【BL】魔王と悪魔 作:腐エロのひと。
原作沿い設定なので、アインズ様お一人転移です。
sideアインズ
どうやら同レベルの相手にとっては、
(流石に、レベル100の相手はそう居ないからなー。とりあえず、デミウルゴスに付き合って貰おうか)
そう思い、デミウルゴスを[[rb:伝言>メッセージ]]で呼び出す。すると、すぐにデミウルゴスはやって来た。
「アインズ様、お待たせ致しました」
室内に入ると同時に、跪くデミウルゴス。いつも通りの光景だ。
「顔を上げよ。今日はお前に実験に付き合って貰おうかと思ってな。人払いをするから、安心して反応を見せてくれ」
そう言って、天井を見上げて
「反応、ですか。どんな実験をなさるのですか?」
跪いたまま小首を傾げるデミウルゴスに、笑みが漏れる。
「すぐにわかる。デミウルゴス、各種耐性を切っておけ。さぁ、こっちに来い」
デミウルゴスを椅子に座らせてその横に立つと、デミウルゴスはこちらを見る。
「アインズ様、私は一体何をしたら良いのでしょうか?」
「お前は私のスキル、
そう口を開くと、デミウルゴスは大きく頷く。
「勿論です。攻撃した相手に負のダメージを与える、アインズ様がお持ちのスキルですね」
「そうだ。私のようなアンデッド相手では、負のダメージは回復になるから使えないが……他種族相手にならダメージになる、筈なのだが」
一度言葉を切って、デミウルゴスを見つめる。デミウルゴスは、相変わらず余裕のある笑みを浮かべている。
(あぁ、本当にデミウルゴスは格好いいなぁ。ウルベルトさんの傑作なだけはある)
出来るイケメン、なんて普通に考えたらリア充爆発しろ!って言ってる所なんだろうけど……ナザリック所属の者に対しては、あんまりそういった気持ちが湧かない。
「私の手が、お前に触れたらどうなるのかが知りたい。今からお前に触れるが、構わないな?」
「かしこまりました。どうぞ、お好きなところをお触り下さい、アインズ様」
座したまま恭しく礼をするデミウルゴスに、笑みが漏れる。一番の忠臣と言っても差し支えない彼が、断る訳が無いと知っての発言だから……あんまり褒められたものではないのだけど。
(守護者だと嫌だと思う者はいないだろうけど……下手したらパワハラだからなぁ、コレ)
そんなことを思いつつ、デミウルゴスの肩に手を伸ばす。その細身だけれどしっかりと筋肉が付いている体は、適度な弾力があって触れていて楽しく思う。
「……ッ……!」
触れた瞬間、一瞬硬直した体。だけど、デミウルゴスが何かを感じているのは明らかで。必死に唇を噛んで声を殺している姿に、悪戯心が沸く。
「デミウルゴス。私はお前に反応を見せてくれ、と言ったのだ。声を殺さず、そのままの反応を私に見せよ。そうでなければ、実験の意味が無いからな」
掌でデミウルゴスの肩甲骨付近を撫でながらそう言うと、デミウルゴスはほんのりと頬を染めながら頷いた。
「は、はい……。その、お聞き苦しいかと、思いますが……お許し下さい、アインズ様」
「気にするな。……さぁ、私の手に触られるとどう感じるのだ?言ってみろ、デミウルゴス」
単なる痛みなのか、そうでないのか。それがわからないままだと、せっかくのスキルも意味が無いし。俺自身はアンデッドだから、自分で自分に触っても意味が無い。それに、
(……アルベドは痛いけど嬉しいとか言ってたし、同じ悪魔のデミウルゴスも同じなのかな?)
そんな事を考えつつ、デミウルゴスの背中から腰に掛けて触れてゆく。今日の目当ては、前から気になっていた尻尾だ。どんな風に繋がってるのか、とか、感触はあるのか、とか。色々と気になることが多い部位だから。
「……ぁっ、そ、その……痛いと、言うよりですね……ぁ……、心地良い、と言いますか……」
いつもは冷静なデミウルゴスが、戸惑ったような姿を見せているのはなかなかに珍しい。歯切れが悪い物言いなのも。
「そうか。心地良いか。なら、尻尾を触っても良いな?」
「はい……ご自由に、なさって下さい」
デミウルゴスは体の力を抜いているようだったが、時々ピクリ、と反応する度に力が入る。尻尾はさっきから忙しなく動いていて。どうやら激しく動揺しているみたいだったけど、俺ではその真意は読み取れない。
(尻尾!いやー尻尾を触れるなんて!!モフモフじゃないけど、これはこれで良い物だと思うしな、うん)
そう思うと一気にテンションが上がる。けど、上がりすぎたのか沈静化されてしまった。せっかく楽しい思いをしてたのに。それがちょっと残念だったけど、俺は嬉々としてデミウルゴスの尻尾に触れる。
「!あぁっ……!」
ぴくん!と、より一層大きく反応したデミウルゴスにビックリする。
「どうした?体は大丈夫でも、尻尾は痛い、とかなのか?」
「い、いえ……普段は他人に触られない場所ですので……少し、驚いただけです」
頬を染めて、いつもよりも呼吸を乱しているデミウルゴスがちょっと気になったけれど、尻尾を触りたい、という欲求には勝てなくて。俺はそのまま、銀のプレートに包まれた尻尾に触れる。
(あ。じんわりと温かい……体温?)
冷ややかな見た目に反して、デミウルゴスの尻尾は温かかった。プレートの中に、デミウルゴスの生身の尻尾が入っているのだろう。あの、半悪魔形態の時に見た肌と同じ色なのだろうか。尻尾の後ろ側に、プレートの切れ目が入っている。そこから着脱するのだろうか?
(どうやって着脱するんだろう……ちょっと気になるなぁ)
服から出ているデミウルゴスの尻尾の付け根から、表面をちょっと辿って裏側に手を伸ばす。プレートの切れ目から指を忍ばせると、プレート越しの尻尾よりも熱を持っているような艶やかな触り心地の尻尾が指に気持ちいい。その感触の良さに夢中になって触っていると、デミウルゴスの尻尾が小刻みにピクピク跳ねるのがわかる。呼吸も、かなり乱れていた。
「ぁ、あぁっ……も、もぅ、お許し下さい、アインズ様っ……!」
そう言うデミウルゴスは、自らの体を抱き締めて何かを堪えるようにしている。褐色の肌は一目見てそれとわかるくらいに赤く染まっていた。
(……ひょっとして、俺触りすぎた?)
そんなつもりは全然なかったんだけど、どうやら尻尾はデミウルゴスの性感帯だったようで。俺の実験に付き合ったデミウルゴスは、服の上から触られただけで限界を迎えてしまったらしい。
(しまったー……これ、このまま放置って訳にもいかないだろうしなぁ。同じ男として、こんな状態で止められたら地獄だってのは理解出来るしさ。まぁ、俺のはもう無いけどな!!)
「……すまない、デミウルゴス。まさか私のスキルがお前にこんな効果を
「アインズ様……」
俺はデミウルゴスを抱き上げて寝室へ向かった。
sideデミウルゴス
アインズ様が
(こ、これは……一体……)
今まで感じた事の無いそれは、私の欲を呼び起こすようなもので。至高の御方に直接触れられているという最高の名誉を賜っていながら、私の体の中には淫らな欲の炎が灯ってしまった。
(なんと不敬な……!)
このような状態をアインズ様に知られる訳にはいかなくて。必死に声を殺したが、アインズ様はそれを許さない。
「デミウルゴス。私はお前に反応を見せてくれ、と言ったのだ。声を殺さず、そのままの反応を私に見せよ。そうでなければ、実験の意味が無いからな」
そう仰られては、声を殺す訳にもいかず。私ははしたない反応をアインズ様にお見せする事になった。
(アインズ様は、純粋に実験として私に触れているだけだというのに……!)
頭ではそう理解していても、体は理性を無視して暴走しそうになる。アインズ様に触れられたところから、徐々に淫らな欲が煽られて。アインズ様の白磁よりも尚美しい御手が、私の尻尾に触れた瞬間。一気に理性が弾けた。
「ぁ、あぁっ……も、もぅ、お許し下さい、アインズ様っ……!」
僅かに残る理性で、そう叫ぶ。そうでなかったら、御身の前で達してしまいそうだったからだ。ズボンの下で限界まで張り詰めた自身をアインズ様に知られたくなくて、僅かに前に屈んで体を隠すが……聡明なアインズ様に隠し事なんか出来る訳も無く。
「……すまない、デミウルゴス。まさか私のスキルがお前にこんな効果を
「アインズ様……」
慈悲深いアインズ様は、そう仰ると私を抱き上げてアインズ様の寝室へ運んで下さった。
「あぁっ……」
アインズ様のベッドへ横たえられて、思わず声が漏れた。衣服の下で擦れて、私自身はそのまま欲を放ってしまいそうなくらい高められていた。
「苦しいだろう、デミウルゴス。今楽にしてやるから、気にせず出してしまうがいい」
「あっ、そんな、アインズ様に、そのような……!じ、自分で、何とかします、からっ……!」
私の衣服を脱がそうとしてくるアインズ様にそう告げると、アインズ様は笑いながら口を開く。
「いいや。せっかくの機会だしな。実験の一環として付き合ってくれ。自分で触れるときと、私に触れられたときの差異を教えてくれないか、デミウルゴス」
「!あぁっ……!」
ズボンのボタンを外され、下着と一緒に下ろされてすぐに熱を持った自身をアインズ様に握られて。私はその刺激だけであっさりと達してしまっていた。
「……っ……!も、申し訳ありません、アインズ様!アインズ様の御手を汚してしまうなど……!」
一気に与えられた強烈な刺激に朦朧としつつも、必死にこの非礼を詫びるべく動こうとするが……体が、動かない。
(なっ……これは、一体……)
「あぁ、気にすることは無い。……まだ足りなさそうだな?全部出してスッキリするといい。お前はいつも頑張ってくれているからな、褒美だと思って受け取れ、デミウルゴス」
「アインズ様……そのような、恐れ多っ……!んっ、あぁっ……!」
再びアインズ様に自身を触られて、そのあまりにも強い刺激に意識が遠のく。自然と腰が動いて、より深い快楽を求めてしまうのは悪魔の性なのか。そんな私を、アインズ様はジッと見つめている。
(あぁ……このような、恥ずかしいところを、アインズ様に見られて……)
どうしようもないほどの羞恥に見舞われて。それでも、快楽を求める事を止められない浅ましい我が身。それを、アインズ様は一瞬も視線を逸らさずにご覧になっている。その事に、より煽られて。過ぎた快楽に、心も体もとっくに限界は超えていて。訳がわからなくなってくる。
「デミウルゴス。自分の手と私の手は違うか?」
「は、ぃ……アインズ様の、御手は……素晴らしすぎて、ぁ、体が、おかしく、ん、ぁあぁっ……!」
アインズ様の御手で優しく撫でられただけで、再び達してしまったのに。まだ、欲が消えない。もっと、もっと。アインズ様に触れられたい。体の、深い場所まで。
(……!今、私は何を……)
「そうか。なら、おかしくなってしまえ。私が見ていてやる。さぁ、デミウルゴス?」
アインズ様の御手に導かれるまま。私は意識を失うまで自らの欲を放ち続けたのだった……。
sideアインズ
(……あー……!!!!!!もー、何やってんの、俺!!)
いつもの支配者ロールをやってたら、やり過ぎた。どう考えても、あの言動はアウトだと思う。パワハラからのセクハラコンボみたいな真似をやらかした自分に、もの凄く落ち込んでしまう。
(って言うか!デミウルゴス男なのに、俺何しちゃってんの!?ウルベルトさんごめんなさいっ!貴方の最高傑作に酷いことを……!!)
この場には居ないウルベルトさんに土下座する勢いで謝罪するけど、勿論誰も応えない。
(いや、確かにデミウルゴスは悦んでたけど。でも、何かこう、罪悪感が……!)
自分がデミウルゴスを反応させちゃったから、責任を取ろうと思っただけだったのに。何かロールのせいでもの凄い事をやらかしてしまった自覚はあったから、今は無い胃がキリキリと痛んで仕方ない。
(どうしよう……次デミウルゴスと会った時、どんな顔したらいいんだろう?)
気絶したデミウルゴスを清めてから、デミウルゴスの守護する第七階層まで送り届けた。だから、目を覚ましたデミウルゴスとはまだ顔を合わせていない。
「実験結果は面白かったんだけど……モノが無くなってからこのスキルって酷いよなぁ」
はぁ、と大きく溜息を吐いて。俺はベッドに横になった。シーツは替えてあるけど、ほんの少しだけデミウルゴスの残り香を感じる。さっきは夢中でロールを回していたから気付かなかったけれど、爽やかな香りがする。
(ウルベルトさんもお洒落だったし、デミウルゴスもやっぱり身だしなみには気を遣ってるんだろうなぁ……)
なんて、どうでも良いことを考えて気を紛らわせるけど、解決策は思いつかなくて。俺は眠れないながらもそっと目を閉じて暫しの間全てを忘れることにしたのだった。問題の先送りはあまり良いことでは無いと知っていたのだけど。