【BL】魔王と悪魔 作:腐エロのひと。
デミ語が難しいという切ない理由もあって最近デミのお話が書けておりません……orz
「ぁっ……アインズ、さまっ……」
自然と口を吐いて出るのは、あの御方の御名前で。そう口にした瞬間、より欲望が膨れ上がるのが解る。みっともなく腫れ上がったそれを、先日アインズ様が触れたようにしてみるが……やはり、あの方のようには出来なくて。もどかしくて、堪らない。
(……あぁ……もっと、アインズ様に触れていただけたら……)
産まれて初めて感じた性欲に戸惑いしか無かった。それなのに、浅ましい私の躯はあの時からずっとアインズ様に触れられることを望んでいる。あの芸術品と呼ぶに相応しい、白く美しい掌でまた触れて欲しい。……躯の、隅々まで。あの方に触れられていない場所が無くなるくらい。
「……ぁ、あっ……」
そう妄想するだけで、躯が熱くなる。未だ触れられたことの無い胸元や、躯の奥底が疼く。欲望に素直だという、悪魔の種族特性。サキュバスやインキュバスでも無いのに、こんなにも自分の躯を持て余すことになろうとは予想だにしていなかった。嘗ての私はアインズ様を喰らい尽くそうとするアルベドの欲望が今一理解出来ていなかったが、今ならハッキリと理解出来る。毎日このような激しく淫らな熱に苛まれていたら、理性も飛ぶという物だ。
私は男性体として創造されたというのに、それでもこんなにも奥が疼くのだ。元々が受け入れる性で、更にサキュバスである彼女はかなり激しい欲望を抱えているのだろう。アインズ様の寝室であのような行為に及ぶのは褒められたことでは無かったが、それも今なら理解出来る。よりアインズ様に近い場所で、アインズ様の香りに全身を包まれながら達する。……それは、どんなに幸福なことであろうか。
熱を増した自身の物に触れると、掌にヌルリとした感触がある。アインズ様のお姿を妄想しただけで、こんな風になってしまうなんて……私は、どうしてしまったのだろうか。不敬にも程があると思いつつ、それでも欲望に素直であれ、と定められた悪魔の躯は留まるところを知らぬかのようで。私の手も、動きを止めることは無い。
その想いが不敬であればあるほど、私の躯は快楽を感じてしまう。アインズ様に触れられたあの時の事を思い出しながら、ゆっくりと根元から自身を扱き上げる。
「アインズ様……アインズ、さまっ……」
先端から溢れる淫らな雫が、私の手を濡らす。手を動かす度に、濡れた音がして。静かな室内に響き渡る。根元まで濡れるくらいに溢れてくるそれは躯を伝い、まるで愛液のように私の最奥を濡らした。
(……ここに、アインズ様を……)
あの時感じた、疼き。それを思い出すと、背中にゾクリとした何かが這い上るような感じがした。ここで、アインズ様を受け入れることが出来るのは知識として知っていた。だが、それは余りにも不敬な妄想だ。アインズ様が、私の奥底まで触れて……全てを、支配して下さるのを望むなどと。
(あぁ、でも……想うだけなら、許されるのでは無いだろうか……?)
そんな事を考えながら、私の手は自然と奥に伸び。淫らに濡れたそこに、触れた。今だけは、この指はアインズ様の物。そう思いながら、ゆっくりと触れてゆく。飲食不要の私にとって、どうして存在するのかが解らなかったそこが、小さく戦慄く。一度も使ったことの無いそこは、固く閉じて外部からの侵入を阻んでいた。
「……んっ、ぁ、あっ……」
滑りを持った体液を纏った指が、その先端を沈ませる。濡れていたからだろうか、予想していたよりもすんなりと入ったそれに、初めてだというのに快楽を感じてしまう。先ずは一本だけを挿入して、違和感が無いか確かめてみる。すると、滑らかな内壁が指の腹に感じられる。内臓に繋がる部分に触れるのも初めてなので、この感触は中々に興味深い。指を挿入しただけでは、流石に快楽は感じられない。もっと経験を積めば違うのだろうが……。
「!ぁあっ……!」
中に入れた指を動かすと、下肢が痺れるような快楽があった。入口の辺りには、どうやら神経が密集しているらしい。単純な抜き差しですら、心地良く感じるのだ。自分の指ですらこうなのだ。これが、アインズ様の物だったなら……間違いなく、それだけで達しているに違いない。
「んんっ……ぁ、アインズ、さまぁっ……」
アインズ様の御名前を口にする度、そこがキュウキュウと締まる。私の身も心も、アインズ様を心底欲している証拠だった。未だ固く狭いその洞を柔らかく蕩けさせるように丹念に慣らしてゆくと、そこがヒクつくのが解った。もう、指一本では物足りない。もっと、太い物で私を犯して欲しい……。
「アインズ、さま……もっと、私にお慈悲を……ぁ、あぁっ……」
妄想の中のアインズ様にそう強請ると、中に埋められている指が増やされる。私のそこは、初めてなのに嬉々としてそれを受け入れる。二本に増えた指で内部を嬲られていると、奥からとろみのある粘液が溢れてくるのが解った。……どうやら、半悪魔形態の影響のようだ。まるで女のように自らの内部を濡らし、アインズ様を受け入れる準備をしているはしたない躯。アインズ様の御手を煩わせるまでもない躯であるのは喜ばしい事ではあるが、アインズ様が私がこのような躯であると知ったならどう思うのだろうか。あぁ、でもアインズ様に詰られるのもそれはそれで幸せな気がする。アインズ様に淫らな躯だと笑いながらそう言われて……。
「ッ、ぁ、あぁっ……!」
指が。アインズ様の、指が。私の中を抉って。より深く私の中を探ろうとしてくる。その度に、私の中から分泌される粘液が淫らな音を立てる。更に増やされた指。合計三本になった指は、その全てを合わせると成人男性の性器くらいの太さになっていた。それが、私の中を犯してゆく。一杯に広げられたそこは、物欲しげにアインズ様の指を締め付けて。
「あっ、あっ、あっ……アインズさま……アインズ様ッ……!」
もっと、奥まで欲しい。これだけでは、もう足りない。激しく中を擦られて、あと少しで達しそうなのに。指では、奥までは届かない。もどかしさに躯を捩るが、それで指が最奥に届く訳もない。快楽に濁った瞳に、自身の尻尾が目に入った。白いシーツの上をのたうつように跳ね回るそれは、プレートを纏っていない素のままの物だ。半悪魔形態の時と同じ皮膚に覆われた、しなやかな尻尾。
「……ぁ……」
浅ましい。そう思ったが、止められなかった。私は、ベッドの上を跳ねるそれを手に取ると、中を犯していた指を引き抜き、代わりにそれを宛がう。指の形に開いたままの、淫らな洞。粘液でしとどに濡れたそこは、容易にそれを受け入れる。
「ぁ、ぁっ……アインズ、さま……もっと、奥を……ぁ、ぁっ……」
私の意志とは裏腹に、内部で暴れ回る尻尾。先端は細いため容易に入るが、入れれば入れるほど太くなるそれに苦しさを感じた。だが、これがアインズ様御自身と思えばその苦しみさえ悦びに変わる。もっと、もっと奥を犯して欲しい。その思いのまま、私はそれを受け入れる。
「あぁ……アインズ、さま……奥まで、ぁっ……いっぱい、で……」
指では届かない奥を、太いそれに犯されて。私は奇妙な幸福を感じる。そっと下腹を撫でると、歪に膨らんでいるのが解る。アインズ様を奥まで受け入れると、きっとこのようになるに違いない。みっしりと詰まり、私の内側を支配するアインズ様御自身。それが、私の最奥を何度も乱暴に暴いて……。
「ひっ……あぁっ、やぁ……も、お許し下さ……ぁ、あぁっ……!」
敏感な尻尾を、自分で締め上げて。より深い快楽を得る。だが、やはり初めてでは中だけで達することが難しい。アインズ様を想っていても、経験が無い事はそう容易には出来ないようだ。私は仕方なく限界まで育ちきった自身に再び手を伸ばす。全身欲望に塗れて濡れそぼったそれは、掴むことが難しい。無理に掴もう等とはせず、軽く輪を作り緩やかに扱き上げると、中も連動して締まった。その事で、私はより深い快楽を得る。
「ぁ、あいんず、さま……あいんずさまぁっ……!!」
あの美しい掌で、私に触れて欲しい。私の全てを、アインズ様に支配して欲しい。躯の内側も全て、アインズ様が触れていない場所など無いくらいに愛していただけたら……。
(そんな……只の
アインズ様のご寵愛を、こんなにも強く求めてしまうなんて。その余りにも不敬な想いを自覚した途端、一気に躯に電流が走ったような気がした。
「あぁっ……!!」
中の物をギュウギュウと締め上げながら、私は自身の欲を腹の上に吐き出していた。
「……アインズ、様……」
こんな行為では、全然足りない。アインズ様に見つめられて、その御手で触れられないと、もう満足出来ない。そう理解したとき、私は如何にしてアインズ様のご寵愛を得るべきか、と真剣に考え始めた。子を成せない男性体の悪魔が、同じ男性であるアインズ様のご寵愛を得る。それはかなりの難題であるとは思ったが、私とてウルベルト様に創造された
「……アインズ様、お慕い申し上げております……」
彼の方の興味をどうやったら自然に惹くことが出来るのだろうか。そう考えながら、私はシーツの海に躯を漂わせたのだった。
好きな人を想ってのオナニーは浪漫。
百合でもBLでも萌えますね……!