さて、学園祭のお話…と行きたいところだが、私の携帯にメッセージが入っていた。添付動画ありのメールみたいで……確認してみたけど、どうやら余計な枷が付いているにも関わらず、首を突っ込もうとして自分の首が締め上げられてしまうという間抜けなことをしてしまった人がいるらしい。
コレに関しては、私は一切関与していない。最初の一挙一動だけやって、後は野となれ山となれ……の精神だったし。
とまぁ……遠回しに言っているが、その間抜けとはシャルロットである。どうやら、ラウラが働いている店の店長がメールを送ってきたようだけど、動画にはアンアンと喘いでいるシャルロットの姿があった。ただ、ラウラは元々素質があったからあんな喘ぎ方してたけど…シャルロットにも素質があったって話だとちょっと、出来すぎてるかなって思いもある。けどまぁ、そこら辺は店長の腕がよかったとだけ認識しておこう。
そういえば、最近この店にセシリアがヘルプで入ってるんだけど…世の中って案外狭くできてるよねぇって。ま、どっちにしろシャルロットは余計な正義感働かせすぎだと思う━━━
sideシャルロット
僕は街中を歩いていた。ただ歩いているという訳ではなく、後をつけていた。前にいるのは、同じクラスメイトのセシリアだった。今、僕は彼女をストーカーしているのだけど……まずその理由として、セシリアは今は祖国に帰っているはずだからである。
僕は帰るところが帰るところなせいで、タイミングを逃し続けてしまってるけど……セシリアにはそういったのは無かったはず…
「…裏路地?」
辺りを見回してから、セシリアは狭い裏路地に入っていった。こんな所に、一体なんの用事があるのかはわからないけど…良くないことをしているんだったら、追いかけないといけない。僕達は代表候補生…下手なことをしてしまうと、その国に迷惑をかけてしまう。特に、僕とセシリアは……親の顔にも明確な泥を塗りつけてしまう。
「セシリア、一体こんな所で何を…っと……?」
「……」
乗り込もうとした矢先、路地裏に入っていくもう1人の姿。ラウラだった。セシリアもそうだけど、ラウラもどうなってるの…?二人とも、こんなくらい路地で何をしようとしてるの…?
「……追いかけないと…」
僕は覚悟を決めた。この先、何が出ても驚かずに、冷静にISを展開できる力と判断力を持ってないといけない。
恐らく、2人がやってるのはいけない事だ。けど、それが2人自身の意思で行われてるとは到底思えなかった。
僕は、そのまま2人を追いかける。セシリアはともかく、ラウラは直前まで兵士をやっていた女の子だ。あんまり近寄ると、気配でバレる可能性がある。だから見失わないギリギリのを見計らって、追いかけていくしかない。
幸い、一本道が極まっていたので見失うことなくかつ気づかれることなく僕は二人の後をついていくことが出来た。
「……ここ、って…」
現れたのは、何やら怪しげな建物。2人の姿は直前に見失ってしまっていたが、余計な道も見当たらなかったため恐らくこの付近にいると思われる。
けど、動いている様子はあるのに看板を立ててないなんて…この建造物が民家に見える訳でもないので、余計に怪しさが現れていた。
「セシリア…ラウラ……!」
「おーっと、そこのお嬢さん何してるのかなぁ?」
「っ!?」
後ろから突然声をかけられる。ただ、真後ろではなく少し距離があるところから話しかけられたようで、即座に振り向くと歩きながらこちらに向かってきてる男性の姿があった。
どこをどう見ても一般人……さっさと追い払っておかないと。
「あ、あはは……ごめんなさい、この辺の地理に慣れてなくて道に迷っちゃったみたいで」
「へぇ、こっちにまっすぐ来るのおかしいって思わなかった?」
「途中はおかしいと思ってたんですけど、行こうとしてるところと方向が同じだから行けるかなって」
「なるほどなるほど、俺もあるよそんな経験」
何やら唐突に、話を合わせてきた。これは…もしかしたらナンパされてる?いや、まだ決めるのは早いしナンパってだけならまだどうにでもなる。
「へぇ、そうなんですか」
「そうなんだよー……でさ、誰追いかけてきたの?セシリアちゃん?ラウラちゃん?」
「……あの、私道に迷ってきたんですけど…?」
どうにか隠し通せたが、今の一言で私の心臓は大きく脈動した。要するに驚いたのだ。だって、いきなりセシリアとラウラの事を出されたのだ。僕は今、私服を着ているにも関わらず、である。
「いやいや、そんな誤魔化し聞くわけないじゃん。大体、こんな一本道をさ、どうやったら迷った挙句に入ろうと思えるんだっての」
「……」
反論できない。実際、入り込んでしまったことは間違いがない事実である。それに関して、僕は変なことを言わない方がいい。
「……ま、こっちは君が誰か分かってるし何をどうすればいいのかもわかるけどね」
「…まさか、鬼村五十冬の……仲間…!?」
「仲間?なんか変な言い方するんだね君、仲間といえばそうなのかもしれないけど……まぁどっちかと言うと『お得意様』かな」
「…つまり、テロリストの協力者…」
「テロリスト?ま、この女尊男卑の世界ならたしかにある意味テロリストかもしれないね、俺らは」
妙に話が食い合わない。けど、悪いことをしているという自覚はあるようだ。どっちにしろ、僕がここで今捕まえればセシリアとラウラの場所もわかるかもしれない。
「あー、下手に逆らっちゃダメなんだよね?君…もしこっちに危害加えようとしたなら…『連絡』しちゃうかも?」
「っ…」
やっぱり鬼村五十冬の仲間だった。確か、絶対に肯定しないといけない…だったっけ……それを持ち出すって事は、鬼村五十冬がこのことを知ってしまうという事になってしまう。
そうなると、鈴の場所は本当にわからなくなってしまう…
「そうそう、そうやっておとなしくしておけばいいんだよ。とりあえず中、入ろっか」
僕は、男性に一般人だと思っていた。けど、実際はあの女に従うテロリストも同然の男だった。けど、僕は逆らえない。一夏の為に、鈴を連れ戻さなくちゃいけないんだから。
だから、僕は抵抗せずに男についていくのであった━━━
「ほー、随分と似合うじゃないか黒兎ちゃん」
「っ…ありがとう、ございます…」
視線を横にずらすと、ラウラが少し太めの男に酒を注いでいた。しかも、彼女の格好は銀色かつスケスケのネグリジェの様な服装だった。はっきり言えば、娼婦だと言われても納得出来るものである。しかし、無理やりやらされてるのは明白……ラウラ、すぐ助けに行くからね。
「ほー、アルバイト…にしては随分と手慣れているじゃないか」
「んぐ、む…」
そして、さらに少し視線をずらすとセシリアのものらしき髪が、テーブルの下から覗いていた。男の股間に顔を沈めて…何をしているのかは分からないが、まともな事じゃない事だけは確かである。
幸い、2人とも僕の姿には気づいていなかった。
「あっちの銀髪の子はね、このお店で黒兎ちゃんって言われてるんだ。入ってまだろくに時間も経ってないのに、ちゃんと稼いでくれる稼ぎ頭だよ。
あっちの金髪の子は、知り合いの知り合いがオススメしてくれた子さ。だからまだ名前は付けられてないから番号呼びになってるんだよね」
「……女性を、道具として売ってるんですか」
「そういった店は需要が増えているからね。女尊男卑になって、女性の価値が男性より上がった……けど、そうなると社会的弱者の立場になっている男性よりも、何かしらの理由で弱い立場になっている女性に対しての仕打ちがより酷くなっている。
軽いもので暴力、酷いものになると一生奴隷以下のただのモノ扱いさ。
それに比べたらまだマシな立場だと思うけど?」
「けど!人を物として売るなんて…!」
「勘違いしないで欲しいけど、ここに自らの意思で通っている人もいる。それに、こういった所は日本だけじゃなくて世界各国にあるよ……君の祖国にもね」
「っ…」
多分、本当だろう。探せば見つかるかもしれない…それだけ、この世界は男性と女性の境目が深く細いものになっている。
溝は深いが、干渉は簡単に行える……そんな危うい状態を、今は維持し続けている状況である。
「で、君は今から…」
「この店で働かせる気?」
「ん?いやいや、君は『絶対に全て、肯定しないといけない』んだから…働くことすら許さないよ。代わりにあの穴に体をはめ込んでね」
そうして男が指した指の先には、謎の穴のあいた壁があった。僕の体で、ギリギリ通るくらいであり腰にピッタリとハマる大きさである。
一体この穴はなんなのだろうかと思いつつ、僕はこの男に従わなければいけない…それを考えてから、ゆっくりと穴に体をはめ込んだ。
「ん、く…抜けない…!」
「じゃあ、一切抵抗せずに犯されてね」
「え…ひゃんっ!?」
何か、僕のおしりに触れてる。感触的に、人の手のように感じるけれど…だとすると、今の僕はおしりだけ出てる随分と間抜けな格好にしか見えないのだろう。
「や、待っ…!」
「うはぁ、これで元々男装してたんだ?よくこんな柔らかそうな体してる癖に、バレなかったよね。全員あんまり意識してなかったのかな」
「へへ…前から失礼するぜ」
僕の後ろには顔も見えない男が1人。そして、前から別の男がやってきていた。その男は、手になにか注射器のようなものを持っている…それがどう使われるのか、僕は嫌な予感しかしていなかった。
「ほーらよ、直ぐに良くなるお薬だ」
「や、やだ!そんなのいらない!!」
「ハジメテ…が痛いのは嫌だろう?それとも、痛い方が好みか?」
こんな店で扱っている薬なんて、問題がない方がおかしい。使われたら最後、人間としての尊厳どころかまともな生物としてすら扱われないような気がしてならない。
「い、やぁ…!」
「ちっ…おい、手の方固定しろ」
「うぃーっす」
別の男達が、僕の手を…そして頭も動かせないように掴んでくる。まともな体勢じゃないのと、思いのほか強い力で掴まれた為に僕は一切体を動かせなくなっていた。
「まぁかるーく廃人になる程度だからさ、運が良かったら1年はまともな精神してられるよ」
「よく言えるっすね先輩、こないだヘマやらかした女にそれ使ったら、次の日にセックスジャンキー化してたじゃないっすか」
「ありゃああの女が悪ぃよ、身よりもねぇくせに包丁持って『給料上げろ』ってアホかと」
「偶にいるっすよねぇ、IS持ってない癖に勘違いしてる系の女。しかも持ってたら持ってたらで、また勘違い系がいるんすよね」
「本気で強えIS乗りなんざ限られてるってこった。織斑千冬クラスになったらマジだろうけどな」
談笑しているが、注射器は僕の首に段々と近づいていた。逃走はおろか、抵抗すら許されない。そのまま注射器は、僕の首に刺さって…そして注入されていく。
「あ、ぎっ…!?」
目がチカチカ、光り輝くような感覚。頭に熱がのぼり思考が真っ白になっていく。空気に触れているだけで、その感覚が嫌という程伝わる。
「さてと、これから楽しませてもらうからなぁ」
これから男達にどうされるのか…僕はその予想すら…いや、自分が今どうなっているのかさえも考えられないほどに、薬の効果がすぐに効いてきているのであった。
シャルロットは次がメインで
五十冬の見た目
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黒髪ロング、胸はない
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黒髪で肩までの長さ、胸はない
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茶髪ロング、胸はない
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茶髪で肩までの長さ、胸はない
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なんでもいいけど眼鏡が欲しい