---江戸川コナン---
坂本一弥…正体がよく分からない。おっちゃんの資料ファイルを見たのだが、人物像がよく分からない。バトルジャンキー系であるのは確かであるが、それ以外におかしな点は無い。学力も悪く無いし、授業態度も悪くない。ただし、留置場に入れられた回数が異常に多い。殆ど総てが、過剰防衛に起因しているようだ。揉め事に介入して、武力で解決ってことか?
蘭は自分より強い男が好きなのか?それだと、俺に勝ち目は無い。服部が剣道で、連敗中の相手らしいし。
俺の敵にはならないだろうが、分からない点がある。なんで、坂本家の次期当主の座を固辞しているんだ?なれば、権力も金も得られるはずだ。なのに、成りたがらないばかりか、成れない理由として、粗暴な者を演じているし。う~ん…こういう欲の無いタイプは苦手だな。
---目暮十三---
闇賭博の摘発に向けて内偵中なのだが、ストリートファイトの勝者が賭博の対象らしい。参加者の中には殺害された者がいるようなので、一課にも捜査応援の依頼が来ているのだが…
「誰か、参加してくれないか?参加システムが知りたいのだよ」
誰も名乗り出てくれない。無法者達のバトルらしいし…しかし、挙手する者がいた。その顔を見て、嫌な予感がしまくるのだが…
---坂本一弥---
久しぶりに美和子からの捜査協力依頼で、俺向きの案件だと言う。闇プロレスに参加して、参加したらどうなるかを調べて欲しいそうだ。おぉ~戦えるんですね。それも警察がバックにいて…
翌日、知っている賭場にある事務所を訪ねた。
「あれ?一弥か?久しぶりだな」
「まだ、摘発されないのか?」
「まぁな。で、参加か?乱入か?」
「ここじゃない賭場に、参加したいんだけど…」
「うん?どこのだ?」
「湾岸地域にある賭場だよ。男女混成でやっているヤツ」
「あぁ、商売仇だな。女性もアリで、ノックダウンさせた女性は好きにして良いらしいぞ」
「それはおいしそうだな」
「あれあれ…一弥、女体食いに目覚めたのか?」
「まぁ、それなりに。健全な男児だし」
って、ことで、紹介状を書いて貰った。翌日、その紹介状を持って、湾岸地域の賭場に行ってみた。仕組み的には、裏カジノのようだ。表向きはホテルであるが、裏会員になると裏カジノに入れ、VIP会員になると裏賭場に入れるようだ。
事務所で紹介状を見せた。
「ほぉ~、高校生で、空手、柔道、剣道で優勝経験有りか。いいぞ、参加しても」
「女性がいるトーナメントがいいなぁ」
一応、希望を伝える。
「そっち狙いか。あぁ、あるぞ」
参加者リストを見せて貰った。可愛い子がいるなぁ。バトルジャンキーだと思うと、残念な子かもしれないが。
ここの賭場は闇プロレスの延長らしい。武器を1つだけ持ち込めるそうだ。合法では無い戦いの場であるが、戦いにおいては、厳密なルールがある。殺し合いの場では無く、純粋に異種格闘技戦をする場であるってことだ。殺し合いでは、賭けは成立しないから。なので、ナイフや真剣、重火器の使用は禁止だそうだ。ただナックルガード、木刀程度は使用可能だという。後、禁止事項は目つぶしや噛みつき、肉体を裂く行為はダメだと言う。割と真面なルールである。
勝敗は、相手が負けを認めるか、ダウンすることで決まる。反則行為は殺人、殺人未遂、凶器の使用。反則行為をすると、表には出られないかもしれないと言われた。
試合に勝つと賞金が出て、負けても参加費は出る。勝つとポイントを稼げ、ランキング順位という、レートが変動するらしい。
「参加するか?」
「この子としたい」
「トーナメントで無く、タイマンか?」
「まずは、タイマンで、どの位疲労するか知りたい」
「そうか、気に入ったぞ。闇雲にトーナメントを希望する奴は、信用出来ないからな」
って、ことで、明日デビュー戦である。相手は、『女教皇』という二つ名持ちの神裂火織って女性で、剣術使いのようだ。
◇
翌日、試合会場へ…バトルフィールドはプロレスで言うところの金網デスマッチ用のリングである。四方と上方を金網で覆っていて、逃げられない、乱入出来ない、仕組みになっている。審判は四方に一人ずついて、反則行為に目を光らせている。
俺はナックルガードを武器にチョイスした。相手が剣士であるのならば、剣を奪えば良いからだ。
相手の女性と俺だけが、バトルフィールドへと入れられた。相手は黒髪ロングで、中々色っぽい服装である。Tシャツの裾を結び、ジージャンとジーパンの片腕、片足部分だけ、ノースリーブ、短パンの様に切っている。装備は木刀のようだ。
レートは2対6で女性が優位のようだ。
『試合開始』
って、アナウンスがあった。うん?女性はワイヤーを張り始めた。武器の使用って2種類もいいのか?まぁ、気にせずに女性の懐を目指して入って行く。
「何?」
張り巡らしたワイヤーを、真空斬りで切断しつつ、難なく懐に入ったことに驚く女性。まず、フロントスープレックスで投げる。が、受け身を取ったようだ。彼女の振り向き様に、スライディングキックをし、マットに倒し、アキレス腱固めで、動きを封じつつ、身体をチェックしていく。
胸は大きい、括れもあり、なんといっても、お肌が滑らかである。逃れようと暴れている女性。暴れる程に、アキレス腱へのダメージは増大していくんだが。では、お顔を拝見だな。彼女の顎に腕をフックして、顔を後にむけさせる。それに伴い、彼女の首、背骨、腹筋にダメージが入って行く。お顔も良いなぁ。虐めがいのある良い面構えだ。段々と女性の動きが無くなっていく。片手で胸をタッチしてみた。顎をロックしている為、声すら上げられない女性。腕は既に下へ垂れ下がり揺れているし、もはや抵抗する意識は感じられない。
『テクニカルノックアウトと見なし、挑戦者の勝利です』
番狂わせで、俺が勝ったようだ。技を解いた俺。マットの上で動けない女性。あれ?泡を吹いているようだ。
リングを降りて、賞金を貰い、別室で女性と遊べるらしい。既に女性は別室で、全裸にされ拘束されていた。手首を手錠で天井から吊り下げられている。
「約束だ。好きにして良いが、殺すなよ」
って、彼女と二人きりになれた。まず女性の身体をガン見して、舌で味わっていく。
「あっ…うぅ~ん…」
アレを定位置に置いて、彼女と抱き合う。唇を重ね、舌を絡み合わせて、胸板で彼女の胸を堪能していく。気持ちが良い女体だ。徐々に大きく太く固くなるアレ。そして、貼り付き始めた。
「えっ!うそっ!」
信じられ無いって顔をしているが、唇を重ねて、言葉を遮り。手でお尻の割れ目から、股間の割れ目に掛けて、触り込んでいく。身体を捩り、逃げようとする女性。舌を吸い込んであげると、大人しくなった。徐々に奥へと押し込んでいく。すると、カリクビがハムハムされ始めた。この前も思ったけど、この口は何だろうか?
「なぁ、この奥底にある口は何だ?」
女性に訊いてみた。
「子宮口よ…お前、デカ過ぎるにも程があるだろ…」
涙目で俺を見る女性。
「まだ、大きくなりそうだが…」
零れる涙を舐めながら、そう伝えた。
「やめて…もう入れないで…」
生憎とアレの大きさのコントロール方法を知らない。なので、アレにお任せである。
「先端が何かにぶつかったんだけど…」
「もうやめて…そこは子宮なのよ…」
行き止まりってことかな?女体に詳しくは無いけど…
「なんでもするか?」
「する…だから、もうダメだって…」
ダメらしい。だが、どうすれば萎えるのだ?
「じゃ、萎えさせてくれ。貼り付いて動かないんだよ」
絶望的な顔をする女性。そんな顔を見ていられない俺は、顔を背け、彼女の胸に顔を埋め、谷間を舐めていく。
◇
腰の抜けた火織を背負い、火織の家に向かう。そこは教会だった。
「ここでいい」
降ろすと、尻餅状態になった火織。程無くして、教会から少女が出て来た。
「プリエステス…大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫だ。腰が抜けた以外は問題は無い」
と言いながら、顔が真っ赤であり、体育館座りをしている火織。
「じゃ、火織、またな」
「あぁ…」
火織と別れたのだが、先程の少女が槍を手にして、襲い掛かって来た。
「プリエステスに何をしたの!」
「男女の営みだけだが…」
「男女の営み…それって…あの…」
顔を真っ赤にする少女。聖職者なのか?こういう話に抵抗があるのかな?
「セックスって言えばわかるのか?」
「え…プリエステスと…」
更に真っ赤になる少女。少女を置いて、その場を去る俺。その足で、警視庁へ向かった。と行っても近くの喫茶店であるけど。美和子を呼び出して、今日の出来事を知らせた。
「そうか…殺されたのは、反則行為をした者達だけか?」
「俺も、俺に負けた女性も、こうして帰って来ている」
「賞金はどれくらいだ?」
「100だよ。負けても参加料10だって」
賞金を美和子に渡した。
「じゃ、これは預かるわ。別途、捜査協力金が払われるから」
「美和子にやるよ。俺は美和子に会えれば良いから」
「うん?戦えればでなくて?」
美和子が笑っている。半分、図星だけど…
◇
家に帰って、まったりとする。けっこう火織とハードなプレイをしたような。アレは全部入れると危険らしいので、半分くらいに今後するか。
一人でいると誰も来ないのか…。蘭は部活、麻衣は撮影だと言う。百代は留置場だしなぁ。美和子は捜査中。う~ん、ガールフレンドが足り無いのか…って、ジムで鍛錬をする。
部屋に戻ると、紅葉から連絡が入った。
『ねぇ、家出してきたの。泊めて…』
「親父と揉めたのか?」
『うん…』
紅葉と待ち合わせをして、二人で部屋に戻って来たのだが、狙ったようにヘリの音がする。大岡家か?窓の外には大型ヘリがいる。町中をこんな低空で降りて来ていいのか?
オープンテラスに着陸するようだ。ヘリポートでは無いんだけど…鉄筋の軋む音がする。崩れるんじゃ無いのか?それでも強引にヘリは着陸をした。
「おい!お嬢様を返せ!」
って、銃撃してきた。だけど、窓は防弾ガラスの為、割れない。
「紅葉…黒服を連れてくるなよ~」
「ごめんなぁ…私、一弥の家を見つける為の囮だったのかな?」
可能性は大である。娘すら駒にする大岡家…嫌いな家系である。
「一弥の妹に産まれたかった…」
って、言われても…これどうするよ。ヘリが傾いている。崩れるのは時間の問題な気がする。そして、オープンテラスを破壊しながら、黒服と共にヘリが地面へと落ちていった。
「もう、ここに住めないだろう…これって…」
オープンテラスの下にはジムやら保育室とかがあったはず。大惨事だな。これは…
◇
美和子達が来てくれた。責任を感じて震えている紅葉を、由美が保護してくれた。
「由美と知り合いになっていたとは…」
美和子が呆れたように俺を見ている。まさか、美和子と由美が親友だとは…
「だいぶ、乱射したみたいね」
オープンテラスだった側の窓には、弾痕が無数あるそうだ。
「暗殺防止に、防弾ガラスを嵌めているんだよ」
「で、どういった経緯で、こんな大惨事になったんんだね」
って、美和子の上司の目暮警部に訊かれた。なので、事実をそのまま話す。
「大岡家のお嬢様が家出してきて、彼女を匿ったら、襲撃されたのか…」
犠牲者の中には、銃を携帯していた黒服が数名発見されたそうだ。私服のエスピーらしい。彼ら京都府警に言わせると、俺は誘拐犯扱いだと言う。
「ヘリポートでないオープンテラスに着陸って、有り得ないでしょ?いくら、警察って言ってもさぁ」
「そうだな。これは酷い」
オープンテラスへ行くサッシを開けると、地上が見えるし…
坂本不動産として、京都府警に損害賠償請求をするらしい。数百億規模か…これ、建て直ししか無いだろうな。
「今夜どうするの?」
由美に訊かれた。紅葉が心配である。
「坂本不動産系のホテルに泊まる。美和子、悪いけど、紅葉といてくれるか?俺より、女性の方がいいと思うんだよ」
「わかった。私と由美で保護するわ。目暮警部、良いですか?」
「あぁ、そうしてくれ。一弥君には、まだ訊きたいことがある」
自宅にいただけで、留置場かな…