※この作品はR-18です。

セシリア様の女尊男卑(新)   作:ねむむむむむむ

4 / 8
凄いね、もっと☆1とか☆2になってると思ったけど、☆7。8キープって…え、みんな忍耐力凄すぎ!!


第四話

――IS学園入学前

 

「ねぇ、イスラ巫山戯ていますの?」

 

重大な話があると案内された薬品臭い科学開発室の一室。

目の前で自身の僕であるイスラ戦々恐々といった有様で恐る恐る口を開く。

 

「い、いえセシリア様…私共は全て貴女様の利になる以外の進言は致しません、どうかお怒りをお納め下さい」

 

全く、気分良く強者気取りのゴミを地に叩きつけ格の違いを叩き込んだ後どというのに。

私は、不機嫌さを隠そうともせず脚を組み顎でイスラに話の続きを促す。

 

初めの頃はまだ半信半疑であったイスラ達の活動理念と私に向けられる度の過ぎた崇拝心と奉仕の数々。子供心にどこまで許されるかと無茶振りを降ったりもしたが、結果は私の想像以上のモノでした。

 

あの頃は両親を失ったことに対して酷く感情が乱れていて、同時に情けないくて弱い男如きに感情が揺さぶられることに対し酷くイラだっておりました。

そのことをイスラ達に漏らせば、一月後にはあの巨大な地下監獄が出来上がっていて、連日ニュースにも流れる凶悪犯罪者達、世界を恐怖に貶める恐ろしい男達、その張本人が私の目の前に囚人の様に並べられていました。

 

恥ずべき記憶ですが、最初は数倍近い体格を誇る男達相手に一人で格闘戦を強いてくるイスラに恐怖から怒鳴り散らしてしまいました、ですがイスラ達に説得され入念な警戒の元勇気を振り絞りなんとか応じました。

 

力では負ける、なら機動性重視と考え群青のISスーツに身を包み堂々と男の前に立ちました。ですが結果は私の予想とは真逆に進み、私の腕から繰り出される鋭いパンチは男の鳩尾を捉え、男に苦痛による油汗を掻かせ。鋭く靭やかな蹴りは睾丸を的確に捉え蹴り潰す。その度に私を讃えるイスラ達。気がづけば山のように這いつくばり呻く雄共を足蹴に高笑いをしていました。

 

この時、私の両親に対して引き摺っていたもの全てが無くなりました、私の中から父という存在全てが劣等生物である雄に完全に置き換わったのだと思います。

 

今思えばイスラ達の案に乗ったのは今の立場を失うのを恐れたからだと解ります。

国家予算並の潤沢な資金、ISを独自研究出来るほどの研究施設、そして政権に介入出来る程強大な組織力、その全てが私に向けられている。しかし同時に期待を裏切れば見放される恐怖もありましたし…まぁ、結局それもイスラが初めに私に語った通り杞憂でしたが。

 

どうやらIS適正が高い代表候補生レベルの女性達には洗脳でもされているのかと言う程、女尊男卑の思想が浸透していないのは信憑性があるお話のようです。

 

そうして、一個人が持つには余りに強大な力の恩恵を私は数年間受けて育ちました、時にはイスラ達を試す為、私心を肥やす目的で使わせて頂きました。

その恩恵を数年間享受し手足の如く利用した私だからこそ、イスラ達が私の利に反する提案を絶対にしないと理解しています。

しかし、それでも…

 

「それで…何がどう行き着けば私に男の薄汚い生殖器を生やすことに繋がりますの?」

 

事と次第によっては、イスラの処遇を決めねばなりません、死か生か…。

 

「は、はい…勿論ご説明させて頂きます。まずセシリア様もご理解頂いている通り男という種は傲慢でその癖無能の害虫共です」

 

はぁ…今更ですわね、まぁ話の腰を折るのもなんですし此処は聞きに徹しましょう。

 

「しかし、その劣等生物相手に私達は未だ種の存続の為頼らざる負えない状況です」

 

なる程…話が見えてきましたわ。当たり前過ぎて中々気づきませんでしたが、確かにこの先

の未来まであの低俗な家畜達に頼らなければ、種として成り立たないなど…屈辱以外の何物でもありませんわ。

 

「そこで私達はこう考えました…。ならば単一で子を為せる新たな人類を生み出そう、すなわち雄を必要とする旧人類からの脱却!新人類の誕生!高いIS適正を持つ優秀な遺伝子を持つ人類だけが繁殖の栄誉を得る新社会の到来です…私達は貴女様に私達に胤を植え付ける完全なる上位種になって欲しいのです」

 

イスラの未来の展望はさておき、つまりは両性具有ですわね。

神話では悪魔とも神とも扱われる存在、どちらにせよ雄を必要としない以上進化といって差し支えないですわね。

 

「男という劣悪な種族を淘汰し、新たな美も頭脳もIS適正すら備えた唯一無二の欠点の無い優秀な雄」

 

「でしたら私よりも高いIS適正を持つ他の代表候補生達、若しくは国家代表に頼んでみてはいかが?」

 

屈辱的ではありますが、IS適正だ・けの面を見れば私よりも数値の高い者は存在している。

もっとも実戦となれば、私の奏でる美しきワルツの前で三流ダンサーのように無様な醜態を晒すことになるでしょうが…。

 

「セシリア様…それ、わざと言っていますね。あんな男を同列に扱う化石化した思想の愚者達を私達が求めていると本気でお考えですか」

 

先程まで饒舌にセールストークを飛ばしてきていたイスラが一瞬で苦虫を噛み潰した顔になる。

 

「勿論思っておりませんわ。」

 

「如何に適正と操作技能が高くても真にIS操縦者としての清廉な心が無くては無用の長物でしかありません。原始人の猿に重火器を持たせている様なものですよ…」

 

「あら、貴女のその理屈ではこの世界誕生すべき真の雄は私一人になってしまいますわね」

 

「上はそう考えていませんが、既に組織内の過半数が私の考えに賛同してくれています、セシリア様こそが人間の身体に巡る忌まわしい男の遺伝子を浄化し、この世界全てに新たな胤を仕込むべき女神であると♥」

 

また少しトリップおりますわね。

それにしても他の候補生も代表も情けないですわね、イスラ達の相手など靴を舐めさせてあげれば如何様にも言うことをきかせられますのに。

 

ふぅ…この提案は、他の方々で変えがきくと思っておりましたがダメですわね。

現役の代表候補生、国家代表の方々はイスラ如き従えられていない、適正だけしか取り柄のない雑魚遺伝子持ちのようですし。そんな方々に務まるとは到底思えません。

 

「決めましたわ…」

 

不安に揺れるイスラの瞳孔を見ながら、私は揺るがない決意を含め口を開いた。

 

「み、見方を変えましょう…、男の薄汚い粗チンではなく上位者たるセシリア様の神聖な生殖器 と…」

 

……この反応、てっきり私が断ると思っていますわね。

確かに突然面と向かって雄の生殖器を生やして下さいと頼み込まれれば断りましたが。

考え方を変えれば悪い案ではありませんわ、イギリス貴族として生まれ育ち、自身の血に誇りを持つ私にとって子孫を残すことは何よりも優先される事、例え男の薄汚い胤を体に刻むことになっても…です。

 

「…ストップ、いいですわ…貴女の提案に乗って差し上げます」

 

男に頼らず血を残せる、おまけに私は選ぶ側。

よくよく考えれば良いこと尽くめですわね。

それに、並び立つ者がいな絶対の存在、というのは悪くない響きですわ。

 

「ほ、本当ですかッ!!我々一同セシリア様に五体投地で感謝を申し上げます!これで研究者一同も報われるます!」

 

私が了承の意を伝えた瞬間、イスラは目から涙を流しながら頭を地面に打ち付け感謝を口にする。確か土下座、極東の猿達の間で行われる最敬礼でしたわね…ふふ、中々無様で見世物としはいいですわね、靴磨きにもなりそうですし。

 

「さ、それ位で構いませんから、詳しい内容を説明して下さいまし」

 

「申し訳有りません取り乱しました…此方が詳細を記した資料です。セシリア様の生殖器の施術はこちらになります、専用開発された特殊な生体ナノマシンを投与しセシリア様の遺伝子情報を元に構築します」

 

ページを数枚めくった資料を受け取り目を通す。

記された内容はどれも解りやすく専門用語をさせて説明されています。

 

「当然ですわ、薄汚い男の生殖器を移植なんて死んでもゴメンですわ。……そうやら、即効性は無いようですわね、遅くても5~6ヶ月の期間が必要とありますわ」

 

「はい、本来存在しない器官を安全にそして確実に作り上げるには、今の我々ではこれが限界なのが実情です」

 

事を急いて奇形など冗談ではありませんので構いませんが、時期的に考えてIS学園に入学した年の夏ということになりますわね。

 

「サイズ、形状、睾丸の指定は出来ないとありますわ」

 

「実験の結果を統合すると生殖器の逞しさ、胤の強靭さは遺伝子の有能度、IS適正に比例することが解っていますので、ソコはご安心下さい」

 

少々未確定の要素に不安を感じますが、繁殖に適した生殖器の要素が全て揃っておりますし杞憂ですわね。由緒正しき貴族血、非凡なIS適正、一国に並ぶ組織の頂点に据えられる隔絶した支配者の遺伝子。全てを兼ね備えたこの私に相応しい結果が約束されていますわ。

 

「次で最後の項目になりますが、此方は私を含め数名しか知らない極秘事項になります、此処の職員を含め、進学先のIS学園でも決して漏れないようお願いします」

 

この施設自体外に漏らせば十分マズイが、イスラの口調からはそれ以上の秘匿性を感じさせます。一体なにが書かれ――ッ!?

 

「ここに書かれていることは本当ですの…」

 

「はい、これこそがセシリア様を新人類の上位種たらしめるモノです、ここから先は口頭で説明させて頂きます」

 

「お願いしますわ…」

 

確かにこれは表に出すには危険すぎますわね。

私は恐る恐る続きを促した。

 

「では説明します、セシリア様に投与させて頂く生体ナノマシンですが無論先程の説明の通り生殖器の構築の為作用します、ですがこのナノマシンの重要な所はその後…生殖器が完成した後、睾丸の中で精液と溶け合い無限に繁殖します」

 

「それ大丈夫ですの…?」

 

「はい、此処には実験体が腐る程いますので安全性は確立されております。それと微量ですが生殖器の表面からは余分なナノマシンが気化して排出されています、女が嗅げ発情せずにはいられないでしょう」

 

「安全なのでしたら、構いませんわ」

 

「では続けます、そうして精液に溶け込んだナノマシンが次に作用するのは…胤を注いだ女中」

 

ゴクリ…思わず生唾を飲んでしまう。

資料の中では生殖器の完成と共に性趣向に影響が出ると記されておりましたが、この秘匿すべき内容を知ってしまった今、既に私の中で何かが変わっていくのを感じます。

 

「膣内に植え付けられたナノマシンは精液と分離し膣壁、細胞壁、血管へ向けて染み渡ります、そして血流に乗り脳の深部にまで染み渡ります、その後は急速に脳内で繁殖を繰り返します、セシリア様にとって不都合な神経細胞を焼き切り作り変えるのです、セシリア様に対する敵意、嫌悪感、悪意が存在するのであれば焼き焦がし、セシリア様への好意と崇拝と愛情と服従へと全ての固定概念を作り変えます、そうしてセシリア様に絶対服従のマゾ雌奴隷へと作り変えるのです」

 

恍惚とした表情で熱弁するイスラ。

私も熱に当てられ少し興奮しているのを感じます。

 

「でしたら…他国の代表候補性達はどうですの、専用機持ちは常時バイタルが記録されています、手を出したのが明るみになれば国際問題では済みませんわよ」

 

「セシリア様が抱いた後甘く耳元で囁いて差し上げれば喜んで改竄してくれるでしょう…そうでなくともナノマシンの巣食った脳でセシリア様の不都合になる事実残しておくとは思えませんが」

 

「でしたら…最強と謳われる織斑千冬でさえ」

 

「はい、セシリア様の行動しだいで十分可能かと…」

 

この圧倒的権力を手にした後でも見上げることしか叶わなかった、あの遥か高みで踏ん反り返る織斑千冬が私に頭を垂れ服従する。想像しただけですのに…濡れ手しまいますわ♡

 

「ふふ、極東の雌猿に戦乙女など分不相応と思ってましたの♡猿は猿らしくサーカスの見世物お似合いですわ、行きますわよイスラ」

 

「畏まりました、準備は既に整っております…此方へ」

 

ふふ織斑千冬、世界最強のその称号このエリートたる私が貰い受けますわ。

衰退国の小島に留学するだなんてと気落ちしておりましたが、IS学園…中々楽しい学園生活になりそうですわね。




セシリアの性格を第一話の延長みたいに悪化させ、解説キャラみたいな邪悪なセシリアまんせーのイスラさん…お前の役目はもう終わった!!

次回は神様転生して原作キャラ全員孕ませるパワーを手に入れにいくよ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。