早朝。
俺の朝は早い。
それは年末でも変わらない。
幼い頃からの日課となっている朝の修練を行うからだ。
「ん~……起きるのぉ?」
布団の中には一糸まとわぬ本音が共にいた。
俺の右手は彼女の胸の谷間に挟まれている。
というか密着されている。
昨夜は4回戦までした後、先に本音が体力の限界を迎えて倒れるように寝てしまった。
彼女の身体を綺麗にしたと俺も流石に眠かったから、一緒の布団で寝たのだった。
胸に感じる乳肉の感触は、朝っぱらから刺激が強い。
朝の修練だから。
「うー……」
寝ぼけた意識でもわかってくれたのか、彼女は俺から離れてくれた。
瞬間、ブルッと震える肩。
「ひゃっ、さむいぃ」
そりゃその恰好なら仕方ないか。
というか俺も裸に近い格好だからかさっきから鳥肌が立っている。
本音が離れてくれたからすぐに上着に手を伸ばす。
冬の朝は冷える。
布団が体温で温まっているとはいえ、捲ったままならどんどんその熱は逃げていく。
掛け布団を上からかけてあげると、その中まるでハムスターの様に丸まる。
「がんばってね~」
布団から手だけだして振るう彼女に苦笑しつつ、俺はジャージを手にシャワーを浴びるために自室を後にした。
まだ朝日が昇り始めたばかりの時間帯に行う朝の修練。
具体的には走り込みや柔術の型の稽古だが、幼い頃から続けておりすでに日課になっていた。
この時間にすれ違う人間は、本家や分家を含めてもほぼいない。
同じく実務部隊の先達の方々と会うこともあるがそれは稀。
だが、今日はそんな稀な日であった。
身体を起こすために軽く走り出して少し経った頃、本家に近い中庭で誰かが何かを行っているのが目に入ったからだ。
少年だ。
年齢は簪様や本音に近いだろう。
黒髪に炎の様に真っ赤な瞳、どこかで見たことのある顔であったためすぐに思い出した。
今年の春、1人目が見つかった後に全国一斉で適性テストが行われ、そこで見つかった2人目。
ここにいるということはやはり彼が簪様の彼氏ってことか。
納得したが、それはすぐに彼の行っている行為でかき消された。
彼も同じように武術の型の確認を行っていた。
速く、それでいて鋭い。
あれはまともに戦っても勝てない。
それが彼の動きを見た感想だった。
簪様や本音と同い年ということは自分よりも3つ年下になる。
だというのに、どうすればあそこまで練り上げられるのか不思議だ。
確実に相手を壊すための動き、末恐ろしいと思う。
楯無様から彼に対しては特に警戒しないでいいと聞いているが、あれをそう簡単に無視はできないだろう。
「っ!……あ」
俺の気配に気づいたのか、それとも視界に映りこんで気づいたのか。
恐らく警戒の為に意識してしまったから前者だろうが、ともかく彼と目があってしまった。
「……あ、初めまして」
こちらこそ、初めまして。
気づいた様に彼が挨拶をしたもんだから思わず俺も返してしまった。
「えっと……あぁ、簪が言ってた、本音さんの……?」
簪様が俺の事を伝えてくれていたらしい。
俺が頷くと、彼は納得したように小さくうなずいていた。
朝の修練?
「えぇ、修練というか……トレーニングは日課になっているので」
少し照れたように話す彼に、俺は好感を覚えた。
ここであったのも何かの縁だ。
これから走るんだが、一緒に走らないかと彼に尋ねた。
更識の家は広い。入ったらまずい場所もある。
敷地内に彼は疎いだろうし、一緒ならば何かと話もできるから。
「え……あっ、はい。いいですよ」
少し驚いたような顔になった後、彼は頷く。
修練はいつから?
「結構昔からですね。5歳くらいからです」
え、俺と同じじゃないか。
「えっ、そうなんですか?」
結構早めのペースで走っているが、彼は余裕で付いてきている。
その後も他愛のない話をしつつ、いつも俺が走っているコースを一緒に走った後に別れた。
最初は警戒していたが、なんてことはない。
話してみれば普通の少年だったし、こちらを探っているような様子もなかった。
簪様もいい子を見つけたんだな。
彼と別れた後、流れていた汗を脱ぐいつつ、俺はそんな事を考えていた。
――――――――
ふぅっ。
湯呑片手に一息つく。
年の瀬であり、すでに今年の業務が終わっている俺にとってこの時間は暇でもある。
そんなときである。ドタドタと離れの廊下を歩く音が聞こえた。
この離れはすでに俺専用のものになっていると言っても過言ではない。
それは信頼の証であるが、決してここを利用する人間がいないというわけではなった。
俺の他にここを利用する人間は主に2人、布仏姉妹だ。
姉の虚はよほどの緊急事態でなければこんな音は立てない。
そして緊急事態ならば、実務部隊でもある俺の耳にも一報が届くはずだが何もない。
ということは――
「今大丈夫ー?」
本音が障子の戸をあけて現れた。
IS学園の制服ではなく、彼女の私服。
厚手のセーターにスカート。実に可愛らしい組み合わせだ。
何か用があるのか?
「ほら、もうこんな時間だから……お昼って、食べちゃった?」
そういえばまだだった。
時計を見ると確かに正午を回っていた。
意識しだすと、急に腹も減るらしく小さくぐぅっと鳴った。
「お腹すいてるみたいだね。なら一緒に食べに行かない?」
外食か。
ここでの食事は基本的には自炊だ。
しかし、すでに年末。冷蔵庫の中はほぼ空であったのを思い出した。
偶にはいいか。
それに帰りにお節の材料も買えるな。
「おせちー!私も作りたいなぁ」
ぱぁっと笑顔を浮かべた本音だが、その発言にえっと思わず声が漏れた。
「えー、何その顔」
おっと、顔にも出ていたか。
キッと真面目な顔を作ってから本音の言葉を反芻する。
本音が作るお節……だと?
「そうだよー」
ビッとサムズアップした彼女は自信ありげに言うが、余計に不安が募ってくる。
何故俺がここまで彼女の料理に拒否感を示しているかというと、前例があるからだ。
1年ほど前、仕事から帰った後に彼女は任せろと言ってあるものを作ってくれた。
それは、お茶漬けの様でもあったが、具材は鮭や納豆やなどをぶち込んで混ぜた代物であった。
味的には問題無かったのだが、女の子が作る料理としてはビジュアル的に完全アウトな代物であった。
もちろん、残すわけにはいかなかったので完食したのだが。
「むー、また前の事でいじるー」
そりゃ、あれはある種のトラウマにもなる。
「大丈夫、練習したから!」
自信満々に胸を張る彼女。
まぁ、そこまで言うなら。
何かまずそうな調理をしそうになったら自分が隣に立って教えればいい。
「そうと決まればレッツラゴー!」
嬉しそうな彼女に、少し苦笑しながら俺はうなずいた。
――――――――
「おせちの材料たくさん買っちゃったねー」
俺が持っているビニール袋を見て本音はそう言った。
更識の家から離れた商店街。
商店街で食事をした俺と本音は、ついでにおせち料理の材料も買っていたのだ。
正月に料理なんてしたくないからな。
「お正月はゆっくりだらだらしたいもんね」
彼女の言葉に頷くが、本音はいつもそんな感じじゃないか。
と口から出そうだったが、何とか抑えることができた。
「炬燵にみかん、おせちやおしるこを沢山食べて、TVを見ながらだらだらするのっていいよね~」
よし、虚に本音がだらだらする計画を立ててるって告げ口しようか。
「え~、やだよぉ~!お姉ちゃん、絶対怒る~!」
そもそも、正月から楯無様とその従者である虚は忙しい。
そこに実の妹がだらだらしていたら、普通の感性ならば頭にくるだろう。
告げ口が嫌ならば、後でおせち作るから味見よろしく。
本気であわあわと慌てていた彼女の頭をポンポンと撫でながらそう言うと、心底安心して深呼吸した後びしっと本音は敬礼して言う。
「りょ~かいでありますっ!」
うむ、よろしい。
本音のその所作が可愛らしく、また頭を撫でたくなったが屋外でこれ以上することはできない。
通りかかった男性諸君の羨望の視線を背に受けるのを感じながら、俺達は帰路についた。
数時間後―― 離れ 自室
『1つ、気になることが。すいません、小さなことにこだわるのが僕の悪いところでして』
「TVおもしろいねぇ」
液晶テレビを本音が眺めながらつぶやく。
おせち料理も作り終えた俺たちは、離れの自室でゆっくりとTV番組を見ていた。
流れている番組は年末特番、昔からやっていたドラマの最新作であり、また新シリーズが始まるとの事だ。
確かに役者の演技も素晴らしいし、脚本も新鮮な驚きに満ちていた。
この年末特番だけでも、視聴率二桁は堅いだろう。
昨今のTV離れが叫ばれている中、この視聴率は凄まじいとも思える。
俺も素直に視聴していた。
視聴していたのだが、やはり意識は別の場所に向けられる。
何故なら本音が俺の股の間に座り込んで体を預けているからだ。
俺は座椅子じゃないんだがと言ったが聞いてくれない。
だがそろそろ限界だ。
「……ねぇ、硬いものがお尻にあたってるだけど?」
それもそうだろう。
特番が始まってからずっと、この態勢で本音が密着しているのだ。
柔らかな感触が伝わってくるため、意識するなというのが土台無理な話だからだ。
「ふっふ~、うりうり~」
それを察したのか、本音がさらに自分の尻を押し付けてきた。
年齢に不釣合いなほど魅力的な臀部であり、一瞬昨夜の彼女の姿が脳裏にフラッシュバックした。
そろそろ限界なんだって。
「うわわっ!?」
尻を押し付けていた彼女の背中に手を伸ばして、そのまま押し倒す。
俺の突然の行動に本音は驚きの声を上げた。
未だに特番ではドラマが流れていたが、リモコンで電源を切ると自室から音が消える。
「目が据わってるー」
倒れた姿勢を仰向けに直した本音は、上半身を起こしてそういった。
あんなことされればスイッチも入る。
「昨日4回もしたのに?」
あぁ。でもそれは本音も同じじゃないのか?
というか、押し倒されてから彼女の頬は紅潮している。
そしてどこか何かを望んでいるような雰囲気を感じ取った。
俺がそういうと、本音は少しだけ目線を逸らして恥ずかしそうに口を開いた。
「……だって、もうお休みも後半分だもん」
いわれてみれば、確かに。
IS学園の冬期休暇はそこまで長いものではない。
部屋の壁掛けカレンダーをちらりと確認して見れば、丁度今日が折り返し地点だ。
「お休み終わっちゃうと、次にあえるの、かなり先になっちゃうから……」
少し悲しそうな表情になった本音。
俺としてはそう思ってくれていることは本当に、本当に嬉しかった。
本音、逆に考えるんだ。
「逆?」
まだあと半分も休みが残っているって考えてくれ。
その間、俺は毎日君と一緒にいるから。
「っ」
本音の顔が先程よりも赤くに染まった。
それに微笑んでから、そっと彼女の頬に手を伸ばす。
彼女は何かを待っているかのように、瞳を閉じてくれた。
そして口づけを、交わす。
彼女の口内に舌を入れて、互いの唾液を交換しながら。
舌同士を絡め合う、恋人同士が行う蕩ける様な深いキス。
「ん、んちゅっ……んんっ、んちゅっ」
上気した彼女の顔はとても淫靡で、とても美しかった。
数分そのまま、互いの感触を確かめた後、離れる。
つぅっと彼女の口と自分の口と繋がった唾液の橋が途切れる。
「ふぅっ……キス、好き」
数分間キスの状態だったから本音は呼吸を整えながらそう言ってくれた。
俺も彼女ほどじゃないが少し呼吸を整えた後、彼女の胸に手を伸ばす。
ふにょんと、服の上から指を押し返す弾力に自然とゴクリと唾を飲み込んだ。
そしてゆっくりと、彼女の胸を揉み始める。
「ふふっ、んっ、おっぱい好きだよねー、男の子、んぁっ」
仕方ないだろう、こればっかりは逆らえません。
俺が胸を揉むたびに、擽ったそうに身体を捩る本音。
乳肉の感触を服の上から堪能した後、俺は彼女のセーターを捲り上げた。
服を捲り上げた衝撃に、下着をしっかり着けているのに目の前で大きく揺れる胸。
その光景は贔屓目に見ても、この世の極楽、少なくとも絶景に入るだろうと内心思った。
もちろん、他の誰の目にも渡さないが。
「そっ、そんなにジッと見られると……あっ、そうだ」
その様子に苦笑しながら何か思いついたように、本音がいう。
起き上がらせてと、彼女を抑えていた手をポンポンと叩かれた。
それにしたがって、彼女を放す。
起き上がった彼女は、セーターを脱ぎ捨て、上半身の下着を外して放り投げる。
陶器の様に白い肌に興奮によってさす赤み。
そしてその存在をはっきりと主張している桜色の突起。
「よいしょっと」
本音は俺のズボンのジッパーを降ろして、トランクスから自分の剛直を取り出した。
そしてその豊満な双丘で挟み込む。
双丘から自身の剛直の先が顔を出している。
「ふふ、凄いね。私の胸でも包みきれないよー」
胸を使った奉仕、所謂パイズリというものだ。
視覚的な刺激は口を使った奉仕よりも遥かに上だろう。
「れぇ」
挟んだペニスに本音は口から唾液をたらす。
潤滑剤として使うためだろう。
それだけの行為だが、視覚的な興奮度はダンチであった。
「凄く喜んでるよね、うれしい。よいしょっ、それじゃ動かしますよ~」
たぷんだぷんと、本音の胸が上下に動き始めた。
彼女が垂らした唾液が潤滑を助け、だんだんと速度が上がってくる。
今までは視覚的な刺激だけだったが、乳肉に包まれる感触と、包まれたまま上下に動く刺激が合わさっている。
その快感に口を食いしばって耐える。
「んしょっ、ふふっ、凄く可愛い顔、してるよ?」
男の顔が可愛いっていうのは、どうなんだ。
声が漏れそうになるのを必死に堪え、本音の奉仕の快感に耐える。
「そうやって少し拗ねるところとか可愛いし、嬉しいの。私の胸でっ、感じてくれて……だからね、もっといくよぉ」
ぎゅぅっと彼女が自分の胸を押しつぶすように圧迫する。
当然、そこに包まれている俺の剛直は強まった感触をもろに受ける。
より強烈になった刺激に、歯を食いしばって耐える。
「可愛いっ、いいよっ、もう限界、なんでしょ?」
俺の顔を微笑みながら見ていた本音は、それで感じ取ったのか彼女がそういう。
そろそろ限界であり、腰の奥からこみ上げる感覚を抑える事は難しかった。
「うんっ、いいよっ、このままっ、出して?」
彼女が許可をくれたため、その制御を解き放つ事に決めた。
最後に彼女が口を開いた瞬間、その欲望は爆発した。
「んっ、んぷっ!」
吐き出された白濁を本音は、発射口を口で塞いで受け止めてくれる。
こみ上げてきたモノを解き放つ快感が脳を焼く。
それだけではなく、彼女が乳肉でぎゅっと圧迫してくれているのだから、たまらない。
思考が焼け、ただただ快楽に身をゆだねた。
長く続いた射精が終わって、ようやく思考が回復する。
「んくっ……相変わらず凄い量だね。でも全部飲んだよ」
本音は吐き出された白濁を全て飲み込んでくれていた。
本音とはすでに何度も身体を重ねている。
その都度、彼女は自分に発射された白濁を全て受け止めてくれていた。
少し前に別に無理しなくても良いといったが、彼女曰く、幸せの味がするから受け止めたい、とのことだった。
改めて心の底から彼女への愛情が溢れてくる。
今度は、俺の番だな。
そう言ってから彼女を再び押し倒す。
何もいわずに、彼女はそれを受け入れてくれていた。
そっと本音のスカートの中に、秘所まで手を伸ばす。
「んっ……」
小さく声が漏れる。
下着ははっきりと湿っており、指には粘液の感触がある。
本音は奉仕しと共に、感じてくれていたのだ。
下着が粘液を吸収していなければ、太腿まで愛液で溢れていただろう。
準備はいいよな?
「うん、だから……愛してください」
俺の確認に本音が真っ赤な顔でそう告げた。
そういわれてしまえば、もう止まる必要などなかった。
「んくっ……あぁぁっ!!」
ずんっと膣肉を掻き分けて、剛直が彼女の最奥に突き刺さる。
すでに充分濡れていたため、スムースに挿入する事ができた。
「あんっ、ホント、大きいよねっ……ふふっ、でも今一つなんだよね」
肩で息をして、目に涙をためた本音がそういって自分のお腹を撫でた。
そこは自身の最奥の位置と同じ、愛おしそうな手つきでだ。
だけど、これで終わりじゃないぞ?
「あんっ、動いてっ、お願い……っ!」
彼女の声にしたがって腰を動かす。
膣から溢れた愛液が互いの肌がぶつかる音を助長して、部屋には淫靡な音が溢れていた。
「んくっ、もっとぉっ、いいのぉっ!」
本音の膣内から伝わる熱がどんどん高まり、いつの間にか髪を縛っていたヘヤバンドが外れて、サイドテールの彼女の髪が乱れていた。
それがたまらなく淫靡で美しく見える。
彼女の豊満な胸が腰の動きに連動して、ぶるんぶるんとゆれている。
片方を揉みしだきながら、もう片方の乳首を口に含む。
しっとりとして少し甘い味がした。
「んひぃっ!?それっ、だめっ!おっぱいっ、赤ちゃんみたいにぃっ!」
目を見開いた本音はそんな嬌声を出したが、それは俺の興奮を高めるだけだ。
揉んでいた片方の手を離して、今度はすらっとした腰に手を当てる。
そして両手に力を込めて、彼女の腰を引っ張る。
当然、腰を打ち付けているため、通常よりも深い場所を、刺激される事になる。
具体的には、子宮口をグイグイと圧迫するように愛撫している状況だ。
「ひぃぁっ、しゅっ……しゅごっ……おっぱいも、あそこもっ、ぜんぶぅっ!」
快感で溢れた涙を止める余裕もすでに本音にはないようだ。
もっとも、その余裕は俺にも少なくなってきている。
「だめっ……イクっ……イっちゃうぅっ……やだぁっ、いっしょっ、一緒にぃっ!」
必死になって口を真一文字に結んで、全身を貫く快感に本音は耐えている。
一旦、腰の動きを止めてぎゅっと彼女を抱きしめた。
大丈夫だ。二人で一緒に、イこう。
「っ、うんっ、もぉっ……中にぃっ、貴方をちょうだいっ!」
本音が涙を流しながらいってくれた。
彼女への愛情が血流に乗って全身に回っていくようであった。
その感情全てを行為に上乗せして、ラストスパートをかける。
「あっ、あぁっ、あぁぁっ、イくっ……あ、あ、んぁぁぁっ!!
一際高い嬌声を上げた本音が達すると同時に、俺は彼女の最奥に白濁を解き放つ。
二人同時に絶頂に達する事は今まで何度もあったが、やはりこれ以上のものがない程に嬉しいものだった。
流石に俺も疲れたから、彼女の隣に倒れこむように横になる。
本音も俺のほうを向いて、荒い呼吸のまま笑みを浮かべた。
「気持ちよかった……大好き」
結合をやめた秘所から溢れた精液が、彼女のスカートに染みを作っていく。
だがそんな事を気にせずに本音は愛おしそうに自分の下腹部をなでている。
「お休みが終わっても、これからも、ずっとそばにいてよね?」
当然だ。
そう言ってから本音の頭を撫でた後、抱きしめた。
「んふふ、嬉しいなぁ……って」
頬を緩めていた本音は、一瞬でジト目になって俺を見上げる。
何故って?
それは1つだろう。
「ホント、絶倫なんだから~」
すでに先ほど果てた分は完全回復している。
「でも、いいよ。私ももっとほしいし。大好きなアナタと気持ちよくなりたい」
ぎゅっと、軽く本音は俺の手を握る。
「だから、このお休み中だけじゃなくて、これからもずっとずっと一緒に……愛して」
当たり前だ。
これからもずっと、側にいる。
俺はそう告げて、まずはこの愛おしい彼女に口づけをした。