※この作品はR-18です。

その男、粗暴につき   作:もっち~!

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転移門

 

---山内一弥---

 

懲りずに、探偵坊主達が裏で糸を引いているようだ。次は無いって、信用して

いないのか?公安と、工藤優作に連絡をして、事態の安静化を図るが…

 

国防軍が強行な態度に出た。空挺部隊をヘリで運び、降下させている。これっ

て、攻撃だよな?ヘリを撃ち落としていく。空挺部隊も無力化させていく。う

ちの狙撃犯班は有能なのだ。

 

国防軍と警視庁の横暴な行為を、ネットでリアル配信していく。

 

正門から「開けなさい」と怒号が響く。が、スルーする。ふふ、魔鉄鋼の正門

を破れるかな?劣化ウラン弾に耐える強度である。

 

バズーカ、ロケットランチャーなど、国防軍が攻めてくる。それらの様子をネ

ットで生配信していく。正門を崩せず、焦った国防軍が、隣の療養所へ侵攻し

て…入院患者に被害が出始めた。療養所は大家はうちだが、運営はバチカンで

ある。正式名称はバチカン支局である。当然、バチカンから外務省へ抗議の声

が押し寄せる。

 

空から黒いバトルスーツを着た部隊が下りてきた。国防軍の特務部隊かな?殺

しても殺しても生き返る。不死軍団か?強制転移で、スライム堀にたたき込

む。それでも生き返る。う~ん、リーダーを倒さないと駄目だな。一人だけ二

丁拳銃持ちがいたので、そいつの心臓を強奪して潰す。これでどうだ。

 

深雪のコピー体を作り、深雪を美優姫と命名しなおし、コピー体の深雪を四葉

家に返却する。事態が沈静化するのを待つ。

 

公安ゼロ課と内調が到着し、事態を沈静化させていく。だけど、納得しない探

偵達は、銃刀法違反で家捜しをすると言う。探偵に捜査権はないだろうに。

 

今回の首謀者の少年A、少年Bとテロップを出し、探偵小僧の横暴な言い分を

生配信だな。

 

「おい!誘拐した司波深雪さんを解放しろよ、ボケェ~」

 

と少年Bこと服部平次。

 

 

「抵抗せず、投降しやがれ」

 

と、少年Aこと工藤新一。

 

『何故、高校生探偵が指揮を執っている?』とテロップを。

 

とうとう自衛隊が介入し、内乱状態の事態が沈静化していく。

 

◇

 

警察庁、警視庁、内閣府、山内家、バチカン支局との間で、話し合いを持ち、

山内家の土地は、バチカンの大使館扱いとし、治外法権であると公表する運び

になった。国防軍はジョーカーの引き渡しを条件にしようとしたが、ジョーカ

ーなる物は無いで、応じない。あれは物ではないから。物であると信じ込んで

いる国防軍。十字教の宝であるというバチカン。まだ、第二幕がありそうであ

る。

 

今回の騒動の原因である少年A&Bの責任。話し合いの場に来なかったので、

指名手配扱いに…

 

高校生探偵が指揮を執っていたことは、警視庁が反省し、今後関わらせない事

を確認した。二度目は無いぞ。マジで…そして、鈴木次郎吉の顛末をこの場限

りで公表。きっとリークするだろう、あいらは…

 

被害は国で補填してくれるという。

 

国防軍は持てる技術を提供しろとごねる。バチカンの物だから駄目とつっぱね

る。

 

司波深雪誘拐事件は、そんな事実は無いと決着。そもそも、婚姻して家に入っ

て貰ったのに、誘拐と難癖をつけるとはなにごとと、離縁を公表した。

 

 

 

---工藤新一---

 

アイツ、ネットで生配信をしていたようだ。内乱を企てたテロリストとして、

指名手配されているし。どうするかな。服部は大阪府警にかくまってもらって

いるそうだ。

 

俺は、蘭の家にかくまって貰っている。

 

「新一、出頭しろ」

 

と、おっちゃん。そんなことすれば、えん罪をかぶせられてしまう。

 

「俺や蘭が巻き込まれるだろ」

 

「だったら、アイツを捕まえてくれよ」

 

アイツの家は治外法権だとふざけたことを言う。アイツの方がテロリストだろ

うに。ジョーカーを使って、政府を脅したに違いない。

 

 

 

---山内一弥---

 

今日も元気に異世界で行商。いつものスライム魔王の世界へ。

 

「やぁ、リムルくん、元気かな?」

 

「まぁまぁだよ。コンベアを持ってきてくれたかな?」

 

「あぁ、持ってきたよ」

 

リムルの前に、コンベアを置いた。今後の売れ筋になって欲しいかな。熊は増

えすぎ傾向であり、今後も処分数が増加傾向である。

 

「そうだ。クラゲとかは食う?」

 

「なまことかもあるか?」

 

異世界にはいないらしい。

 

「なぁ、ヒナタはどうする?」

 

どうするって?

 

「持って帰れないでしょ?」

 

厨房戦士と、添い寝戦士は不足しているが。

 

「現地詰妻じゃ駄目か?」

 

「毎日帰宅しなければダメだから、無理だな」

 

飯を作る大切な仕事がある。巨大胃袋が暴走すると、地球が危ない。なので、

異世界に移住はあきらめている。

 

◇

 

帰宅して、次の一手を打つ。あの愚か者達も所帯を持てば、無茶しなくなるだ

ろうか?

 

工藤新一と蘭、服部と和葉をくっつきさせる。物理的に。そして、四人をラブ

ホに放置だな。

 

 

 

---毛利蘭---

 

朝、目覚めめると、目の前に新一がいて、下半身に違和感を覚えた。

 

「な、何をしているの?」

 

「へ?目の前に全裸の蘭がいたら、することは一つだ」

 

いつの間にか、することをやっている新一。

 

「ねぇ、避妊は?」

 

「辛抱たまらんです」

 

していないのね?

 

「出来たらどうするの?」

 

「そんときはそんときだ。まぁ、将来的には結婚するんだし」

 

生活基盤はあるのかな?この探偵くんは?そもそも指名手配されて、逃亡中では

ないのか?

 

ドアを出ると、警察官が待っていた。幸せ満喫顔の新一は、あっさり御用とな

った。

 

 

 

 

---山内一弥---

 

なんか久しぶりの学校。図書室で調べ物。火織の香りに包まれ、ちょいと昼寝

である。疲れが吹き飛ぶ。

 

「ジョーカーって、何?」

 

火織に訊かれた。

 

「未来を拓く目だよ。未来視って、言えばわかるかな?」

 

「それ自体は、力がないわね」

 

「無いよ。みんな勘違いしているだけ。選択を間違えない為の力だから。大事

なことは三位一体ってことだよ。立案、実行力、統率力の3つがないと、意味

は無い。インデックス、琴美、ミサカがそろわないと、意味がないのさ。それ

も力尽くで従わせいやいややらせるのはダメで楽しく実行しないと意味をなさ

なさないのさぁ」

 

そこが欲深き者はわかっていない。切り札を持てばいいのではない。気分良く

働いてこそ意味をなすのだ。

 

「じゃ、まず一弥を気分良くさせないとダメなのね?」

 

「いやいや、インデックスが気分良く活きないとダメだ」

毎日のように腹一杯にして、よく寝かさないとダメだ。頭脳労働には栄養と睡

眠は不可欠だしね。

 

そして、ミサカには毎日楽しく過ごさせないとダメなんだよ。

 

◇

 

「ねーちんとはうまくやっているか」

 

と、土御門が暢気そうにやってきた。

 

「事件か?」

 

「いや、最近、どこかのド変態が働きづめで心配する声がにゃ、上がっている

んだよ」

 

どこのド変態だ?

 

「なので、遊びに行こうぜよ」

 

俺か?俺のことか?

 

「適度に出してはいるけど…」

 

主にヒナタにだが…

 

土御門に連れて行かれたのは、藪が生い茂った野原である。バーベキューでも

するのか?食材は現地調達とか。藪の根元を見ると、朽ちて倒れた石鳥居がい

くつか見受けられる。ここって…

 

地面をよく見ると、小石を埋め込んで、何かの模様を描いているようだ。

 

『加護の中の鳥居』

 

という言葉が脳裏に浮かぶ。これって、そうだ。

 

「転移門か?」

 

「そう思うきゃ?」

 

「こんな場所にあるのか…そうなるとここは月宮かぁ。月見の台に舞台がある

はず」

 

高台を探し、それらしい痕跡を探す。

 

「なぁ、後ろの正面って誰かにゃ?」

 

「それは、転移した先の者だな。転移門が開き、出てきた…かぐや姫を迎えに

来た月の者だな」

 

そうだ。燃やそう。残しておくとろくなことにならない。

 

俺たちは焼け野原を背にして、その場から立ち去った。

 

 

 

--毛利蘭---

 

お父さんに連れられて、家長会議という者に向かった。毛利家分家の家長が集

まっての会議だという。

 

「はぁ、まずは一献」

 

相変わらず、酒にはまっていくお父さん。

 

「では、毛利蘭を毛利家としての献上品にする」

 

と、会議で決定。私が献上品?なんで?わたしだけ、別室に案内され、身を清

めていく。なんかダメな事態に進んでいる気がする。

 

「あの献上品って、どういうことですか?」

 

誰も私の疑問に答えてくれない。逃げるか?逃げよう!って、逃がしてくれな

い。強面の人たち。

 

「毛利家の者として、盟約に従え」

 

って、盟約ってなんだ?訊いていないよ~

 

 

 

---工藤優作---

 

座長である一条家より、今回の失態が報告され、四葉家、九島家の降格処分が

言い渡された。

 

「今後、九島家の代わりに工藤家が、四葉家の代わりに代羽家が入る。それぞ

れの家長は工藤優作、代羽大樹とする」

 

事態を把握する前に、大変なポジションにされてしまった。この国をうらから

支えるナンバーズという結社の重役なポジションである。まずいだろうに。こ

こで知ったことは、うかつに外へは出せない。新一には知られてはいけないこ

とだ。

 

工藤家の先祖はフリーメイソンではないかと思っていたが、もっとヤバい結社

のようだ。先日の内乱を受けて、組織の強化をはかるそうだ。

 

知りたかった事が知れる立場なのだが、公に公表は出来ない。作家として致命

傷かもしれない。

 

蘭くんの生まれた毛利家が、薩長同盟の末裔とは…あの山内家が…だったと

は。新一に知らせたいが、知らせれば、一家皆殺しだろうな。

 

 

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