私のこの世界、電脳のネット世界は……私が全てだ。私が全てを決める。この中に囚われた人間は、人形のごとく踊らされて操られて惨めになっていく。相手が人間……いや自分以外の他人を見下すようなやつであればあるほど、その効果は絶大に発揮されている。なぜなら、自分の中にあった絶対的なものが崩れ落ちていくのだから。
「おぶっ! んぐぉ!!」
「電脳ダイブさせられている以上、貴方の全てがデータの中のものに過ぎないのはわかってる?」
篠ノ之束には聞こえてないだろうが、私は説明を続けていく。この電脳世界……どれだけ人外であろうとも、ダイブをさせられた時点で私の勝ちだ。相手がファンタジーの世界の人間で……何かしらの特殊能力を持っているのなら話は別だけど。
「おぐ、んぶっ……!」
「データである以上、書き換えもできるしコピーもできる。それが肉体そのものに反映はされないけど、認識や精神にはもろに反映されちゃうんだよね」
私が作った仮想空間の男達。精力は無限だし射精量も操作出来る。さらに腰の速度まで弄れる。これに関しては、私が作ったデータなのだから当たり前だ。
けれど、これと同じことを篠ノ之束にも起こすことが出来るのだ。例えば、感度を上げたりすることも出来る。
「そうだなぁ……かの有名な3000倍いってみよっか」
「━━━!!」
コンソールを出して、私は篠ノ之束の感度をいじる。打ち込んだ数字がそのまま反映させられるタイプだが、まぁ1度限界走っておいた方がいいだろう。本格的な限界値を迎えたら、いくらダイブした精神の塊とはいえバグを起こす可能性だってあるのだから。
「おぉ、3000倍は耐えられ……てる?」
「…………」
体が少しだけ痙攣した後で……篠ノ之束はピッタリと動かなくなってしまった。どうやら、イキ過ぎて死んでしまったようだ。まぁ人間に耐えられる感度の高さではないだろう。
「……まぁ? 自動コンテニューがあるから……あ、そうだ最後に死んだ状態を維持したまま復活するようにしてやろう」
もし篠ノ之束が3000倍の絶頂……その真髄を味わう前に死んだのだとされたら、下手をしたら復活してまたすぐ死ぬと言ったことがありえるかもしれない。まぁ篠ノ之束に死を植え付けられるだけ全くの無駄ではないことは理解できるが。
「━━━ここ、は……あぐっ……!?」
どうやら私の予想が当たったらしく、篠ノ之束は目を覚ましたかと思った瞬間再び絶命していた。少しだけラグがあったのは、パソコンを立ち上げたなにもローディングしていない状況といえば話は分かりやすいだろうか。
「ふふふ……まぁそんだけ死にやすいのだったら……これからはいのちだいじにで作戦立てていかないとね?」
その作戦を潰すのが今の私の役目なので、私のこのセリフは全く無意味になるが……まぁそれはそれ、これはこれでおいておこう。さて、取り敢えず篠ノ之束が死ぬのが終わるまでしばらく待っていよう。あと5回くらい死にそうだな……
「んぐ、うぉあ……!」
死ぬのが終わって、陵辱が再び再開させられる篠ノ之束。流石に3000倍をそのまま続けていたら、全然進む気配もなかったので仕方なく感度を元に戻して対応する事にした。
「んぶぅ……!」
これで何回目の射精だろうか? これが現実なら男達は篠ノ之束を取り合い、時間を稼がれてしまっていたことだろう。しかし、ここは電脳データ世界。
男達は射精が終わってもすぐさま動くこともできるし、萎えというもの存在しない。正に全自動肉バイブと言っても過言ではない存在である。
けど、私はわざと一旦篠ノ之束を解放させた。
「げほ、げほっ……なんの、用……」
「どう? クソみたいな男達に犯されて、自分自身が玩具のように扱われる気分は?」
自分自身を道具として扱われるのは、恐らく本来であれば篠ノ之束は自分の研究のために、何度か行っていた可能性がある。けれど、私のような『失敗作』に作られた『理性もその姿も性格も過去も未来も全てがまやかし』の男達に『道具のように犯される』
一体、どんな罰だろうか? 家畜にも劣る畜生に犯されるのと、一体何が変わらないのだろうか?
「……すっごい……最悪、かな……」
「だろうね、取り敢えず体綺麗にしてあげるよ……あとそれとついでに殺すね」
篠ノ之束の体が爆散する。データなので好きに殺すことが出来る。細胞の一つ一つが綺麗に爆発する。血液すらも爆発対象だ。悲鳴すらあげさせない。
そして、簡単に戻ってくる。死ぬ直前のデータを復元、そして覚醒させる。パソコンの……何だっけ? PDFだっけ? あれの再生機能を使ったら大体こんな感じだろう。
「はぁ、はぁ……!」
「何回も死ぬ感想はどう?」
「……頭がスッキリするよ」
「そう、なら殺すの辞めるよ……というか今から死なないようにしてあげる」
所詮データの塊、壊し放題だし逆に壊されないようにすることも可能だ。HPや耐久度と言うべきか? 篠ノ之束のそれを、まぁ限界値MAXまで振って再生機能まで入れておこう。ゲームだったら満場一致でクソボス確定だが、無限に死に続けるということを追加しただけで同情の余地がありすぎるボスになってしまう。
まあ私は同情しないけど。
「『絶対に死なない』『思考リセット禁止』『絶頂に達する度に感度が倍上昇』……後何か追加して欲しいことある?」
「んぐぉ……! おぶ、あ、ぐ……!」
おっと、そう言えば死なないようにしてからまた犯されるのが再開してしまっていたのだった。んー、こうなるとしばらくは何も出来なさそうかな。
「あ、そうだ」
ふと思いついたことがある。念の為に両手足の行動はワンパターン化させておこう。何度も言うがデータなのだ、その辺も簡単だ。まぁやれることは一緒だ。手はひたすら男達のち〇ぽ処理、足は男達が望むようにしか動かない。
「……これ、電脳ダイブでお店開いたら儲かるのでは?」
我ながらいい商売を思いついた。所詮ISを仲介するだけで電脳ダイブが出来るのなら、織斑一夏以外の男も何ら変わらないだろう。ただ、それをやるにあたって篠ノ之束の理性が邪魔になるだろう。
「とりあえずさっくりしておこうか。自分の体をデータ化できる技術を持ってることを恨むことだよ」
そう言って私はコマンドを打ち込む。データは速度もいじれるから安泰である。そうだねぇ……まぁ取り敢えず365倍の速度行ってみようか! それでどうなるかは知ったこっちゃない!!
とりあえず……しばらく篠ノ之束は放置かな。まだ私はやれることがあるしね。そっちに向かうとしよう。ひとまず用意するのは……肉体だよね、ナノマシンの体便利だけど偶には肉の体も恋しくなっちゃう訳だし━━━
「ん、んー……!」
久しぶりに得た肉体。まぁ本来の自分の体ではないけど……借り物として使うには十分。無駄にでかいこの胸が邪魔だけど……取り敢えずうさ耳外して、髪を黒く染めよう。やれることはそこからだ。
「まぁこのまま『篠ノ之束』として動いてもいいけど……さすがにそのまま使うと面倒くさそうだしやめておこう。何かどこかしら変えた方が良さそうだよね」
分かりやすい変化があれば、説明するのもずっと楽だ。それに、私自身が『篠ノ之束』として動けるわけが無い。あんな痛々しいキャラ作りはしたくないのだ。
「あの体は改造しすぎたからねぇ……まぁ人間を超越した肉体を得るっていうのも悪くない」
動くの楽そうだしね。まぁその分死にやすくなったって考えたらちゃんとデメリットとしても……確立してるのかなぁ? 死なない体から死にづらい肉体になったって考えたら弱体化だけど……うーむ。
「……ま、いっか。しばらくその辺ぶらぶらしてよっと」
篠ノ之束が作ってるISはあるかなぁ……なんて考えてた矢先、足音が聞こえてくる。そう言えば、篠ノ之束って助手雇ってたんだっけ? 名前知らないけど。
「……束、様じゃない……誰ですか?」
「いやいや、篠ノ之束だよ?
「……束様をどこに……!」
「さぁて、どこに行ったでしょうか! 私に勝てたら教えてあげる!」
大きく両手を広げて、わざとらしく動き回ろうとして……ちょっと胸が痛くなった。つかあいつブラジャー付けてないのかよ、胸の形崩れ……
「……ふん、胸如きで動きの制限されるなんて余程貧相な胸をしていたようですね」
「よしお前死ぬよりも辛い目に遭わせてやろう」
誰の胸が凹んだダンボールって話ですよ。そこまで言ってないかもしれないけど、んな事知るか。私は多分中の下くらいの大きさのはずだきっと。凰鈴音より小さいだけだ、無いわけじゃない。
「……たとえ誰であろうと━━━」
「無駄だよ、
その言葉とともに、名も知らぬ少女はその場に倒れる。カリオストロヴァイオレットの力は、初見殺しそのものなので仕方ないという話なのだが。
「さて……この子も専用のIS持ってるみたいだし……カリオストロの餌にしちゃうか」
どんなISかは食べてみないと分からない……ま、どんな能力でも私は大歓迎だよ、うんうん。
「とりあえず……この肉体は一旦一緒に連れていこっかな。私としては何も問題がないし」
名前は後で聞き出せばいいや。どうせヴァイオレットの力使ったら分かる事だしね。そう言えばこのやり取りで電脳空間だとどのくらいの時間経ったんだろうね、私には分からないや。
「さぁて、しばらくは面白いことして過ごせそうだ」
私はそう呟く……さて、次にIS学園に戻る時が……楽しみだ。味方も増やせそうだし……ね。
side?
「……」
織斑一夏は妙に嫌な予感がしていた。だが、その嫌な予感というのがなんなのかはよくわからない。けれど、それが確信に近いと断言できるレベルではあった。
白式に宿った紅椿……もとい赤月の力は、相当凄まじいものだ。一体、何故宿ったのかは一夏は分からなかったがそれでも何かをしないといけないのだろうとだけ確信していた。
「……一夏? どうしたのじゃ?」
アイリスが心配した表情で一夏を見ていた。今この学園には、織斑千冬も自分の周りにいた少女達もいない。いるのは幼馴染の篠ノ之箒、セシリア・オルコット……そして王女のアイリスとその付き人のジブリルの4人だけだ。
「……織斑くーん!」
そして、鬼村五十冬。複雑な思いだが、今の彼女に罪はないのだ。彼女がやった事の罪の重さは、彼女自身にしか晴らせない事だが……今の彼女ではどうやっても晴らせない。
「……鬼村? どうしたんだ?」
「怪我、大丈夫なの?」
「おう、もう問題は無いさ」
だから、一夏に出来ることは今の彼女と共に居てやれる事だけである。そう思いながら、一夏は安穏とした日々を過ごすのだ。裏で起こっていることに……全く気づくことも無く、である。
五十冬の見た目
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黒髪ロング、胸はない
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黒髪で肩までの長さ、胸はない
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茶髪ロング、胸はない
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茶髪で肩までの長さ、胸はない
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なんでもいいけど眼鏡が欲しい