

そこまで言うと、一弥の姿が消えた。

 

◇

 

蘭の家に戻ると、蘭はいたのだが、俺のことを無視しているようだ。

 

「蘭姉ちゃん、どうしたの?」

 

俺が声を掛けると、睨みつけるような視線を浴びせ、

 

「あんたが望んだことでしょ?彼に対して、失礼だよ、まったく!」

 

って…マジかよ。指を弾いただけで、事態が変貌していた。

 

「どんな関係なの?一弥とさぁ~」

 

「彼が主、私が従者よ。これ以上、失礼な事をするのであれば、私にも考えがあるからね」

 

って、殺気を纏う蘭。こえぇぇ~!

 

 

 

---キャーリサ---

 

大英帝国の女王である母に呼び出された。

 

「何か用かしら?」

 

年中仏頂面の母。

 

「お前に役目を与える。日本へ行き、ある男の調査をして欲しい」

 

「どんな男?」

 

「場合によっては、お前の旦那にする男だよ」

 

何を言っているのだ?これでも私は大英帝国の第2王女だし。

 

「どこの馬の骨?」

 

「それを調査してくるのが、お前の役目だよ」

 

まさか、素性が不明なのか?

 

「いいか?情報によると、その男は、既にジョーカーの何枚かを持っているそうだよ。この意味は分かるな?」

 

世界の命運を左右する能力を持つジョーカーと呼ばれる者達。総て集めれば、世界の王になれると言われている。現存した禁書総てを記憶している魔女、破壊力最強の能力『電磁砲』を持つ者、魔法使いを一般人並にしてしまうウィザードキラーなど、一人だけでも、戦況を左右しかねない能力持ちの上、主と認め無いと、協力はしないと言われている。

 

「そうなると、その男は、人心を手玉に取る能力者ってこと?」

 

「可能性は無い訳では無い。そこで、キャーリサの出番だよ。お前なら、簡単に手玉に取られないだろ?」

 

「そうね。私よりも優れた男では無いと、なびかないわ」

 

「じゃ、頼んだよ。その男の元にはインデックスと、天草式の五和がいるそうだから、気を付けなよ」

 

インデックスだと…ジョーカーの一人にして、『禁書目録』と呼ばれる最強の魔女では無いか。その男は、あの気難しい小娘を手なずけたのか。これは、予想以上の強敵だわねぇ。

 

 

 

---宗方一弥---

 

目の前に園子がいる。催淫術を使い、溜まっている物を出させている。

 

「ねぇ、スキンシップは?」

 

「彼氏にしてもらえよ」

 

「じゃ、股間を元に戻して。胸に触れるようにして」

 

それでは罰にならないだろうに。

 

「じゃ、毎月1夜限りな」

 

「えぇぇぇ~!」

 

「それよりも、魔石の情報は無いのか?」

 

「むっ!」

 

ふくれっ面の園子。口を割らないつもりのようだ。しょうが無いので、記憶を読み取るが何も無いようだ。まったく、情報が無いのに、もったいぶったのか、この女…

 

「そうだ。お前以外に金ヅルが欲しい。誰かいないか?」

 

「う~ん、そうねぇ~。大岡財閥の紅葉なんかどうかな?」

 

「一人しか候補がいないのか?」

 

「後は…坂本財閥の宇佐美とか」

 

宇佐美?どこか聞いたような名前だが…思い出せない。まぁ、いいっか。

 

◇

 

蘭と真純に奉仕をさせる。何故か、蘭のテクニックが向上している。あの少年で経験を積んだようだ。一方、真純は男性に興味が無いのか、テクニックはそれほどでも無い。

 

「真純、お前のは単調すぎるぞ」

 

「しょうが無いだろ。ボクは一弥以外としない主義なんだから」

 

なんだ、その主義は?魔法具を着けていないことも関係しているのだろうけど…もっと、経験を積んで欲しいんだけど。

 

「どうですか?」

 

「蘭のテクニックは最高だよ」

 

「ありがとうございます」

 

褒めると顔を赤らめて俯く。かわいいなぁ。

 

「一弥!ボクも褒めてよ~」

 

笑顔を向けてきた真純。可愛いことは可愛いのだが…う~ん、コイツ、どうにかならんかな?

 

 

 

---千葉エリカ---

 

一弥が学校を辞めさせられ日に、達也君と深雪の消息が途絶えた。一弥が何か関わって居るのだろうか?知り合いの探偵に司波兄妹探しを依頼してみた。

 

「エリカ、なんや?用ってどういう用や?」

 

色黒な剣士、服部平次である。剣道の大会で知り合った。コイツのオヤジと、私のアニキが警察関係者なので、境遇も似ていなくも無く、気軽に相談出来る男友達である。知り合った後に知ったのだが、西の高校生探偵として、ブイブイ言わしているそうで、探偵としての腕も悪くないらしい。

 

「探して欲しい人物が3名いるんだよ。宗方一弥、司波達也、司波深雪の3名だ」

 

達也君と深雪の写真を手渡した。しかし、一弥の写真は無い。

 

「写真の無いやつも、おるんか。なぁ、コイツの特徴はなんや?」

 

「私が何も出来ずに、やられた」

 

「はぁ~?エリカがかぁ?!」

 

高校生女子の部で、敵無しに近い私。その私が何も出来なかったと聞いて、平次の顔が強ばる。

 

「ソイツは危険そうやな」

 

「危険そうでは無く、危険だよ。だから、見つけたら、何もしないで、私に知らせて」

 

「あぁ、そうするでぇ」

 

平次は依頼を受けてくれた。

 

 

 

---江戸川コナン---

 

服部平次に呼び出された。嫌な予感しかしない。コイツ、難題にぶち当たると、俺を頼るからだ。

 

「どうしたんだ?」

 

「知り合いに人捜しを頼まれたんやけど…手がかりが少のうてのう~」

 

いきなりの難題では無いか?探し人の名前を見て、俺は固まった。なんだって、アイツかよ~。

 

「服部、悪いことは言わないから、この依頼は断れ!」

 

「どうしてや?ひょっとして、お前の知り合いが、おるんか?」

 

笑顔の服部。

 

「お前、地獄に落ちる覚悟はあるか?下手すれば、和葉を巻き込むぞ」

 

『和葉』と聞いて、服部の顔が歪んだ。

 

「ど、ど、どうないなことや?なぁ、工藤…」

 

俺は宗方一弥について、話せる範囲で話した。アイツの本質である魔法使いであることは伏せた。知れば、コイツ、深入りをしそうだからだ。

 

「イリュージョニストなのか?手品協会で聞けばわかりそうやな。」

 

コイツ、楽勝方向で、話を消化したようだ。おいおい…俺は知らないぞ。

 

「問題は司波兄妹の行方かぁ~」

 

たぶん、一弥が消息を知っている気がする。知らなくても、害がない範囲であれば、調べてくれそうな気もする。女体好きを除けば、いいやつに思える気がするからだ。

 

「なぁ、工藤。警視庁に訊いてくれんかの~。この司波兄妹についてをさぁ」

 

それくらいなら、いいか。俺は変声機を使い、目暮警部へ連絡をした。

 

 

 

---遠山和葉---

 

なんでや~、蘭ちゃん…

 

学校の帰りに、何故か蘭ちゃんに会い、蘭ちゃんの連れの男と三人で、ラブホにいる。蘭ちゃんに下腹部を責められ、男には胸をいじり回されている。

 

「蘭ちゃん、止めて~。なんで、こないな事をするんの?」

 

「お前の彼氏に訊いていないのか?」

 

蘭ちゃんでなく男が口を開いた。蘭ちゃんの口は私の下腹部責めで忙しいらしい。

 

「彼氏って?なんなのよ~」

 

きっと、平次のボケェ~が、なんかやらかしたんやろ。

 

「どこまで、とぼけられるかな?」

 

男に何かを装着された。なんやこれ?

 

「俺の錬成した紐パンと紐ブラだよ。3つのポッチをこのソケットが覆い、後は透明の紐で止めるだけだ」

 

見た目全裸なんですけど…ソケットも透明なのはなんでや~!

 

「そのソケットは、色々な刺激を与えるんだよ」

 

えっ!舐められている感触。あかん…あかんって…濡れてきた上に、立ってきた。

 

「一弥さん、それ欲しいなぁ」

 

って、蘭ちゃん。私のを、あげたい。

 

「蘭は首輪があるだろ?欲張りはダメだよ」

 

頭を小突かれると「てへぇ~」って感じのポーズ。妙に蘭ちゃんが可愛すぎる。って、あぁぁぁぁ~、ダメや。腰が勝手に動く。

 

「君はいやらしい身体だね。相手がいないのに、エアーセックスをするなんて」

 

え…男の手にはビデオカメラ。あかん、こんな姿を公開せぇへんでよ~!声が出ない…どないしたんや、アタシ…

 

 

 

---服部平次---

 

特に収穫は無かった。工藤を毛利のおっちゃんの家に送り届け、俺一人安宿にしけ込んだ。そんな俺に一通のメールが届いた。題名は『彼女を預かった』って。彼女って、誰や?メールを開くと動画を再生し出した。ソレを見て、固まる俺。なんやて…和葉が相手もおらずに、全裸で腰を振っておった。何をされたんや…何で和葉なんや?

 

脳裏に工藤の言葉が甦って来た。

 

『お前、地獄に落ちる覚悟はあるか?下手すれば、和葉を巻き込むぞ』

 

しもうた…巻き込んでしもうたようだ。宗方一弥かあ~。どこで、和葉の情報を得たんや?動画は、和葉が果てるまで続き、再生が終わるとデータが消去された。証拠は残さんってことか。どうないしよう。下手に警察に言えば、あの動画をネットで拡散されてしまうやろうな。

 

工藤へ連絡を取った。

 

『ばぁろ~!だから、忠告をしただろ!』

 

「そうやな…どないすれば良い?」

 

『敵対する意思がないことを伝えるんだ。それしか方法は無い』

 

「わかった。伝えてみるわ。って、どこに伝えれば良いんや?」

 

メールは削除されてしもうたし。

 

『俺の方で、伝えて貰うようにする。直接の連絡は出来無いから、時間が少しかかるぞ』

 

「頼む…」

 

◇

 

1時間ほどすると、全裸の和葉がベッドの上におった。どこから沸いたんや?

 

「平次のバ~タレ!絶対に許さへんで。アタシの知らない間に、彼女を作りおって…」

 

彼女?和葉以外にはおらんと思うが…

 

「誰のことや?」

 

「千葉エリカって女のことや!!」

 

えっ!なんで、エリカのことを知っておるんや。まさか、宗方一弥って野郎が、教えたんか?

 

『そうだよ。まぁ、それなりの詫びをすれば、許してやるよ』

 

って、どこから聞こえたんや?部屋を見回すが、俺と和葉以外に人はおらんし。

 

「なぁ、いつまで、アタシを全裸で放置すんや!」

 

あぁ、そうやな。服を買って来んとなぁ

 

 

 

 

 

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