side?
「あ゙!お゙っ!ん゙げっ!!」
アイリスは、部屋から移動していた。そして移動した先は簡単に言えば謁見の間とやらであり…その玉座には本来王や女王が座るとされている。しかし、今座っているのはいずれにも該当しない人物である。
「はは、王女とは思えねぇ声だな」
「ひぐっ!あぐぁっ!んぎぃ!!」
ただの男。一般人であるその男は、アイリスを持ち上げ、まるで繋がっているところを見せつけるかのように、背面座位をしていた。
アイリスの大人しい胸、まだ毛も生え揃っていない幼い性器。そこにはその男の肉棒が入っており、犯されているアイリスの秘裂からは…愛液が分泌され玉座や正面の床を汚していた。
アイリスを、王女をまるで道具のように犯すその姿は暴君と言っても差し支えなかった。そしてその部屋ではアイリスだけではなく、アイリスの親類や、従者等も一緒に犯されていた。
「ひぎぃ!!あっ!んぎぃっ!!」
まるで酒池肉林の宴。そして、アイリス同様に他の女性陣たちも薬を盛られており無理やりに感じさせられていた。媚薬と山芋、それに筋弛緩剤によって緩くされ、中を擦られる度に山芋で得ていた痒みが解消される快楽に襲われる。そして犯される快楽も媚薬によって与えられる。
それは、まだ若いアイリスを壊すには十分すぎるほどの快楽で……本来であれば得るはずのない快感をアイリスは得てしまっていた。
「ひぎゅっ!お゙ぉ゙ッッ!!」
「まぁこのままこの女共ぶち壊して道具にしちまおうぜ、IS使えるってだけで偉くなれんのは間違いだってな」
「そうそう、それを庇う男共も同罪ってことで!」
ぶつかり合う肉の音と、女達の喘ぎ声が響いていく。薬を盛られ、理性を飛ばされ、現実感のない現状が精神を削り狂っていく。城の女達は元より、アイリスも同様になっていく。
「あ゙っ…!あ゙…は、あ゙っ!はは…!んおっ!!」
「あ?こいつ壊れたか?なんか笑い始めてんだが」
「まぁいいじゃねぇか、壊れても飼ってやればいいんだから」
「それもそうだな!!」
男達は犯している女達の事を気にもとめずに、笑いながら犯していく。道具にかける情けも余地もなく、ただ自らの性の捌け口になってくれさえいれば向ける感情すらない。最早ISを使わない女は、彼らにとっては人ですらないのだ。
「おっ!あ゙っ!!」
「おい!もっとして欲しいだろ!?」
「じ、で…ぼじぃ゙……!!あぎっ!!」
うわ言のように、アイリスは言葉を返す。屈服し、男に媚びた訳では無い。そもそも今自分が言ったことすら、まともに認識すらしていない。思考を働かせずただ言われたことを返すだけと化していた。
「じゃあしてやるよ!!」
「お゙ぉ゙っ!あ゙っ!じ、でぇ゙ッッッ…!!!」
口からヨダレを垂らし、幼い胸の乳首は年齢とバストサイズに言わないほどに勃起し、そして股のクリトリスも本来であれば彼女の年齢から鑑みれば有り得ないほどに勃起していた。
「お゙ぁ゙っ!あ゙っ!ん゙、ぎぃ゙っ!」
「お!締め付けよくなってきてんじゃねぇか…んじゃ、もうちょい激しくしてやるからな!!」
「んおおおおおお!!」
.
.sideアイリス
犯されていた。その認識だけが頭の中にあった。性知識は本当の意味での知識でのみあり、いわゆるフィクションだけにありそうな現実では起こらないだろうと思ったことが起こるとは到底思わなかった。
拉致されたりしても、一夏のおかげであまりトラウマにならずに済んでいるのは…感謝してもしきれない。けれど、今この場に一夏はいない。妾を助けてくれる人物は、誰一人としていない。
「んぶっ!!うぶっ!!おおっ!!」
自らの声と、すっかり聞き慣れてしまった水音と肉同士がぶつかり弾けるような音が耳の中に入る。男たちの声も無論入るが、今は頭に残らず素通りしているような状態。それほどまでに、妾の中で性快楽が大きくなっていた。
「お゙っ!!あ゙っ…!ぎぃっ……っ!!」
頭の中がパチパチと弾けているような感覚、その感覚が起こる度に快楽が頭の中に分泌される。王族として…どころか、人として終わりを迎えているような…そんな感覚さえある。最早妾の理性は削られる一方で、多分戻らないであろうとも思えてくる。こんなことを考えてられるのも、きっと時間の問題だろう。
「そうだ、今なら『こっち』もいけんじゃねぇの?」
「お、じゃあ入れちまうか…薬はとっくに塗ってるしな」
「あ、ぐぅ゙……!!んおおおおおおおお……!!!!?」
そして、男達は妾のもう1つの…尻の穴にその肉棒を入れていく。当然、そちらでも既に妾は快楽を感じるようになってしまっていた。下半身の両穴を犯されていることによる圧迫感、性器と…本来性器じゃない部分で得られる快楽。そして、男二人に体を挟まれ…圧迫され呼吸もしづらくなる。雄の匂いを無理やり嗅がされ、妾の脳はさらに麻痺していく。
「あ゙ッッッ!!ぎぃっ……!!ん゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!?」
「うお、さすがにきついな」
「まぁこのままぶっ壊してやろうぜ」
男達の声と共に、さらに動きが激しくなる。激しくなることで与えられる快感も増していき、そしてより一層妾の理性と思考は削れてなくなっていく。だが、これに抵抗する術はない。今すぐこの場に一夏が来てくれたら分からないが、きっと来れない。犯される度に、腸壁と膣壁を削るように動かれる度に……妾は快楽を得る。理性と思考を削られているが故に嫌悪感は起こらない、なぜなら…妾はただ無茶苦茶に犯されて快楽を得る雌となってしまっているのだから。
「あー…そろそろ出そ…!」
「んじゃ、たっぷりと中に出してやろうぜ…薬が俺らに伝染らないようにゴム付けてっからあれだけどな」
「ま、もうこんだけやりゃあ壊れてるだろうし薬落としてから生したらいいだけだろ」
「そりゃそうだ」
男達の言葉が、上手く頭に入らない。けれど理解できるのは妾はこれからも犯されるということ。ただ、それだけで充分なのだ。最早妾は一夏には似合わない。既に汚れきった女など、選んでくれないだろう。あぁ、けど……妾は何もかも奪われてしまったが…最後に、ただ1つ。一夏の幸せを願うことだけは、許されてもいいと思えたのだった。
「ほーら、受け取れ…!」
「出るっ…!」
「ん゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!?」
そして、ゴム越しとはいえ妾の中に大量の精液が流し込まれ……妾は意識を手放すほどに大きな絶頂を味わった。そして、次に意識を取り戻すときには…アイリス・トワイライト・ルクーゼンブルクという少女は、完全に死んでしまったも同然だと確信できる。妾自身が、快楽の虜にされ、逃げられないし逃げる気も…そんな考えも起こらないだろうと本能的に悟っているのだから。
.
.side?
「あはははは!!お゙ぇ゙っ…!!!あ゙ー…?」
「なっ!?」
織斑一夏、高村文音の戦い。まともな戦いをすれば織斑一夏優勢ではあるが、姿を隠しながらの不意打ちや攻撃を避けるだけで時間稼ぎをする戦い方をされているせいでほぼ互角となっていた。無論、織斑一夏が焦っているというのも現状に一役買っているが。
「……血反吐?体ついていけてないなんてことある?天然の最強から学んだ体だぞ、これ」
「おい!もうやめろ!!」
「……まぁ、ナノマシンで無理やり治しとくか…最強と言っても怪我しない病気しないってのが完全ってわけじゃねぇし…物理法則に則った最強ならこんなこともあるわね」
「聞いてるのか!?」
「……何?倒すんでしょ、私を……なら今このときを狙うべきじゃないの?……ぺっ!あー、スッキリした」
口に残っていた血を吐き出し、織斑一夏に向き直る高村文音。2人の戦いはどちらが疲労の限界を迎えるかの勝負だった。肉体強度では勝ってるが、機体性能で負けている高村文音。機体性能では勝っているが肉体強度では負けている織斑一夏。だが、その肉体強度を持って並の人体では耐えられないほどの稼働での負荷がかかった結果、最強の肉体であっても内蔵が潰れてしまっていたようだ。
「さぁ……て、ならいっその事もっと勢い付けてみようか!!」
「ぐっ…!?」
水面に向けて攻撃を行う文音。大きな水柱と立ち込める水蒸気が一夏の目を奪う。だが、直ぐに向き直り彼女から遠ざかれるかと画策するが━━━━
「っ…!」
「さぁ…!逃げられるかな?お姫様のとこ、行きたいんじゃないのか?」
目の前には、水蒸気とナノマシンで出来た大量の文音の分身がおり…一夏の進撃を、阻もうとしていた。だが、一夏はそれでもここを突破しなければ何も進展しないと武器を構える。
「お、やる気か…いいねぇ」
「もう長い時間戦ってる…早く、アリスを迎えに行かないと」
「逃げられると思っての?ナノマシンの厄介さは…そこそこ知ってるでしょ?」
「今の百式なら……!」
「はっ…どれだけ早く動いても問題ありませんってか?やっぱおかしいねぇそのIS」
「お前を倒し、止めることも大切だけど……アリスを助けるのがいちばん重要だ……だから!!」
白式が飛び込んでくる。それに合わせて、攻撃を避けてまたちょっかいをかけようとする。ナノマシンで出来た分身も同じように四方八方から一夏に向けて突っ込んでいく……だが、一夏…白式というISはこの戦いの中でも進化をしていた。
「うお…!?」
「なっ!?」
「まさか…白式…!?」
「なんでお前も驚いてんだよ…っていうかマジで言ってんの?嘘でしょ?」
そして、2人は同時にその答えにたどり着く。『白式自身が勝手に攻撃をした』のだと。事実上の2vs1、ナノマシンの分身では到達しえない領域に一夏が至ってしまった。その事実は彼に勝てるかもしれないと期待を抱かせ、文音には心底嫌な気分を味わせていた。
「クソがっ!!このタイミングで進化するってどんだけ……!!」
「………通らせてもらうぞ!!」
一夏は文音の本体にに飛び込んでいく。そして同時にビットでの同時攻撃。本来であれば、ISのAIがロックオンして攻撃を仕掛けてくれるがこの場合ではただロックオンした位置に攻撃を仕掛ける形となる。
だが……
「ぐうぅ…!?さっきも思ったけど、これ…読まれて…!」
「ふっ!!」
「危なっ!!」
避けるであろう位置への先読み攻撃。速度に任せて避けるのにも、限界はある。曲がる方向、避けようとする際の速度。避け始めるタイミング。これら諸々が避け続けるにつれて記録され、攻撃を当てるように計算されていく。そして、合間合間に一夏自身が攻撃を仕掛けてくる。
「がっ…!」
そして、油断した途端にビットからの攻撃。先程までちょっかいをかけるような攻撃をしていた側が、徹底的な隙を潰していく攻撃。高性能とはいえ通常のISの機能程度ではここまでは出来なかっただろう。だが、今の白式にならできてしまう。
「うざったい…!」
「通らせてもらうぞ!!」
「しまっ…!?」
そして、白式が行う徹底的なビットの攻撃による鬱陶しさにかまけてしまい一夏への注意が疎かになる。無論、鬱陶しくなる様に白式自身がそうしているのだろうが。だが、なんにせよ……一刀の元に斬り伏せられる文音。武装によるガードをしていたみたいだが、意味もなくそのまま海に沈められてしまう。
「アリス…!待ってろよ!!」
そして、一夏はそのままルクーゼンブルクへと飛び立ってしまう。一夏が離れてすぐ、文音が海面から姿を現す。その表情は実にイラついているものとなっていた。
「めんどくせぇ進化しやがって…!まぁいいや、私も戻るとしよっか…」
イラつきながらも、思考に冷静さを取り戻していく。隙を見せた自分が悪いのだ、と無理矢理納得していく。無論、感情面ではそうではないが。
「……ま、結構長い時間やり合ってたし…もしかしたら、もしかするかもね」
そう言ってから、文音も飛び始める。その表情は先程までとは打って代わり…とても、生き生きとした表情になっていたのであった。
.
.side一夏
俺はルクーゼンブルクへと一気に飛んだ。嫌な予感がして、胸もかなり激しく動悸していたが…それでも希望を捨てずにアリスが投げ飛ばされた場所へと降り立った。
「アリス!?いないのか!?アリス!!!」
落ちた形跡はある。血などが散乱してないのを見るに、恐らく出血は無かったのだろう。そして、どこかに連れていかれたかはたまた移動したか。連れていかれた場合のことは一旦保留だ…考えても今は分かりようがない、まずはアリスが向かいそうな場所を考えよう。
「━━━城か!!」
翼を広げ、一気に城まで飛ぶ。玉座とかあるかもしれないが、あいにく場所は分からない。だから、城の窓から無理やり入る形で適当なところから入る。どうやら部屋のひとつに来たみたいだけど…
「ゔっ…この匂い…」
やたら生臭い……いや、知らないわけじゃない。俺だって高校生だ。匂いの元に思い当たるものがある。けど、国がこんな状況で…しかも襲われている城という場所の一室で匂いが残るほど『そんなこと』をするとはとても思えない。だから、だからこそ嫌な予感がさらに大きくなっていた。
「アリス…!無事でいてくれ…!」
俺はそう願いながら、手当たり次第に部屋を調べていく。どの部屋にもいなかったが、どの部屋も同じ匂いが漂っている。部屋をあけ、匂いが鼻につく度に嫌な予感が大きくなっていく。焦りが生まれ、呼吸も荒くなる。
だが、どの部屋を探しても見当たらない。もしや城ではなかったのではないか?という予感さえ働いてくる。いや、まだ全てを調べた訳では無い。そう、まだどこかにいるはず、念入りに、念入りに探していくべきなんだ。そう考えながら、アリスを探していく。色んな部屋を見た。だが、どこにもいる形跡はなかった。隠れられそうな場所全てを探した、それでも見つからなかった。
「………ここで最後、か……」
遠目から、玉座があるであろう部屋を眺める。今まで見た部屋にそういった部屋はなかったし、それらしい大きな部屋もなかった。だから単なる予想だが……ゆっくりと、歩いて近づいていく。そして部屋の扉に手が当たる距離まで来た時に、初めて気づいたことがある。
「━━━━━━」
「……声?」
中から、声が聞こえてくる。甲高い様な声。動物の鳴き声かと思う物もある。今までの部屋にそう言ったことは無かった。そして、残った部屋がこの部屋だけだとすると恐らくこの部屋に避難しているかもしれないと思う。アリスがいれば、だが。扉越しでは声らしきものは聞こえるが、それがアリスのものかどうかは分からない。嫌な予感はさらに高くなっている。
「っ……アリス!!」
そして俺は、扉を開ける。そこにあったのは…この世のものとは思えない光景であった。女性は皆裸に向かれ、男達にいいようにされている。だが、どれもこれも気持ちよさそうな顔をしていて……けど、その目は正気を失ってるのは俺でもわかった。
「……お?
「…………は…?」
「お!本当だ…全世界の男の英雄織斑一夏じゃねぇか!!」
「混ざるか!?今なら王女様もセットだぞ!!」
「…アリス…!?アリ━━━━━」
男達の言葉に呆気に取られたが、俺はすぐさま思考を取り戻す。よく見たら、玉座に座っている男の傍にアリスがいた。だが、その姿は悲惨なものとなっていた。
服は着ておらず、全裸の状態で四つん這い…そして首輪をつけられてまるで犬のような耳と尻尾を付けられて舌を出していた。同じように、その目は正気じゃない。
「あ?こいつと知り合いだったか?悪ぃな!薬使って犯してたらぶっ壊しちまったわ!!まぁそれなら後でやっとくぜ!英雄様なら子供は多くてよさそうだからな!!」
「……さっき、から…英雄英雄って…なんの事だよ」
「とぼけんなよ〜、英雄織斑一夏は男達の希望!唯一ISを使える男だからこそ、学園に入ってわざと女たちを誑かし…学園という基盤から、女尊男卑社会を壊してんだろ?俺ァそう聞いたぜ?」
事実無根だ、俺はそんなことをするために学園に入ったわけじゃない。それに、男が上だとか女が上だとか考えたこともない。こんな酷い社会にする為に、やっている訳では無い。誰だ、そんなことを言ったやつは。
「……誰から?」
「━━━私」
「……更識」
俺の後ろから、声がかかる。更識楯無会長の妹…更識簪。意味がわからなかった。こんなことをする理由も、メリットも…何も無いだろうに。どうして俺をまつりあげる。
「だってそういうの…
「は…?」
「貴方は後世に『男達を奮い立たせ、女の地位を下げて男尊女卑を超えた男尊女卑を成立させた』っていう…貴方からしたら、汚名であるそれを被るの。」
「……それをして、どうなる」
「…単なる嫌がらせ。貴方と五十冬…じゃなかった…文音との戦いはどう決着するか分からない。そして世界がこうなってしまった以上…あなたが勝っても、文音が勝ってもいいようにしておく」
本当に、意味がわからない。嫌がらせで、なぜ俺が英雄になるのか。頭の中で情報が繋がらない。頭がどうにかなりそうだった。だが、冷静さをまだ保っておく。キレたら、駄目だ。
「貴方が勝っても、貴方が不名誉と思う形で英雄にまつりあげてしまえば後はどうとでもなる。貴方が女性を解放しろ、だなんて言ったら『乱心した』とでも言って処刑されるだろうし」
「…あいつが勝った場合は?」
「変わらない…貴方は名誉の戦士を遂げ、沢山の男が文音に仇討ちを仕掛けに来る」
「お前は、あいつを守ろうとは思わないのか?」
「仮に私が居なくても…文音ならそうしたと思うよ」
「……なんで」
「織斑一夏っていう存在が気に食わないから…さっきも言ったけど、嫌がらせだから」
「いやぁ!流石簪ちゃん!私のことわかってくれてて嬉しいよ!相思相愛だねあたしら!」
「っ!!」
俺の後ろに鬼村……いや、高村だったか?いつの間にか更識の傍によっていたあいつが、彼女に声をかける。今までのあいつなら、声をかける前に俺に不意打ちをしてきそうなもんだったが。
「……俺を殺して、世界を救った〜なんて言うとでも思ってたよ俺は」
「やめてよ気持ち悪い……私は世界を救いたい訳でも無い、英雄になりたい訳でもない、ましてや善意で動いてる訳でもないし、今はもう大切な人のために動いてる訳でもないんだから」
「…お前、自分の兄貴の━━━」
「言葉に気をつけろよ?既に私の兄に対しての復讐は終わってる、後は世界中で調子にのってる私含めた馬鹿共を終わらせるための嫌がらせなんだから……何も知らないのに、兄のことを喋るな」
「やる意味が、ないだろう…!」
何度か同じ話をした。束さんに復讐をして、それで終わっているはずである。それなのにも関わらず、未だに嫌がらせと称して皆に酷いを事を行っている。
「あるよ」
「ない!!」
「篠ノ之束はこれから酷い目に合い続ける、そりゃあそうだ私がこれからそうさせるんだから」
あいつの目は、俺をじっと見ていた。その目の奥で、一体何を考えているのかは俺には全く読めない。恐らく、あいつも俺に見透かされるのは嫌だろう。
「けどね、篠ノ之束が死んだからって言っても……それで止まるのはせいぜいISの新規発展…それも長い時間かけたら彼女がいなくても進歩していく」
「……何が言いたい」
「つまりさ、あいつを殺しても全世界のバカが跋扈して調子乗ってんのは変わらないでしょ?それは気に食わないんだよね……ただ一人一人殺していくのは時間かかるしさぁ…」
「人が、そんな愚かだって言いたいのか?」
「愚かだよ……あ、『お前が煽ったからだろ』ッてのは無しね?そもそも論現在法で犯罪を犯すやつは大抵は愚かな奴だからね…私含めて」
ニコッと笑う。その表情のすぐ裏側は全く笑っていないことくらい、俺にはわかる。いや、むしろ俺にもわかるように敢えて殺気を漏らしているのかもしれない。
「だからさ…IS関係者全員ダメにしていけば…馬鹿も大人しくなるかも思って」
「…まるでお前が王になる、とでも言いたげだな?」
「ならないよ、私は世界を掻き乱すだけかき乱したし…後はポイッかな……その世界で私がどうなるかは、その時の私に任せるとして……かーんちゃんっ、お手でだーして!」
笑顔でそう言われて、簪が腕を出す。疑問にすら思っていない表情、何をするのか察しが着いている様だ。俺には、嫌な予感しかしない。よく見たら、その腕には待機状態のISが。
「ん、ありがと…んじゃ、頑張って逃げてね」
「…言われなくても」
その後は、簪は走ってその場から去っていく。改めて、高村は俺に向き直る。その表情は、笑顔なのは変わらないが…とても邪悪なものに思えた。
「って訳で…簪ちゃんのIS食べてカリオストロはまた強くなったんで…今度こそ決着つけようか……ヒロイン全員失った織斑一夏君」
ニッコリと、純新無垢な笑顔へと変わる。だが……
「待て…箒は…箒はどうした…!それにセシリアもさっきまでは気絶してたが…」
「カリオストロがブルー・ティアーズにいたんだぞ?それで、操られて…中身が無事だとどうして思える?」
「ッ…!!!デタラメを…!」
「そう思うならそう思えばいいさ。私は、カリオストロがしてきたことをデータとして見たんでね……篠ノ之箒も、セシリア・オルコットも…心を完全に壊されてる」
「それが、事実なんだとしたら…!!」
「さぁ!決着つけようか!!」
箒とセシリアの事を出され、俺はついキレてしまう。だが、冷静さを忘れないようにしないと…勝てるものも、勝てなくなるだろう。お互いにISを展開し、構えて……これが最後の戦いになることを思いながら、睨み合うのであった。
最終戦です。
五十冬の見た目
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黒髪ロング、胸はない
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黒髪で肩までの長さ、胸はない
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茶髪ロング、胸はない
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茶髪で肩までの長さ、胸はない
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なんでもいいけど眼鏡が欲しい