※この作品はR-18です。

復讐の機装少女   作:長之助

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映像観察

 私は、福音の事件に関わったものとして事の顛末の映像を見ていた。無論、自室のみでしか許されていない。そうして眺めていたが、ため息をついていた。それはつまらないからという理由ではなく、白式の力が解放されていたことによる呆れがあったのだ。あの時、私には何があったのか知る由もない。1度起きた時には、既に終わっていたことだったからだ。よって、何が原因でこれが発動したのか予測することでしか分からないのだ。

 

「……ま、とてもそんな雰囲気ではなかったけどね」

 

 クラスの雰囲気は落ちていた。織斑一夏が落ち込んでいるため、というのが大きな理由である。そして、織斑一夏が落ち込んでいるのは凰鈴音が既にこの学園にいないからだ。

 出来れば、詳しいことを聞きたかったのだが……そこで空気の読めない行動をするほどのアホにはなりたくない。

 

「凰鈴音がどうなっているかは、私にもわからない。殺すことや四肢を欠損させること以外は何してもいい…とは言ったけど」

 

 殺すのは論外である。四肢欠損させた場合、色々と面倒が起こることもある。彼女自身にも、彼女以外の他人にも、だ。

 それに、体が綺麗じゃないと人が寄らなくなってしまう。怪我をさせていたら、人に同情させられてしまう。

 

「ま、本当にどうなってんだろうね…」

 

 そんなことを呟いた後、映像に集中するために思考をそちらに寄せるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 side?

 

 暗く、湿度が高く、それでいて空気の循環が中々行われないような窓のない部屋。その部屋の作りは全面的にアスファルトであり、無機質かつ冷たい部屋というのがぴったりな所だった。

 そんな所に、凰鈴音は一切の布を纏わずに放置されていた。彼女が今身につけているのは、たった一つの首輪とそれと壁をつなぐ長めのチェーンだけである。そのチェーンも、彼女が立ち上がってほんの1歩だけ歩ける程度の長さしかないが。

 

「……」

 

 その部屋で、凰鈴音は何もしゃべらず、動かず…じっと時が過ぎるのを待っていた。彼女は一体この部屋で何をしているのか、簡単な話である。

 

「━━━」

 

 聞きなれない異国の言葉。日本語と中国語だけは発音できる鈴も聞き覚えのない言葉だった。所々聞き覚えのあるような単語を、時折発している男が部屋に入ってきた。

 それも1人ではなく、複数人。皆、服こそ着ているものの膨らませた股間を隠そうともしていなかった。

 

「━━━」

 

 鈴は自分を指さされて、まるで軽蔑されているかのような笑みを向けられていたが、おそらく実際に罵倒か嘲笑されているのだろう…そういうことだけは理解出来ていた。

 

「…さっさと犯せばいいのに……」

 

 彼女がここでやらされていること。それは、この部屋にやってくる男達の性欲処理である。無論、このようなところでやっている以上無償である。そのことを意識すると、まだ売春婦の方がまともな生活をしていると思ってしまって、自己嫌悪に陥ってしまう。

 

「きゃっ!!」

 

 言葉こそ通じないが、男達は鈴に手を伸ばして無理やり押し倒していた。アスファルトの上に倒されて、鈴の背中が少しだけ痛む。しかし、その痛みは彼女を完全に現実へと引き戻す。彼女の思考が、現実を見させてくる。

 

「くっ…早くするならしなさいよ!!」

 

 ヤケになって叫ぶ鈴。既に、その体から処女膜は失われている。何度も何度も犯されて、彼女の意志とは関係なく肉体はオスの肉棒を受け入れる準備が初めから整えられてしまう。

 それを甘んじて受け入れているのは、絶対に織斑一夏の元に帰るという意志。汚れた体でも、恋をしたあの少年は自分を受け入れてくれるだろうとという期待、希望。例え恋人関係にならなくとも、友人関係は続けられるという諦めと期待。

 それらを踏まえての、男達に対する催促。惨めなことこの上ないが、鈴はそれを自覚しながら進まなければならない。

 しかし、今回はいつもとは少し違っていた。

 

『━━━』

 

 またもや鈴が理解できない言葉で、今度はどこからともなく放送が流れてくる。ひとまずこれで彼女が理解したのは、『この辺には人がいること』と『電気が通っていること』の2つである。その上で、自分が喋れない言葉の国と、入ってくる人間の肌の色で判別するしかないのだ。

 

「な、なに…?」

 

「……」

 

 男達が、突然口角を上げてニヤニヤし始める、先程の放送の件で笑っているのは、あからさまである。

 そのまま、男達は一旦は鈴から離れる。言葉がわからなかった以上、雰囲気で察するしかないが…どう足掻いてもゲスな事しかされないのは、目に見えていることである。

 

「━━━」

 

「…?どっか行っちゃった…」

 

 男達は、鈴を放置して外に出てしまう。ここの部屋は鈴に外を見させないためか、まともな明かりが外からは入ってこないのだ。よって、窓もないことを考えれば今が何時なのかさえも彼女はわからない。

 

「…?なんか、変な音が……」

 

 耳を済まさなくても、わかるほどには大きな音が鈴の耳に入ってくる。それがしばらく響いたかと思うと、上の天井の四隅に小さな隙間が出来る。

 そこから、特に何も起こることなくしばらく鈴は警戒していた……のだが、ふと気づいてしまう。

 

「……もう既に、やばいんじゃ…!?」

 

 そう、何も起こらなかったのでは無く……既(・)に(・)異(・)変(・)は(・)起(・)こ(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)も(・)の(・)な(・)の(・)だ(・)と(・)、(・)理(・)解(・)し(・)た(・)の(・)だ(・)。

 実際、鈴の鼻にはほんの少しの匂いが入ってきていた。今の今まで、男の精液以外の匂いなんて全く入ってこなかった鈴鼻に、ほんの少しだけ甘い匂いが入ってきているのだ。

 

「な、なんとかして脱出できれば…!」

 

 何とかして、その部屋からの脱出をしようとする鈴。しかし、そんな簡単に脱出できるのならば、彼女は既に脱出を終えていないといけない。そんな事に、本気で気づかないほど彼女は愚かではない。

 

「こ、この匂い…意識したら、余計に頭が…」

 

 鈴の頭は、段々とまともな思考が出来なくなるくらいには朦朧とし始めていた。体の外面に目立った異常は感じられないし、確認もできない。

 しかし、思考力の低下こそ認識していたものの……その次に訪れる変化には鈴も意識出来なくなっていた。

 

「うぇ……んひぁ…」

 

 乳首が勃つ。愛液が、太ももに大量に流れていく。力が抜けて、部屋の床の上で大の字になってしまう。そうなった瞬間、更に甘い匂いが鈴の思考力を奪っていく。

 鈴が、尿を漏らしている自分がいることに気づくのは、倒れてから数秒経っていた時だった、それも、羞恥心すら湧かないほどに他人事のように考えてしまっていた。

 

『━━━』

 

 無機質なボイスが流れる。なんのことかは分からないし、鈴はそれを気にすることもなかった。

 気にできるほど理性が残っている訳でもないし、思考が出来るという訳でもない。

 

「……」

 

 ニヤニヤと、再度部屋に入った男達はニヤついていた。恐らく、犯す許可が出来たのだろうと理解出来る。しかし、今の鈴が抵抗できるわけもないし、その意思すらも奪われている以上…鈴はなすがままされるがままに犯されるしかないのである。

 

「ひぐっ!?」

 

 男達の手が鈴の体に触れる。その瞬間に、鈴は今まで感じた事がないくらいに快楽を感じていた。何故自分がここまで感じるのか、今の鈴には全く予想できなくなってしまっていた。

 

「━━━」

 

「ン、ンムッ…!」

 

 鈴の声が目障りなのか、はたまた全く関係がないのかはわからないが、男達の内の一人が鈴の口の中に自らの肉棒を突っ込んでいた。突然異物を突っ込まれても、鈴は抵抗出来なかった。

 わかりやすいほどに、鈴の頭が働かなくなったのは薬物のせいだと言う事実だったが、その事実を理解しても鈴は抵抗しようとすら思いつかなくなっていた。むしろ、犯されて気持ちよくなりたいが故に、自ら股を開こうとするまでになっているのだ。

 

「んぶ、じゅるる…んぶ、じゅる…!」

 

 舌から味わうことの出来る肉棒の味を、売春婦のように味わっていく。必死で舐めているその姿からは、いつもの鈴を思い出すことなんてまず不可能に近いだろう。

 

「━━━」

 

「んぶぅ!?」

 

 男達もそれを見て勢いづいてきたのか、鈴の体をこれでもかという程に味わい始める。その内の一人が、鈴のアナルを犯そうと調子に乗ってそのまま行為に混ざり始める。

 既に四人参加していたので、5人目である。使える穴は全て使い、手すらも使用してしまっているので、今の鈴にこれ以上のプレイはまず不可能だろう。

 しかし、鈴はこれ以上激しくされるのを望んでいた。無意識に、心の底から……不可能だとわかっていることを、そのまま激しくしてもらおうと必死だった。

 

「んぶ、んぶぶ…!」

 

 喉の奥まで咥え込み、えづきながらもそれがまるで好物であるかのように咥え込み続ける。

 最早そこに、鈴のまともな意思は絡んでいない。そこにあるのは、ただ性快楽を貪るだけのただのメスだけである。

 

「じゅる、れろ…」

 

 犯されることにただ快楽を覚え、男に媚びを売り、そして腰を振る。性的なことしか学んでいないのかと言わんばかりに、頭の中も行動も腰を動かすことだけを考えていた。

 

「んぶ、んぶぅ…!」

 

 激しくぶつけられる肉棒は、確実に凰鈴音から凰鈴音たらしめるものを削り取っていく。

 今は理性が吹き飛んでいるから構わない。しかし、まともな精神状態のときならば、こうはならないだろう。そこは、ある意味助かっている部分でもある。後から思い出しても、冷静に考えられるほどには彼女も人が出来ている。

 

「ん、んん……!」

 

 激しく突かれている内に、段々と男達の速度が早くなっていく。射精が近いことを理解したのだろう。

 本来ならば、凌辱されているという時点で拒否するはずのものである。しかし、今の鈴はそれを求めるために、男達が自分から離れないようにしてまで、強く抱きついていた。

 そして、その時が来る。

 

「ん、んんん!!!」

 

 吐き出される精液。それは鈴を大きな絶頂へと導いており、そしてそのまま意識すらも奪う程の大きな快楽を与えていた。つまりは、大きすぎる絶頂であるが故に鈴が気絶したという話である。

 だが、そんなことは男達には関係がない。

 

「あぐっ!?」

 

 すぐさま尻を強く叩いて目を覚まさせる。そしてそのまま、当たり前のように犯され始める。そうして、鈴が解放されたのは…そこから更に5回ほど意識が無くなった先後だったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 side五十冬

 

「あ、そうか」

 

 ふと、私はとあることに気づいた。ずっと映像を見てきた割には、映像とは全く関係の無いことだけども。

 

「私を脅しの道具にしちゃってたからか…気持ちとしては別だろうけど、他の子達も同じかな…」

 

 ラウラだけが堕ちて、セシリアが堕ちない理由。私はそれがはっきりと理解出来てしまった。

 それは、まずセシリアには私という大義名分…もとい言い訳の元がある。どれだけ犯されても『鬼村五十冬のため』という美談にすり替える事で、精神状態を保っているのだ。

 では、ほかの女達はどうか?ラウラ以外のメンバーには織斑一夏がいる。恐らく『織斑一夏だったら優しくしてくれる』または『気にしないでくれる』という考えがあるだろう。

 

「ラウラが堕ちたのは、彼女が織斑一夏に惚れる前に手を出したから…かな」

 

 それによって、僅かに私という存在の方が大きかったようだ。タイミングが悪ければ、同じようになっていたかもしれない。

 

「まぁ、ならアイツらを堕とす手段があるとしたら……」

 

 セシリアの精神的な支柱であるものを、壊すことは容易い。しかしほかの女達は、織斑一夏という存在そのものを支柱としてる簡単に殺すだけだったら、精神が限界を迎えてない限り折れることは無いだろう。

 だったら、別の方法で折るしかないけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「童貞奪った動画を見せたらいいのか…?」

 

 うん、私は疲れている。今の一言でそう思ったので、私はそのまま本日は眠りにつくのであった。

五十冬の見た目

  • 黒髪ロング、胸はない
  • 黒髪で肩までの長さ、胸はない
  • 茶髪ロング、胸はない
  • 茶髪で肩までの長さ、胸はない
  • なんでもいいけど眼鏡が欲しい
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