オーバーロード1
ゲームが終わり、ゲームから移動した世界が終わる。ユグドラシルは枯れ落ち、全てが無に帰すその瞬間を狙って引っ張り出したとあるメイド、ナーベラル・ガンマ。その世界から引っ張り出したのはもう二人いるが、今は割愛する。
ナーベラルは非常に人間嫌いであり、ナザリックに属する存在以外の全てを見下す性質がある。しかしナザリックの主人であるアインズ・ウール・ゴウン、モモンガには絶対の忠誠を捧げており、どのような命令であろうとも命を懸けて答えようとする存在だ。まあ忠誠心に関してはナザリックに所属するほぼ全てのネームドキャラクターがそうなのだが、兎にも角にもナザリックに所属もしていない俺の命令などまともにやっていては叶えようとするどころかそもそも聞きもしないだろう。だからこそナーベラルには最低限認識操作が必要であり、可能であるならば記憶やナーベラルに刻まれた『設定』あたりも弄ってしまいたい。むしろ弄らないと目的が達成できる確率が低すぎる。
そして、色々やってみたら弄れたので俺好みに変えてみた結果、モモンガにするように俺に仕えるようになってくれた。マジでありがたいことだ。
「ナーベラル。お前は何だ」
「はい、私は貴方様の忠実なる僕、ナーベラル・ガンマにございます」
これで間違いなく支配権も忠誠も俺に移っていると考えていいだろう。
そして、もう一度言葉を変えて問いかける。
「ナーベラル。お前は俺の、何だ」
「―――はい。私は貴方様の
「踊れ。可能な限り淫らにだ」
「はっ!」
命じれば即座に動き出す。それも俺の好みを読み取ったうえで適切な装備に着替えてだ。
金属製のガントレットとヴァンブレイスで腕を覆い、ソルレットとグリーヴで足を守る。ミスリル製だと言うその鎧は見目麗しく女性的でありながら戦場の空気を感じさせる武骨さも併せ持っている。
しかしそれに相反するように胴体部分に守りらしい守りは存在しない。布どころか紐でしかない生地が辛うじて乳首を隠しているが、それも首裏を通って股間を隠しきれないまま後ろに回っている。所謂スリングショットと呼ばれるエロ水着の一種だった。防御の堅く露出を極限まで抑えた手足と、必要最低限の防御も面積もなく晒された胴体。それが音楽に合わせてくねくねと淫らに舞うのは迷うことなく眼福と言えるものだった。
しかし、それ以上に大きな衝撃が俺の股間を襲う。それはナーベラルが後ろを向いた時のこと。ナーベラルの背面にはあるはずの布地が全く存在しないように見える。その理由は、ナーベラルが俺に向けて股を開いて腰を突き出した時にわかった。
その水着の上は首の裏を通っている。そして前側で必要最低限すらない範囲を隠し、下の布地はビーズにつながり、アナルの中へと消えて行っているのだ。
そんな状態で腰を振る以上、アナルではビーズがゴリゴリと壁を削っているだろう。その証にナーベラルの股間に当てられた生地は湿り気を帯び、当然だが溢れた愛液が内腿を伝っていくのがわかる。淫らな舞だ。しかし淫らであれど下品ではない。これは、踊りを終えたら褒美をやらなければならないだろう。
俺はナーベラルの全力の舞を眺めながら、この舞が終わるのを待った。終わらなければいいのにと言う矛盾した感情を持ちながら。