※この作品はR-18です。

ToLOVEるの世界に駆ける狼の牙   作:シャチ猫

8 / 10
まさかランキングになるとは・・・・

いまだに信じられません。

これもひとえに皆様のおかげです。

ほんとにありがとうございます!


第八話

次の日からの俺の日々はあまり変わらない。朝修行をして、学校に行って、帰りはリコがクラブがない日は、一緒に帰って。帰ってきたら、また修行する。休日には、唯と神社で休憩がてら会話をするといった、1週間を過ごした。

そして、学校生活2週間目に突入する月曜日。朝の修行を終えて、学校へ行く。

ただ、一つ違うのは・・・

 

「あっ、おはよう。海翔」

 

「おはよう、海翔お兄ちゃん」

 

「おう、おはよう。リコ、美柑」

 

結城姉妹と一緒に登校することだ。家が近所だから登校する道が同じだ。

だから、リコが朝も一緒に行かないかと誘われた。

最初は戸惑ったけど、せっかく誘いだから了承して、先週の木曜日から一緒に登校している。

美柑ちゃんも一緒で、美柑ちゃんは海翔お兄ちゃんと一緒でうれしいと笑顔で言った。

 

美柑ちゃん・・・天使だ・・・。

 

ちなみに、海翔お兄ちゃんというのは俺がお兄ちゃんみたいと言ってそう呼んでいる。

言われたときはえっと思ったけど、美柑ちゃんが、いや・・・?と涙目で見たから俺は即OKを出した。

あんな目をされて断るやつなんて絶対いない。俺もだけど。

 

そして、今日も一緒に他愛もない会話をしながら登校をしている。

学校について、美柑ちゃんと別れてリコと教室に向かった。

 

教室につき俺は自分の席にランドセルを置き、話しかけてきた男友達と会話を楽しんだ。

 

 

リコside

海翔と先週から帰りだけでなく朝も一緒に登校をしている。

美柑もうれしそうにしているので、よかった。

ただ、海翔お兄ちゃんと呼んでいたことは驚いたけど、前に海翔がうちでご飯を食べに来たときに、なついていたたしね。何か納得した。

そして、今日も一緒に学校へ行った。いつもより、楽しい登校だった。

学校へ着き、下駄箱で美柑と別れ海翔と教室に行き、教室についてたら友達が私の所に来た。

 

「ねね、リコと鈴村君って付き合ってるの?」

 

「な、何で?」

 

「だって、帰りによく帰ってるし」

 

「それに朝も一緒に来てたしね」

 

「リコと鈴村君が付き合ってるんじゃないかって、噂だよ?」

 

「えっ!?」

 

そ、そんな噂があったなんて・・・。思わず、顔が赤くなる。

確かに、私は海翔のことが好き・・・だと思う。あの横断歩道のことで私は海翔に一目惚れをした。それから、もっと海翔といたくて朝と帰り一緒に登下校している。

でも、そんなことになっているなんて。

 

「べ、別に付き合ってないよ!?」

 

「え~、じゃあ何で一緒に帰ってるの?」

 

「そ、それは家が近くだから・・・」

 

「それにしては、リコいつもより笑顔だよね」

 

「うんうん、機嫌もよくなるし」

 

「あ、あの・・・その・・・」

 

友達からの質問攻めに、私はしどろもどろになってしまう。

うぅ・・・どうすれば・・・。結局朝礼の時間まで続いた

リコside end

 

 

友達と話していると、何やら騒がしい。見ると、リコがなにやら女子に質問攻めを受けていた。リコは顔を赤くなって、あうあうといった感じになっていた。

その質問攻めは、朝礼まで続いていた。何やってたんだ?

朝礼のあとは、普段通りの授業が始まった。

 

時間は、飛んで放課後。俺は帰宅をするが、リコはクラブがあるそうで帰れないそうだ。

なので、俺は1人で帰ることにした。

ちなみに、この学校のクラブは入るか入らないか自由だそうだ。

俺は入らないつもりだ。修行の時間がなくなるからな。ただ、先生には、まだ迷ってますと伝えているが。

 

 

俺は1人で帰っていた。そういえば、1人で帰るのは久しぶりだな。

 

『(ずっと、リコちゃんと帰っていたからね)』

 

「(まあそうだな)」

 

『(なら、今日は早く帰って修行に取り組みましょ)』

 

「(よっしゃ、がんばりますか)」

 

ラルヴァと会話をしていると、5~6m先に見覚えのある女の子が1人で歩いていた。

 

「あれは・・・美柑ちゃん?」

 

どうやら、美柑ちゃんたち1年生はこの日の下校は5年生とかぶったみたいだ。

 

「よっ、美柑ちゃん」

 

「あ、海翔お兄ちゃんっ」

 

俺が声をかけると、美柑ちゃんはうれしそうな顔をした。

せっかく、会ったのでそのまま一緒に帰ることにした。

色々話しているうちに、結城邸についたが電気が消えていた。

美柑ちゃんに聞くと、林檎さんはもう海外に行ってしまい、才培さんも帰っていないらしい。

加えてリコちゃんはクラブでいない。

ということは、今この家には美柑ちゃんがしかいないということになる。

こんな小さい子が家で1人なんて・・・寂しすぎる。

 

『(あなたも家では1人でしょう?)』

 

「(俺はいいんだよ、精神年齢大人なんだから。それに、お前もいるし)」

 

ラルヴァとの会話を終わると、俺は考えた。

おそらく、家に帰ったら1でいるなんてことは、美柑ちゃんにとって日常茶飯事だろう。

そんな日常をおくる美柑ちゃん・・・・よし!

 

「なあ、美柑ちゃん、家に寄ってもいいかな?」

 

「えっ?」

 

「ほら、今家に1人でしょ?寂しいと思うから、リコが来るまで一緒にどうかなって思ったけど」

 

美柑ちゃんからしては、大きなお世話と思うけど。

 

「迷惑だったかな?」

 

「う、ううん!そんなことないよ!入って入って!」

 

美柑ちゃんは最初は戸惑ったけど、すぐにうれしそうな顔をして俺を招き入れた。

 

「今お茶だすから待って」

 

「いいよいいよ、そんな」

 

「いいから待っててっ」

 

美柑ちゃんから強く言われて、俺は素直に待つことにした。

美柑ちゃんって本当に小1か?しっかりしすぎているな。

すぐに、お茶を入れたコップを持ってきた。

 

「はい、どうぞ」

 

「ありがとう、美柑ちゃん」

 

俺は差し出されたお茶を飲んだ。うまいな。

 

「さて、何しようか」

 

勢いで来たからな。何をするか全く考えていなかった。

うーん、何しようかな・・・・そうだ

 

「美柑ちゃんってさ、何か授業で分からない所ってある?よかったら、教えるけど」

 

小1の授業内容だから俺でも教えることができる。

 

「えーと・・・・じゃあ、ここがちょっと分からないけど・・・・」

 

そうして、俺は美柑ちゃんに勉強を教えることにした。

 

「これは10になるからこれは?」

 

「あっ、そっか!25なんだ!」

 

「正解、よくわかったね」

 

美柑ちゃんは理解力が高く俺が少し解き方を教えると、次からスラスラと解いていく。

美柑ちゃんって元々頭いいんだな。このままいくと、俺の教えることがなくなるな。

 

「できた!」

 

「どれどれ・・・・全部丸だよ」

 

「ほんと!?」

 

「うん、美柑ちゃん頭いいね」

 

美柑ちゃんの頭を撫でながら言うと、美柑ちゃんはえへへと照れたように笑った。

そんな時間を過ごしていると、玄関が開く音がした。

おっ、リコが帰ってきたか。

 

「ただいまーって、海翔!?」

 

リコがリビングに入って来ると、俺がいたとこに驚いていた。

 

「な、何で海翔がいるの!?」

 

「ああ、それはな・・・・」

 

俺はリコにここにいる理由を話した。

 

「そ、そう。ごめんね、わざわざ」

 

「いやいや、俺が好きでやったことだから」

 

俺は時計を見てみるとそろそろ帰る時間になっていた。

 

「さて、俺はそろそろ帰るね」

 

「もしよかったら、夕飯つくるよ?」

 

「いや、今日は大丈夫。この後、ちょっと用事があるし」

 

夕飯の誘いを受けたが、修行をするために断った。

 

「そう・・・・じゃあまた今度来て」

 

「ああ、そうするよ」

 

俺はお暇しようとすると服を引っ張られる感じがした。見ると、美柑ちゃんが俺の服を引っ張りながらこちらを見ていた。

 

「どうしたの、美柑ちゃん?」

 

「また・・・・勉強教えてくれる?」

 

美柑ちゃんは不安気に俺に言ってくる。

俺は美柑ちゃんに視線を合わせるようにしゃがんで話した。

 

「ああ、また今度必ず教えるよ」

 

俺は安心させるように頭を撫でながら美柑ちゃんに言った。

美柑ちゃんはうれしそうな顔をして、うんっと頷いた。

 

「じゃあな、リコ、美柑ちゃん」

 

「じゃあね、海翔」

 

「バイバイ、海翔お兄ちゃん」

 

俺は二人にさよならのあいさつをして、結城邸を出た。

 

そのまま家に帰り、修行を行った。

 




いかがだったでしょうか。

最後の方は、ちょっと雑に終わってしまいました。

それでは、次回もお楽しみに。
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