※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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内乱

 

---山内一弥---

 

尋問の結果、興味本位だったようだ。収容所送りだな。次に夕べ侵入してきた

女体を尋問する。

 

レオタードを着て、ハングライダーで侵入。まるでキャッツアイのような行動

だ。運命は同じで、スライムが放牧されている堀に墜落し、御用となった。

 

こいつは保護者と共に三者面談だ。

 

「どうしていいかな、妃先生」

 

「蘭は、娘は、ベルツリー学園の方針で…」

 

俺と敵対行動を取ったと?

 

あの学校は生徒達を、世界中のスパイ機関に留学させていた。学校が潰れたこ

とを知らせず。スパイ行為をさせていた。鈴木家の為に。鈴木家に服従するよ

うに洗脳されているのだ。ある意味被害者であるが…

 

 

 

---毛利蘭---

 

母がが間に入り、懲役刑となった。ここは日本の治外法権だそうだ。学校では

習っていないんだけど。

 

「ここの当主はこの国を信用していないのよ。国は彼が国を捨てるデメリット

を考えて、特権を与えたの」

 

「私はどんな敵に牙を向けたの?」

 

「知らない方が幸せよ」

 

教えてくれないみたいだ。ここには、何かをやらかし収監されている女性化さ

せられた新一もいた。古株達に弄ばれている新一。見ないようにしている。仲

間だと思われたら、私も餌食にされそうだし。

 

 

 

---山内一弥---

 

妃先生との和解が成立し、蘭からベルツリー学園と収監の記憶を取り除き、釈

放した。工藤優作とも和解し、新一を新一に戻し、釈放した。二度目は無いこ

とは通達済みである。

 

鈴木家の後ろ盾だった全米民国にも、罰を与えていく。異世界でテイムしたG

軍団をマンハッタン島の地下に放牧した。こいつらの特性は金属類を食し、イ

ンゴットにして排泄していく。相棒として、雑食性のスライムも放牧してい

る。こっちは生ゴミ、死体などを食い、豊穣な土をきれいな水を排泄してい

く。放射性物質を食すスライムを教育中である。でき次第、ミサイルサイトに

投げ込む予定である。

 

 

一週間に一度のペースで、排泄物を回収していく。豊穣な土は宝である。

 

トンネル崩落現場に、新しいトンネルが出来ると、隙間に豊穣な土を蒔いてい

く。畑にするんだ!

 

マンハッタン島は土台を失い、地盤沈下を起こしていく。地下鉄が水没してい

く。原因を究明しないで、地盤の問題であるとした大統領。まぁ、いいや。

 

 

 

---工藤新一---

 

父さんが相手と和解をして、俺は俺にもどった。次回は永久に女児にすると宣

告された。困った。あの怪しげな薬、分析出来ないか?直接手を出さなきゃ良

いのかな?こういうときは彼奴に依頼するかな。

 

服部を呼び出した。和葉と共にやってきた。

 

「なんや、事件か?工藤!」

 

「あぁ、俺が直接手を出せない事件だ」

 

「ヤバい相手か?」

 

「そうなるな」

 

俺は服部に山内一弥について調べるように依頼した。

 

「まかっせろ!」

 

 

 

---山内一弥---

 

工藤新一は、やらかした。他のやつに頼んでもアウトである。彼奴はあほか?

工藤優作に報告し、公安にも連絡をしておく。

 

探偵事案で少し忙しくなった。異世界への行商をしていかないと。

 

スライム魔王、リムル・テンペストの世界へ転移した。

 

「カップ麺を100ケース持ってきたぞ」

 

「おぉ、悪いなぁ」

 

顔パスで執務室へ行き、品物を出していく。

 

「太陽光発電システムの試作品を持ってきた。試してくれ」

 

「車のか?ステーションタイプか?」

 

「取り敢えず車だ」

 

外で軽自動車をベースにした電気自動車を出した。

 

「これダン●か?」

 

「そうそう。あのタイプだけど、電池とパネルは最新式だよ」

 

「なあなあ、こっちの世界でも国を統べてみないか?」

 

「面倒は嫌いだよ」

 

俺を過労死させる気か、このスライム野郎は。

 

「今ならお気に入りの女体を一つつけるけど」

 

あの転生勇者か?

 

「どうかな?」

 

う~む…

 

 

 

---ヒナタ・サカグチ---

 

リムルに呼び出された。あのスライムが呼び出すとき、ろくなころでは無い。

今回は何をやらかすのだ?

 

「あぁ、来てくれたね。あのね、ヒナタにお見合いをプレゼントだよ」

 

はぁい?お見合をプレゼント?何をいっているんだ?

 

「お見合いが成功すれば、国をプレゼントするよ。東の帝国と隣接するけぢど

ね。クレイマンが納めていた旧傀儡国ジスターヴだよ」だと。そこは確かに、

納める魔王が不在であるが…

 

「戦闘狂の彼向きな土地だと思うんだけど」

 

戦闘狂の彼って、誰のことだ?

 

「相手は誰かな?」

 

「うちに来る戦う行商人だよ」

 

あのド変態か?

 

「もう東の帝国に喧嘩を売りに行っているよ」

 

汗を大量に流しているスライム。大事になっている気がする。たまに、遠くで

キノコ雲が見えているし。侵攻しているだろう、既に…

 

「これって断るとマズいのかしら?」

 

「え~、断るの?彼奴、力尽くですると思うけど…」

 

断れない相手とセッティングしたのか?このスライム野郎は!確か神ルミナス

を好みじゃないと放り投げたとか。

 

「魔王で彼奴に勝てるやつはいるの?」

 

ストッパーは欲しい。

 

「多分だけど俺で相打ちがせいぜいかな…」

 

駄目な状況である。

 

「だって、ドラゴンキラーでヴァンパイヤキラーの上、聖者だよ」

 

天使でさえ塩化させると来ている。

 

「なんてやつにお見合いを申し込んだの?」

 

「だって、彼奴がこの世界にいてくれたら安泰でしょ?」

 

いや、彼奴が一番危険だと思うんだけど…

 

◇

 

大侵攻作戦を終えると、その日は帰宅したらしい。

 

 

 

---山内一弥---

 

東の帝国で鬱憤を晴らしてきた。当分、バリバリ働けそうだ。

 

「ねぇ、最近異世界のせんたくばかりねぇ~」

 

と、チキンライスを食っているインデックス。

 

「そうだな。探偵達がうざいから、この世界は…」

 

トマトの栽培に乗り出した。チキンライスにはかかせない食材である。

 

こちらの世界でもお見合いの話がやってくるようになった。鈴木家はお断りで

ある。毛利家?誰だっけ、あぁ蘭かぁ。これは人質ってやつかな?

 

俺は自覚しているド変態である。結婚はしない。いや、出来ないであろう。皆

が納得する相手でないと許可は出ないだろう。

 

「兄さん、四葉家とのお見合いしてね」

 

と、数馬。う~ん…調整体か。美優みたいな感じかな?写真を見ると美優にそ

っくりである。同じ遺伝子か?元は一卵性かもしれない。

 

「兄さんの言いたいことは分かるよ。そうだよ、美優のスペアだ」

 

それは手に入れないと駄目なやつかな?

 

「じゃあ、お見合いせずに婚約だな」

 

下手にお見合いなんかしたら、俺のド変態性が明らかになってしまうし。

 

「兄さんらしいな。初夜でばれると思うけどね」

 

あぁ、そうだな。初夜の前日はヒナタとか冴子で出しておくかな。

 

 

 

---司波深雪---

 

お見合い…実際に遭うことなく婚約になった。相手はどのような人であろう

か?お兄様のような方なら良いのだけど。結婚式もしないそうだ。人前に出る

ことは避けると言う。どのような人物だろうか。

 

「深雪、不安だろ?今手分けをして探りをいれているところだ」

 

お兄様に任せておけば、問題は無いだろう。でも…叔母様から何も言付けは無

かった。多くを言えない相手だのだろうか?

 

「叔母様、お相手はどんな方なんですか?」

 

再度訊いてみる。

 

『明日、迎えにいくそうよ。何も心配しなくて良いのよ。準備はあちらにお任

せだからね』

 

明日?急すぎる。

 

「明日ですか?急すぎます」

 

『他家に漏れそうなの。漏れるとご破算になるから…』

 

他家に漏れる。もしかして、お兄様の行動の結果かな。

 

 

 

---司波達也---

 

家に戻ると、深雪がいなくなっていた。

 

『明日、婚礼だそうです』

 

と、深雪の走り書きが残されていた。明日?急すぎないか?叔母様に連絡をし

てみた。

 

『達也さん、他家に漏らしましたね。相手がたいそうご立腹ですよ』

 

情報を集める為、皆に頼んだのがいけなかったのか?

 

「叔母様の情報が少ないから、こちらでも情報を集めていました」

 

『私の事が信用出来ないのですね。もう深雪さんは戻ってこないわよ』

 

なぜ?

 

「どうしてですか?」

 

『信用に値しない家と思われたかもしれません』

 

叔母様は通信を切り、その後も繋がらなかった。

 

 

 

---司波深雪---

 

転移魔法でどこかに連れ攫われた。どこかの神殿にいる。重厚な衣装をまとっ

た司祭様が目の前に立っていた。

 

「これより、山内家と四葉家の婚礼の儀を執り行う」

 

意識が遠くなっていく。見られてはいけない儀式だろうか…儀式が終わったの

か天蓋付きのベッドに横たわっていた。

 

「ここは?」

 

「ここはバチカンの儀式場の控え室だよ」

 

ようやく彼と言葉を交わすことが出来た。

 

「教皇が自ら司祭をするってきかなくて、あの方の予定は直前までわからない

し。すまない。こんな急な日程になっちゃって」

 

困ったような表示である。

 

「あなたは何者ですか?」

 

「おれ?ただの高校生だけど…」

 

ただの高校生が教皇様が司祭をしたがる訳はない。

 

「バチカンではどのような立場ですか?」

 

「なぁ、アーシア。どうなんだ?」

 

侍女に訊く彼。

 

「多分、公務員だと思います。非常勤の枢機卿だと伺いましたよ」

 

って、教皇様の次に偉い人ではないか…

 

「そうなのか…それは知らなかった。公務員なら給与は出るのかな?

 

「どうでしょうね。別枠で手数料が出ていると伺いましたよ」

 

「あれは労働に対する対価だよ」

 

意味が分からない。この人は何をしているのだろうか?

 

 

 

---山内一弥---

 

翌日、新婚旅行も無く、家に戻った。仕事はてんこ盛りである。熊の肉でコン

ビーフならぬコンベアを創作していく。臭みがあるからスパイスを多めにして

混ぜ込む。コンビーフ状態なので、熊肉の固さは緩和できるはずだ。

 

深雪が俺の作業を興味深く見ている。厨房戦士候補かな。現状、アーシアと

俺、五和しかいないしな。数馬、美優も料理出来るが、アイツらは違う仕事を

任せててあるし。

 

深雪が不思議そうにクレープの木を見つめていた。

 

「これ、クレープのなる木だよ。熟すと、うまいんだよ」

 

「クレープが木に実るんですか?」

 

「小腹の減ったやつは、ここで収穫して小腹を満たしているんだ」

 

生ゴミ処理棟でも興味深そうに見つめていた。マンションが丸々一棟が生ゴミ

処理施設っていうのは珍しいかな。

 

「これって、スライムですか?」

 

「そうだよ」

 

そうか、スライムが珍しいのか、こっちの世界にはいないしな。出来たてほや

ほやの豊潤な土をまいていく。

 

 

 

---司波深雪---

 

ここは異世界と繋がっているのだろうか?見たこの無い生物が色々といる。ス

ライムを初めて見た。生ゴミを食し、土を排泄していく。一角ウサギって、い

うのも初めてである。朝、厨房棟の解体場は、いつの間にか熊が運び込まれて

いるし。いつ仕入れたのだろうか?

 

「最近、熊だばかり解体しているな。飽きてきたな。たまにはイノシシとか、

蛇もいいな」

 

なんて彼がこぼしているし。

 

「蛇の蒲焼きって、うまいんだよ。」

 

ここはゲテモノの宝庫かな?

 

厨房で作る量が半端ない。一度に百人分くらいつくることもある。よく見かけ

るのはチキンライスである。チキンライスをおかずに、白米を食べるんだ…

 

◇

 

お兄様に連絡を取れるようになった。珍しい出来事などを報告している。

 

「そこは、本当に日本か?」

 

そう思うよね。

 

「家の外にでることが無いから、わかりません。異世界であると言われた方が

しっくりきますね」

 

一番の驚きはクレープの木だろうか。次にスライムかな。

 

「今度、会いに行きたいな」

 

「それは難しいです。セキュリティが高いので、信頼されている者しか入れな

いようですよ」

 

叔母様も来られてことがない。

 

 

 

---司波達也---

 

深雪の住んでいる場所を探す。そんなことをしていると、高校生探偵と名乗る

人物が接触してきた。

 

「そうか、妹さんが潜入しているんだね」

 

「潜入ではない。嫁入りだ」

 

「似たようなもんやな。やつの懐に入り込めたのは上出来や。あいつなぁ、世

界を揺るがす切り札を独り占めしているそうや」

 

世界を揺るがす切り札…ジョーカーか?

 

「あと、鈴木次郎吉の行方不明事件の重要参考人で、警視庁の捜査一課が家捜

ししたいらしんや。警視庁がバックなら怖いもんなしやで」

 

この男、深雪が攫われたってことにしたいらしい。

 

「妹さんを取り戻したいんやろ?なら、俺に任せな」

 

そんなまねしたら、深雪の立場は?探偵と別れ、国防軍に連絡をして、情報を

探る。

 

「そっか、深雪さんが、嫁入りねぇ。ちょうど良いわね。内情を探って貰って

ね」

 

と、上官の藤林響子さんも乗る気である。国防軍でも、ジョーカーの在処を探

していたらしい。

 

◇

 

国防軍と警視庁の合同捜査チームが組まれ、敵?の本丸に、押しかけた。

 

 

 

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