バハルス帝国の帝都アーウィンタールは人口こそ隣国リ・エスティーゼ王国の王都に劣るものの、現皇帝──ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスによるここ数年の大改革により発展の規模では大きく上回っていると言える。
道路一つをとっても王国では王都であっても本通りぐらいしかまともに舗装されていないのに対し、帝国の帝都はほぼすべての道路がレンガや石で舗装されているのだから、その差は歴然だろう。
その石畳の上を八本の脚を持つ魔獣、
馬車の中にいるのは五人。そのうち三人はローブを纏った
『
他の二人はフールーダの高弟二人であり、いずれも若くして第四位階魔法の中でも後半レベルを行使できるエリートだが、フールーダはその先を行く
そのフールーダに対してラキスケは和やかに口を開く。
「すまないね、フールーダ。本来ならばこちらが足を運ばなければならないのに、このような馬車まで用意して迎えに来てくれて」
「なに、このくらい問題にならんよ。それで、今回はどのような用件で来たのかな?」
ラキスケの丁寧ではあるがあくまで対等であるような言葉に高弟達は眉を顰めるが、フールーダは気にせずに話を進める。
「今回は依頼されていた仕事の報告の他に、個人的な用事もあってね。まずは仕事──カッツェ平野の調査の方から話すよ」
「ほう、何か新しい発見はあったかな?」
「まず、カッツェ平野内に複数ある遺跡についてだね。大半は朽ち果てていて尚且つマジックアイテムの類も探しつくされていたけど、竜王国側近辺の山脈の麓に地図には記されていない、状態が良い遺跡を発見したよ」
「それは本当なのか!」「とても信じられない」
「お前たち、まだ話が始まったばかりだぞ、真偽を議論するのは後でもできる。今は話を聞くのだ」
「「も、申し訳ありません」」
アンデッドの出現率が異常に高い呪われた地であるカッツェ平野にいまだに手付かずの遺跡があったことを伝えられた高弟二人は思わず疑問を投げかけるが、フールーダの言葉がそれを遮る。
「まあ信じられないのも無理はないよ。俺が所有する地上船は周辺に濃い霧を発生させながら進むことができるけど、船内からの視界には外の霧も含めて影響を受けない力が備わっている。それにもかかわらず、その遺跡は目の前に突然姿を現したからね」
「ほう、突然とな?」
「ええ。警戒して距離をとったら目の前から消えて、船で近づくとまた現れる。船を離して徒歩で近づいてもそこには何もなかったのに、船をその遺跡に近づけていると確かにそこにあったんです」
「幻術の類……ではなさそうだな」
「幻術を見破るマジックアイテムも試したけど、特に変化はなかったよ。おそらくだけど、その遺跡がある近辺は空間的に歪んでいるのかもしれない。あの船を条件として初めて入れる遺跡なのかもしれないね」
フールーダは自らの長い髪をしごきながら、ラキスケの話に相槌を打つ。そしてラキスケが考えられる遺跡に入るための条件を挙げたところで、もう一つの可能性を提示する。
「ふむ……、あるいはその船が持つ特殊な霧が鍵の可能性もあるかもしれんな」
「あぁ、そっちの可能性もあったか。そうなると、今度は霧を展開せずにあの辺りに行ってみる必要もありそうだね」
「それで、遺跡内には何かあったのかな?」
「それに関しては、実物を見てもらった方が早いかな。ツアレ、
「畏まりました。こちらです」
「ありがとう、ツアレ。馬車のスペースの都合もありますので、今お見せするのは一部のみですが、こちらをご覧ください」
ラキスケはツアレに預けていた
それは置物であったり金属で覆われた筒状の平たい物体であったりと様々だが、ある共通点があった。それは、いずれも様々な猫の絵が描かれていることである。
フールーダも二人の高弟も、取り出されたものを各々が手に取って検分していく。
「これは……金貨のようなものを持った猫の像か。白を基本として黒と茶色の三色で描かれているが、どうして片手を上げているんだ?」
「こちらは側面に猫と細かくした肉のようなものが描かれているが、古代文字か? 文字が読めないな。まさか猫の肉ということはないだろうな? どちらにしろ、わざわざ金属の筒で覆うとは……」
「魔力のこもったものが多いの。ちょっとよろしいかな? 《
「《
「《
他にも様々な発掘品を調べては議論していく三人。
「その猫の像は御神体のようなものではないのか?」
「覆っている金属の成分も調べた方が良さそうだ」
気が付くと馬車の目的地である魔法省はもうすぐになっていた。
「フールーダ、そろそろ到着する頃合いだし一旦片付けるけど、残る武具や他のマジックアイテムの類は魔法省についてからで構わないかい?」
「正直言えばこの場でもっと見たい気持ちもあるが、魔法省で調べた方が良さそうだしの。それで構わんよ」
ラキスケはフールーダからの許可をもらって取り出した物を再び
ツアレも手伝って最後の一つをしまい終えたところで、馬車は目的地に到着する。
広大な敷地は周囲を高く分厚い堀に囲まれ、物見塔が幾つも建てられ、内外を警戒している。地上は帝国八騎士団の内、最精鋭の第一騎士団と
此処こそが帝国の力の象徴であり、最も力を注いでいる重要機関の帝国魔法省である。
この機関では騎士たちに与える魔法の武具の生産・新たな魔法の開発。魔法実験による生活レベルの向上研究などが日々行われており、帝国の魔法の神髄が詰まった場所といえる。
フールーダはこの魔法省の総責任者──長官はまた別にいるが──を務めている。
馬車は敷地内にある一つの塔の前で止まる。そこには多数の人間の出入りがあったが、馬車の横手に刻まれた三本の杖が交差する紋章を一瞥すると、皆そろって足を止めて最敬礼をとって迎える。
馬車からは目上の者であるフールーダ、次いで二人の高弟、訪問者であるラキスケ、そして女性のツアレの順に降りる。
「お前たちは二人を応接室までご案内して応対せよ。私は研究の進捗を確認してから向かう」
フールーダは従っていた二人の高弟にラキスケとツアレの案内を任せると、騎士や
通路を抜けると、円筒状に広がる空間が現れる。外周側にはずらりと各地の遺跡から発掘された様々なマジックアイテムが発掘された遺跡別に陳列されている。
一見すると博物館のように見えるが、ここは遺跡から発掘されたマジックアイテムを調査し、既存の魔法技術の改良や新たな魔法技術を開発するための研究部門である。忙し気に働く数多の
「研究の進捗はどうだ?」
「先日アゼルリシア山脈周辺の遺跡より発掘された、魔法武器に関する調査の進捗に遅れが見られますが、それ以外は問題なく進んでおります。師よ」
「ふむ……、進捗が遅れている原因は分かっているのか?」
「は、はい。魔法武器に対して《
「調査を始めたばかりならばそのような所か。魔法耐性を有する未知の金属で作られた武器であるとわかっただけでも今のところは良しとしよう。そのまま研究を続けよ」
「畏まりました」
叱責がないことに安堵した担当者のお辞儀を横に、フールーダは付き従おうとする高弟達に供は不要と伝えて円筒状の通路の向い側、その奥にある応接室まで歩き出す。
応接室の扉を守る兵士が開いた先へフールーダは歩を進める。
「待たせたの」
「なに、問題ないよ」
応接室で待っていたラキスケとツアレにフールーダは声をかけ、ラキスケがそれに気軽に答える。フールーダも気にせずに歩を進め空いている席に座る。
フールーダが座ったのを確認して、ラキスケは
馬車の中で見せたものの他にも動物の爪を模した手甲・足甲、魔法が込められている短杖に本と様々なものが
「さてと……。改めて依頼されていた仕事の報告といこうか。今回の発掘品に関しては机に並べている分も含めてこちらの羊皮紙にリストとしてまとめているよ」
ラキスケはそう言って発掘品の一覧が記された羊皮紙をフールーダに手渡す。
「ふむふむ。この“きゃっとふーど”というのが突出して多いが、いったい何かな?」
「それは馬車の中でもお見せした、猫と肉の絵が側面に描かれた平べったい円筒状の金属──缶詰──のことです。数があったので、安全を確認したうえで幾つかは此方で開封して確認しましたが、開けると中に猫用の食べ物が詰まっているんです」
「どうして猫用の食事と分かったのだ?」
「この缶詰に書かれている文字、かつて私がいたところで使われていた“にほんご”というものなのですが、そこに書いてありました」
「この文字が読めるのか!」
「猫の肉ではなくて猫用の肉だったのか……」
フールーダのお気に入りとはいえ、所詮は亜人のワーカーだと思っていたラキスケが古代文字を読めることに高弟は驚く。
古代文字の研究は魔法省でも行われているが、資料が不足していてあまり進んでいないのが現状だからだ。
「ええ。“にほんご”と“ろーまじ”辺りならば大体は。“えいご”とかになると大分怪しくはなりますね」
ラキスケは自信なさげに言うが、高弟達が受けるショックは小さくない。
自分たちが古代文字という括りで調べている言語が少なくとも三種類は存在し、そのうち二種類はある程度読んで理解し話せると目の前の男は言っているのだから。
「古代文字の話はあとでじっくり聞かせてもらうとして、今は他の発掘品も見なければならん。“きゃっとふーど”の詳しい調査は後ほど職員たちも交えて行うとしよう。次はこれだな」
フールーダが次に目を付けたのは、片手を上げてもう片手で金貨のようなものを抱えた三毛猫の置物だ。
「師よ。こちらは《
「うむ。だからこそだ。詳細が分からないということは、より上位の魔法で調べればわかるかもしれないということだ。名前から推測するに、何かを引き寄せる効果があるやもしれん。それがただのノラ猫程度ならば可愛いものだが、もしビーストマンの群れでも引き寄せるようなものだったらば早急に対処しなければならないからな」
「ビーストマン……」
帝国にも情報としては存在する、竜王国を脅かしている亜人種の名前が挙がり、高弟達は息を飲む。
《
フールーダが《
「ふむ……。名前は祝福のまねきねこ……、分類はアーティファクト……なるほどの。安心せよ、これは危険を呼び込むような類の呪いのアイテムではない、むしろその逆だ。これは設置することで周辺の病や呪いをある程度祓い、供え物を施した者に金運をもたらす効果が備わっている」
「名前が示していたのは幸福を招く猫ということだったのですね」
「金運を招くのは具体的にどういうことなのかも検証が必要になりそうだ」
フールーダが鑑定した結果を聞いてほっとした高弟達は、さっそくそのアーティファクトの研究方法について考える。
先に見た“きゃっとふーど”に使われている技術も、祝福のまねきねこが持つ効果も、解析し再現することができるようになれば、軍民両方に様々な恩恵を与えるだろう。
それだけじゃない。今回は魔法のかかった武具や魔法そのものが込められているマジックアイテムも多数ある。それらに込められている魔法を解析することができれば、帝国の魔法技術のさらなる発展につながる可能性もあるのだ。
高弟達がそう考えている横で、フールーダは喜色の笑みを抑えて次に調べる発掘品を選ぶのであった。
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応接室に持ち込んだ発掘品のリストと現物の照らし合わせが終わり、報告書を受け取ったフールーダは先ほどまで興奮していた心を落ち着かせて深呼吸をする。
側に仕えていた高弟達はこの場にはいない。発掘品に含まれていた物のあまりの希少性に意識を手放してしまったため、フールーダに叩き起こされた後に比較的希少性の低い発掘品を運ぶ仕事を与えられたからだ。
「よもや第六位階魔法の《
「極めつけはまさかの第十位階魔法《
「弟子たちも情けないものだ。私よりも若くして第四位階に至った者達もいるというのに」
「まあまあ。……それにしても、フールーダの反応も昔とは大違いですよね。100年前にカッツェ平野で俺たちと出会ったときは、ビアンゴに対して弟子にしてくれっていきなり詰め寄ってましたよね。当時のフールーダのままだったらば、この本とか見つけたら全身の穴という穴から体液漏らしながら頬擦りとかしていたんじゃないかな?」
高弟達の不甲斐ない反応にため息をつくフールーダに対して、ラキスケは初めて出会った頃のフールーダの反応を思い出し、それを茶化しながら昔を振り返る。
「当時は私も焦りがあったからのう。第六位階に到達し、老化を抑え込んで100年以上の月日がたち、それでもなお先の見えない第七位階。その領域に到達しているエルフと出会えたのだ。魔法の深淵にまた一歩近づけると思えば、居ても立っても居られなかったのだ」
「そのあと、アンデッドの軍勢を俺が浄化した時に今度は涙を流しながら俺の方に跪いてきたのは、正直ドン引きしたなぁ」
「その時使用した位階魔法の位階を、ビアンゴ殿が教えてくれたからですな。あの時ほど、私の
「あんにゃろう。まあでも、フールーダのおかげで俺やビアンゴ達が帝国で路頭に迷わずに済んだし、感謝しているんですよ」
ラキスケの感謝はお世辞などではない本心からくるものだ。身寄りも後ろ盾もなかったエルフたちを率いていたラキスケにとって、当時のフールーダが対価として住居や身分の保証、生活の場を提供してくれたことはとてもありがたいことだった。
尤も、当時のフールーダからすれば魔法の深淵を覗けるならば帝国を裏切っても構わないと考えていたことを考慮すると、むしろたったこれだけの対価しか求められなかったことは予想外だったのだが。
「それを言うならばこちらこそだ。この本に記されている魔法はまだ私でも習得できない魔法だが、これまで伝承にしか残されていなかった領域の位階魔法が
「いえいえ、こちらこそありがとうございます。フールーダのおかげで、俺達の地上船が帝国で接収されずに済んでいますし」
「次にカッツェ平野の調査に向かう際は、是非とも私も乗せて欲しいものだ」
「俺の方は良いですけど、ちゃんと皇帝の許可は得てからにしてくださいね」
「……仕方ない、その時はジルに一声かけてからにしよう。それはそれとして、個人的な用事があると言っていたな、聞かせてくれんか?」
フールーダは悩みながら答え、ラキスケのもう一つの用事が何なのかを尋ねる
「実は、彼女の……ツアレの職業レベルを見て欲しいんです」
「それならば私でなくても問題ない筈だが、何かあるのか?」
「はい、ツアレの半生の中で俺と出会う以前の部分が大分……その……悲惨だったころがありまして。そのころに刻まれたものがもし職業として反映されていた場合、ツアレが周囲から嫌な目で見られる可能性があるんです」
「なるほど、それで私に頼むというわけか。まあいいだろう、お嬢さん、こちらへ来なさい」
「は、はい」
ラキスケは言葉を濁しながら理由を説明し、フールーダは自らの長い髪をしごいて少し考える。特に断る理由もないので引き受けることにした。
呼ばれたツアレが緊張しながらフールーダの前に立つと、フールーダはツアレの頭に手をかざして魔法を詠唱する。
《
この魔法は約30年前、フールーダがラキスケが個人個人の適性を数値化して適した職業を紹介するアイディアを基に開発したオリジナルスペルであり、現在では帝国で人材の効率的な育成や配置のために活用され、普及している。
その効果は対象が修得している職業や修得可能な職業に関する情報を看破する魔法である。どこまで看破できるかは使用する
「ふむ……、わかったぞ。結果は今から言うが、それで起きることの責任は持たんぞ」
「はい、お願いします」
「まず、基本的な職業は二つ修得している。メイドと娼婦だ。メイドは基本を押さえた程度だが娼婦の方はかなり育っている。次に特殊な職業も二つ。一つはスレイヴ、奴隷経験があるものにつく職業だな。そしてもう一つは神聖娼婦。こちらは特徴として性行為を行った相手に一時的な能力向上を与えたり、疲労や呪い・病を取り除くことができるようだ」
神聖娼婦という聞きなれない言葉にラキスケは耳を傾ける。少なくとも、R18行為どころかR15行為さえ違反行為と見なされかねないユグドラシルでは聞いたことがない職業だ。
名前の響きと特徴から、支援と回復役を兼ね備えた職業ではあるようだが、その方法が性行為というのがエロいなあとラキスケは思った。
「ラキスケの性格を考えればスレイヴは出会う以前に与えられた職業だが、知らないものからすれば娼婦の職業レベルもあるからラキスケの性奴隷と受け取られてもおかしくはないか。このことは他の者達には黙っておくとしよう」
「ありがとうございます、フールーダ様」
「昔の苦い経験を掘り起こされても素直に礼を言えるとは、大分芯の強い娘ではないか。それにしても、他の職業と比べて娼婦だけ異様に高いのはどういうことだ? 奴隷時代がどの程度だったかはわからんが、スレイヴと比べても高すぎる。一体どうやってここまで育てたのだろうか?」
「あ、あぅ……」
魔法による職業レベルの検査が終わり、フールーダが突出した職業レベルに関して問うとツアレは顔を赤くしてうつむいた。
普通ならばツアレの様子から察するだろうが、そこは大
「フールーダ、それに関しては俺が話すよ」
「ほう、知っとるのか。他の分野でも応用できるかもしれんからな、是非聞きたいところだ」
他の分野も
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「うぅ……、恥ずかしかったです」
フールーダへの依頼の報告を終えて報酬を受け取った帰り道、ラキスケと共に中央道路の歩道を歩くツアレはフールーダに自分とラキスケの情事を根掘り葉掘り聞かれたことを思い出して羞恥に顔を染めていた。
フールーダに下心やスケベ心があったりしたならばラキスケも話を打ち切っていただろう。しかし、純粋に効率的に経験を積む方法──ラキスケはレベリングと呼んでいる──として聞いており、やましい心が一切なかったのだから性質が悪い。
「ごめんよ、ツアレ。恥ずかしい思いをさせてしまって」
「大丈夫です。必要なことでしたから、お気になさらないでください」
「それでも何か埋め合わせはさせてほしい。何か欲しいものはないかい?」
ラキスケの言葉に、ツアレはどうするか悩む。特に欲しいと思える物が思い浮かばず、かといって埋め合わせに寵愛を求めるのも違う気がする。何かないかと考えていると、前から気になっていたことを思い出す。
「……それでしたら、私と出会う前のラキスケ様のお話を聞かせていただけないでしょうか」
「俺の過去?」
「はい。ラキスケ様に助け出されてから二年、私はあなたの御側におりましたが、私はそれより前のラキスケ様のことをほとんど知りません。本来は詮索してはいけないということは分かっております。けれども、私はもっとあなたのことが知りたい。もしよろしければ。愛しいあなたの半生を聞かせて欲しいのです」
「うーん……、分かった。内容が内容だからビアンゴと相談した上で、船に戻ってからになるけど良いかな」
「はい、分かりました。楽しみにしていますね、ラキスケ様」
ツアレは歩道の馬車道側を歩くラキスケの手に、自身の手を絡めて嬉しそうに微笑む。
太陽が照らすその微笑みは、ラキスケにとってとても美しく感じるものだった。
ちなみに、フールーダが《
・職業レベル:13
メイド(一般):1
娼婦(一般):10
神聖娼婦:1
スレイヴ:1
スレイヴのレベルは、原作本編より奴隷時代が短かった影響でぎりぎりですが上がっていません。
ちなみに、神聖娼婦はここからさらにレベルが上がる余地があります。
今後、最新話を投稿する際の投稿場所は、何処が良いか
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該当する章の最新話(今のまま)
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新たに最新話の章を設けて、そこに投稿