※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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堕ちた聖職者*

---宗方一弥---

 

う~ん、五和が誘拐されたようだ。今日は、用事があると言って、外出したのだが…まさか、あの街に行っていたとは…

 

『宗方一弥 お前一人で学園都市へ来い!』

 

って、五和のスマホからショートメールが届いた。一人で行って、現地集合ならいいのかな?

 

「いいんじゃないのか?それよりも、夕食までに戻って来てね」

 

笑顔のシスター…食い物をねだる時だけ、笑顔を見せるようになった。聖職者って禁欲じゃないのか?五和が攫われ、俺がいないと、料理長不在になる訳で…まぁ、間に合うかな?

 

バイクに跨がり、学園都市へ向かう。勿論、一人でだ。長い道ノリだ。あれこれ考えることにした。まず、ゲートの位置だよな。俺もインデックスも、クレープの木が欲しい。どうしても、ラフタリアの生まれ故郷へ行って来たいのだ。その後、メリダからも、ダンブルドア校長からも、情報が上がって来ない。ヨーロッパには無いってことか?

 

歴史書にあるが、実在しない場所は、他にもある。円形都市アクセル、同じく円形都市オラリオ、魔物の街テンペストなどなど…歴史書にある以上、見て来たヤツがいた訳なんだが…どこのどいつなんだ?

 

国立府中ICで降りて、下道を行く。立川駅周辺は渋滞の名所なので、西国分寺辺りで、中央線を超えた。ここからは、道に集中しないと、迷子になりそうである。

 

15時くらいに学園都市のゲートをくぐり、都市部へ侵入した。どこへ行けば良いんだ?学園都市って、だだっ広いんだけど…何か問題を起こせば、出てくるのかな?と、かわいい娘を探しながら、道路をトロトロと走っていく。

 

「おい!トロトロ走ってんじゃねぇ~ぞ!」

 

なんか、ガラの悪い集団に囲まれた。

 

「なぁ、土御門見かけなかったか?」

 

「はぁ?誰だ、ソイツは!」

 

知らないらしいので、土御門を『強奪』して、集団のヤツラに、投げつけた。

 

「ソイツだよ」

 

「てめぇ~!一弥!何にしに来たんだ!」

 

集団と殴り合いを始めた土御門。

 

「お前が呼んだんじゃ無いのか?」

 

「ざけるなよ~!俺以外、全員入院中だ~!」

 

そんな俺を目掛けて、大きな火柱が落ちて来た。『変わり身の術』で、集団の一人と位置を取り替えると、ソイツは燃えて灰になっていった。

 

「やったのか、ステイル?」

 

「いや、まだ生きていやがる。おい、お前の目の前だ!」

 

土御門の相棒のようだ。黒い神父のような服を着ている男。首にはバーコードが見える。教会の暗部組織のメンバーのようだ。そうすると、土御門もか?そうなると、コイツはダブルフェイスか?

 

「もう、逃がさんぞ!」

 

火の玉を放ってきた男。逃げ場の無いように広範囲に火の玉を巻き散らかしている。絡んできた集団のヤツラに、次々と引火していく。

 

『撃ち込んであげて!』

 

後方に控える仲間に指示を出した。火の玉を撃ち抜いて、術者に襲い掛かる電磁砲で放たれた5寸釘が多数。退路には電磁砲で放たれたコインが多数バラ蒔かれている。

 

「うっぎゃぁぁぁ~!」

 

術者の悲鳴が聞こえてきた。

 

「てめぇ~、一人で来なかったのか?」

 

土御門に訊かれた。

 

「一人で来たよ。ただなぁ、現地集合なんだよ」

 

「何?!」

 

狼狽えた土御門は凍り付いた。第2波コキュートスにより、身体も精神も凍結している。

 

「さてと…今回の黒幕は誰だか?」

 

ビルの影から、五和を連れた集団が湧き出て来た。女性は五和を入れて3名のようだ。彼女達に細工を仕掛けておく。

 

「おい、五和がどうなってもいいのか?」

 

刀の刃先を五和に向ける女性。ポニーテールでけっこうかわいい。片腕の無いジージャンを羽織り、中はTシャツで裾は結び、臍が見えているし。ジーパンをはいているが、片足が無いので、美味しそうな生足が見えている。上半身と下半身で非対称って、なんかのまじないか?

 

「お前の仲間を引かせろ!」

 

俺が手を上げると、美琴達の気配が消えていった。

 

「で、どんなショウが見られるんだ?五和との百合プレイか?」

 

はっとした女性。

 

「気づいていたのか?」

 

「いや、さっき、思い出したよ。五和も教会の者だってな。五和、スパイだったのか?」

 

「違います…一弥様…」

 

否定する五和。平気でウソを吐けることに、ショックを受けた俺。

 

「で、俺をどうしたいんだ?」

 

「私の下僕になってもらおうか」

 

五和が、女性から受け取った契約書を俺の元に持って来た。本物の羊皮紙で作成された契約書か。迂闊にサインするとマズイやつだ。五和から受け取り、ダミーにすり替えておく。イリュージョニストの腕の見せ所だな。

 

「そこの氏名欄に、お前の血で、お前の名前をサインしろ!」

 

『遠隔霊装 電磁砲』と、唱えた俺。目の前にいる男達だけ、うめき声を上げて、倒れていく。さすが、琴美の能力だ。電磁砲で放たれた5寸釘は、殺傷力があるなぁ。

 

「何?遠隔霊装だと…それにその能力は、ミサカ・ワーストか?!」

 

「ビンゴ!『発動 カップマジック』」

 

間髪入れずに次の手を発動した。さっき、五和を含めた女性達の下着を、俺特製の紐パン、紐ブラに置き換えておいた。

 

「えっ!」

 

「そ、そ、そんなぁぁぁぁぁ~!」

 

もだえ始める女性達。刀を持っていた女性の元へ。髪の毛を掴み、顔を上げさせた。既に涙目の女性。聖職者は禁欲が基本である。自慰すら許されないはずである。そんな禁欲女性にとっても、性刺激である。耐えられる物では無いはずだ。

 

「あれ?ジーパンが濡れてきているぞ。ちびったのか?漏らしたのか?」

 

言葉責めも有効なようで、顔を真っ赤にしている。

 

「クリトリスを吸い出してみるか?」

 

指を鳴らすと、クリトリスを覆っているカップが真空吸い出しを始めた、はずだ。

 

「やめろ…外道め!」

 

太ももが震えている。

 

「いいことを教えてやる。その魔具は、決して昇天させぬ。何度も昇天の手前まで連れて行き、リリースするんだよ」

 

「ゲス野郎がっ!はぁ…はぁ…あぁぁぁぁぁ~!」

 

アレ?泡吹いて失神しちゃったよ。撤収するかな。バイクと俺と五和とジーパン女、後そうそう、凍結した土御門を連れて、家へと転移をした。

 

 

 

 

---神裂火織---

 

捕獲するつもりが、逆に捕獲されてしまった。五和も裏切り者として、私と同じ扱いである。昇天直前まで責めて放置するプレイ…聖職者として失格であるが、悶々とした気持ちに飲み込まれていた。

 

「降参するつもりは無いんだな?」

 

アイツが訊いて来た。

 

「有る訳無いだろ?この悪魔がっ!」

 

アイツは五和を抱え上げ、何かの装置に…

 

「待て!責めは私が総て受ける。五和を解放してくれ!」

 

アイツが何かのスイッチを押すと、五和は逆エビそりになり、絶叫を上げた。

 

「いやぁぁぁぁぁぁ~!」

 

「早く降参しないと、五和が壊れるぞ」

 

私の方へ振り向かず、楽しそうに五和の表情を見ているアイツが言った。五和の目は死んでいく。彼女すら助けられないのか?自分の無力さを呪う。

 

「あぁ…壊れちゃったよ」

 

ピクリとも動かない五和。次は私の番か?

 

「お前は、そこに放置だよ。壊すとマズイからな」

 

五和をダンボールの箱へ投げ込むと、ソレを持ち上げ、部屋を出て行った。

 

 

 

---土御門元春---

 

複雑な心境である。人質に取られたはずの義妹、舞夏が生き生きとして、厨房で腕を振るっていた。

 

「ここに就職するからー」

 

「お前よりも使えるな。採用決定だ、舞夏」

 

「ありがとうございます」

 

アイツに頭を下げている義妹。人質の意味は有ったのか?

 

「で、兄のお前はどうするんだ?」

 

義妹だけをここに置くなんて出来無い。目の前に置かれた契約書にサインをして血判を押した。これで、俺はコイツの眷属である。

 

「部屋は舞夏と同じ部屋にしてやる」

 

それは嬉しいが…

 

「なぁ、ねーちんはどうした?」

 

「ねーちん?あぁ、火織か?もう少しで心が折れるだろうな。そうしたら契約する」

 

聖人の心を折るって、何をしているんだ、コイツは…

 

「で、お前の雇い主は誰だ?」

 

「大英帝国の女王、エリザードだ」

 

契約したコイツにはウソは吐けない。くそっ!

 

「なぁ、仲間になったんだ。教えてくれ。お前達の目的はなんだ?」

 

「あぁ、それは、クレープの木を見つけて、ここに移植することだよ~」

 

って、インデックス。はぁ~?クレープの木だと?あれって、おとぎ話で無いのか?

 

「当面の目的はそれだな。クレープの木、楽しみだな~」

 

このツートップは正気か?世界を征服できる戦力を持っているのに、目的がそれだと?夢を追いすぎているぞ。

 

「そういうことなので、情報をよろしくな!」

 

って…マジにあるのか?クレープの木って…

 

◇

 

あの二人、マジで探していた。世界中から、歴史書や古地図、伝承などを集めていた。

 

「あれはおとぎ話だぞ!いい加減、目を覚ませよ!」

 

「証拠を見せてやろうか?」

 

何?証拠だと…一弥に連れられて、ある部屋の窓から中を覗くと…ラクーン種の少女がいた。マジかよ…

 

「彼女を生まれた故郷に帰してやりたいんだよ。その帰りのお駄賃で、クレープの木を盗んで来るんだよ」

 

嬉しそうに語りやがる。コイツ、無邪気なだけで、悪いやつで無い気がする。十字教として、一弥を悪の権化として、退治の方向なのだが、ねーちん、五和への行為を除けば、問題無いレベルだと思うし。まぁ、性癖がド変態と自覚があるので、ねーちん達への行為も想定内なレベルかもしれない。

 

「この世界のどこかに、異世界と結ばれているゲートがあるはずなんだよ。それをまず探しているんだ」

 

「お前は、不老不死に興味は無いのか?」

 

裏のデケぇ~組織の内2つは、ソレを叶えるブツを狙っているそうだ。

 

「土御門は、不老不死について、真実を知っているか?」

 

「真実だと?歳取らずに死なんってこと以外にか?」

 

「いいか?不老不死なんかを求めるは人間だけだ。だけど、不老不死になるのは、人間を辞めることと同義語なんだよ。人間は限りある命であるから人間なんだ。寿命はせいぜい100年前後だろ?それを大幅に超えたら、人間ではなくバケモノになるんだよ」

 

真顔の一弥。

 

「まぁ、無い物ねだりってやつだよ」

 

「実際にあるのか?そういうブツは…」

 

「有るよ。持っているし」

 

何の迷いも無く、即答した一弥。

 

「有るから、伝承されているんだ。だけど、会ったことがないだろ?不老不死の人間にさぁ~」

 

「確かに無いなぁ」

 

「ソレは、人間の目に映らないんだよ」

 

インデックスが割り込んで来た。

 

「肉体を不老不死にするのって、無理だからね」

 

はぁい?

 

「老いを止めるには、細胞を不活性化すれば良いんだけど、それをしちゃうと、免疫機能が落ちちゃうんだよ」

 

「それはそうだが、それはクリア出来るんじゃ無いのか?」

 

「それをしちゃうと、もう生物の括りに入れないんだよ。人はそれをホムンクルスと呼ぶのさ」

 

あぁ…そう言われれば…

 

「禁書にもあるにはあるんだけど、確実に人間ではなくなるよ」

 

「要は、不老不死薬って、バケモノに変身する薬だよ。当然、そういうヤツラは、十字軍により討伐されている」

 

あぁ、宗教的にアウトだものな。

 

「だから、普通、不老不死の存在は、死んでも、魂が天界へと昇華しないやつのことを言うんだ。例えば、学園都市を統べるアレイスター・クローリーとかな」

 

何?!

 

「アイツの場合は、肉体を仮死状態にし、保存をして、生命活動を機械で補っているんだよ。停電すれば死ぬ運命だよ」

 

「なんで、お前は、そんなことを知っているんだ?」

 

学園都市の暗部組織でも、そんなネタはつかめていない。まして、コイツは学園都市に滞在したことが無いはずだ。

 

「表の世界には無い書物を読み漁ったからだよ」

 

コイツ、裏の世界の人間なのか?裏の世界の書物とは、一般の人が知らない書物…そう、高位の魔法使いとか…まさか…

 

「お前…賢者なのか?」

 

「さぁなぁ~。魔女はそこにいるぞ」

 

あぁ、インデックスが魔女であるのは知っている。最強の魔法使いなのか、コイツが…だから、インデックスはコイツを主として認めたのか?

 

「そんな理由じゃないよ。一弥に餌付けされただけだよ」

 

一瞬、インデックスに恥じらいの表情が見えた。そういう関係なのか…インデックスにとっての憧れの主…それは、彼女を禁書庫にした人物であろう。コイツ…何者だ?!

 

「じゃ、頼むよ。クレープの木がどこにあるか、調べておいてくれ」

 

異世界で何をする気だ。コイツは…だが、コイツの言い分はわかりやすい。俺もこういう主を待っていた気がするが…マジに探すのか?クレープの木を…

 

 

 

---神裂火織---

 

全裸に魔具である紐パン、紐ブラで、放置されている。拘束はされていないので、逃げようと思えば逃げられるが、逃亡の意思はもはや無い。もう立ち上がる体力は残っていない。水が欲しい…脱水症状で頭は朦朧としているのだが、相変わらず、悶々とした状態である。

 

「どうだ?」

 

アイツが様子を見に来た。

 

「シュワシュワなコーラでも飲むか?」

 

もう声も出ない。手を必死に伸ばす。そんな私を見て、床にぶちまけた。床を流れるコーラが口元に近づき、舌でそれを舐めた。くそっ!ワナだ。催淫剤入りのようだ。脱水状態なのに、体内で間欠泉が吹き上がっている。

 

「どうしたのんだ?あぁ、脱水か。なぁ、俺を愉しませてくれれば、水分をやるよ。どうする?」

 

指でOKサインを出した。もう思考力も限界に近い。髪の毛をつかまれ、上体だけを持ち上げられ、私の口の中に、アイツのモノが入って来た。口の中で、舌を使い、舐める。アイツのモノから何かが放出され、意識が遠のいていった。

 

 

 

---宗方一弥---

 

精液で窒息とは…ノドに詰まったモノを取り除き、生理食塩水を点滴で滴下させながら、火織と交わった。完全に心の折れた火織に俺の印を刻むためである。この魔具である紐パンは俺とは交われるが、俺以外の者には貞操帯として機能する優れものである。

 

火織は良い感じに、力が抜けていた。なかなかどうして、屍姦感覚もあり、普段出来無い体験に満足である。

 

「お前…」

 

声は弱々しいが、眼光は鋭い火織。

 

「もう、女体としてのお前と契約はした。俺以外とは出来無い。いいな…」

 

「聖職者故、誰とも交わらない」

 

交わっている者のセリフでは無い。たぶん、交わっている感が無いのだろう。放置しておく。

 

「何…お前…」

 

しばらくすると、さすがに気が付いたようだ。

 

「体内に潤いをって思ってな。中で出したから…」

 

「なんてことを…」

 

火織はもの凄く哀しそうな顔をした。聖職者失格かな。

 

「お前…責任を取れよ…」

 

「何の責任だ?」

 

結婚しろと迫るなら、記憶を消して返品かな?

 

「メスにした責任だ。私を愛せ!いいな」

 

って、積極的にスキンシップを始めた火織。結果オーライってやつかな?はて?

 

 

 

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