それでは、どうぞ
時が過ぎ、俺とリコは6年生になった。あと1年で小学校終わりか・・・・。
リコたちは長かったようで短かった6年間小学校生活を終えるのだが、俺に関しては1年しか通っていない。実を言うと、もうちょっとだけ通いたかったなあ、なんて。
まあ、そんなことはどうでもいい。6年生になって俺の生活は2つ変わった。
1つは、修行のことだ。何と次のステップということで木人形を使った修行に移った。
やっと木人形までたどり着いた・・・・。でも、ここからが、ある意味本当の修行になる。
気を引き締めないとな。
そして、木人形に挑んだら・・・・あっさり負けた。
意外にも力が強く2つの腕みたのに力負けしたり、片方の腕を木刀で押さえつけていたらもう片方の腕で殴られたり、と散々な結果になった。
正直なめてた。まさか、木人形があそこまで強いとは・・・・。
ラルヴァからも侮りすぎとしかれた。返す言葉もない・・・・。
俺は気持ちを切り替え、木人形に攻撃されないよう努力しようと決意した。
2つ目は、休日にいつも唯と会っていが、そこにリコと美柑ちゃんが加わったのだ。
ある日の休日に唯といつも通りにしゃべっていると、リコがやってきたのだ。
どうしてここにと尋ねたら、少し慌ててたまたまここを通ったと答えた。
リコの様子に少し疑問をもったが、せっかくなのでリコも一緒にしゃべった。
最初は唯とリコがお互いのことを話し終えたあと、俺も再び話の輪に入った。
帰る時、リコが今度から私も一緒にいいかと言ってきた。
俺は唯に聞いてみたら、いいわよと言った。俺も断る理由がないから了承した。
リコはうれしそうな顔をした。
その日から、次の休日にはリコも来るようになった。
また、別の日には美柑ちゃんもリコと一緒に来た。リコいわく、美柑ちゃんが私だけ仲間外れはいやだと言ったらしい。それから、美柑ちゃんも加わった。
ちなみに、会っていくうちに唯とリコはお互いのこと、唯、リコさんと名前で呼ぶようになった。
そんな変わったことがあったが、俺の日常は正常運転である。
時をさらにかっ飛ばし、夏に入った。太陽が照り付けてかなり暑い今日は、体育の授業で今年最初のプール開きとなった。男子更衣室で水着に着替えていたらクラスの男子が声を俺に声をかけた。
「鈴村、お前体すごいな」
「そうか?」
「おお、すごい引き締まってて。鍛えてるのか?」
「まあな」
俺はあまり自分の体のことは気にしたことはなかったな。そんなにすごいか?
「(おい、見たか?鈴村のアレ)」
「(ああ、チラッとだけ)」
「(あいつ、体もそうだけど、アレもやばいな)」
「(今度から鈴村さんって呼ぼうかな)」
何やら男子が集まってひそひそと話をしている。何やってんだ?
俺は着替え終えたので更衣室から出た。
リコside
「リコってほんと胸大きいわね」
「えっ、な、何突然?」
「そうそう、去年も大きかったけど、また大きくなった?」
私が着替えているとクラスの友達が私の胸のことを言ってきた。
私自身クラスの女子より大きいってことは何となくわかってた。
「この胸でクラスの男子どもを誘惑しちゃえば?」
「ゆ、誘惑なんて、そんな・・・・」
「それにその胸を使えば鈴村君を堕とせるかもしれないよ~」
「お、堕とすって!?」
私は友達の言葉で顔を真っ赤になった。
確かに海翔のことは好きだけど・・・・。でも、む、胸を使うなんてそんな・・・・。
私は顔を赤くしたまま、ずっと悶々と考えていた。
リコside end
男子女子ともに着替え終えてプールサイドに集まって先生のプールの授業を行る上での注意点の説明を聞き、消毒を行い、プールの授業を行った。
まず、プールの中で歩くということを行った。並んで自分の順番になったらプールの中に入り、端まで歩いてプールから出るというのをやった。
自分の順番まで待っているとき、クラスの男子が話しかけてきた。
「なあなあ、鈴村」
「どうした?」
「プールの時間ってほんとにいいよな」
「ああ、確かに。最近暑いからな。涼むのにいいな」
「ちげーよ。俺が言いたいのは、女子の水着姿が見れるってことだよ」
俺は呆れてしまった。こいつ・・・。思ったとしても、ここで堂々というか?普通?
「あんまり女子のこと堂々と見ない方がいいぞ」
「何だよ。お前は興味ないのか?見ろよ、うちのクラスの女子ってみんなかわいいから水着が似合ってるんだよ。特にリコちゃんが一番いいね」
友達が女子のほうを見ながら言ってきた。そんなことを言ってきたから、俺は思わずチラッと見てしまった。
小学生のプールの授業の時の水着は、やはり前世のときと同じで所謂スクール水着を着用している。前世の時は、そんなに気にしていなかったが、今はそうではない。
前世と今世の年齢を合わせると、かなり年が上である。だから、性的なことも考えてしまう。
俺だって男だ。そういうことに興味はある。今だってあまり見ないようにしていたが、ついリコのスクール水着を見てしまった。
サッカーをやっているせいかほどよい筋肉がついたきれいな脚、丸みをおびた臀部、何より特筆すべきところは胸である。他の女子と比べるとリコの胸は年齢の割には大きいのである。
実は、リコの胸が大きいのは前から気付いていて、夏になったので体操服が半袖になり薄着になる。その時、男子たちが騒いでいたのを聞いてしまった。
それも思い出してしまって、思わず数秒リコのスクール水着姿を見てしまった。
そんな俺の視線に気づいたの、友達が言ってきた。
「なんだよ、お前も見たいんじゃないかよ」
俺は友達の言葉で、はっと気が付き、うっせぇと言った。
まだ友達が話かけてきたが、俺の番になったので、そいつの話を無視してプールの中に入った。
はあ・・・俺ってかなりスケベなのか・・・。
そんなことを考えながら、プールの中を歩いた。
リコside
着替えが終わり先生の注意を聞いたあと、消毒をしてプールの授業が始まった。
私は順番に待っていると、さっきの友達がまた話かけてきた。
「ねね、リコ」
「はあ・・・今度は何?」
「鈴村君の体ってすごいよね」
「あっ、私も思った。他の男子よりもかなり引き締まってるね」
友達がそう話をしていたから、チラッと見てしまった。
海翔の体は確かに引き締まっていて、かなり鍛えているのが分かる。
筋肉なんかもう中学生にしか見えない。
「あれ?リコッてば、やっぱ鈴村君のことが気になる?」
「えっ!?そ、そんなんじゃないよ!?」
「またまた~今鈴村君に熱い視線をしてたじゃない」
「だ、だから違うって・・・・」
もう~、勘弁して~・・・・(泣)
リコside end
授業が進み、今度は実際に泳ぐことになった。泳ぐなんて本当に久しぶりだ。
俺は、水泳が好きで、前世でもよく夏になると海に行ったりした。
今もクロールで25mを泳いでいる。たった25mだが、俺はものすごく楽しい。
クロールが終わり上がって列に戻った。
「鈴村って本当運動神経いいよな」
「なあ、今度泳ぎ方教えてくれよ」
「ああ、いいぞ」
友達とそんな会話をしていると、先生は残り時間は自由に泳いでいいぞと言った。
そして、みんな思い思いに遊んでいた。俺はさっきの友達に泳ぎ方を教えていた。
リコの方も友達と楽しそうに遊んでいた。
あっという間に、授業が終わった。楽しいことは時間がはやく過ぎるな。
更衣室で着替えていると、男子たちが女子のことで盛り上がっていた。
あの子スク水姿は良かったとかあの子のお尻はかわいかったとか猥談を始めていた。
お前ら・・・・。
俺は呆れたようにため息が出た。
リコside
「リコ、なんで鈴村君を誘わなかったのよ」
授業が終わり更衣室で着替えていたとき、友達がまた言ってきた。
もう~いい加減してよ~・・・・
「だから・・・・」
「でも、もう遊ぶ時間なんて6年生の今しかないよ?」
「そうそう、中学になったら、部活も忙しくなって遊ぶ時間なんて減っちゃうよ。運動系なら、なおさら」
私は友達の言っていることに考えてしまった。
確かに中学生の部活は忙しくなり、休日も練習をしないといけない。運動部は練習も倍になり、平日も帰りが今より遅くなるって聞いたことがある。
考えると、海翔と遊べるのは6年生のこの時期しかない。
「確かに、そうかもね・・・・」
「でしょ?だったら、後悔しないように遊ばなくちゃ」
残りの小学校生活は悔いが残らないように海翔との思い出を作ろう。
私はそう決意した。
いかがだったでしょうか。
重大報告を行います。
詳しくは、活動報告にて。