仕事が忙しかったり設定メモが全部吹き飛んだりしましたが、終わらせられるよう頑張ります。
side?
IS学園。今となっては各国の少女を閉じ込める牢獄となりかけているこの学園から、一つの影が飛び立とうとしていた。
金の長髪、青い武装…見た目だけならば誰が見でそれはセシリア・オルコット本人である。しかし、まるで別人のように無機質な視線を辺りへと向けていた。
「━━━━」
脇に抱えるは鬼村五十冬、兄を失い、人間らしい体を失い、記憶を失い、仲間を失っていく少女である。今はその意識さえも消えてしまっているのだが。
「…?IS反応検知、この反応は━━━━」
セシリアである少女は、視線を上に向ける。瞬間、目の前に一人の人物が降り立つ。
ルクーゼンブルクの騎士であるジブリル・エミュレールだった。
「セシ………いや、誰だお前は」
目線が会う瞬間、ジブリルは悟った。目の前にいるセシリアの見た目をしたのはセシリア・オルコットでは無くなっている、と。
「………敵性反応確認、第4世代IS『インペリアルナイト』」
「……よく知っているな、博識な事だ」
軽口を叩きつつも、ジブリルはどうするかを模索していた…というのも、ジブリルは目の前の少女に攻撃ができない。それは単に目の前の少女がセシリアに似ているから…では無い。脇に抱えた五十冬の存在があった。
だが、いざとなれば五十冬ごと相手を消すつもりであった。なるべく、そのような手段は取りたくないというのが本音ではあるのだが。
「…………」
対して、セシリアに似た少女も動きを止めて居た。相手が攻撃できないのも理解しているが、それ以上に攻撃する覚悟を決めた瞬間に自分が雷撃によって焼かれるのを理解しているからだ。故に、派手な行動が取れなくなっている。
つまり、互いが互いを牽制している状態に近いのだ。だが、同時にどちらもこのまま大人しくしている訳にもいかないのが現状でもある。
要するに━━━
「━━━斬る!!」
ジブリルが先手を取った。だが、それを読んでいなかった相手ではなかった。1歩後ろに飛び下がりつつ、自由になっている方の腕で装備しているライフルを構える。そして、そのまま発砲。
「甘い!」
ジブリルは紙一重で避け、そしてそのまま相手の懐に入り込む。インペリアル・ナイトの雷撃は使用すれば強力なダメージを与えられるが、抱えられた五十冬にもダメージが通る。ならば、近づき切り裂く方が早い。
ジブリルはそう考えていた。
「……はっ!」
「なっ!?投げ━━━」
切り裂かれる寸前、相手は抱えていた五十冬をジブリルに向けて放り投げる。それがジブリルの敗因だった。投げられたことで注意を逸らされたのが敗因ではなく、そもそも雷撃を初手から使わない時点で敗北していたのだ。
「━━━接触、接続」
「しまっ…!」
一瞬鈍った剣を、相手がライフルで受け止める。そして、改めて空いた手でジブリルのISに触れる。それで終了、一瞬の攻防はそれで終わった。
ジブリルのISは光の粒子となり、それは相手に吸い込まれる。
「…ご馳走様」
「インペリアル・ナイト…!?どうした、何故…!がっ!」
困惑しているジブリルの隙を着くかのように、相手はジブリルの腹を殴り、気絶させる。そして、先程投げ捨てた五十冬を回収して同じようにジブリルも、脇に抱える。
これで、既に誰も邪魔する者はいなくなってしまった。
「……」
そのまま2人を抱えて飛び立つ少女。ジブリルは堕ち、そしてIS学園からはまともな助っ人は期待できない状態となった。
織斑一夏とルクーゼンブルクの王女であるアイリスしか、この状況を脱することはできない状況となったのであった。
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side■■■■■
「……迫ってくる反応2つ」
「…誰?って言っても答えは大体決まってるかな」
「うん…白式とセブンス・プリンス」
「……ん?王女と織斑一夏?」
確かお付きの騎士がいたような気がするけど…何かあって来れなくなった?IS学園の守りが必要だと考えた?いや、今のIS学園を攻める理由も守る理由もない。さて、一体全体どういうことだろう?
まぁ気にしててもしょうがない━━━━
「…とは言えないよねぇ、第4世代IS…確かえげつない雷撃を出すISでしょ?あの騎士さんのIS…騎士さんどこいっちゃったのさ」
「…さぁ?でも、隠れられるなんて甘い考えは持ってないと思うけどね…」
反応出さずに近づけるとなれば、ISの能力で…それこそブルーティアーズの姉妹機みたいに潜行機能を持ち合わせているか、一切の機器を使わずこっちに近づいてくるか。待機状態ならスルー出来るかもしれないけど、そうなると木製のボートか泳いでくるしか選択肢がない。
「…ま、いいや。見えない人のこと気にしたってしょうがない」
「……そのまま挑む気?実質タダの重い鎧をまとってるだけなのに」
「挑むしかないでしょ、装備を使えるだけマシだと思わなくちゃ」
最悪生身で挑むしかないけど……流石にそこまでの性能は持ってないでしょ、この肉体も。
向こうの戦力は何故か残り2人、IS学園の教師や他の生徒達も基本的に使い物にならず…けどその2人が1番厄介。片方は重力を操作できるIS、もう片方はISそのものを完全初期化するIS。
「……最悪、乗っ取ってる体を捨てるってのも考えた方がいいかな」
「…その体を捨てる?本気で言ってる?」
「本気も本気…まぁ乗っとる相手ほとんど居ないけど」
不意打ちで織斑一夏、もしくは王女様かな?どちらかさえ乗っ取れればワンチャンあるしね。って言っても織斑一夏に触られたらアウトだし…実質王女様だけか…あと単純に男の体乗っ取りたくないわ。
「…自分で言っててなんだけどさ、私ほんと人間やめたよね」
「今更」
簪ちゃんが冷たくて私は泣きそうです。
ってんな事はどうでもいいわけで…こっちとしては助かるけど、姫様に着いてたあの騎士の人マジでどこいった?こんな状況で騎士道とか言ってられないだろうし、1人だけ待機状態にして隠れてるって可能性はあると思うけど……
「…色々考えていたってしょうがない」
「ま、それもそうか」
攻撃する時はどうしてもISを起動させないといけない。生身でISの相手できるのなんて、織斑千冬か篠ノ之束の2人くらいだ。そして今やその2人は既に戦えない体になっている。実質的に、ありえない話だ。
「さて……そろそろ行ってくるよ」
「ん、行ってらっしゃい」
「…気をつけてね、くらい言ったら〜?」
「………言うくらいなら、そもそも『行って欲しくない』って言う」
あらま、簪ちゃんは随分とストレートな告白をするようになったね。私そういうの結構好きなんだよ、だからといって行って欲しくないと言われたところで行くんだけど。
「……ん、まぁ簪ちゃんが平和に暮らせるようにはしとくよ」
「ん」
簡単な返事だけを聞いて、私はそのまま外へと出る。王女とそれに付く最強の白い騎士を相手取らせてもらうとしましょうか。勿論、落雷の騎士のことも頭の片隅には置いておくけど…ね。
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side?
セシリア・オルコットの見た目をした人物は空を飛ぶ。脇に2人の人物を抱えたまま。鬼村五十冬とジブリル・エミュレールの二人である。
「……」
そして、ある程度飛ばしたところでその人物は既に戦闘が終了しているエリアへと突入する。
いまだ燃える船、流れる人の血…鉄と、焼けた肉と少しの潮の香り。詩人でもいたならば、死の香りがする場所とでも言うような程の場所。
その中にある、まだ比較的破損がマシな戦艦に着陸して辺りを見回す。
「…おい、そこのIS乗り。どこの所属だ…いや、もしかしてIS学園の奴らか?」
すると、まだ生存者がいたのかその戦艦から何人かの男が警戒しながら現れる。
それを確認した後に、喋り始める。
「……この女は好きにしていい。代わりに、周りの破損した船や人間を貰う。死体は残らない…望むのならこの船も完全な状態に直そう」
そう言いながら投げられるジブリル。男たちは困惑していたが、背に腹は変えられなかった。このままでは、帰れない可能性の方が遥かに高かったからだ。
「……それは、構わない。」
「なら━━━」
IS部分の腕を船に突き刺し、動かなくなる人物。少し経ち始めると、体から粒子のような物が溢れ出してくる。男達はそれを見て驚愕したが、その粒子が起こしたことに対してより驚愕を深めることになってしまう。
そして、その粒子は周りの死体や鉄屑とかした戦艦などを包んでいき…
「いや、これはまさか……
そう、まるで粒子がそれらを食べていると言ってもいいほどに跡形もなく消えていってるのだ。そして、辺り一面のものを全て食い尽くした粒子達は男達の乗る船の破損部分を覆い始める。
「これは…」
「修復率…40%……57%………71%…………89%…………完了」
そして、直ぐに破損部分の修理が完了する。完全な修復、そして燃料も従前に補給されていた。
もはや科学ではなく、所謂魔法などのファンタジーの領分に足を入れているようにしか思えない所業。
「……」
そして、ジブリルを放置したまま飛んでいく人物。男たちはしばらくそれを眺めた後にジブリルに視線を移す。死に掛けたが、男たちは生きている。燃料はあるし、長くても2日もあれば母国へと帰れるだろう。食料は魚さえ釣れれば少し我慢する程度で大丈夫だろう。
濾過機能も着いているので、海水を濾過していけば水分の補給も何とかなるだろう。
「……やるか」
「…だな」
なので、男達は
無論、女性全員がそんなわけは無いとは理解している。だが、そんなこと男達の感情には関係がないのだ。目の前には女が1人、好きにしてもいいと言われた…疲れと死を目の前にしてしまった男たちの倫理観は、既に崩壊しているのだ。
「おい、起きろ女…おい」
「…起こす必要は無いだろ?さっさとヤレばいい」
ペチペチと最初は頬を叩いて起こそうとしたが、他の男の言葉によりその行為は早々に打ち切られる。確かに、自分達が良ければいいと言うだけの判断なので別に相手がどう、というのは無いのだ。
「んじゃあさっさと破くか…にしてもこいつなかなか起きないな」
「あいつ、この女の素性も何も言わなかったが…公に出来ない立場の女かそれとも、『立場がない女』のどっちなんだろうな」
「前者だな、IS学園の制服着てるし…剣、か?けどこりゃあ待機状態のISだな…コスプレしてるだけの女を気絶かせてまで連れてこねぇだろ」
「確かに、って事はIS学園の生徒の中でも公に出来ない立場の女か……特殊な形の待機状態なんて、珍しいもんだ」
この男達に一切明かされなかったジブリルの詳細。明かす必要もないと判断されたのか、名前すらもこの男達に明かされることはなかった。しかし、男達のその考えは1つのスパイスとして興奮材料と化していた。
「…お嬢様とか、社長令嬢とかもいるんだよなあの学園」
「ドイツの軍人とかもいるって話だな」
「最近だとどっかの国のお姫様も入ったって話だ」
「「「……………………」」」
男達は、よりその倫理観を捨て去った。さて、この船には生きている男達はそこそこいる。
とは言っても、1隻分に乗せられた人数よりも少ないが…大体10人ほどである。そして、この世界でも真面目な正義感を持ち合わせていた者達は大体死んでいる。死を目の前にした世界で生きているのは根元の部分が生存に全振りしているのかと言いたいほどの人物だけだ。
「…でっけぇな」
「だな」
服を破き、早々に全裸にさせられるジブリル。だかまだ目が覚めない。男達はこれ幸いと言わんばかりに、ジブリルの体の感触を味わいながらも船の手すりにジブリルの両腕両足を拘束して陵辱の準備を始めていく。
「念の為に入れとくか」
そう言って、口に詰め物をされる。舌を噛み切られない様にするための配慮である。そうして、ジブリルを『終わらせる』準備が着実に整っていく。
「ISはどうする?」
「通信とかされたら溜まったもんじゃないからな……預かっとくとしようぜ…何、適当なとこで売っちまえば問題ねぇだろ」
反応を追われない様にもしておき、男達は既に我慢が利かなくなっている自身の肉棒を外へとだす。1日くらいならば大きな海の上で別の軍の船と出会うことも無いだろうと楽観的な判断を下して、服はその場に脱ぎ捨ててある。無論、船から飛ばないように風の影響を受けない1箇所にまとめて…である。
「さて、やるか」
1人の言葉により、そうして陵辱は始まろうとしているのであった。
五十冬の見た目
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黒髪ロング、胸はない
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黒髪で肩までの長さ、胸はない
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茶髪ロング、胸はない
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茶髪で肩までの長さ、胸はない
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なんでもいいけど眼鏡が欲しい