---坂本一弥---
検査の結果、バトルハイによるドランカー状態だったと判明した。家には五和を通じて、バトルジャンキー専門の病院に検査入院と伝えられていたようだ。
「バトルジャンキーって病気なんですね」
って、数馬が心配そうに見つめている。
「さすがは、お兄ちゃんです。戦いに酔いしれて、記憶を飛ばすとは」
ウザミンは嬉しそうだ。
「それ、伝染しないよね?」
蘭は違うことを心配しているようだ。まるで、俺は伝染病患者のようだ。
「他には異常が無かったようですよ」
そんな五和の言葉に、安堵の息を漏らす面々。なんだかなぁ。
「あぁ、ウザミン、トロフィーだ」
嬉しそうに受け取るウザミン。アイツの部屋は、俺の貰った盾やトロフィ、メダルで溢れているらしい。
「これでランキングが8位ですね」
勝てば相手のランキングポイントを奪えるそうだ。ベガは5位から7位に落ちたらしい。もっと、鍛錬をしないと頂上へ行けないなぁ。
◇
学校…そういや、園子の影薄い。数馬とウザミンにより、プライドをボロボロにされたそうで、学校ではゾンビのようである。
或る日の放課後、園子の前に蘭が立ち塞がった。
「園子さんにお訊きしたいことがあります…」
「どうしたの?蘭、何にキレているの?」
マジに心当たりが無さそうな園子。
「ねぇ、園子さん。工藤君と突き合っているの?」
蘭の質問に園子が狼狽えている。
「どうして?」
「工藤君が園子さんから、色々と情報を貰っているって。頻繁に連絡を取られているそうですね」
蘭の元カレが園子と?あの京極は不能者になって、蘭の元カレと、そういう関係になったのか?
「誤解だよ。そんなこと、しないわ。私には真さんがいるのよ」
「ふ~ん、怪しいなぁ。まぁ、良いわ。工藤君は着信拒否にしたから、お好きにどうぞ」
って、俺の腕に抱き付き、俺と共に教室を後にした蘭。
---服部平次---
最近、百代から連絡があらへん。勝ち始めたのやろか?事件が無いって、暇やなぁ~。そうや…
「和葉、今度の週末は暇か?」
「平次…私は平次の物でないで…」
涙目で睨む和葉。どないしたんや?
「デートしないか?久しぶりになぁ。どうやろか?道頓堀で食い倒れもいいかもなぁ」
「当日、キャンセルする気やろ」
何かに身構える和葉。何にやろか?
「な訳ないって。俺は和葉の事を…」
このタイミングでスマホが鳴動するとは、難儀やな。他人の恋路をジャマすると馬に蹴られるらしいでって、ディスプレイを見ると工藤からやった。事件か?ワクワクして来たでぇ~。
「おぉ~、工藤。どないしたんや?」
『お前、やらかしていないだろうな?』
「全然、寧ろ良い子で暇や」
『そうか…あの野郎、俺の自宅の隣に越してきたんだよ』
「何?」
何か、裏がありそうやなぁ。
『今度の週末、暇か?』
「あぁ、大丈夫や。まかせろや、相棒」
って、工藤と会話中に和葉は消えていた。
---遠山和葉---
平次と久しぶりのデートである。少し、おめかしをして、朝駆けで、平次の家に向かうと…既におらん…はぁ?
「平次?始発で東京へ向かったんわ」
って、平次のおかん。何しとんの…平次の方からデートを誘っておいて…その場で泣き出してしまった私。
「どないしたの、和葉ちゃん」
理由を平次のおかんに話した。
「はぁ?あのアホたれは、自分からデートを誘っておいて…すまへんなぁ、和葉ちゃん。アイツはアカンたれや。もうアカン…」
って、平次のおかんと共に、東京に行く事になった。なんでや?
◇
いざ東京に着いたのだが、平次の足取りが、わからん。警察を頼る訳にいかんし。そうや、一弥なら…一弥に連絡をした。
『うん?服部か?なんか知らんが、俺の家を張っているぞ』
はぁ?なんで、一弥の家を?平次のおかんと共に、一弥の新居へと向かった。
すると、物陰に隠れて、あのコナンって少年と、一弥の家の様子を探っていた。
「平次!おのれは何をしてんのや!」
平次のおかんのカミナリが、平次を直撃した。
「何?おかん…どないして…あっ!しもうたぁぁぁぁ~!和葉やぁぁぁぁ~!」
今更、私との約束を想い出したような平次。コナンって少年が、呆れたような顔で、平次をを見ているし。
「おかん…これには訳があってなぁ…」
「訳?和葉ちゃんとのデートの約束よりも、重要な訳やと言うんか?!」
平次が腰を抜かしたのか、尻餅をついた。
「平次…」
え?!なんで、紅葉はんがいるんや?あっ、あの百代って女もおるし。まさか、平次は…
「紅葉…何で、ここにおるんや?!」
「一弥と住んでいるんのや」
って、一弥の腕に抱きついている紅葉。なんや、くやしい。
「一弥と?!同居やと?って、百代はどうして、ここに?」
「一弥と鍛錬をしているんだ。一弥となら、もっと上を目指せそうだよ」
なんか、出遅れた気分で一杯や。このアホんだらの平次に、しがみついている場合やあらへんなぁ。
「ふ~ん、あんさんが坂本一弥か?」
平次のおかんが、値踏みをするような目付きで一弥を見つめている。
「そうだけど、オバさんは誰?」
「オバさん…まだまだ若い私に、オバさんは無いやろ?」
えっ!目が点になる私と平次…若い?
「それは失敬しました。平次の姉さんですか」
「まぁ、そんな感じや。平次と勝負をしぃ!」
何を言うかと思たら…更に目が点になっていくようや。この親子、アホやろ?
「悪いけど、そのヘタレと勝負をする価値がわからへん。お前の弟分の平次は、負けて和葉を好きにせぇって言うったんやで。俺から言うたら、クズちゃうか?」
「く、クズやと。一弥、調子に乗るなよ!」
平次が立ち上がり、一弥を睨んでおる。
「平次の姉御、平次を病院送りにしてええか?」
「何を言うてん。平次が病院送りになる訳ないでぇ」
「そうか。じゃ、全力で戦っても良いんやな」
一弥何かを外し、百代って人に外した物を託している。なんや、重そうなブツのようや。
「行くでぇ!」
って、素手で平次の懐に入り込んで、投げて、絞めた。口から泡を吹いておる平次。それは一瞬の出来事であった。蘭ちゃんが出て来て、一弥の肩をタップすると、平次から離れた一弥。
「えっ!おい、卑怯やろ!」
平次のおかんが一弥の文句を言うとる。
「卑怯?ストリートファイトは、目が合ったら開始や。剣道の勝負って言われていない以上、ストリートファイトのルールで、行うのが普通や。大阪に帰れ、アホんだら親子がっ!」
一弥は私を優しく抱き締め、家に連れ込んだ。蘭ちゃんと紅葉がいるし、安心かな?
---服部平次---
目が醒めると、病室のベッドに横になっていた。ここはどこや?
「あぁ、目が醒めたようだね、服部平次君」
太ったおっさんに声を掛けられた。誰やっけ…あぁ、警視庁の目暮警部か。
「一弥は牢屋かぁ?」
「何を言っているのかな?今回の件は、君の母親が原因のようじゃないか」
「何の話だ?一弥がいきなり襲い掛かって来たんやで」
「今回も残念だが、君を無罪放免にすることになったよ。何もせずに大阪に帰ってくれないか?」
無罪放免?何の話だ?
「ワイは被害者やで!」
「今回はカメラで録画されているんだ。意味は分かるな」
意味?録画データを見た。うっ!おかんが挑発している上、一弥よりも先に身構えている俺…
「君のようなヤツがいるから、一弥君は警察が嫌いなんじゃないのか?」
俺のようなヤツ?はて?
その日の夜、大阪から来た大阪府警の護送車に、詰め込まれた俺とおかん…
---遠山和葉---
ここは、一弥の家というより、シェアハウスだそうや。紅葉は家出をし、ここに住んでいるってことや。蘭ちゃんの家は近いので、たまに遊びに来ると言う。
「あんなぁ…一弥…」
ウチも、ここに住みたいって、言わんとなぁ。
「和葉の両親には話をしてある。和葉が良ければ、ここに住んで良いぞ」
一弥は先読みしてくれておった。う~ん、頼れるのは、身近な幼なじみより、遠くの友やな。
「いいの?」
「あのアホんだらの傍では、お前が傷つくだけだ。って、俺も同類かもしれんが」
いや、一弥は興味が無くなると、眼中に入らんって…それは、変な期待をしないでも良いってことや。
「一弥はちゃうで!ダメなことはダメって言うてくれるし…」
「その代わり、紅葉とはケンカせぇへんようにな。紅葉は家出中で、ここしか住む場所が無いから」
紅葉を優しい眼差しで見ている一弥。良かった。紅葉は恋愛対象では無いようだ。
「うん、わかったでぇ~」
こうして、私も一弥と住み事になった。
---坂本一弥---
百代と火織に頼んで、組手をしている。二人の体力、スタミナを奪い、マグロ状態に出来たら、遊んでいいって約束である。なので、二人は必死に、俺との組手に付いてきている。
「そうそう、遊ばれてたまるか!」
百代の蹴りは受け流し、拳は腕を取り投げていく。
「参ったと言わしてやる」
火織は木刀で斬り込んで来るが、受け流して、隙あらば胸を揉んだり、挑発をしていく。五和は俺達の様子を見て、何かをメモに記しているようだ。
う~ん、柔道系の練習相手を見つけないと、サブミッション系が練習出来ないなぁ。世良はどうかな。なんて、考えながら、受け流している。
二人の息遣いが荒くなってきた。そろそろ仕留めるかな。先ず百代狙いで、蹴りをキャッチし、軸足を払った。後方へ倒れる百代。俺も一緒に倒れていき、偶然を装った、股間へのヘッドバットを叩き込んでおく。
「うっ!」
女性でも、あそこは痛いらしい。のたうち回る百代。次は火織だな。木刀を受け流し、首に指を当てて、意識を狩り取った。その場で崩れる様にして倒れた火織。
「プリエステス!」
五和が助けに行くが、意識を狩り取っておく。さてとお遊びタイムだ。何して遊ぼうかな?
◇
プレイルームに、マグロを3体持ち込んだ。三体とも頭部には黒い袋を被せてある。と、言っても性欲は、少ない方だと思う。溜まった物を出す程度の遊びを考える。あぁ、マグロに衣服は必要無いので、既に脱がしてある。
五和は大の字拘束にした。見るだけプレイにする。火織は本命である。上半身は、書籍を見ながら亀甲縛りにして、下半身は大股開きで拘束してある。百代は…本家マグロには、バイブと言う物を入れて上げ、放置してある。火織で手一杯だし。
火織の意識が回復するまで、五和の身体を鑑賞しておく。隠れ巨乳って言うか、着やせするタイプのようだ。大きな胸に、可愛らしい薄ピンク色の乳首が着いていた。股間の2枚貝を開くと、ここも薄ピンク色で、きれいである。これが未使用ってことかな?初体験の和葉の時は、ここまで冷静に観察する余裕が無かったし。
「うっ…ここは?うん?何をするんだ?」
火織の意識が戻ったようだ。では、アレを入れて、火織と肌を合わせた。締まっている身体を縛り上げているので、メリハリのあるボディーである。肉の甲羅が気持ちが良いし。ムクムクと大きくなるアレ。あぁ、根元まで入れると危険だったな。大きくなるにつれて、位置調整をしていく。
「一弥…これは何をしているんだ?」
火織の問い掛けをスルーした。
「プリエステス…大丈夫ですか?」
五和も目覚めたようだ。
「うっ!ダメ…そこは…」
火織の艶めかしい声…
「えぇぇぇぇ~!何をされているんですか?」
興味深そうに訊く五和。
「なぁ、火織…奥の方までいれていいか?」
耳元で囁く様にして訊いてみた。
「ダメです。あれは…危険ですから…」
火織の声が可愛らしくなっていく。女剣士から少女に戻っていくようだ。
「危険な行為って、なんですかぁぁぁ~!」
五和はスルーである…俺は一人で手一杯であるし。
「騎乗位をして欲しい」
「はい…」
火織の頭部から袋を取り去り、足の拘束を解いた。火織は俺の上に跨がり、ゆっくりと腰を下ろし…
下から見上げる火織の表情。強い女性の普段見せぬ表情…見ていて飽きない上、アレには気持ち良さが伝わるし…
◇
火織が果てて、動かないようだ。静かな寝息が聞こえる。じゃ、五和の番だな。頭部の袋を外した。
「プリエステス!なんて、酷いことを…えっ?!寝ているんですか?」
「安眠しています。さすがは、女教皇ですね。この状況で安眠とは…」
「あの…プリエステスの身体だけでは、満足していないんですか?」
頷く俺は、五和の拘束を解いた。
「では、私の身体で」
「待て!お前の口で頼む。お前の乳首と股間を見るのが好きなんだよ。その色をキープしてくれないか?」
「好きなんですか…わかりました。大切にします」
耳を真っ赤に五和のお口での奉仕が始まった。
---毛利蘭---
プレイルームから出て来た一弥。
「ねぇ、私では遊んでくれないの?」
違う女性とばかり遊んでいる一弥。私はお飾りなのか?
「蘭とは遊びはしたくない」
えっ!いきなりお姫様抱っこをされ、一弥の部屋へ連れて行かれた。
「蘭とは愛し合いたい。一方的に遊ぶんでは無く…」
あぁ、私と、他の女性とで扱いを、変えてくれているんだ。複雑な思いはあるが、それはそれで嬉しい。私だけ、特別な扱いって…