艦これ1
艦娘には大きく分けて三つの本能がある。
戦船として戦い、人間や仲間たちを守りたいと言う本能。
付喪神として、人間に大切に扱われることに喜びを感じる本能。
そして人間としての食事などを楽しむ本能。この三つだ。
しかしこの三つの本能はそれぞれ独立しているわけではなく、それぞれが密接に関わりあいながら成り立っている。どれか一つを無くしてしまえばその艦娘は艦娘足りえない存在となる。深海棲艦とはまた違うが、艦娘でも人間でもなんでもない存在になってしまうのだ。
そのため艦娘の扱いには気を付ける必要があるが、基本的にはまともな人間として扱いながら適度に出撃させて深海棲艦を打ち倒させていれば満足する。当然怪我は早目に直してやる必要があるのは言うまでもないし、衣食住の確保も人間として扱うならば当たり前だ。
しかし、艦娘は人間の身体を持った船であるために少しばかり見た目に問題がある行為を求めてくる場合がある。例えばある程度長く使われている艦娘の場合、本来の船なら地球の磁気を浴び続けるために船本体が磁性体となってしまい、その結果レーダーや魚雷、機雷などに引っ掛かりやすくなる場合がある。それを防ぐために船全体に電線を巻いて高圧電流を流すことで磁性を消す『消磁』を行うことがある。
通常の船ならばそこまで使い続ければ完全に旧型となっている頃だし解体されて別の物になることも多いが、艦娘に旧型なんてものはない。本人が頑張っていれば戦い続けられるのだ。
そして艦娘も長く過ごしていると消磁を求めてくることがある。しかし艦娘は船ではあるが船本来の船体を持たず、船体と言えるのは本人の身体となる。となればどうなるか。この鎮守府における一番のベテラン艦である電で実際に行ってみようと思う。
まず、電の身体を満遍なく縛り上げる。こうすることによって身体がしっかりと固定され、港に居るのだと船としての本能を安定させると同時にこれから行われることによって起きる身体の反応を抑えるのにも役に立つ。縛り方は様々だが、今回は亀甲縛りで上半身を、蟹縛りで手足を固定することとした。
……きつすぎたりはしないか? 苦しかったりは?
「大丈夫なのです」
これからしばらく言葉に出せなくなるんだし、少しでも苦しいなら先に行ってくれた方がいいんだが。
「これ以上緩くしたら縛っている意味がないのです。大丈夫なのです!電は司令官さんの事を信じているのですよ?」
……わかった。
そういうことで続けていこう。こうして全身を縛り上げたなら、ようやく消磁を行っていく。まずはコイリングから始めるが、三つのコイルを体内に収める必要がある。一つ一つがそれなりに大きいため一か所に二本以上差し込むことは推奨されていない。
一本はこのように、口に加えさせる。この際にはこのように吐き出さないようにベルトなどで止めることになるが、ベルトが無い場合には適当な布や余った縄でも問題はない。
残りの二本だが、女性器と直腸に収めることになる。手足を纏めて縛ったために自然にしているとそこそこ大きく広げられている脚の付け根、その内側にある二つの穴に手を伸ばす。
消磁を行うと理解している以上当たり前ではあるが、そこは既に十分ではないにしろ濡れていた。俺はあまり太すぎず、かつ駆逐艦用にあまり大きくもないコイルにローションを纏わりつかせる。これも消磁の間は抜け落ちないよう入れた後に空気を入れて先端だけを膨らませることができる。子宮口の奥でこれを膨らませて固定しているのだが、流石の電も顔が赤い。秘すべきことを教材として堂々と行っているのだから当たり前だが、ただ恥ずかしいだけではないのだろうな。
そして最後の一本。これもローションを塗り付けることで傷つけないようにするのだが、こちらは先端から少しずつ太くなっていく螺旋状、つまりドリルのような形になっている。理由は簡単、こうしないと抜け落ちてしまうからだ。
前の方には子宮口と言うひっかけられる場所があるが、尻にはそれが無い。だからドリル状にして奥まで入れて、それから前のと一緒に貞操帯のような器具で抜けないように止めてしまう。
……もう少し我慢できるな?
「ぅい!」
……これで一応できてはいるが、このままだと実はやや効果が弱い。正確には時間経過とともに効果が薄れてきてしまう。
そこでそれに加えてこのままとある特殊な場所を通ることで船体商事が完了する。その場所の事を消磁所と言い、電磁石によって磁気を意図的に乱した中を通らせることで船体の磁気を反転・消失させていくわけだ。
始めのうちはコイルを落とさないように移動するのが難しい艦が多いのでこうして運ばれていくことが多いが、慣れれば自分の足で移動しながら消磁を行うこともできるようになる。
では最後に、実際に消磁を行うところを見ていくこととしよう。
電を消磁所に連れていく。すると周囲の磁気によって電磁波が発生し、電の身体が発情を始める。あくまでこれは船体消磁の副作用であるため止めることはできず、長くいる艦は少なくとも一度はこうして全身発情状態からの快楽責めをされた経験があるのだ。
更には体内に入れた電磁石のコイルも周囲の磁気に当てられて動き出す。様々な方向から引き寄せられたり反発されたりを繰り返すことで身体の内側を蹂躙されるが、それでコイルが外れたりしないようにしっかりと止めてある。貞操帯の部品も鉄ではなくアルミの合金で、更に一度使うごとに取り換えているから吹き飛んでいったりはしない。
身体が吹き飛ばないように分娩台のような台に縛り付けられている電は、ゆっくりと磁気嵐の中を通り抜けていく。発情と絶頂が繰り返される快楽の無間地獄に落とされながら電は身体をのたうちまわる。
距離にしてほんの500m。それだけの距離を移動するのに優に三時間を掛けたが、電の船体消磁はこれで一旦完了した。あまりにも繰り返しすぎた絶頂に電の意識はどこかに飛んでしまっており、絶頂の余韻に浸って身体を時に震わせながら台の上で光の薄れた瞳に天井を映していた。
電の口からコイルを取り、貞操帯のような拘束具を外して二つの穴に入っていたコイルを優しく抜く。子宮口に引っ掛かるためのふくらみを無くしてやれば前の穴に入っていた方は簡単に抜けるし、後ろの方も入れる時と逆向きにくるくると回してやれば大抵簡単に抜ける。
「ん……し、れい、か……」
電の頭を撫でて、縄を外す。今回は正式な消磁だったので服を脱がせていたし、縄の跡が暫く残るかもしれないが……ちゃんと隠れるところにしか縄跡は付けていないから大丈夫だろう。多分。
さて、これにて消磁についての説明のビデオを終わる。各自必要だと思えば申請の後に消磁所へ来られたし。