『最終的なことをお話しますね』
既に何度も言葉として出しているが、改めて言おう。
1度目はISによる女尊男卑の世界。これにより男の権威は失墜し、ISを動かせる『可能性』がある女性達が優位に立てた。以後世界は男が少し浮いた存在となり、真の意味の平等は消え失せた。
2度目はある人物が起こしたテロ行為…女尊男卑の世界から、完全に男を隷属させて世界を女性のものだけにしようというテロ行為を勃発。それに対して、世界初の男のISパイロット織斑一夏が反旗を翻す。結果としてそのテロは防がれ、それに常時男達は一斉に女達へ反旗を翻した。そして世界はひっくり返り、溝を深くした男尊女卑から女尊男卑へ…女尊男卑から男主女隷へと落ちぶれた。
ISによって名家となった家は没落し、令嬢達は性処理が精々の無能へと。どこかのIS使用のテロリスト集団は壊滅し、それぞれの行方は不明。世界を変えた張本人2人の内1人は政府の飼い犬となり、もう1人は最早まともな生物としての扱いすら受けていない。
ISは真実を詳らかにされ、女性達の使っていた物はイミテーション…偽物ということが判明した。本物は織斑一夏が使用したものただ1つ。故に世界はイミテーションを本物へと押し上げるための研究機関を作り上げた。元IS学園…その跡地を使い、職員達はこれから世界が躍進していくための技術を作り上げる研究を進めるのである━━━━━
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『結果をお話しますね』
━━━━というのが建前である。
世界の真実を知るものは数少ない上に、世界は都合のいいことを望んでいる。この世界は既に変わり果て、終わりへと向かっている。全てが変わり、終わり果てたこの世界。
女の人権は皆無であり、男達が女に復讐を果たして満足した世界。研究されているのは事実ではあるので、技術が進歩するのもいずれは約束されるだろう。
「ん、ぁ…!」
「お姉ちゃん…ちゅる…おへぇ、ひゃん…れろ…」
とあるIS学園の密室で、水音が響く。水色の髪を持つ少女2人が体を絡め合い、そして舌を絡めあっていた。眼鏡をかけた少女は頬を赤らめながら一心不乱にその体と舌を味わい尽くさん勢いで攻め立てて居るが、もう片方の少女はただただ喘ぎ声を出しながらその攻めを受けるだけであった。
攻める少女…更識簪は、自らの姉に歪な愛を向けていた。その愛によって、姉を失脚させ、監禁し、そして弱らせていた。最早姉妹の立場は揺るがぬものとなり、妹は満足するまで姉の体を味わい尽くすだろう。
受ける少女…更識楯無は、学園内でもトップクラスの実力者『であった』…そう、過去形である。既にその筋肉は萎縮し、柔らかい脂肪へと変化している。客観的に見て太っている…というわけではない。手足は細く柔らかく、腰も綺麗にくびれている。胸は生徒会長時代よりも大きくなり、臀部も弾力のあるものへと変貌していた。わかりやすく言うなら『ボンッキュッボン』である。余談だがバストサイズは2ランク上へとなっている。
「愛ひへる…愛ひへるよ…お姉ちゃん…!」
「愛、愛して…る………」
うわ言のように愛を呟く妹に対し、姉はオウム返しのように返す。妹は姉を愛するがあまり、周りが見えていないレベルでその蜜月を味わい尽くす。
集中力の一点化は、思いもよらないミスを犯す。蜜月を味わい尽くしたいが為に、些細なミスを犯す。例えば…『ドアの締め忘れ』『あからさまな人の気配に気づかない』等である。これはあくまで例えであり、実際がどうかは…また別の話である。
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『壊れた様をお伝えしますね』
とある日本の街の路地裏で、3人の少女が一糸まとわぬ蹲踞の姿勢で悦に浸ったような表情を浮かべていた。周りには男達が並び、ニヤニヤとゲスな笑みを浮かべていた。
下品な言い方をすれば…犬の芸である『ちんちん』のポーズである。そして彼女達が雌犬という証拠なのか、鎖の着いた首輪だけが彼女たちの唯一の身に纏うものであった。
「はぁはぁ…!」
「もっと、もっとしてくださいまし…」
「おねがい、だよぉ……」
1人はオルコット家令嬢…失礼、元令嬢であるセシリア・オルコット。元々男性に厳しい態度を取るような少女だったが、最早その影はなく、見るも無残なものであった。
2人目はそのメイドであるチェルシー…とある事情で日本に流されてきたものであり、今は仕えていたセシリアと共に男性達に媚びを売り奉仕する存在へと成り果てていた。
3人目はシャルロット・デュノア。妾の子ではあるが、デュノア家の令嬢のようなものである。今となってはその肩書きも存在しないもので、本人ももはや覚えてすらいない。母親である女性とは既に別れてから連絡が取れていないが、気にする素振りもない。
「ならよ、犬なら犬らしくしろよ」
「そうだなぁ…じゃあ壁に一番長く小便できた奴可愛がってやんよ」
その言葉に、3人が同時に膝を着いた四足歩行で指のさされた壁へと向かっていく。そして片足を上げ…ほぼ同時に3人が、尿を流し始める。令嬢でなかったとしても、まともな倫理観ならきっとしない行為だろう。
しかしそれでも…3人はそれを遠慮も躊躇もなく行った。それだけ彼女達が壊れてしまっているという証拠だろう。
「あっ…あっ…!」
「はぁ、はぅ…!」
「んあぁ…!!」
男達はみっともない真似をする3人を嘲笑う。3人はその嘲笑にすら、股を濡らす。彼女達は心からの愛は既に理解できない頭となった。彼女達が求めているのは体からの愛。つまりは…肉欲を満たすことだけを求める雌なのであった。
無論、元々は心から会いしていた男にその体を渡そうとした…しかし、その男は彼女達を受け入れきれず…そして結果として他の男を許してしまった。それによりタガが外れ、元々愛していた男から『そういった事』を禁止されても、するようになってしまった。最早、彼女達の歪んだ部分は戻ることは無い。彼女達の愛していた男もそれを理解していたが故に…その心に深い傷を負いながらも、受け入れるしかないのであった。
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『残酷さをお伝えしますね』
とある日本の一軒家。その家はお店を経営しており、本日も繁盛していた。下賎な客が言うには、大中小の3人がいる店であるとの事だ。『3人』とは言ったが、人の扱いはもちろんされていない。
「おいゴラァ!!早く来いや!!」
「は、はい…すいません…許してください……」
胸の大きい娘…篠ノ之箒は、誰かがどこからか持ち込んだ薬によって、孕んでいないにも関わらず母乳を出せる体質へと変貌していた。そして、武人気質だった性格はナリを潜めてすっかり臆病な性格へと変わり果てていた。着いたあだ名は、『涙の代わりに母乳を流す臆病者』である。そして彼女は、薬のせいか乳首の感度が凄まじく上がっており…軽く握り、母乳を絞り出すだけで達してしまう惨めな体となっていた。
「おい、来いや椅子」
「は、はい…!あ、ぐっ…ひぎぃ……!!!」
胸の1番小さな娘…凰鈴音は、既に2児の母である。しかしその子供二人とも、既に引き取られておりすっかり行方知れずとなっている。そして、孕む為の行為生活がたたり…彼女は何をしても感じる、所謂マゾヒストへと成り果てていた。無論『ド』が着くほうである。今もこうやって男の椅子となり、座られるだけで絶頂に達して蕩ける女となってしまっていた。
「…あー、餃子定食と…この後頼むわ」
「…はい……」
真ん中の娘…五反田蘭は、心を壊されていた。我儘を働いていたが家族愛はきっちりとあった兄を失ってしまい、そしてその後に長い時間男達に陵辱されきったその心は…最早何者も求めるものはなくなっていた。彼女は今となっては全てが信じられなくなり、唯一信じられるのは己の感覚…目、耳、鼻、口、そして脳に与えられる刺激。それだけが唯一の心の拠り所であり、快楽もまた彼女の心を繋ぎ止めている唯一のものだった。
「…っていうか俺一人か……おい、3人ともここに跪けや」
男は立ち上がり、ファスナーを下ろす。その間に3人は男の前に正座をし、顔を上げ、そして口を開ける。先程まで無表情だった蘭ですらも恍惚とした表情となり、何かを待ち望んでいる表情であった。
「あー……出るぞぉ…ふぅ……」
「んぶぁ!」
「あぶっ!」
「んぐっ!うぐっ…!」
3人に目掛けて男は射精…ではなく、尿をかけていた。3人はそれを仲良く分け合うようにして、口の中に今日に入れたそれを遠慮なく飲み込んでいく。
飲食店に有るまじき光景だが、それを誰も気にはしない。恍惚と受け入れ、飲み込んでいく。そうして用を足し終わった男は、箒の髪で拭き取ると、ファスナーを上げた。
「んじゃ、料理頼むわ」
「…はい」
新生五反田食堂…それは3人の娘が経営させられている店。しかし3人はそれぞれ性格は変わり果て、違う反応を示すものの…他の女達と同じ様に、男の奉仕を望んでいるのであった。
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『革新的なことをお伝えしますね』
ある博物館。歴史博物館と名が付いてるそこは、恐竜でも日本の歴史でもない化学の歴史だった。その博物館にある1区画が追加された。建物を増築し増やされたそこには、ある一つの成果として飾られた科学の礎があった。
それはイミテーションの歴史。長い歴史の中では瞬きにも満たない一瞬において、良くも悪くも1つ発展した1科学。女性だけが乗れた機体を扱うにおいて生み出された、人造人間の話。かつてはラウラ・ボーデヴィッヒと名称づけられた雌が飾られていた。そのついでと言わんばかりに、部隊の雌達と彼女達全員分の紹介文が貼られているが━━━
「デザイナーベイビーだってさ」
「倫理観やべ〜」
「こんなちっちぇのがリーダー?」
「ガキのごっこ遊びだろ、使い心地いいけどちんちくりんすぎる」
━━━といった風に、まともに受け取られていなかった。因みに強固な壁一枚を貫通するように彼女達は固定されている。所謂『壁尻』と言うやつだ。
因みにデザイナーベイビーの研究成果は完全に公にされてしまっている。現在はその研究や他の研究も相まって、これからは新しい自分の体に乗り換えていく…又は気に入った雌を新しい体に移し替えていくというのが出来上がっていくだろう…というのが大方の理想図である。変わった価値観は、今まで許されなかった研究を行わせるのだ。果たしてこれは進化と呼べるかどうかは、甚だ疑問ではあるが。
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『自己紹介を終えますね』
世界は、女を沈めていく。『私』は世界の結末がそうなったことに酷く安堵している。篠ノ之束を終わらせ、女たちを沈め、私自身も特別扱いはされない。そんな世界になった。
高村文音であり、鬼村五十冬でもある私。そんな私が与えたきっかけで与えた世界は最低で、最悪で、劣悪で……最高だった。女たちは立場が変わり虐げられるように。
「はぁい、文音ちゃんこんにちわぁ」
「……」
部屋に入ってきた男達を見ながら、私は思う。女たちを虐げる高い立場を持っていた私が、今や同じように踏みにじられる。それが酷く嬉しい。私にはカリオストロがいて、その上でこうやって手を出そうとしてくる。きっとカリオストロへの対策ができたのだろうか?
「あー、『アレ』呼ぼうとしても無駄だよ?」
「……」
「織斑一夏の現在位置判明してさぁ……送り込んじゃった。『お前のご主人様狙おうとしているぞ』ってね。流石の化け物も、アレが相手なら時間かかるでしょ」
この男達は知らないが、まぁ結果としては一緒だ。最後の戦いと比べてカリオストロもやれることが日々増えてきている。
「ほらよっと」
「ゔっ……ぁ……」
「…かん……」
そんな中で、一人の人物が私の前に投げられる。生臭いを匂いを発しているそれは、更識簪…本人であった。その体はドロドロになっていて、行われた陵辱が目に浮かぶようである。
「姉貴とイチャついてるとこ狙ってなぁ、姉貴の方がいい体してるからまだ手放されてないけど」
「まぁ妹ちゃんはそれなりでお前は体つきは貧相な方だけど……楽しむ分には、良さそうだよねぇ」
つまるところ…織斑一夏に倒されてカリオストロは終わるだろう。そうなると私たちを助ける存在は、もういないわけだ。まぁ私も女達を堕としてきたわけだし…こうなるのは、仕方ないか。
「んじゃ、いただきまぁす━━━━」
こうして、私達は…ただただ犯されるだけの雌と成り果てた。それから抵抗することは許されないままに、私達は…落ちぶれていく。どこまでもどこまでも、深く深く…落ちぶれていくのであった。
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その日、織斑一夏はあるひとつの戦いを終わらせた。無人機体『カリオストロ』と自称するそれを一蹴。既にかつての白騎士を大いに超えた白式は、ありとあらゆる兵器や攻撃を寄せ付けず…対してありとあらゆるものに対しての有効打を生み出す存在となった。
別方向へと互いに進化したカリオストロと白式。そのカリオストロが取り込んでいた、彼が懇意とする仲間達のISの能力…それら全てを吸収して取り返すことで、もはや敵が存在しない存在へと…呼称するならば、神と呼べる存在となった。その日から、織斑一夏の存在は誰にも知られることなく行方不明となる。
それからどれ程の月日が経ったか……ある1つの反政府組織が立ち上がる。その反政府組織はたった一人の男から始まったが、たった一人で主要都市の全てを蹂躙…しかしその全てにおいて負傷者すら出さず、圧倒的力で女性たちの解放運動を行っていった。仲間はおらず、そして彼自身解放した女性達を仲間にしなかった。力を与えず、彼女達を逃がすだけ逃がしていた。
それは、途方もないものである。男達は死なない限り同じことを延々と繰り返すだろう。それは彼を文字通り死ぬまで終わらない戦いへと誘うものであった。しかしそれでも、彼は人々が真に平等になるために動いていた。
そんな戦いの中で、彼は徐々に記憶から忘れていく。1人の少女によって始まり終わったこの世界…その少女のことを。『今はどうしているのか』という思考に至ることはできず、見つけることもできない。だが戦いはそれでも続くし、続けざるを得なかったのだ。そうなってくると…彼は彼が懇意にしていた仲間たちを探すことしか出来なかった。ほぼ全てが、かつての性格を失い男達へと従事する存在へと成り果てたが。そうなってくると、彼は他の者達を助けるために動かざるを得なくなる。
しかしそれでも男達は女たちを無理やりに沈めていく。彼が戦っている中で、女達は鳴かされる。今日もどこかで戦火が響き、別の場所では嬌声が鳴り止まない日となる。
━━━終わり果てた世界は今日も、最低に平和であった
お付き合いいただきありがとうございました。最後に言い訳をさせていただきます。途中数年投稿頻度が無くなりましたが、生活に不備をきたしておりその際に設定データが吹き飛んでしまいました。拾えるところは拾っていましたが、おそらく所々おかしな所があったと思われます。
織斑一夏が終わらぬ戦闘に身を委ねること、そして五十冬がこうなる事はある程度決定事項でした。ですがその過程はおそらくズレきったものとなっています。
高村文音こと、鬼村五十冬ですが彼女の復讐は途中で終わっていました。しかし彼女自身、それで満足することもなく途方もない八つ当たりの話へと変貌していきました。そもそも復讐しているので当たり前ですが、結末としては『死』か『女達と同じ末路』かで悩みました。ですが、死よりも末路の方がらしいと思ったのでその形で収めています。
長々と語りましたが、今回で最終回となります。あるかどうかは分かりませんが、活動報告の方にリクエスト欄を設置します。かなり不定期になりますが、番外編としてそちらで書こうかな、という形です。
改めまして、今までありがとございました。読んでくれて、心嬉しい限りでした。
五十冬の見た目
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黒髪ロング、胸はない
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黒髪で肩までの長さ、胸はない
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茶髪ロング、胸はない
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茶髪で肩までの長さ、胸はない
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なんでもいいけど眼鏡が欲しい