リ・エスティーゼ王国を根城とする裏組織、八本指にはある取り決めがある。
それは定期的に各部門のトップが王都に集結し会議を開くことだ。
一つの組織として協力関係こそあるが、元々は複数の裏組織から成っている弊害で部門ごとに利権を喰いあうことも多いこの組織に置いては本来ならばメリットのない行為だ。
しかし、互いに相手の動向を監視するための取り決めとしてこの会議に出席しないものは裏切りの可能性があるとして粛清の対象とされる。
そのため、滅多なことでは王都に来ない部門の代表でもこの会議のために参加上限である自身を除いた二名の護衛を連れてこの王都にやってくる。
下風月の三日、6:00に開かれた会議では進行役であり、八本指のまとめ役である男の定例会の開始を告げる言葉から始まった。
幾つかの議題について予定調和ともいえる取り決めが決まったところで、それまで目を閉じて話を聞いていた顔の半分に獣の入れ墨を彫りこんだ鍛えこまれた肉体を持つ禿げた男──警備部門の長であり最強戦力である六腕の一人でもあるゼロの低く、すさまじい力を押し込めた声が響く。
「俺の方から、今回あげたい議題がある。2年前に八本指にたてついた愚か者の所在が判明した」
「ああ、2年前にうちの麻薬の集積・加工拠点の一つが焼け野原にされちまった奴だね。本当に、痛い出費だったよ。あの一件でバレた可能性がある生産拠点は引き払わなくちゃならなくなったし、麻薬の流通量もかなり絞られる羽目になったからね」
ゼロの言葉に反応したのは肌の色から着ている衣装まで白い女だった。女の名はヒルマ──麻薬部門のトップであり、紫の毒々しい煙を上げるキセルを持つ手から肩口まで、昇る蛇の入れ墨をしている。
麻薬部門は斜陽傾向の奴隷部門と比べればずっとましではあるが、それでも二年前の案件を引きずって以前程の流通量を未だに確保できていない。
王都内に隠匿されていた麻薬の集積・加工施設の全焼事案。麻薬の原料となる植物が燃え上がることによって発生した有毒な煙は王都の一角に多数の死者・中毒者を生み出し、それまで中毒性こそ高いが副作用はないと喧伝されていた黒粉の危険性を王国に知らしめることとなった。
「そして、忌々しいが当時六腕の一人だったパウークが死んだ案件でもある」
ヒルマと同じようにゼロにとってもこの案件には苦い記憶がある。
当時の六腕のナンバー2であり、様々な裏仕事に精通していたパウークの喪失は八本指の警備部門への信頼性を損なうものでもあったからだ。
今では欠員を埋めてこそいるが、六腕に新たに選ばれたサキュロントはあの男ほど優秀とは言えない。
「それでゼロ、その愚か者とはいったい誰なのだ?」
「それに関しては、私が答えるわん」
ゼロへの問いかけに対して口を開いたのは、ゼロとは対照的になよっとした線の細い男──奴隷部門のトップであるコッコドールだった。
「その男の名前はラキスケ。帝国でワーカーを生業としている亜人よん」
「ゼロとコッコドール、そして私の部門で集めた情報をまとめたことで明らかになった、確かな情報さね」
その場にいた各部門のトップたちがざわつく。
他部門の足の引っ張り合いが当たり前の八本指において、複数の部門が協力することはそれだけ珍しい事であったからだ。
「それでどうするのだ? 昔の案件を掘り出して犯人が分かりましたで終わりというわけがなかろう?」
「当たり前だ。奴は見せしめに殺す。八本指にたてついた奴に安寧の場所はないことを教えてやる」
抑えきれない殺意がゼロの言葉から漏れ出ているのを感じ、他部門のトップや護衛達は息を飲む。
「それは分かったが、その者が帝国にいるとなると問題があるぞ。かつての六腕を葬ったと思しきものを殺すとなると、同じ六腕級のものが複数は必要だろう。しかし、それだけの大戦力を帝国に送り込んだら王国の蒼や朱に気づかれてその隙に攻勢をかけられる恐れがある」
「それに、王国と違ってあの鮮血帝だ。自分の支配下で他国の組織がそのようなことをして何もし返してこないわけがない」
他部門のトップの懸念ももっともである。
八本指は王国を牛耳る裏組織を言えるが脅威となる敵がいないわけではない。その筆頭が話に出てきた青と朱──アダマンタイト級冒険者チームである「蒼の薔薇」と「朱の雫」である。
それに王国とは戦争状態にあり鮮血帝によって無能な貴族が尽く排除されている帝国は、八本指もその影響力を発揮しにくく揉み消すことも困難だ。
「その点は安心しろ。奴は王国領におびき寄せて始末する」
「その亜人、どうやらある人間の女に相当入れ込んでいるみたいなんだけど、その女が実はさっき話に出てきた二年前の案件の時に死んだと思われていた娼館の女だったのよん。その女の名前はツアレニーニャ・ベイロン」
コッコドールの話を聞いた他部門のトップは、何故奴隷部門が警備部門と麻薬部門に協力したのかに納得がいった。
特にパウークの嗜好を知る者は、その女が本来ならば二年前の事案に関わらず生きているはずがない事にも気が付き、ラキスケという亜人が関わっていることにも思い当たる。
「ふん、異常性癖者か。だがその女も帝国領にいるのだろう、まさかその女を誘拐するつもりなのか?」
「それこそまさか。でもその女を調べてみたら、ウチの娼館に売り払われる前に貴族の妾として村から連れていかれる際に、生き別れた妹がいるのよね」
「探し出して見つかれば攫って人質に、そうじゃなくても適当な話をでっち上げて助けを求めさせる寸法って訳さ。女に溺れた男の行動なんて、大体同じようなもんさね」
「そうしておびき寄せた奴を、俺を含む六腕総出で始末するというわけだ」
コッコドール、ヒルマ、ゼロの言葉に他部門のトップたちは本当におびき寄せることができるのかという部分はさておいて一応納得する。
表舞台の最強が近隣諸国で最強の戦士と言われる王国の戦士長ガゼフ・ストロノーフやアダマンタイト級冒険者ならば、裏世界の最強が六腕だ。そんな人物たちが総出で掛かるならばどんな相手であっても一方的な蹂躙は避けられないという安心感があった。
「ならばその人質にする女の捜索にはこちらも協力しよう」
「それならばこちらは……」
暗殺部門のトップが声をかけたのを切欠に、それぞれが協力の声をあげていく。無論それは無償のものではなく、ゼロたちに多少なりとも恩を売ろうという打算によるものだ。
八本指の暗躍がラキスケを絡め捕ろうとしていた。
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八本指が暗躍を始めたその日の夜、そのようなことを知らないラキスケは自室でツアレと睦み合っていた。
「んちゅっ……ちゅる、っむちゅぅ……んんっ」
抱き合って口づけを交わす二人だが、今回はいつものように衣服を脱いで……というわけではない。
ツアレはラキスケが用意した紺色で上下一体型の服──ラキスケは「スク水」と呼んでいる──を着ていた。
伸縮性のある生地でできているスク水がツアレの体にぴったりと食い込み、彼女の豊満な胸や安産型のお尻を際立たせるように身体のラインを浮かび上がらせている。
ラキスケも上半身は裸の下半身に濡れても大丈夫なショートズボンを履いた状態で、ズボンの中ですでにいきり立っている肉棒をスク水越しにツアレの股間に押し当てて擦っている。
スク水によって締め付けられて弾性が増しているツアレの胸は、ラキスケに抱きしめられることで彼の胸板で潰れて形を変える。
「んぐぅ、んぅ……じゅる、んんっ……こくこく」
お互いの唾液を口内で混ぜ合って飲み込むツアレ。舌を絡めてツアレの口内を味わうラキスケ。
ツアレの目は既にトロンと惚けた様子で、ラキスケに肉棒を擦り付けられている股間を自分からも擦り付けていた。
「ぷはっ……。ツアレ、お尻をこっちに向けてくれないか?」
唇を放してベッドの上で仰向けになったラキスケの言葉に、ツアレは言われた通りに跨ってラキスケの顔に自身のお尻を向けると、ラキスケのズボンから肉棒を取り出して口で奉仕を開始した。
ラキスケもツアレの股間を覆う湿り気を帯びたスク水をずらすと、隠されていた秘部にキスをしてから両手で膣口を開いて舌での愛撫を開始する
「んじゅる、レロレロ……んちゅぅ、んんっ! じゅるじゅる……レロ」
ツアレの膣口から溢れる愛液をラキスケは舌で舐める度に、ツアレは喘ぎながらも肉棒への奉仕は途切れさせない。
ならばとラキスケは両手でツアレのスク水越しにお尻を掴み、舌で膣口を穿る様に押し込んで膣内で舌を蠢かせる。
「んんっ! ラキスケ……様ぁ、あぁん! じゅぷ……ひぃぅん!」
舌先で膣壁をくすぐる様に刺激するたびに、ツアレは喘ぎ声を上げて身体をくねらせる。
ツアレにさらなる快楽を与えようと、ラキスケは彼女の秘部に吸い付いて漏れてくる愛液を啜ると、ツアレは肉棒から唇を放して弓なりに身体をそらして震える。
「あぁぁぅっ、んひぃぃ! ぁっ、あぅぅ……あぁん!」
「じゅるっ、ごく……ツアレ、いつでもイって良いからね?」
「あぁぅあぁ! は、はいぃっ、ひぃん!」
ラキスケの言葉にツアレは叫ぶように答える。
愛液を漏らす膣口に埋めているラキスケの顔は、繰り返し吸い出したツアレの愛液でベトベトになっていた。
掴んでいるお尻をムニムニと揉みしだきながらラキスケは舌先で膣壁を舐めまわし、ジュルルと卑猥な音を立てながら愛液を啜る。
「さあツアレ、君の淫らな声を聞かせておくれ」
「もぅ……イっちゃいますぅ! あぁっ……んぅぅ、ラキスケ様より先にぃ……イっちゃいますぅ! ……ぁああぁぁっ!!!」
ツアレは叫ぶ様な喘ぎ声を上げながら身体を一層弓なりに反らすと、ビクッビクッと大きく震わせた。
絶頂した数秒の後にツアレはラキスケに被さらないようにくたりとベッドに身体を横たえる。
「はぁ……はぁ、すみませんラキスケ様。おちんちんへのご奉仕を途中で止めてしまって」
ツアレは荒い息を吐きながらラキスケに謝罪する。
豊満な双丘は汗と母乳でスク水を濡らしてそのボリューム感を露わにしながらツアレの呼吸に合わせて大きく上下を繰り返す。
「十分気持ち良かったから大丈夫だよ、ツアレ。それに……」
身体を起こしたラキスケはそう言うと、ツアレの上に覆いかぶさって両腕でツアレの股を開き、いきり立つ肉棒をヒクついている膣口にあてがう。
「今日の一回目はツアレの膣内に
「んっ……。はいっ、ラキスケ様が望むままに私を抱いて下さい。────あぁぁっ!」
ツアレが頷くのに合わせてラキスケは肉棒を膣内へと埋没させる。
ツアレの膣口はラキスケの亀頭をすんなりと飲み込んで、肉棒を膣内で迎え入れる。
膣壁が蠢くことによる刺激だけでなく、ずらしたスク水の生地が肉棒を擦る事でラキスケに普段とは違う快楽をもたらして肉棒の注挿を深く激しくする。
「んんっ、あぁっ、ああぁん! あぁああぁぁぁあ! 深くてっ、凄いのぉ!」
肉棒を突き入れる度に亀頭がツアレの膣奥を叩き、コリッとした部分を押し上げる。その度にツアレは甲高い声で喘いで身体を小刻みに震わせる。
ラキスケは一突きごとに揺れるツアレの巨乳を鷲掴みにすると、スク水越しに乳首を探し当てて摘まんでは転がすように指で愛撫する。
「ひぃあぁぁあぁっ! あっあっあぁぁん! お、おっぱいも弄られると、またイっちゃう。イっちゃいますぅぅぅ!」
「普段の柔らかいおっぱいも良いけど、今の弾力のあるおっぱいも気持ち良いよ。俺も一緒にツアレの膣内に出すから、イって良いよ」
「はいぃ! 来て、ラキスケ様の……ザーメンを下さい! ────イ、イくぅぅぅっ! ああぁあぁぁあぁっ!」
二度目の絶頂を迎えたツアレの膣壁がギュウっと肉棒を締め付ける。
その刺激にラキスケも膣奥に押し込んだ亀頭から白濁液を大量に解き放つ。
ラキスケは射精中もジュポジュポと卑猥な音を立てながら肉棒の注挿を繰り返し、膣内全体を白濁液で染めるように繰り返し精を放つ。
射精が終わっても大きさと硬さを保っている肉棒を膣内に埋めたまま、ラキスケは乳房を揉みしだき乳首を愛撫していた両手を放してスク水の肩紐に手をかけると、肩ひもをツアレの胸下までズリ下げた。
戒めから解放されたようにその双丘がプルンと揺れるのを見てラキスケは生唾を飲む。
「はぁぁぁっ……んんっ、ぁぁっ、んふぅ……はぁっ。ラキスケ様ぁ……んちゅ」
ラキスケはツアレの唇に自身の唇を押し当てながら乳首を摘まんでコリコリと転がすように弄り、挿入したままの肉棒を小刻みに揺する。
「あっ……んっ、んちゅっ……はぁんっ」
先ほどまでの注挿と比べると激しい快楽はないが、お互いにじわじわと快感が積もっていく。
10分ほど経過した辺りだろうか? ラキスケが腰の動きを止めて両腕でツアレの腰を掴むと、くるりと互いの位置を入れ替えた。
騎乗位の体位になったツアレと両手を絡ませると、ラキスケはツアレを押し上げるように腰を打ち付け始めた。
「ぁああぁあっ! ぁんっ、ラキスケ……様ぁ! おちんちんがぁ……奥までぇ! おっぱいもビュウって、ビュウって出ちゃいますぅ!」
抑えるものがない双丘はラキスケが腰を打ち付ける度に弾み、乳首から溢れた母乳が飛沫となってラキスケの身体や周囲を白く汚す。
結合部ではグチュグチュと肉棒が精液と愛液を掻き混ぜる淫らな水音と肉同士のぶつかる音が鳴り響き、ツアレの甘く甲高い嬌声と合わさって室内に響く。
「あぁあぁぁあっ! んぅぅっ、ひぃぅんっ! ラキスケ……様ぁ、あぁぅんっ、私ぃ……もぅっ、んんぅ!」
ラキスケが肉棒でツアレの膣奥を突きあげる度に、惚けた表情でだらしなく口を半開きにしているツアレの唇の端から唾液が零れる。
ツアレの三度目の絶頂が近いと感じ取ったラキスケは、膣奥で小刻みに注挿を繰り返して絶頂へと導こうとする。
そして──
「あぁっ……ぁあああぁぁあぁああっ!」
ツアレは鋭い嬌声をあげて背筋をぐっと反らした。
ツアレの膣内が咥えこんだ肉棒から精液を搾り出そうときつく収縮する中、ラキスケはその膣内のきつい締め付けを味わうように注挿を続ける。
「あぁああっ! イ、イくぅぅぅっ! ごめんなしゃいぃぃ!
ツアレは切迫した様子で喘ぎ声を上げて、ラキスケに謝りながら絶頂する。
「謝らなくても良いよ、ツアレが罪悪感を覚えなくなるくらい何度でもイかせてあげるから。俺も……出る!」
ツアレの身体が痙攣したように繰り返し震え、それから少し遅れてラキスケが膣奥に白濁液を大量に流し込む。
「ぁああぁぁぁっ! んぅぅ、ひゃぁあぁぁぁあああ! んくぅぅぅ……」
射精している途中でも膣壁はお構いなしに蠢いて、肉棒から白濁液をさらに搾り取ろうとし、亀頭から吐き出される白濁液がツアレの膣奥を叩く度に、ツアレは身体をビクつかせてラキスケの射精を受け止めて甘い嬌声をあげる。
何度も吐き出される射精が終わると、ツアレはラキスケに覆いかぶさるように倒れ込んだ。
ラキスケはツアレを受け止めると、繋がったまま体勢を入れ替えてツアレを仰向けにする。
惚けた表情のまま荒い呼吸を繰り返すツアレが落ち着くのを待つまでの間、ラキスケは汗をかいたツアレの身体を動物が毛繕いする様にゆったりとした動きで舐めていく。
ラキスケがツアレの身体を舐める度にツアレは甘い声を上げて身をよじる。
汗だけでなく母乳でも汚れている乳房は丹念に舐められ、乳首を吸われた時にはツアレは嬌声をあげて繋がったままの肉棒を締め上げたりもした。
そしてツアレの顔を舐め終わったところで、今度はツアレがラキスケの身体を舐め始める。
そうやって互いの身体を舐め終わった頃には、ツアレの膣内は咥えこんでいる肉棒から新たに精液を強請って蠢き始め、ラキスケの肉棒もツアレの膣奥に新たな精液を注ごうとする準備が整っていた。
互いに何も言わないまま口づけを交わすと、ラキスケは再び肉棒の注挿を開始するのであった。
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翌日の朝というにはまだ太陽が昇っていない早い時間、ラキスケは溜まった母乳によってパンパンに張ったツアレの双丘を搾るように両手で揉みしだき、両方の乳首を口に含んで吸っていた。
あれから何度も様々な体位でツアレの膣内に精を注ぎ、時折口で肉棒に奉仕してもらっては口内射精でザーメンを飲ませたりもした結果、ベッドの上は夥しい量の精液と愛液でぐちゃぐちゃに汚れ、シーツ類も終わったら取り換えが必要になっている。
「あっあっあっ……ラキスケ様ぁ。おっぱいチュウチュウ吸ってくれて、気持ち良いですぅ」
「ツアレのおっぱい、気持ちいいし美味しいよ。いつまでもこうしてセックスしていたくなる位、ツアレの身体は俺にとって魅力的だ」
ツアレの母乳を吸い終わると、ラキスケはツアレに口づけをして舌を絡める。
「ちゅっ……じゅるっ、んちゅぅ、むちゅぅ……ちゅっ、ちゅぅ……」
しばらく唇を合わせていた二人がやがて名残惜しそうに唇を放すと、ラキスケは《
「さすがにそろそろ寝ないとな。俺はともかくツアレはきついだろう?」
「すみません。本当はラキスケ様ともっと睦み合いたいのですが」
「大丈夫だよ。凄く気持ち良かった。普段のセックスも良いけど、たまにはこういう趣向を凝らしたセックスも良いよね」
「はい。恥ずかしさはありますけど、こういうのも新鮮で気持ち良かったです」
ラキスケは綺麗にしきれないぐらいに汚れたシーツを外して前もって用意しておいた替えのシーツに取り換えながら、スク水を脱いで寝巻用の衣服に着替えたツアレにお礼を言う。
ツアレに着てもらっていたスク水は、
この素材、実は重量軽減の魔法が施されたミスリル糸で編んで作られたツアレのメイド服よりも強靭で軽いのだ。
幸いフールーダ主導の研究で最近になって少量ながら生産が可能になったという話だが、それでも金貨百枚単位の値が付くような超高額の素材となっている。
コスプレセックスに使う衣装の数々に付けられるだろう値段をツアレが聞いたら卒倒するに違いない。そう考えてラキスケはツアレにこれらの衣装の価値を伝えていない。
「さてと、それじゃあ寝ようか。おやすみ、ツアレ」
ベッドのシーツを新品に取り換え、自身も寝巻用の衣服に着替えたラキスケはベッドに入ると、ツアレを招き寄せて布団を掛ける。
「おやすみなさい、ラキスケ様。……すぅ」
軽く触れるだけの口づけをすると、既に情事で疲れていたのであろうツアレはすぐにスヤスヤと眠りにつく。
ラキスケもツアレの寝顔を見ながらゆっくりと眠りにつくのであった。
下風月は6月相当だそうです。
今後、最新話を投稿する際の投稿場所は、何処が良いか
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